『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズあらすじ・ネタバレ感想!笑って泣ける…まさに最高傑作

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今回は、他のヒーローたちとは違い、チームアップして戦う宇宙一の落ちこぼれ軍団『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』について、人気の秘密を紹介します!

ポイント
  • 冒険、愛、家族、友情、すべての要素を兼ね備えた、パーフェクトな作品!
  • 映画を彩る音楽がとにかく最高!!
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのポンコツっぷりに笑っちゃう!

それではさっそく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズについて、ネタバレありでレビューします。

 目次

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』主要キャスト

主人公のピーター・クイルは音楽好きの半地球人!

ここでは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と、彼を取り巻くユニークなキャラクターを紹介します。

ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード(クリス・プラット)

  • 自らを冒険野郎と名乗り、銀河中を飛び回るトレジャーハンター。
  • アメリカのミズーリ州に生まれたが、ラヴェジャーズにより拉致されヨンドゥに育てられる。
  • 地球人の姿をしているが、正体不明のエイリアンと地球人のハーフである。
  • 母の形見である70年~80年代の楽曲がつまったカセットテープと、愛機ミラノ号に取り付けたカセットデッキが宝物の大の音楽好き。
  • ピッキング、すり替え、優れた射撃の技術を持っている。相手を出し抜くことも得意。

ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)

  • 緑色の肌と、半分赤色のロングヘアーが特徴の美人戦士。
  • 銀河最大の支配者サノスにより両親を殺され、その後養女となり、暗殺者として訓練された。
  • ときには女らしく、みんなに厳しい姐御的存在だが、ツンデレな一面も見せる。

ドラックス(デイヴ・バウティスタ)

  • キルン刑務所で最凶の囚人として恐れられた戦士。
  • 筋肉質で濁った灰色の体にスキンヘッド。体には赤いタトゥーが施されている。
  • 思ったことをすぐに口にするし、比喩がわからない。素直で真っ直ぐだが、融通がきかない。
  • よく笑う。とにかくめっちゃ笑う。

グルート(ヴィン・ディーゼル)

  • 樹木型のヒューマノイドで、言葉は「I am Groot.」しか喋ることができない。
  • 変わり者で不器用だが、一番仲間思いなのは実はグルートである。
  • 2作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場する「ベイビー・グルート」はなによりの癒し。

ロケット(ブラッドリー・クーパー)

  • アライグマの姿をした百戦錬磨の傭兵兼賞金稼ぎで、グルートとコンビで行動する。
  • コンビ兼親友のグルートの言葉を唯一わかる者で、周りの人間に通訳している。
  • 性格はかなり下品でガサツ。気性が荒く口が悪い。
  • アライグマの姿に改造されたことにコンプレックスを持っている。
  • 銃火器を始めとする武器や戦闘術、機械操作と脱獄術に精通している。

ヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)

  • 宇宙海賊「ラヴェジャーズ」のリーダーで壮年のケンタウリ人。青い肌をしている
  • 幼い頃に拉致したクイルを育てた人物でもある。義理の親子のような存在。
  • クイルの実の父親を知っているようだが「あいつはクソ野郎だった」と発言している。
  • 武器は口笛で操るヤカの矢。

ロナン・ジ・アキューザー(リー・ペイス)

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメインヴィラン。
  • 狂信的なクリー人。ザンダーと平和条約を結んだクリー帝国を弱腰と感じ、サノスと結託。
  • 仇敵であるザンダー星人の根絶のために、ノバ軍の各基地を破壊すると同時に、オーブ入手を狙っている。
  • 敵対者は民間人であっても容赦ない残虐な男。過去にドラックスの妻と娘を殺した。

ネビュラ(カレン・ギラン)

  • サノスにより殺し屋に育てられ、サイボーグ化されたガモーラの義理の妹。
  • サノスの命により、ロナンのもとで働いている。
  • 内心ではサノスに憎悪を抱いている。
  • ガモーラのことは義姉として認めているが、今までの戦闘で一度も勝ったことがなく、自分の手で抹殺したいと思うなど、愛憎入り交じった複雑な感情を抱いている。

タニリーア・ティヴァン / コレクター(ベニチオ・デル・トロ)

  • 惑星ノーウェアを拠点に、銀河中から色々な珍しい遺物や生物を収集、保管している。
  • 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』にて、最後に「エーテル」(リアリティ・ストーン)が保管されたのはコレクターの元である。

エゴ(カート・ラッセル)

  • クイルの実の父である初老の男性で、宇宙の誕生から生き続けてきた「天界人」。
  • その正体は惑星そのもので、星の中心にある脳のようなものがエゴの本体。
  • 孤独に苛まれたことから、宇宙全体を飲み込む「拡張」を目的とするようになった。

マンティス(ポム・クレメンティエフ)

  • エゴに拾い育てられており、彼の世話係をしている。
  • 額の触覚により、触れた人の心を読んだり感情を操れる「エンパシー」(共感能力)を持っており、主にエゴを眠らせるために活用している。
  • エゴ以外の人と接したことがなく、無邪気な性格でもあるが、人との距離のとり方が下手。

アイーシャ(エリザベス・デビッキ)

  • 全身黄金色をしたソヴリン人の頂点に立つ女王。
  • 「アニュラックスバッテリー」の警護のためにガーディアンズを雇った。
  • 「アニュラックスバッテリー」を盗んだガーディアンズの追跡のためにヨンドゥ率いるラヴェジャーズを雇う。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』作品情報

作品名 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
公開日 2014年9月13日
上映時間 122分
監督 ジェームズ・ガン
脚本 ジェームズ・ガン
ニコール・パールマン
原作 ダン・アブネット
アンディ・ランニング
出演者 クリス・プラット
ゾーイ・サルダナ
デイヴ・バウティスタ
ブラッドリー・クーパー
ヴィン・ディーゼル
リー・ペイス
マイケル・ルーカー
カレン・ギラン
ジャイモン・フンスー
ジョン・C・ライリー
グレン・クローズ
ベニチオ・デル・トロ
音楽 タイラー・ベイツ

【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』あらすじ・感想


宇宙一の落ちこぼれ軍団が集結!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、それぞれが別の生き方をしていました。

主人公のクイルは、幼少期に地球から宇宙海賊にさらわれトレジャーハンターになり、ロケットとグルートは賞金稼ぎ、ガモーラはサノスの娘として暗殺者として育てられました。

彼らの出会いのきっかけは、今回のキーアイテム「オーブ」です。

オーブは中身を保護するための丸型のケースで、中には無限の石のひとつで、紫色の「パワーストーン」が入っています。

冒頭、クイルがオーブを盗み出す場面から物語がスタートします。

この時点では、クイルはオーブの真の力を知らず、お金に変えるために売り払おうとするのですが、そこにガモーラが現れ、二人の運命の出会いになるのです。

ガモーラは今回のヴィランであるロナンの手下として、オーブ奪取のために派遣された暗殺者でした。

クイルとガモーラがオーブを巡ってもみ合いになっている最中に、ロケットとグルートが加わります。

4人は揉み合いの末、ノバ警察に逮捕されてしまいます…。

収監先のキルン刑務所で、4人はドラックスと出会います。

ドラックスは、過去にロナンに妻と娘を殺されたことから、ロナンの手下として働くガモーラに対しても、ロナンと同じように恨みを持っていました。

ドラックスを含む刑務所の囚人たちは、ガモーラを殺す計画を立てますが、クイルに説得され思いとどまります。

ガモーラも自分がロナンを裏切ってきたこと、オーブが星ひとつを破壊する力を持っている危険なアイテムであること、そのオーブに買い手がいることをクイルたちに打ち明けます。

オーブの買い取り金の山分け、ロナンへの復讐など理由は様々ですが、クイル、ロケット、グルート、ガモーラ、ドラックスは協力してキルン刑務所から脱出するのでした!

物語の舞台が宇宙なので、いろいろな種族や宇宙人が登場します。

しかしそんなことは関係なく、ガーディアンズの出会いはポンコツ過ぎて刺激的でした。

コソ泥に暗殺者、アライグマや木(?)まで。

「この人たち大丈夫??」と思うほど、開始早々警察に捕まってしまう彼らを、本当に彼らをヒーローと呼べるのでしょうか?

少々呆れた気持ちと不安な気持ちのまま、物語は進みます。

謎の石「オーブ」を狙う者たち

ガモーラが言うオーブの買い手は、惑星ノーウェアに住む「コレクター」という不思議な男性でした。

宇宙のあらゆる遺物や、生物の収集家で有名な彼ですが、実は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のラストに登場しており、アスガルドから無限の石のひとつで、赤色の「エーテル」を預かっています。

そして、コレクターの説明により、この「オーブ」がそれを使う強者以外をすべて滅ぼす力を持つ「無限の石」のひとつであることをクイルたちは知るのでした。

コレクターの使用人が石の力に魅せられ、触れてしまったことから、コレクターのアーカイブを飲み込む大爆発が起こり、その石が持つ恐ろしい力をクイルたちは目の当たりにしたのです。

そんなとき、アーカイブの外では酔っ払ったドラックスがロナンを呼び出していました。

ロナンはノーウェアに到着するやいなや、ドラックスを倒します。

そして、逃げるクイルたちをガモーラの義妹ネビュラが追跡しました。

ネビュラがガモーラの船を撃ち落とすと、宇宙空間に放り出されたガモーラをクイルが機転を利かせ、ヨンドゥの船を呼び、わざと彼らに回収されることで二人は助かったのです。(宇宙空間では呼吸が出来ないという設定のため、マスクが必要。)

しかし、オーブはロナンたちに持ち去られてしまいました。

そして、後を追ってきたロケット、グルート、ドラックスは、彼らを救出するためにヨンドゥの船を破壊すると脅迫します。

そして、クイルが「ロナンからオーブを取り戻し、ヨンドゥの元へ持ち帰ること」を条件に停戦に持ち込みました。

クイルたちは、無限の石の力を使い、銀河を破壊しようとするロナンを止める必要があると考えました。

今作で登場する「無限の石」は通称「パワーストーン」と呼ばれ、そのパワーを制御した者は、一撃で惑星ひとつをも破壊するほどの無限のパワーを得ることができます。

逆に、石を持つ資格のない者は焼き尽くされ、持つ者を選ぶ石であることがわかります。

サノスの手下として石を求めていたロナンも、自分の持つ杖の中に石を埋め込み、自ら石を使うことを選び、ザンダー星を滅ぼした後にサノスも殺すことを彼に連絡したのでした!

決着はダンスバトル!?ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー結成!

ザンダー星の上空で、ロナンの船「ダークアスター号」は、ラヴェジャーズ、ノバ軍、クイルのグループと交戦になります。

クイルたちはロナンの船に潜入しますが、ネビュラに発見され、ガモーラは戦いに敗れ、ネビュラはラヴェジャーズの船を奪って逃亡します。

ロナンとの戦闘に苦戦するクイルたちですが、ロケットが特攻してきたことにより事なきを得ました。

しかし、そのせいあって、ダークアスター号はザンダー星のち上に墜落します。

クイルたちはグルートが命がけで保護壁になったことにより、命を取り留めました。

グルートは皆を守って犠牲になり、彼の体はバラバラになってしまいました。

しかし、ロナンもまた墜落した船内から現れ、再びザンダー星を破壊しようとしたのです!

そのとき、クイルが突然ロナンの前で「ダンスバトルだ!」と言って踊り始めました!

実は、そのダンスはロナンの注意をそらすためであって、まんまと引っかかったロナンの隙を見て、ロケットとドラックスが彼の持つ杖を破壊したのです!

クイルは杖から落ちた石を掴み、そのエネルギーの負荷を、ガモーラ、ロケット、ドラックスと共有し、ロナンに向けました!

そして、石の力でロナンは消滅します。

本当はヨンドゥに渡すはずだったオーブの中身をすり替え、本物はノバ警察によって保護されることになりました。

そして、お尋ね者だったクイルたちも表彰され、彼らはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと呼ばれ、前科は抹消されました。

ノバ警察の調べによると、クイルが石を持っても消滅しなかったのは、自分は半分人間で、自分の父親が古代の道の種族であるためだったことがわかりました。

クイルは、母親から死の直前に渡されたプレゼントの包み紙を開け、カセットテープを再生します。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、再生されたクイルの船「ミラノ号」で「良いことも悪いことも両方やろう」と言い出発。

挿し木になったグルートが蘇り、かわいく踊りだす姿が映し出され、物語は終わります。

この終わりは、始まりに過ぎない!

ジャクソン5の「アイ・ウォント・ユー・バック」で軽快に出発したガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一行。

これは、彼らにとっても始まりに過ぎなかったのです!

今作を観終わった後、とても幸せな気分になったのを覚えています。

異なる者同士のチームアップはもともと好きな題材だったのですが、作品を通して、彼らがひとつの家族のように成長していくのです。

仲間の死は団結を深めるということは、MCUの作品の中でもよくある設定ですが、今作でのグルートの優しさにもう涙が止まりませんでした…。

そして、グルートのことを一番に思っている、アライグマのロケット。

普段口の悪い彼も、涙を流すことがあるんですね。

ロケットのことがいっきに好きになりました。

クイルの母親が残したカセットテープを元に作られた劇中歌、70~80年代の洋楽にもテンションが爆上がりです。

いわゆる「サントラ」とは別に「AWESOME MIX」としても人気が高い、完成度が高い作品が発売されていることでも有名です。

そういえば、自分も昔「マイ・ベスト・ソング」を集めたカセットテープを作っていた時期がありました。

そう思うと、懐かしい気持ちにもなれる作品です!カセットテープ、良いですよ~!

というわけで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』へ物語は続きます。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』作品情報

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

出典:映画.com

作品名 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
公開日 2017年5月12日
上映時間 136分
監督 ジェームズ・ガン
脚本 ジェームズ・ガン
原作 ダン・アブネット
アンディ・ランニング
出演者 クリス・プラット
ゾーイ・サルダナ
デイヴ・バウティスタ
ヴィン・ディーゼル
ブラッドリー・クーパー
マイケル・ルーカー
カレン・ギラン
ポム・クレメンティエフ
エリザベス・デビッキ
クリス・サリヴァン
ショーン・ガン
シルヴェスター・スタローン
カート・ラッセル
音楽 タイラー・ベイツ

【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』あらすじ・感想


中二パワー倍増!ガーディアンズたちの新たな旅立ち

前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヒットを受けて、今作も気合い十分!

ガーディアンズたちの中二パワーも倍増して、大笑い&感動間違いなしの作品です!

今作のオープニングは、のっけから全員の心を虜にするかわいいかわいい「ベイビーグルート」のダンスから始まります。

これは、惑星ソヴリンの女王であるアイーシャから受けた依頼の最中の一場面です。

宇宙空間からやってくる怪物から、ソヴリン人のエネルギーである「アニュラックスバッテリー」を守る任務を受けたガーディアンズが、怪物と戦っている最中のシーンがオープニングで描かれています。

ベイビーグルートがとにかくかわいいので、見逃すことはないと思います。

怪物からアニュラックスバッテリーを守ることに成功したガーディアンズは、前作後、行方をくらませていたガモーラの義妹のネビュラの身柄をアイーシャから引き取ります。

そして、ザンダー星に送り届けて賞金を得ようとしていたのです。

ところが!ソヴリン星を後にしたところで、ロケットがアニュラックスバッテリーをくすねていたことがわかったのです!

クイルたちの乗る船は追ってくるソヴリン人の襲撃に遭い、惑星ベアハートへ墜落しました…。

しかし、ロケットは襲撃を受けているときに、自分たちの船を助けた「小さい男」を見たのでした。

ロケットのやっちゃった感はすごいですが、それを悪気がないように言うのも、ロケットらしい気がしてなんとなく憎めません。

それにロケットを問い詰めるときの船内の会話…。もうどこからどう見ても中学二年生での会話です。

そして、今作はガモーラがみんなのツッコミ役に回っています。

君の名は?クイルの実の父が登場!

不時着した惑星ベアハートで、墜落した船を修理することになりました。

そのとき、ガーディアンズの目の前に、先程クイルたちを助けた「小さい男」が現れたのです。(遠くから見たので小さく見えたが、実際は普通サイズ。)

真っ白な宇宙船から降りてきたのは、ひとりの男と頭に触覚をはやした女でした。

そして男は、自分の名前が「エゴ」と言い、自分がクイルの実の父親であると名乗ったのです。

エゴは、クイル、ガモーラ、ドラックスを自分の星へ案内します。

ロケット、ベイビーグルートはベアハートに残り、ネビュラの見張りと、船の修理をすることになりました。

エゴの惑星はエゴ自身です。そこには美しい景色が広がっていました。

天人であるエゴは、自らこの美しい惑星を作り出したのです。

そして、他の生命体を探し、宇宙をさまよっている途中に、クイルの母親に出会ったと語りました。

ヨンドゥはクイルをエゴの元へ届けるために雇われたのですが、なぜか身柄が渡されず、エゴはクイルのことを長年かけて探していたのでした。

ヨンドゥが言うには「クソ野郎だった」というクイルの父親。

エゴにはなにか秘密があるのでしょうか?

ヨンドゥがクイルを渡さなかった理由も気になります…。

ラヴェジャーズの内乱

その頃、ベアハートでミラノ号を修理しているロケットたちのもとに、ヨンドゥ率いるラヴェジャーズが襲ってきます。

自慢の武器で下っ端たちを倒していくロケットですが、ヨンドゥの武器であるヤカの矢には敵わず、捕獲されます。

しかし、ヨンドゥが自分の育ての息子であるクイルの捜索には消極的であることから、ラヴェジャーズのメンバーからは「クイルに甘い!」と言われ、反旗を翻したテイザー・フェイスたちと言い争いになります。

そして、グルートを唆し、自由の身になっていたネビュラに倒され、ヨンドゥ、ロケット、グルートは投獄されてしまいます。

ネビュラは、礼として宇宙船をもらい、ガモーラの追跡をはじめました。

投獄されたヨンドゥは、グルートに自分の頭についているフィンの試作品を取りに行かせます。

しかし、何度説明してもうまくいきません。

そのところを、密かにテイザー・フェイスの反乱に反対していたクラグリンに助けられ、ヨンドゥはフィンを手に入れました。

ロケットたちと共闘したヨンドゥは、クラグリンも連れてエゴの星へ向かいました。

今作で一番テンションが上がるのは、ヨンドゥがフィンを手に入れ、テイザー・フェイスたちに立ち向かう戦闘シーンです。

穏やかで甘いBGM「Come A Little Bit Closer」に合わせて、次々と敵を倒していく様はめちゃくちゃカッコよくて爽快です!

かわいいベイビーグルートのがんばりも見れますよ!

エゴに隠された秘密…「本当」の父親は?

そのころ惑星エゴでは、クイルにもエゴと同じような造形能力を使いこなせることがわかり、クイルは自分がエゴの子供であることを自覚し始めていました。

しかし、自分の母の死がエゴのせいであることがわかると怒りを露わにします。

エゴも、クイルが思い通りにならなかったことに憤りを感じ、クイルを惑星の「拡張」のエネルギー源にしようとし、クイルが大切にしていたウォークマンを破壊します。

また、ガモーラと、ガモーラを追ってやってきたネビュラは、エゴの星の片隅で大量の骨の残骸を見つけ、マンティスからこれらが思い通りにならなかったエゴの子供たちの成れの果てであることを聞き出したのです。

駆けつけたロケットたちとガモーラたちが合流し、エゴを倒すための共闘を始めます。

ロケットは盗み出したアニュラックスバッテリーで爆弾を作り、グルートに惑星エゴの中心部にある「脳」へ仕掛けさせました。

クイルは、エゴの陰謀を知ったヨンドゥが、自分を引き渡さなかったことを聞かされ、ヨンドゥこそが本当の父親であったことを知りました。

しかし、戦いの末に逃げ遅れたクイルを救出しに行き、星の外へ出たところで死亡します…。

「父親らしいことがなにも出来なかった…」のセリフにもう、涙が…。

ヨンドゥの死に対して、クラグリンはクイルに以前ヨンドゥが手に入れた地球の音楽プレイヤーZuneを渡し、クイルはクラグリンにヤカの矢を渡します。

かつてラヴェジャーズから除名されたヨンドゥでしたが、ロケットが彼の死に様をみんなに告げたことで、多くの仲間が悼みに現れ、伝統の花火を上げました。

花火を見つめるガーディアンズのメンバーたち。

そして、花火を見て涙を流すロケットの姿で幕を閉じます…。

毎回泣きます。もう号泣です。

何度観ても、ヨンドゥの死を思うだけでも泣けるシーンです。

本当に、いつもクイルのことを思っていたヨンドゥが…クイルの本当の父親だったんだなって思いました。

実父が一番とかではなく、子供が一番だと思う人物が父親でもいいと思いました。

死を持って、改めてラヴェジャーズに認められたヨンドゥですが、今後のシリーズに登場しないことがとても寂しいです…。

エンディングも凝った作りになっている今作、最後まで見逃すことのないように!

スタッフロール中には「あの人」も見つけることができるかも!画面両脇に注目してくださいね。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの今後

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のラスト映像で、ソヴリン人の女王アイーシャが、出産ポッドから「アダム」が生まれると発言します。

「アダム」が第3弾の鍵になることが間違いないのですが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の制作にあたり、ちょっとした事件が起こりました。

1作目、2作目の監督を務めたジェームズ・ガン監督が、過去の発言(と言っても10年とか前)を避難され、監督を降ろされてしまったのです…。

これは、3作目の脚本ができた直後の出来事でした。

ファンの間では、次回作存亡についての不安が駆け巡りました。

そして、監督の復帰も未定です。

ジェームズ・ガン監督のがんばりにより大ヒット映画になったのは疑う余地もなく、後続監督を引き受けるのも責任重大なので、なかなか決まらないようです…。

脚本については、ジェームズ・ガン監督のものが使用されることに決まったようですが、まだまだ未定のことが多い『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新作……。

ファンとしては、ぶっちゃけ後続監督など考えられず、ジェームズ・ガン監督の復帰を願うばかりです…。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズまとめ

画像は、作中大活躍を見せる「ロケット」です。

以上、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズについてのまとめと、その後についてを考察してみました。

要点まとめ
  • バラバラの仲間がチームアップ!めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ泣ける、いろいろな要素が盛り沢山で、パーフェクトな作品!
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが、物語を通して、ひとつの「家族」になっていく姿に感動…。ぜひ親子で、家族で、好きな人と観てほしい作品です。
  • テンションが上がる!最強のBGM!劇中歌も各場面にぴったりで、洋楽ファンにもきっと好きになってもらえる作品だと思います。