『シャーロック』第10話あらすじ・ネタバレ感想!守谷の正体が掴めそう?ヒントが散りばめられた誘拐事件

ドラマ『シャーロック』第10話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『シャーロック』公式ページ

最終回目前にして、とある誘拐事件が起こってしまいました。

今回の事件は果たして守谷につながるヒントがあるのかワクワクします。

そして、最後には新たな展開が起こります。

それではさっそくドラマ『シャーロック』第10話をネタバレありでレビューしていきます。

『シャーロック』前回第9話のあらすじと振り返り

小暮(山田真歩)の誕生日を祝うために、あるレストランへ出掛けた獅子雄(ディーン・フジオカ)と潤一(岩田剛典)、礼二(佐々木蔵之介)の3人。

レストランの人気メニューを注文しようとするも、その料理を考案した新井伸吾(郭智博)が辞めてしまい料理が出せない事態に陥っていました。

獅子雄は、あるご婦人が失くしたものを探している様子を見て異変に気付くと、掃除用具の収納スペースに遺体がありました。

その遺体は新井伸吾で、殺害した犯人はまだ店の中にいます。

オーナーシェフの古賀(大友康平)は「新井は昨日付で退社した」と獅子雄に伝えますが、獅子雄はすでに事件の真相を見抜いていました。

新井を殺害したのはソムリエの加藤という人物で、後輩が新井から脅されているのを知っていたのです。

そして、店を辞めた新井は後輩にレシピ帳を持ってくるように脅し、加藤ともみ合いになって殺害してしまい隠していました。

そこから遺体が消えたのは、お店に最後の晩餐に来ていた老夫婦でした。

借金を返せなくなってしまった老夫婦は、最後にレストランで食事をした後に死のうとしていたのです。

人はそれぞれ悩みを抱えながら生活していることも分かりました。

そして、獅子雄もこの食事が最後の晩餐になると繰り返し言っていたのが気になります。

ドラマ『シャーロック』第9話あらすじ・ネタバレ感想!獅子雄と潤一のコンビが解散!?

【ネタバレ】『シャーロック』第10話あらすじと感想

誘拐事件

ある日、いつもはあまりお願いしない礼二(佐々木蔵之介)が獅子雄(ディーン・フジオカ)に頭を下げて今回の事件を解決してほしいと頼み込んでいます。

事件は何も面白くはないけど、この事件を解決することができれば礼二は昇進できるかもしれないのです。

潤一(岩田剛典)は、今回は無理なんじゃないかと思いましたが、なんと獅子雄は事件を調べ始めたのです。

その事件は、現在の都知事の長男である椋介(浦上晟周)が突如誘拐されてしまった事件です。

都知事は鵜飼昇平都知事(大鶴義丹)で、鵜飼の元には1億円を用意して次の指示を待てと椋介の写真と共にメッセージが送られてきました。

ミルトモライター

子供のこんな姿を見せられたら誰でも動揺してしまいます。

椋介は高校でバスケをしていて寮に住んでいますが、同じ部屋には竹内(佐久間悠)が住んでいました。

将来は有望な選手で何度も表彰されたことがありましたが、竹内はあまり有望な選手ではありませんでした。

竹内は昨夜23時頃までは同じ部屋に椋介はいたはずだと証言します。

3階なので、飛び降りて抜け出すことはしていないと推理しました。

防犯カメラの映像を確認してみると、23時58分ごろに椋介は正面玄関から出て行っていました。

ミルトモライター

自分の足で出て行ってしまったとするならば、誰に会おうとしていたのでしょう。

ですが、獅子雄はその後の監視カメラの動画を見て、野球部員が帰ってくる姿に疑問を持ちました。

行き過ぎた教育

椋介や竹内が通っているバスケ部の練習を潤一たちが見に行くと、怒号ばかりが聞こえていました。

コーチ・灰田聡(増田修一朗)の話を聞くと、椋介はボンと呼ばれており勉強はよくできたと話していました。

ですが、練習がきついと感じて出て行っただけだとあまり心配していません。

潤一は、灰田にパワハラがあったのではないかと聞くと、怒り出しました。

ミルトモライター

あの指導はいじめ以外のなにものでもないし、言い過ぎです!

十分にパワハラには該当しますが、礼二も何も言いません。

そして、次はバスケ部員に話を聞くことにしましたが、灰田のことを悪く話す部員は居ません。

潤一は今までに体罰はなかったのかと聞くと、警察なら警察手帳を見せろと脅してきました。

そこで、獅子雄はごみ箱と紙を丸めだしフリースロー対決をして潤一が勝てばすべてを話してくれと言います。

獅子雄が仕込んだ磁石はすぐにバレてしまいましたが、獅子雄の機転で何とか助かりました。

灰田は、椋介が高校2年生になった秋ごろからパワハラがより一層凄くなっていきました。

椋介は鵜飼に相談すると、さっそく校長に連絡がいきましたが、それがまた灰田を怒らせました。

灰田は椋介に対するパワハラは収まりましたが、ほかの部員にもするようになりました。

事件の捜査

事件の捜査を進めていくと、怪しい人物がいることに気が付きました。

  1. 鵜飼議員
  2. 鵜飼議員の秘書・津崎(松島庄汰)
  3. バスケ部員・竹内

ミルトモライター

3人とも本当に怪しい!

この3人が怪しかったのですが、後半になってきた時に事件が一気に進展します。

鵜飼議員が会見を行い、椋介が誘拐されたことを記者の前で話しました。

礼二は反対していたので止めに行きましたが、会見中に秘書・津崎の元へメールが来ました。

そのメールには椋介の写真と今すぐに東京ドームに来いと入っていました。

鵜飼議員はその通りに現場に行きましたが、犯人との接触には失敗しました。

そして次に分かったのは、どうして獅子雄がこの事件を捜査することにしたのかです。

潤一が調べていると、鵜飼議員はサットンビジネススクールの理事長であった安蘭世津子(長谷川京子)と金銭授受があったと疑いを持たれていたのです。

鵜飼議員を追うことで守谷にたどり着くと考えた獅子雄は、この事件の捜査を買って出ました。

今は守谷が楽しみになっていると獅子雄は言いました。

そのことは分かってはいますが、潤一は今回の事件は自分が解決するからおとなしくしておくように言いました。

事件の真相

事件の真相はこうです。

津崎洋平秘書が今回の誘拐を企てた犯人でした。

鵜飼議員を3ヶ月後の選挙に当選させるために仕組みました。

父親が必死になって子供を探す姿は国民が胸を打たれると思ったのでしょう。

竹内にも協力してもらい誘拐したと思っていましたが、実は椋介がどこに行ったのか分からなくなってしまったのです。

津崎は鵜飼の隠し子で、3年前に母親が亡くなったことで鵜飼の秘書になりました。

そこで、椋介に嫉妬した津崎が今回の計画を企てたのです。

本当は津崎が長男のはずなのですが、周りが認知しているのは椋介です。

嫉妬心が起こした事件ですが、椋介が見つかっていない以上はこれで終わらせるわけにはいきません。

ですが、すでに獅子雄は椋介の居場所も分かっていました。

計画を企てたのは津崎と竹内ですが、誘拐を実行したのは椋介自身だったのです。

そして、いなくなったと思っていた椋介は部屋の天井裏に隠れていました。

監視カメラにわざと映ったのは理由がありました。

一度は正面玄関をきちんと顔を隠さずに通ります。

そして、次に用意していた野球部員のユニフォームを着て正面玄関から入ることができれば椋介が出入りしたことはバレません。

椋介がなぜこんなことをしたのかは「大人たちへの復讐」だと語り始めました。

椋介を守るどころか利用しようとしたことや、助けてほしいと思って父親を頼ったにも関わらず鵜飼までもが灰田と結託して選挙に勝つことしか考えていませんでした。

大人たちに失望してしまった椋介だけが写真で笑っていなかったのです。

ミルトモライター

長いものには巻かれろと言いますが、その姿は子供にとって希望を何もかも失くしてしまいます。

本当の黒幕

今回の事件の真相は、津崎と竹内が計画したことになっています。

そして実行したのが椋介となり、鵜飼は何もダメージを受けていません。

議員としてはもう存在できないかもしれませんが、津崎にこの誘拐計画をさせたのは鵜飼だと獅子雄は読んでいました。

マジシャンズセレクトといい、津崎が今回のことを計画するように仕向けたのです。

ミルトモライター

父親とも言って欲しくないし、議員としても本当に信用できない本当の黒い人間。

支持率が足りなかった鵜飼は、どうしても支持率を回復させたかった。

言葉を巧みに使い何とか操ることができましたが、ほころびがありました。

黒幕を発見したと思った獅子雄は、今度は守谷のことを調べようとしていましたが、次の瞬間衝撃のニュースが目に入ってきました。

ミルトモライター

礼二が君が代を歌っていたのが気になるけど、守谷の正体が礼二というのは簡単すぎる気がする。

守谷に関係していたとされる市川利枝子(伊藤歩)が脱走してしまったと報道されたのです。

『シャーロック』第10話まとめ

次回が最終回となってしまいましたが、守谷の正体についての考察が盛り上がっています。

一体誰なのかはまだ発表されてはいませんが、今の時点で一番怪しいのは礼二ではないかと言われています。

まだまだ最後まで楽しませてくれそうなドラマ『シャーロック』。

『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』のキャストなども登場することが発表されていますので、ぜひお見逃しなく!

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