『シャーロック』第11話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!獅子雄&若宮コンビの結末は?

ドラマ『シャーロック』第11話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『シャーロック』公式ページ

守谷に関係している人物が4人脱走し、獅子雄(ディーン・フジオカ)の前にようやく姿を現す回になりました。

獅子雄は若宮(岩田剛典)を必死にかばおうとする、その2人の友情に涙してしまいました。

それではさっそくドラマ『シャーロック』第11話(最終回)をネタバレありでレビューしたいと思います。

『シャーロック』前回第10話のあらすじと振り返り

いつものように江藤(佐々木蔵之介)が獅子雄(ディーン・フジオカ)の元にやってきたことから事件が始まります。

でも、いつも以上に頭を下げて頼み込んでくるので事件の内容を聞いてみると、現在の都知事・鵜飼知事(大鶴義丹)の息子が誘拐されてしまったと聞かされます。

獅子雄はいつもなら誘拐事件はあまり乗り気にはなりませんが、今回は理由があり協力することにします。

その理由は、鵜飼がサットンビジネススクールの安蘭(長谷川京子)と過去に関係があったのではないかと知っていたからです。

鵜飼を追えば、守谷に少しでも近づくかもしれないと思って事件を捜査し始めます。

知事の息子・椋介(浦上晟周)が学校に向かうところが防犯カメラに映っていましたが、帰ってくる姿は映っていませんでした。

予測通り誘拐であると獅子雄以外の人は思っていましたが、これはすべて仕組まれたことだったのです。

鵜飼の第二秘書である津崎(松島庄汰)と、椋介と同じバスケ部の竹内(佐久間悠)が仕組んだことでした。

津崎は鵜飼の隠し子で複雑な感情を抱えており、椋介を利用して必死に息子を探す姿をSNSに掲載し鵜飼の選挙での票を獲得し、津崎自身の立場を確立しようとしていたのです。

でも、椋介は偶然竹内の携帯を見てしまい、計画を知り、自分から行方をくらましたのでした。

ドラマ『シャーロック』第10話あらすじ・ネタバレ感想!守谷の正体が掴めそう?ヒントが散りばめられた誘拐事件

【ネタバレ】『シャーロック』第11話(最終回)あらすじと感想

脱走捜査

元警視庁捜査二課の職員・市川利枝子(伊藤歩)を含む男女4人が、看守の手を借り拘置所から脱走しました。

獅子雄(ディーン・フジオカ)が今まで推理をして逮捕してきた男女ですが、一人だけそうではない人物が入っていました。

その名は、守谷壬三です。

ミルトモライター

まさかの逮捕されてたー!

逮捕したのは、なんと江藤(佐々木蔵之介)だったのです。

しかし、逮捕されていたならば、今までどうやって安蘭(長谷川京子)などを支配できたのでしょうか。

守谷は政界や警察にも裏で関係していて、江藤は早く脱走者を捕まえるようにせ急かされていました。

すると、すぐに獅子雄から連絡がかかってきて「接触すれば大変なことになるので言わなかったのではないか?」と問い詰められました。

そして、獅子雄に捜査の内容や逃走経路などを話すように言われましたが、江藤は拒否します。

若宮(岩田剛典)には、そのとき江藤と獅子雄が何か目で合図をしたように感じました。

事件が動き出す

拘置所から脱走犯人を逃がした看守・月岡徹平(三浦誠己)が逃走中に警察に見つかり逃げていましたが、警察の制服を着た人物に足を撃たれてしまいました。

ですが、疑問が残ります。

警察は、犯人に発砲する場合、危険な時でも一度は威嚇射撃をしなければいけないのにそれがありませんでした。

しかし、発表されたニュースでは威嚇射撃により足に命中してしまい十益トーマス中央病院に搬送されたと報道されたのです。

ミルトモライター

威嚇射撃は本来、絶対に人に命中することがない位置に飛ばすため有り得ません。

この病院は若宮(岩田剛典)がもともといた病院なので、獅子雄は若宮に潜り込むよう言いました。

そして、若宮は江藤が何も捜査内容を教えてくれないのに脱走犯人の捜査なんかできないと忠告しましたが獅子雄は聞きません。

若宮は獅子雄に頼まれたまま病院に潜入しました。

月岡に話を聞くと、守谷に頼まれたことまでは認めませんでしたが、表情を見て守谷が絡んでいると分かりました。

月岡の元を後にした若宮でしたが、それから事件が動き出します。

脱走犯・春日瞳(北原里英)が元知事である鵜飼(大鶴義丹)の事務所に爆発物を置いて逃走しました。

江藤はこの事件を受けて脱走犯人を見つけ次第、殺害しても構わないと言いました。

若宮は小暮(山田真歩)に電話をかけて捜査内容を少し聞き出せましたが、江藤の様子がおかしいとも伝えられました。

獅子雄と若宮は被害者の鵜飼に会いに行きましたが、急いでどこかに行こうとしている鵜飼は守谷に何か関係していると思っていました。

そこで、鵜飼は今まで作り上げてきたものがたった一人の手によって無くなされてしまうこともあると忠告されました。

鵜飼が立ち去った後にやってきたのは、獅子雄の兄・万亀雄(高橋克典)でした。

すでに危ない橋を渡ろうとしている獅子雄を心配して忠告しに来てくれました。

命がなくなってしまうかもしれないと言われ、月岡が自殺したことを聞かされました。

月岡は娘が病気で手術費用が必要だったが、脱走させたことで手術費用の目途がたったと家族に連絡していました。

するとレオ(ゆうたろう)から連絡があり、守谷の目撃情報が見つかりました。

さっそく獅子雄と若宮はその場所に向かい、逃走犯である田中摩周(渋谷謙人)を発見しました。

守谷のこともよく知っていましたが、居場所は何も言おうとしません。

獅子雄の言っていることがすべて当たっているので、何も言い返すことができないとも受け取れます。

居場所を話そうとした摩周でしたが、仲間に刺されて死亡し、刺した仲間も自殺しました。

ですが、ここまでは守谷が作り上げた序章にしかすぎません。

獅子雄(ディーン・フジオカ)への挑戦状

江藤は捜査内容をやっと獅子雄に話す気になりましたが、なぜか裏があるように思います。

すると、獅子雄の元へメールが届きました。

そこには住所と万亀雄さんが人質になっている写真が張り付けられていました。

江藤と小暮は獅子雄たちのバイクの後を追いますが、江藤は「獅子雄におとりになってもらう」と小暮に伝えます。

今まで、江藤は獅子雄の遊びに付き合ってきたけど、こんな時には獅子雄に鍵になってもらおうというのです。

ミルトモライター

本当は助けたいくせに…

こんなに極悪人だとは思っていなかったけど、裏があるのは最初から分かっていたし、獅子雄がやっと守谷と会える瞬間が来たかもしれません。

若宮も指定された場所にやってきましたが、そこにいたのは市川だけでした。

市川は獅子雄に一緒に手を組まないかと誘いました。

守谷に惹かれている者同士だからこそ一緒に分かり合えると言います。

どうしようもない悪の人間がいると言い、獅子雄は同じ生き物だとも言いました。

市川からヒントをもらい、この先は守谷の居場所を推理で解き明かさないといけなくなりました。

消えてしまった相棒

市川は無事に逮捕されましたが、刑務所から新たに2人と看守1人が行方不明になりました。

獅子雄は市川からもらったヒントを必死に考えていました。

若宮と2人でヒントを解いて守谷の居場所へ向かいましたが、後ろから怪しい車が2人を尾けていました。

2人を尾けていたのは江藤と小暮でした。

江藤は犯人隠避の罪で獅子雄と若宮を逮捕すると言い、獅子雄は守谷のところに向かうために、そして若宮を守るために警察に逮捕させました。

やっと守谷(大西信満)に辿りつくことができたのですが…

ミルトモライター

Twitterでも話題にされてましたが、守谷ってこんな簡単に「守谷です!」って言うのかい(笑)

守谷はがっかりしたか?と聞きましたが、獅子雄は想像すらしていなかったと言いました。

守谷の目的は世界に復讐したいと言い出しましたが、こんな簡単な理由ではないと思います。

それに、どうして守谷が自分自身の顔を獅子雄の前に簡単に出したのかも不明です。

守谷は獅子雄に今から勝負をしようと言い出します。

本当にこの人物は守谷なのでしょうか。

若宮がやっと獅子雄の元にたどり着いたときには、もう守谷と獅子雄の姿はありませんでした。

獅子雄と守谷はふ頭におり、急に守谷は獅子雄の手を取り、海に飛び込みました。

警察が捜査をしても2人の遺体は上がってこず、若宮は元の生活に戻りましたが、獅子雄以外は誰も守谷の正体を見ていません。

ミルトモライター

獅子雄が本当にいなくなってしまったのかは不明だけど、守谷も本物ではないような気がしてならない…。

『シャーロック』第11話(最終回)まとめ

次回は「誉獅子雄という男」という特別編が描かれますが、守谷の正体がきちんと判明してくれるのでしょうか。

そして、獅子雄は帰ってきてくれるのかな?

このままエンドを迎えてしまうのか、映画やドラマ続編になるのかも把握したいところです。

早く獅子雄の若宮のコンビ復活が見たいです。

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