『ストロベリーナイト・サーガ』第6話あらすじ・ネタバレ感想!通り魔事件の犯人と被害者の意外なつながり

ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ストロベリーナイト・サーガ』公式ページ

連続殺傷事件の裏に隠された真実とは一体なんなのでしょうか。

犯人は意識不明の重体なのですが、被害者との関係には深い事情がある様子です。

それでは、『ストロベリーナイト・サーガ』第6話をレビューしていきたいと思います。

『ストロベリーナイト・サーガ』第6話あらすじ


今泉春男(山口馬木也)が連続刺傷事件の捜査命令を伝えに来た。被害者は三人。

計画的犯行なのか、通り魔によるものなのか定かではないが、“通り魔”という言葉を耳にした瞬間、葉山則之(葉山奨之)の身に緊張が走る。

というのも、葉山には小学生時代、目の前で家庭教師の有田麗子(新実芹菜)を通り魔に殺されるという過去があったのだ。

事件解明を託された姫川班の面々は、上本所署に赴き、担当係長の越野忠光(田中啓三)から詳しい現状を聞く。

『ストロベリーナイト・サーガ』第6話あらすじ①

容疑者が最初に刃物で襲った峰岡里美(黒沢あすか)は、数カ所刺されて通行中の菅沼久志(市川貴之)、小野彩香(横田美紀)に助けを求める。

二人は会社の同僚で、昼食を食べた店から出てきた所だった。

峰岡と同様に二人は容疑者に切りつけられ、菅沼は頸部に損傷を受けたため失血死してしまう。

その後、容疑者は自殺を図って意識不明の重体となってしまったため、身元の特定や犯行動機が困難になっていた。

『ストロベリーナイト・サーガ』第6話あらすじ②

葉山は真剣な表情で「小野彩香を当たらせて欲しい」と姫川玲子(二階堂ふみ)に懇願する。

ただならぬ思いを感じ取った姫川は葉山の申し出を許可。

事件解明に向け、それぞれの捜査が動き出す。
出典:『ストロベリーナイト・サーガ』公式ページ

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【ネタバレ】『ストロベリーナイト・サーガ』第6話の感想

通り魔

葉山(葉山奨之)は中学生の頃、知っている先生を通り魔に刺されてしまった場面を目撃していました。

犯人とも目が合っていました。

悪夢を見ていたという顔をしていますが、菊田(亀梨和也)はおかしいと気づきながらも本当のことは何も知りませんでした。

葉山は先生に言われた言葉を玲子に言われて、親近感を持ちます。

すると新たな事件として殺傷事件の捜査をしてほしいと話されます。

被害者は3名なのですが、一名はすでに死亡しており、容疑者も逮捕されていますが、自殺を図り現在は意識不明で入院中です。

確保された容疑者は、何も自分のことを示している証明を持っていなかったために、玲子(二階堂ふみ)たちに捜査をしてほしいとのこと。

どうして殺傷事件を起こしたのかも分かりませんので、そこをはっきりさせる必要があります。

容疑者が最初に襲ったのは女性・峰岡里美さん(黒沢あすか)です。

いきなり正面に立ち、万能包丁で襲い掛かりました。

里美さんは、数ヶ所を刺されていましたが、なんとか逃げて近くにいた通行人に助けを求めます。

その人物が第2の被害者である菅沼久志さん(市川貴之)と、第3の被害者である小野彩香さん(横田美紀)です。

容疑者は構わず勢いに任せて襲い掛かり、助けようとした菅沼さんは首の頸動脈を刃物で切られて死亡しました。

彩香さんは幸い腕と頭の軽傷で済んだのですが、精神的なショックを受けているので事情聴取ができていません。

犯人は、近くにある公園にて包丁を使い右頸部を切り自殺を図り、現在は意識不明の重体です。

意識が戻り次第、逮捕する方針です。

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犯行動機

どうして犯行を行おうとしたのかも分かりませんし、身分証明書に関しては犯行を行う前に処分した可能性もあり、何もかもが不明な犯人です。

第1の被害者である峰岡里美さんが意識を取り戻しました。

葉山は、彩香さんと話をさせてほしいと玲子に頼みます。

玲子と菊田は里美さんに会いに行きましたが、意識は戻ったばかりで面会時間は最長でも15分ほどにしてほしいとのことでした。

事件のことを聞くと何も覚えていないと瞬きをしていましたが、原因も何もわからないとのことでした。

里美さんは、本当は何かを知っていたのに菊田は嘘をついているのではないかと考えていました。

一方的に何かを知っていて、ひた隠しにしようとしているのではないかと考えて、戸籍や周りの人物のことを調べようとします。

被害者である彩香さんに話を聞きに行きましたが、あまりにもショックがひどくて話をすることが難しい状態。

里美さんの自宅に行くと、夜の仕事をしている職場に玲子が向かいましたが、そこの人たちは誰一人として被害に里美さんが遭ったことを知りませんでした。

里美さんに恨みを抱いていた人物はいなかったのかもしれませんが、子供がいたことが分かりました。

重樹という子供で、今年で18歳になるはずですが、父親の名前はなく入学する予定の学校には入学もしていなかったそうです。

行方に関しては役所も追い切れていなかった様子ですが、犯人と年齢が近いことが分かりました。

次の日も彩香さんのところを訪れますが、自分が何もできなかったと責めてしまっているので、精神的には苦しそうです。

里美さんに対して犯人が自殺を図ったと伝えましたが、何も反応はせず自分の子供の話をされていても話そうともしません。

どうしても話せないことがあるのは分かりましたが、玲子は話さないのであればきちんと調べる必要があると言います。

犯人は、最初と最後には里美さんのことを刺していました。

顔見知りの犯行ではない限り、そこまで執拗に刺すのはおかしいと誰でも考えますが、重樹が犯人であるとすれば里美さんに気づいてもらえなかったことが原因なのかもしれません。

そのほか考えられるのは、自分を捨てたと思い、人生を狂わされてしまったと思っているならば、恨みを募らせてもおかしくないです。

菊田は今回の葉山は何かが違うと心配しています。

昔の自分と重なってしまって彩香さんのことを放ってはおけないと話します。

過去に犯人を見ていたのにも関わらず、葉山は自分に被害が及ぶのかもしれないと考えて警察には何も話すことができませんでした。

そんな自分にもっと勇気をつけたくて警察官になったと話してくれて、菊田は少し安心しました。

事件現場にあった証拠品を見ていると、葉山は何か思いついた様な顔をしています。

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事件の真相

玲子は、里美さんの本籍地を訪ねていました。

葉山は、彩香さんの元を何度も訪ねており、自分が過去に見てしまった通り魔事件のことを独り言として話し始めました。

自分だけに原因があるのではなく、本当は責める必要はありません。

なんでも話せるいい先輩で頼れる男性だったのに、自分のことを守ろうとして亡くなってしまった人に悪く思っている可能性があります。

一方で、里美さんの家には白骨化してしまった遺体がありました。

本人に話を聞こうとすると「息子の遺体だと思っているんでしょ」と言われましたが、玲子は表情を見逃しません。

押し入れから見つかった遺体は、重樹という自分の息子の遺体であると認めました。

里美さんは、食事だけ与えていたらよかったと思っていたら、仕事から帰宅すると息絶えた重樹がいました。

遺体が見つかった部屋には、重樹だけではなく他の人が出入りした可能性があるということです。

葉山は彩香さんから証言を得ることができたのですが、犯人は「ヒロに謝れ」と叫びながら刺していたようです。

すると犯人の意識が戻り、話が聞ける状態になったので、玲子たちはさっそく病院へ向かいました。

犯人は里美さんの息子である重樹さんだと推測しています。

今は彼は峰岡重樹ではなく、別の名前で人生を送っていると新しい名前を書き始めました。

そして、自分が起こした事件で死傷者が出てしまったことに驚きを覚えています。

亡くなってしまっていた遺体は、重樹の弟・ヒロくんだったということです。

部屋で出産した後は、重樹が一生懸命子育てをしていましたが、里美さんは帰ってくることが少なかったそうです。

外には出るなと言われて、家でゲームばかりしていましたが、重樹はそれでも二人で一緒にいられるので嬉しかったそうです。

亡くなった日は、ヒロくんはいつの間にかゲームをしている途中で眠ってしまったのですが、翌朝里美さんが確認すると、すでに息をしていなかったのです。

重樹は何が起きたのか分からずに、里美さんは「ヒロを殺したのはお前だ」と一方的に責めました。

そして、里美さんは公園に重樹だけを置いてどこかに行ってしまいました。

数年経ち重樹は里美さんのことを探し出して話かけると、ヒロくんのことだけでなく重樹のことも覚えていませんでした。

謝るどころか、「気持ち悪い」と言い、謝罪する気持ちなんてなかった様に感じた重樹は犯行に及んでしまったそうです。

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『ストロベリーナイト・サーガ』第6話まとめ

事件の時効は過ぎてしまっていますが、それでも事件の原因を作ったのは母親です。

重樹くんは本当に苦しくて、ヒロくんのことを放っておかないといけなかったことを、重樹くんは苦しかったから救ってほしかったのかもしれません。

母親のことを一方的には責めませんが、こんな想いをしないで欲しかったと心から思いました。

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