『ブラックパンサー』あらすじ・ネタバレ感想!黒人監督による黒人を主人公にしたヒーロー映画として大ヒット

出典:marvel.disney.co.jp

今回は、第91回アカデミー賞作品賞にもノミネートされて話題を呼んだヒーロー『ブラックパンサー』についてを詳しく紹介しながら、人気の秘密をヒモ解いていきます。

ポイント

それではさっそく映画『ブラックパンサー』をネタバレありでレビューしたいと思います。

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『ブラックパンサー』作品情報

ブラックパンサー

(C)Marvel Studios 2017

作品名 ブラックパンサー
公開日 2018年3月1日
上映時間 134分
監督 ライアン・クーグラー
脚本 ライアン・クーグラー
ジョー・ロバート・コール
原作 スタン・リー
ジャック・カービー
出演者 チャドウィック・ボーズマン
マイケル・B・ジョーダン
ルピタ・ニョンゴ
ダナイ・グリラ
マーティン・フリーマン
ダニエル・カルーヤ
レティーシャ・ライト
ウィンストン・デューク
アンジェラ・バセット
フォレスト・ウィテカー
アンディ・サーキス
音楽 ルドウィグ・ゴランソン

「マーベル・アメリカン・コミック」の『ブラックパンサー』を実写映画化した【MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)】としては第18作品目にあたる作品。

本作は、黒人の監督による黒人を主人公にした映画として注目され、第91回アカデミー賞作品賞にもノミネートされたほどです。

『ブラックパンサー』主要イャスト

チャドウィック・ボーズマン / 役:ティ・チャラ(ブラックパンサー)

  • アフリカの王国「ワカンダ」の王とブラックパンサーという2つの使命を抱える主人公。
  • 温厚な正確で、周囲の人を大切にする思いやりの持ち主。
  • 伝説のハーブを摂取したことでブラックパンサーとしての超人的な身体能力を得る。
  • アベンジャーズの中では一番の人格者。

マイケル・B・ジョーダン / 役:エリック・”キルモンガー”・スティーヴンス(ウンジャダカ)

  • 元アメリカの秘密工作員にして傭兵である今作の悪役。
  • ニューオリンズの最底辺層で育ったが、その後、海軍兵学校を卒業しMITに通った。
  • 正体は、ティ・チャカの弟ウンジョブが、アメリカ人の女性との間に設けたひとり息子だった。
  • 自分の体に殺した人数分の傷をつけるなど、残忍にして過激なテロリスト。

ルピタ・ニョンゴ / 役:ナキア

  • ワカンダのスパイ「ウォー・ドッグ」の一員で、世界中で活動している。
  • ティ・チャラの幼馴染で元恋人。しかし、今は困っている人を救うために距離をおいている。
  • しかし、ティ・チャラへの未練は断ち切れないままだ。

ダナイ・グリラ / 役:オコエ

  • ワカンダの王国親衛隊「ドーラ・ミラージュ」の隊長で、ティ・チャラのボディガード
  • ティ・チャラ、ナキアとは幼馴染で、ワカンダに強い忠誠心を持っている。
  • 凛々しく威厳がある女戦士であり、戦闘能力は男性も顔負け!

マーティン・フリーマン / 役:エヴェレット・ロス

  • かつてテロ対策本部の副司令官をつとめていたCIAの捜査官。
  • シビル・ウォー』でジモを逮捕した際に、ティ・チャラの関与を秘密にして貸しを作っていた。
  • 今作中に負傷するが、ティ・チャラの厚意で治療のためにワカンダに向かう。

ダニエル・カルーヤ / 役:ウカビ

  • ワカンダの「ボーダー族」のリーダーにしてティ・チャラの親友。オコエの恋人。
  • 登場人物の中では強硬派の男。
  • ワカンダの革変を目的にキルモンガーと結託してしまう。

レティーシャ・ライト / 役:シュリ

  • ティ・チャラの妹で、16歳。ワカンダ王国の王女。
  • ワカンダの最先端技術開発チーム「ワカンダ・デザイン・グループ」のリーダーを務める。
  • 海外に出られない分、外の世界に興味を持っている。
  • 兄から現場のサポートを頼まれると、大喜びして引き受ける。

ウィンストン・デューク / 役:エムバク

  • ジャバリ族のリーダーで、昔から不当に扱われたことで王家に嫌悪を抱いている。
  • ジャバリ族はワカンダの山奥に住み、長い間ワカンダ王家とは距離をおいてきた。
  • 非常に高い戦闘能力の持ち主で、ティ・チャラを苦しめることもある。

アンディー・サーキス / 役:ユリシーズ・クロウ

  • ヴィブラニウムの密輸を企て、南アフリカのブラックマーケットを仕切る武器商人。
  • 南アフリカでウルトロンに腕を切断されたが、その後、アームキャノン砲に改造した。
  • 世界中で悪名を轟かせてきた根っからの悪党で、キルモンガーとは協力関係にある。

【ネタバレ】『ブラックパンサー』あらすじ・感想


アベンジャーズいちの人格者、ブラックパンサー

わがままな天才社長、齢100歳の超人兵士、緑色の怪物、上から目線の天才外科医、半地球人の女ったらし、高校生ヒーロー、脳筋雷神様…など、アベンジャーズにはいろいろな人物がいることは確かですが、今回はそんな個性的な彼らの中でもっとも人格者であると思われるヒーロー「ブラックパンサー」を紹介します。

ブラックパンサーの初登場は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』です。

父親のティ・チャカが爆破事件で亡くなり、その後ワカンダの王を継ぐことになりました。

『ブラックパンサー』

(C)Marvel Studios 2017

しかし、このワカンダ王国には、代々伝わる「しきたり」があり、王になったものが「ブラックパンサー」も継がなければならないのです。

ブラックパンサーのスーツは、王位を継ぐものに継承される黒豹をモチーフにデザインされた戦闘用スーツです。

『ブラックパンサー』

(C)Marvel Studios 2017

ヴィブラニウムの力を受けたハート型のハーブを摂取することで、その超人的能力が授けられます。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の最後、アベンジャーズの内乱を起こした犯人であるジモを捕らえたティ・チャカは、彼を殺さずに罪を償うようにと出頭させます。

おそらくですが、これが”アイアンマン”や”キャプテン・アメリカ”だったら、もしかしたらジモの命はなかったかもしれません。

自殺しようとするジモを言葉で言い聞かせたのは、王であるティ・チャラの風格が成せる技とも言えるでしょう。

「ヴィブラニウム」の産地、ワカンダの秘密

実際の地図上にはありませんが、今作の舞台となっているのは、アフリカにあると言われる王国「ワカンダ」。

表向きは農業が主な産業とされていますが、実は世界で一番発達した文明を持っていたのです!

その原動力となるのが「ヴィブラニウム」というエネルギーを持つ鉱石です。

ヴィブラニウムについては、映画の冒頭で太古の昔に宇宙から落ちてきた隕石によってもたらされた不思議な性質を秘める鉱石であると、砂のアニメーションで語られます。

そしてヴィブラニウムといえば、キャプテン・アメリカの使うシールドの材料にも使われていることから、MCUにとっては欠かせないアイテムであることがわかります。

しかし、ヴィブラニウムの存在が世界中に知れ渡れば世界平和に支障が出るとして、ワカンダはその存在とヴィブラニウムによって自分たちが発展させた文明を長きに渡り秘密にしていました。

それを知りながらも、密輸をしていたのがユリシーズ・クロウというわけです。

今作は、ユリシーズ・クロウからヴィブラニウムを守る戦いと、その後ワカンダを訪れたキルモンガーとの戦いを軸に描かれています。

大注目のアクション!釜山でのカーチェイスにドキドキ!

ユリシーズ・クロウとブラックパンサーの逃走劇の舞台になるのは、日本のお隣、韓国の釜山という海辺の都市です。

ユリシーズ・クロウたちの取引現場になるカジノは、有名な観光地でもある「チャガルチ市場」内にあると言われています。

その後、釜山の街中でカーチェイスを繰り広げるのですが、ハングルのネオンとブラックパンサーのアクションにさらにどこの国かもわからないような異国感が出ていて素晴らしかったです。

『ブラックパンサー』

(C)Marvel Studios 2017

また、釜山も坂道の多い街なので、大迫力で派手なアクションを撮影するにはもってこいの場所だと思いました。

ロケ地には、チャガルチ市場、ヨンソン大路、東西大学周辺、社稷北路、広安里ビーチ、広安大橋が使われているそうです。

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私は2019年のはじめに釜山にいったのですが、これを知っていると知っていないとでは、楽しみ方が違ったなぁと思いました。

ちなみに、釜山は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にも登場する場所です。

【マーベル映画のロケ地】としても馴染みの場所になってきていることでしょう。

カッコいい!注目の黒人俳優大集結!

出演するほとんどの俳優が黒人ということで注目されている『ブラックパンサー』。

アフリカを舞台にしているとは言え、今までの映画にはない斬新な印象を受けました。

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そして、今作では注目すべき俳優がたくさん活躍しています。

主人公のティ・チャラを演じるのはチャドウィック・ボーズマン

『ブラックパンサー』

(C)Marvel Studios 2017

現在41歳と思ったより年上だったなぁ~と思うくらい見た目が若い印象を受けました。

俳優としてのキャリアはそれほど長くはないようですが、学生時代はあのデンゼル・ワシントンが交換留学費を提供したというくらい、早くから期待をされていたようです。

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ブラックパンサーを演じたことで、彼はさらなる飛躍を遂げることになると思います。

そして、『クリード』シリーズで最高の演技を魅せてくれるマイケル・B・ジョーダン

『ブラックパンサー』

(C)Marvel Studios 2017

今作では悪役のキルモンガーを演じます。

インテリヴィランのキルモンガーが博物館に細い縁のメガネを掛けて現れるところなんて、もう言葉がでません。

カッコいい以外のなにものでもありませんでした…。

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かつて、あんなに私服がカッコいいヴィランがいただろうか…。

そして、キルモンガーもまた『クリード』シリーズのアドニス・クリードのように、自分の生まれをコンプレックスに思っているキャラクターで、マイケル・B・ジョーダンはこういった役を演じるのが上手だな…と思いました。

カッコいい女戦士オコエを演じるのはダナイ・グリラ

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超人気ドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』を見たときには「オコエじゃん!!」と興奮したものでした。

今作でも素晴らしい女戦士であり、ときにチャーミングなオコエをダナイ・グリラがしっかりと演じきっています。

アフリカの伝統が息づく衣装や音楽に注目!

ブラックパンサー』は第91回アカデミー賞において、作品賞だけでなく、衣装デザイン賞にもノミネートされています。

アフリカを舞台とした、民族ごとに違いを見せるカラフルで個性的なデザインの衣装も楽しむことができる要素のひとつです。

さらに、主題歌にはケンドリック・ラマーの「All The Stars」もノミネート。


それだけではなく、劇中の音楽にアフリカのゴスペルや民族楽器を取り入れているところにもワクワクして、気持ちが掻き立てられました。

『ブラックパンサー』は、音楽や衣装にもアフリカの要素を取り入れるなど、非常にセンセーショナルな作品だったと言えます。

『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』でのブラックパンサー


2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、最強の敵サノスが無限の石を全て手に入れ、全人類の半分を消滅させるという衝撃的な事件が起きました。

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ここで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』におけるブラックパンサーの活躍を振り返ってみましょう。

世間では、依然お尋ね者のキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ファルコンはスコットランドでワンダとヴィジョンを救出した後に、ヴィジョンの額に埋まる「マインド・ストーン」を頭から取り出すために、その技術があるというワカンダへ向かいます。

ティ・チャラの妹であるシュリが石を取り出している間に敵が襲来。

キャプテン・アメリカはブラックパンサーたちとともに全面戦争状態になります。

敵があまりに多く、窮地に陥るアベンジャーズですが、ソーにより助けられ形勢逆転します。

しかし、あと一歩のところでサノスが出現し、ヴィジョンの石を奪い指を鳴らしたのです。

そのことでティ・チャラは消滅、それを間近で見たオコエは驚きの表情を見せました。

オコエ、戦場にいたエムバクは消滅を免れましたが、シュリ、ナキアなどの生死については描かれていません。

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アベンジャーズ/エンドゲーム』でのブラックパンサーの活躍はまだわかりませんが、すでに続編が決定している『ブラックパンサー』!

二作目も同じライアン・クーグラー監督がメガホンを取ることが決定したようです。

きっと、公開までまだまだ先ですが、楽しみに待ちましょう!

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しかし、イケメンのキルモンガーが次回作で観れないのは悲しい~!!

『ブラックパンサー』まとめ

以上、映画『ブラックパンサー』についてネタバレありでレビューさせていただきました。

要点まとめ
  • 国王とヒーロー2つの顔を持ち合わせるティ・チャラの活躍と、ヴィブラニウムを所有する国の真意を明らかにするかどうかの心の葛藤がよく描かれている作品だった。
  • 釜山でのカーチェイスとワカンダでの体を張ったアクション、両方楽しめる作品!
  • アフリカの文化や伝統、音楽にもリスペクトがあり、衣装デザインにも目を見張った。
  • 黒人監督、出演者、スタッフ全員で”大ヒット”という栄光を勝ち取った作品。

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