『蝶の力学 殺人分析班』第5話あらすじ・ネタバレ感想!クラスター16との戦いは終結も、新たな問題が発生!

ドラマ『蝶の力学 殺人分析班』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『蝶の力学 殺人分析班』公式ページ

クラスター16の正体がいよいよ明らかになる第5話。

その正体の猟奇殺人の裏には…意外な事実が隠されていて、何だか物悲しく終わりました。

そして、これまで追って来たクラスター16の事件でしたが、終結の余韻に浸るまでもなく、新たな問題が発生!

今回は、鷹野主任が主役…いや、あの人が主役かも…!

それでは、『蝶の力学 殺人分析班』第5話もネタバレありでレビューしていきたいと思います。

『蝶の力学 殺人分析班』相関図

大ヒットクライムサスペンス『殺人分析班』シリーズの3作目となる『蝶の力学』。

お馴染みのメンバーに、『蝶の力学』のメンター的存在となる菊地凛子さんが新たに加わっています。

ちなみに、『蝶の力学』の主要キャストは第1話の記事で詳しく取り上げていますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね!

『蝶の力学 殺人分析班』第1話で主要キャストを詳しくチェックする

『蝶の力学 殺人分析班』前回第4話のあらすじと振り返り

クラスター16の犯行声明から、立川市の科学技術館が予告場所であると突き止めた塔子たち。

科学技術館で発見されたのは、爆弾と第1容疑者だった坂口の遺体でした!遺体のそばには遺書と青い花4本が。

しかし、坂口がクラスター16であることに違和感を覚えた十一係は捜査を続けることに。

さらに死亡解剖の結果、坂口には他殺の可能性が浮上します。

  • クラスター16の真の目的とは?
  • なぜ犯人は被害者の喉を切り裂いたのか?

事件の第2の被害者・真弓の実家で弁護士から話を聞いた十一係。

全ての謎は真弓へと繋がっていき、クラスター16の正体を突き止めた塔子は真相を話すべく真弓の実家へ向かいます。

ドラマ『蝶の力学 殺人分析班』第4話あらすじ・ネタバレ感想!ついに真相に近づく塔子たち十一係!

【ネタバレ】『蝶の力学 殺人分析班』第5話あらすじと感想

クラスター16はやっぱりアノ人!!

第4話で、真弓の家族に見せた塔子の携帯にはクラスター16と断定された人物の写真が。

その犯人は…真弓の実家のアパートの内装工事してた人!!

YUKI

あまり当たらない私の予想が当たってしまった。しかし、今回の第1の被害者の秀雄からはじまる連続猟奇殺人事件は、もはや第5話で新たに勃発する出来事の布石に過ぎなかったのでは…と思えてしまいます。

それはさておき、まずはクラスター16の事件から。

クラスター16の正体は内田雄次

内田は兄を事故で亡くしており、その兄は秀雄の裏の商売違法薬物により薬漬けにされていました。

兄の死の真相を探る中秀雄に行きつき、自分と同じように、秀雄を恨んでいた須藤と知り合うことになります。

そして、兄のことを相談していた弁護士事務所には真弓の妹の詩織が働いていた。

この偶然を利用しようと、真弓の家族が経営するアパートに移住します。

兄を亡くし孤独だった内田は、真弓の家族の優しさに触れていき、恩を感じるようになっていきます。

さらに詩織とは、それ以上の感情が芽生えるようになり…。

結局は、秀雄と真弓を殺害したのは須藤で、それから家に行き、瀕死の真弓を見つけた以降の犯行が内田。

そして、連絡を受けた詩織は介護施設へ訪れ、変わり果てた姉と対面していました。

真弓にパジャマを着せたのも詩織。

「お姉ちゃんを助けて」という詩織の言葉で全てを察した内田は、秀雄の死亡保険が詩織と洋子に分配されるため真弓に延命措置を施したんですね~。

坂口をクラスター16にしようとしたのは、坂口も秀雄とグルになって兄を薬漬けにした人物だったから。

坂口を連想させるTI関連の言葉を使って、犯人に仕立て上げようとしました。

そして事件は解決したんですが…。

YUKI

こうなった場合、秀雄の死亡保険はこの家族に行くんでしょうかね。何も知らなかった真弓と詩織の母・洋子が不憫ですね。お金も洋子の心臓の手術費用に充てるつもりだったみたいだし。

事件解決…と思ったら鷹野主任が失踪!!

捜査本部はこれで解散。

しかし、塔子は自分宛てに送られた指の謎がまだ腑に落ちない…。

さらに、鷹野主任が失踪!

しかも、最後に塔子に超意味深なことを言って消えてしまったんですよね~。

その内容は元相棒・隼人と、その姉・相羽先生の件。

「姉弟は仲があまり良くなかった、相羽先生は問題を抱えていた」

YUKI

そうなの?塔子と話をした時、相羽先生は弟のこととっても大事そうに話していたのに…?

そして鷹野主任は「俺がもっとも恐れていたことが起こったかもしれない」と言って、塔子の前から姿を消したのが最後になりました。

この後、相羽先生の部屋に訪れた鷹野主任。

話は最近亡くなった林原教授の件になっていき…。

この林原教授の死亡には他殺の線が浮上し、教授の死亡解剖を相羽先生の大学とは別のところに依頼していましたが、知らないところで遺体は相羽先生のもとへ。

結局、相羽先生が林原教授の死亡解剖をしていました。

この間、相羽先生はキッチンから洗面所へ移動して、ドア越しに鷹野主任と話をしているんですが…。

次第に鷹野主任は身体の異変を感じはじめます。

部屋にはお香が焚かれていて、さらに出されたコーヒーには何か盛られていたようで…。

朦朧とする意識の中、相羽先生はさらっと「教授に少しずつヒ素を飲ませたのは私です」と…!!

YUKI

あまりにもさらっと言ったのでメッチャびっくり!ドア越しなので相羽先生の表情は一切分からないのがさらに怖いんですよね。やっと出て来たと思ったら、ガスマスクしてる~!その絵がもう…めっちゃ怖い(笑)

塔子、早く鷹野主任見つけて~!この人は絶対殺人鬼だよ~!でもなんで教授を殺害したんでしょうか。相羽先生の秘めたサイコパシーに気づいたからとか!?っていうか、弟もまさか…。

「私が本当に解剖したかったのは隼人。だけど隼人は死んでしまったから、その代わりは鷹野さんなんですよ」

YUKI

何でそうなる!?相羽先生は解剖が趣味なんでしょうね…。趣味を生かせる仕事。解剖=天職。冷蔵庫の指は戦利品!?

一方、塔子は鷹野主任を探すために、十一係と早瀬係長に相談します。

早瀬係長は話を聞いてるそばから、胃薬に手が…。

YUKI

早瀬係長は、胃腸が弱かったんですよね、確か。前のシーズンで「胃薬を飲むためにメシ食ってる」みたいなこと言ってて。可哀想すぎる!と思った記憶があります(笑)

鷹野主任の運命やいかに!?

塔子はいの一番、相羽先生のもとへ。

「鷹野さんは弟に線香をあげに来てくれました。その後ご飯を食べて帰られましたよ」とトボける相羽先生。

YUKI

塔子~!後ろ!後ろ!

この時、解剖をしていた相羽先生。

解剖中の遺体の他に、この部屋にはもう一体解剖待ちのような遺体。

全身に白い布が掛けられていて、塔子には顔が見えません。

これが実は、遺体ではなく薬で眠らされてた鷹野主任だったんです!生きたまま解剖される~!!

さらに「弟は寂しがり屋だったので、鷹野さんが来てくれて喜んだと思います」とニッコリ笑っていたんですが…。

YUKI

「寂しがり屋」って言葉、何か引っかかります。「寂しがり屋の隼人のために、相棒だった鷹野さんを天国に送るわ…。」なんてことないですよね!?

塔子たちが帰ったあと、相羽先生は鷹野主任をどこかへ移動させていて…。

YUKI

相羽先生の超恐ろしい行動の数々ですが、全て手馴れているんです。何だかうっすら笑っていて楽しそうだし。しかし、狂気を帯びた相羽先生…美しいです。

『蝶の力学 殺人分析班』第5話まとめ

いや~!クラスター16だった内田は、相羽先生に全て持っていかれましたね(笑)

猟奇殺人に見せかけた殺人の裏で、ホンモノの人がいたー!

でも、ほんとに複雑な事件でしたね。

原作者の麻見先生からもこんなつぶやきが…

そして、来週は最終話!鷹野主任の運命は…!?

これで、鷹野主任の元・相棒の隼人の件も解決すれば鷹野主任も公安に異動しなくて済みますから、そっちも含めて塔子たちにはもうひと頑張りして欲しいものです。

『殺人分析班』シリーズの他作品ネタバレ一覧

【シリーズ1作目『石の繭』】


【シリーズ2作目『水晶の鼓動』】


【シリーズスピンオフ『悪の波動』】


【シリーズ3作目『蝶の力学』】