『シャーロック』第9話あらすじ・ネタバレ感想!獅子雄と潤一のコンビが解散!?

ドラマ『シャーロック』第9話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『シャーロック』公式ページ

今回は、岩田剛典さんとディーン・フジオカさんのスーツ姿が萌えなストーリーです。

そして、獅子雄(ディーン・フジオカ)は何かを察していたのか「最後の晩餐」としきりに言っています。

そろそろ守谷が登場するのかも見どころですが、獅子雄は何を考えているのでしょうか。

それではさっそくドラマ『シャーロック』第9話をネタバレありでレビューしたいと思います。

『シャーロック』前回第8話のあらすじと振り返り

あるマンションの一室で男性二人の遺体が見つかります。

遺体は経産省勤務の柴田雅樹(久保田悠来)と永田町のテーラーに勤務している三崎雄一(佐伯大地)でした。

二人は寄り添って亡くなっていたので、無理心中の自殺と断定されてしまいそうでした。

ですが、今回の死に疑問を持った獅子雄(ディーン・フジオカ)たちは柴田と三崎を調べていくと、とあるビジネススクールに辿りつきました。

そのビジネススクールの名前は「サットンビジネススクール」という有名なビジネススクールで、過去に大臣や官僚になっている代議士なども排出しています。

現在、サットンビジネススクールで理事長をしているのは安蘭世津子(長谷川京子)という人物です。

世津子は32歳の時に前理事長からこのスクールを任され、それからねずみ講式に会員が増えていき不正を行っていました。

それに気づいていた柴田は内部事情を探るために世津子に近寄り、世津子は経産省の人物だとは知らずに経営を手伝わせていました。

経産省勤務だと知り、秘書である北山に指示をして柴田を殺害させたのです。

そして、世津子の裏にいる大きな人物が獅子雄の一番の敵である守谷壬三でした。

守谷壬三のことを世津子から聞き出そうとしましたが、世津子は自殺してしまい聞き出すことができませんでした。

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【ネタバレ】『シャーロック』第9話あらすじと感想

お祝いからの悲劇

潤一(岩田剛典)や礼二(佐々木蔵之介)は、木暮クミコ(山田真歩)の誕生日を祝うためにレストランに来ていました。

獅子雄(ディーンフジオカ)は遅れて到着しましたが、前回第8話の事件から少し悲観的になっているようです。

礼二は一番安いコースを頼もうとしましたが、獅子雄はアラカルトから選び出しました。

楽しい雰囲気で食事をしていると、高津みずえ(遊井亮子)と料理評論家の大石万作(升毅)がクレームを言っています。

前に来た時と味も変わっていて、楽しみにしていた料理を出せないことに怒りを抱いているようです。

シェフは古賀智志(大友康平)でいつもと同じはずなのに、味が前と変わっているというのはなぜなのでしょうか。

獅子雄は首をかしげ、ここから事件が始まっていく予感です。

このレストランに来ていたのは二人だけではなく不破凛子(島かおり)、達彦(綾田俊樹)、中原聖子(峯村リエ)もいました。

最近は事件の予感がすると潤一まで盛り上がり、料理の味がなぜ変わってしまったのか推理することにしました。

獅子雄が一番最初に推理することになり、オープンした直後にある事件が起こり異常事態が起こったと述べました。

その出来事は、このレストランをつぶれさせてしまうかもしれないような大きな出来事だと言い切りました。

毎日同じ味とはいかないかもしれませんが、急にまずくなってしまうのは何かあったのかと疑ってしまうのは納得できます。

なぜ獅子雄は、そんな推理をしたのかを話しだしました。

レストランのメニューを開けてみると、今日に限りシェフのコースメニューを新しくしたためなのか、上から紙が張り付けてありました。

ですが、下には前日まで出していた料理も記載されていたので獅子雄は頼もうとしたのです。

でも、今日は作ることができないと言われてしまい、おかしいなと思っていたのです。

レストランに来ていたお客様に隠されている秘密

レストランに来ていたのは獅子雄たちを除く3組のお客様でした。

まず1組目は長年連れ添った老夫婦と予想します。

ご婦人の凛子が急に耳を触りだし、イヤリングを落としてしまったと話しました。

最後まで食べずにレストランを後にしようとしましたが、獅子雄はもったいないとイヤリングを一緒に探すことにしました。

そこで何をしていたのかをはっきり思い出してもらう必要がありました。

凛子は、レストランに着いた後で娘に連絡をしたと言いました。

獅子雄はいつかけたのかと聞き、発着信履歴を見てみると、そこには娘の名前だけでなく消費者金融なのかファイナンスに連絡している記録まで残っていました。

獅子雄は、携帯を少しのぞき込み確認しましたが、凛子は気づいていません。

レストランに来ていたのは、今日が結婚記念日だからと話していましたが、少し様子が違います。

本当に特別な日に変わりはありませんが、雰囲気は幸せそのものとはなぜか言えないような雰囲気でした。

店の外を探してみましたが、イヤリングはありませんでした。

獅子雄からレストランに着いた時にお手洗いに行っていたことを言われて探してみると、イヤリングが見つかりました。

凛子と達彦は小さな工務店を経営していますが、消費者金融に連絡しているとなると経営がうまく行っていないのかもしれません。

そして、凛子と達彦はこのレストランで食事が終われば死ぬつもりだったのです。

借金で首が回らなくなってしまった二人の最後の晩餐でもあったのです。

事件の真相と別れの予感

獅子雄が凛子のイヤリングを探している時に、実は遺体を発見していました。

それは最初に智志と言い争っていたシェフでした。

死後2時間ほど経っており、トイレ奥の掃除用具入れの中に遺体は遺棄されていました。

頭から血が流れているので、撲殺による死亡可能性があります。

ですが、礼二が遺体を確認に行くと、遺体は忽然と消えていたのです。

ミルトモライター

今回の事件のきっかけは「味」と推理した獅子雄ですが、どういうことなのでしょうか。

シェフがいるならば味が落ちるはずはないのですが、何が原因で事件が起こってしまったのでしょう。

獅子雄がワイングラスを落としたのと同時に、事件の捜査が開始されました。

店の中にいる人はすべてが容疑者です。

殺害されたのは、副料理長を務めていた新井(郭智博)という男性です。

獅子雄がワイングラスを落としたのには理由がありました。

割れたグラスを片づけるためには、遺体が隠してある場所を開ける必要があります。

犯人としては気が気ではないので、一番に焦っている人が犯人である可能性が高いと踏んだのです。

急に智志が「自分が新井を殺害した」と言い出しましたが、そんな簡単な事件ではなさそうです。

動機は、オープン直前に新井が智志に店を辞めると言い出し、揉めてしまい殺害してしまったということですが、その横で加藤茂(田邊和也)も浮かない顔をしています。

店からいなくなった新井は、西岡に電話をして「裏口にいるのでレシピ帳を持ってこい」と命令しました。

西岡は新井から借金をしており、言うことを聞かないといけませんでした。

その様子を目撃していたのが加藤でした。

加藤はレシピ帳を元に戻すように言いましたが、新井が邪魔に入り揉めてしまい、加藤が花瓶で殴って殺害してしまいました。

ですが、遺体を隠した加藤の後に、さらに動かしたのは達彦です。

凛子が外に電話をしに行ったときにすべてを聞いた達彦が遺体を運ぶのを手伝ったのです。

智志は料理が作れない理由を抱えていました。

腕を出した時に高さが合わなかったのも、ろれつが回っていなかったのも脳梗塞が原因だったのです。

獅子雄(ディーン・フジオカ)の変化

獅子雄は世津子(長谷川京子)が目の前で亡くなってしまったことを引きずっていました。

毎日何もする気が起きないのか、ぼーっとソファに座っているだけでした。

小暮の誕生日の食事には現れましたが、しきりに獅子雄は「最後の晩餐」という言葉を口にしていました。

何か話す度に「最後の晩餐」と言う理由は、潤一にも分かっていませんでした。

事件が解決して獅子雄は智志に「潤一だけにデザートを出してほしい」と頼みました。

ミルトモライター

潤一に苦労を掛けてしまったと思っているのかな?

獅子雄は潤一と離れることになると予測していたのでしょうか。

結局、その日には何もなかったようですが、潤一は自分も覚悟を決めなければいけないと書いていました。

獅子雄は物事を知りたいという欲がとても強い人なので欲求が抑えられません。

世津子が亡くなってしまったことで、最大の敵に近づいていたはずなのに急にまた遠ざかってしまいました。

ですが、次回から大きく動き出しそうなそんな予感がしています。

『シャーロック』第9話まとめ

どうしていなくなることを選んだのかは分かりませんが、潤一に迷惑をかけたくないのかなっと思いました。

最後にあった潤一の覚悟を決めないといけないというのは、獅子雄を助けに行く覚悟なのでしょうか?

そして、守谷壬三の正体が誰なのか?

一番の見どころが次回ついに明らかになりそうでワクワクします。

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