世界の平和を守る正義のヒーロー集団のアベンジャーズですが、互いの正義がぶつかった時、仲間同士で戦うこともあります。
アベンジャーズの中で、誰が一番強いのかなど気になる点は様々あるとは思いますが、今回は個人的に興奮した戦いをピックアップしていきます。
個人的な作品への肩入れが強いことは、あらかじめご容赦ください!
目次
アベンジャーズによる正義vs正義のバトル!マーベルヒーロー同士の戦いTOP5!
第5位:スパイダーマンvsアントマン(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアイアンマン側についたスパイダーマンと、キャプテン・アメリカ側についたアントマン。どちらも初登場でした。
何と言っても昆虫をモデルにしたヒーロー同士の戦いに震えました。
特にスパイダーマンが大好きな私は、完全にスパイダーマンびいきで見ていました。
この二人の戦いは、アントマンが巨大化した状態で始まります。
巨大なアリに、クモが立ち向かっていくという縮図。
その戦い方がスパイダーマンらしくて面白くて非常に印象的です。
圧倒的なデカさで威圧感を出すアントマンに対して、足元を蜘蛛の糸でグルグルに巻きつけ転ばせます。
このアイデアは、『スター・ウォーズ』からインスピレーションを受けているとスパイダーマン自身が語りながら戦っている様子も面白くて印象的でした。
しかし、調子に乗って喋りすぎたスパイダーマンは、アントマンの巨大な手にぶん殴られてしまいます。
完璧な超人ではないところもまた魅力ですよね。
今回の昆虫対決は結果的には痛み分けということになるのではないのでしょうか。
とにかくスパイダーマンのクレバーな部分とお茶目な部分、そして他の作品の話が出てきたところがリアリティーを感じて、とても興奮できる戦いになっています。
しかし、ちょっと迫力には欠けるのかなと思ったりもしました。
第4位:ブラックパンサーvsウィンター・ソルジャー(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)
アフリカの秘境にありながら超文明大国であるワカンダの国王であるティ・チャラは、父親である元国王を殺したとされるバッキーことウィンター・ソルジャーと街中で戦います。
そこにはバッキーの無罪を主張するキャプテン・アメリカとファルコンもいましたが、主にウィンター・ソルジャーとブラックパンサーの戦いに焦点を当てました。
何と言っても二人のカーチェイスというか、バイクを使って逃げるウィンター・ソルジャーをブラックパンサーが走りながら車を転々としつつ追いかけていくシーンには、近づいてきたかと思えば離されての繰り返しにずっとハラハラされっぱなしでした。
また、走って追いかけるブラックパンサーの機敏さには脱帽です。さすがパンサーですよね。
後方から追いかけてきたファルコンにしがみついて進む様子は、さながらサバンナで獲物に飛びかかるパンサーのようで、野性味の強さを感じました。
ウィンター・ソルジャーも見た目は普通ですが、ブラックパンサーと互角に戦えるほどの戦闘能力を持っていることにも驚きました。
そして逃げる最中、逆から走ってくるバイクを奪って、勢いそのまま方向転換して逃げていくシーンは純粋に惚れました。
第3位:ハルクvsソー(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)
アベンジャーズでも1、2の強さを誇るハルクとソーの戦いです。
最強の敵ヘラに故郷を奪われたソーは、ムジョルニアも壊され、捕らえられてしまい剣闘士として戦うことになります。
そして戦う相手は、なんと『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以来、姿を消していたハルクでした。
ハルクは最強の剣闘士としてソーの前に立ちはだかります。今回は最強vs最強です。
久しぶりの再会に喜ぶソーとは対照的に、何やらお怒りの様子のハルク。
再会を喜ぶこともなく一撃を喰らわせてくるハルクに、ソーは戦いたくないと防戦一方でした。
ハルクの中にはバナーの人格はなく、ただ暴れるだけのモンスターになっています。
ハルクから一発喰らってぶっ飛んでいくソーですが、つっこんでくるハルクを吹き飛ばすソー。一進一退の戦いになっていきます。
最強同士の戦いにふさわしい壮絶な肉弾戦は、さながらプロレスを見ているかのようでした。
何度か和解するのかというような雰囲気を醸し出すハルクですが、不意をついて一撃喰らわせるずる賢いハルクの姿も笑えます。
激しい戦いの中に笑えるシーンも詰まっています。
ムジョルニアを持っていないとはいえど、雷神ソーと互角に戦う緑の怪物のハルク。
二人の最強の戦いは必見です。
第2位:アイアンマンvsキャプテン・アメリカ(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)
アベンジャーズを国の管理下に置くことに賛成派のアイアンマンと、反対派のキャプテン・アメリカが両陣営に分かれて戦います。
そんな中、お互いの正義がぶつかり合ってアベンジャーズを代表する二人が戦います。
アイアンマンの硬い装甲をものともしないキャプテンのパンチはどうなっているんだという疑問を抱きつつも、序盤はアイアンマンに押され気味のキャプテンでしたが、ウィンター・ソルジャーの手助けもあって反撃に転じます。
そしてシールドでコアを潰し、殴りで仮面を破壊して決着はつきます。
事実上キャプテン・アメリカの勝利で幕を閉じましたが、主要キャラ同士の本気の戦いに痺れました。
実際はタイマンというわけではありませんでしたので、いつの日か本当の一対一を見てみたい気もします。
第1位:ハルクvsアイアンマン(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)
アベンジャーズの中で圧倒的人気を誇るアイアンマンと、力の権化であるハルクとの戦いです。
事の発端は、ヒドラ計画で能力を覚醒させたスカーレット・ウィッチによって暴走させられたハルクが街で暴れていたため、アイアンマンがハルクを抑えにきたことから始まりました。
ハルクと同じくらいに分厚い装甲をしたスーツで戦うことで力負けをしない作戦でしょうが、圧倒的な力の前にボロボロです。
しかし、スペアを使いながら巧みに戦うハルクとアイアンマンの戦いは完全に一般人も巻き込む形になっています。
我を失っているハルクに対して市民を守りながら戦うアイアンマンは、まさにヒーローそのものです。
最終的にはアイアンマンがハルクを空中まで連れていき、そのまま地面へと叩きつけることで決着がつきます。
二人の戦いに軍まで出動していました。それだけ大規模な戦いだったようです。
我に返ったハルクことバナーは、想像以上の被害をもたらしてしまったことにショックを受けてしまいます。
暴れ者の不良生徒を力づくで抑える先生のような構図に見えました。
それより、ハルクってヒーローってことでいいの…?
【MCU・マーベル】ヒーローvsヒーローの戦いまとめ
互いの正義がぶつかることで生じてしまうヒーロー同士の戦いですが、見ている側からしたら、これ以上ないほどワクワクさせる展開ですよね。
ハルクだけはちょっと異質な感じはしますが、彼も彼なりの正義の元に動いているのでしょう。
映画版ジャイアンみたいな存在だと私は思っています。
それはともかく、いつもは一致団結して悪と戦うヒーローたちの内部争いは、非常に見応えのあるものだと思います。