『リーガル・ハート』第6話あらすじ・ネタバレ感想!横暴な創業者一族と弁護士に村越が初めて敗北を喫する

ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』公式ページ

お金によって人の命が奪われる状況から救いたいと立ち上がる村越(反町隆史)。

そんな村越の元へとやってきたのは、老人介護施設を営む雇われ社長・早川(仙道敦子)でした。

社員からも施設を利用する老人からも愛される早川が、会社を倒産間近にしてしまった?いえ、問題は創業者一族!

亡き創業者の妻・榎本洋子(田島令子)と、その息子の宏光(天野浩成)の横暴な行動が原因です。

さらに今回の敵は、メインバンクや取引先ではなく、洋子たちの弁護士です。

宇治川弁護士事務所のボス弁の宇治川(升毅)は、なにやら村越と因縁があるらしいのですが…。

先に言っておくと、今回は前編!

ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第6話は、最悪の状態で終わります。

『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第6話あらすじ


ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第6話あらすじ

村越誠一(反町隆史)を訪ねて来た介護施設経営・早川菜津子(仙道敦子)は、経営悪化に加え、創業家とのトラブルに悩んでいた。

サービスは入居者にも定評はあるが、財務状況は倒産寸前。

原因として村越が目を付けたのは、自社株の買い取り。その額1億9千万円。

早川は会社資金の増強のため役員決議のもと新株発行をしたが、「乗っ取りだ」「株を買い取らなければ刑事告訴」とまで追い込まれる。

村越は介護施設を救う為引き受けるが…
出典:『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』公式ページ

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【ネタバレ】『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第6話の感想

創業者に圧力をかけられた社長・早川(仙道敦子)

今回、村越(反町隆史)を頼ってやってきたのは、老人介護施設「株式会社つむぎの丘」を経営する、早川波津子(仙道敦子)です。

経営悪化の原因を調べてみたところ、自社株の買い取りでした。

ここに至るまでの経緯には、創業者一族とのトラブルがありました。

新株発行が決まった時、創業者一族である榎本洋子(田島令子)と息子の宏光(天野浩成)が「乗っ取りを企んでいる」と騒ぎ始めたのです。

そして、顧問弁護士である宇治川弁護事務所に所属する坪井(武田航平)と共に、早川を責めたのです。

坪井のやり方は明らかに脅迫。

ふたりも出席した取締役会で決議を取ったのにも関わらず、聞いていないと言い出す洋子たち。

議事録もあると出そうとしたとき、どうせあなたが改ざんしたんでしょ?刑事告訴しますよと脅してきました。

辞職も考えましたが社員に止められ、辞めることができません。

そんな状況の中、洋子たちは雇われ社長から正真正銘の社長になるために、自分たちの持っている株価をすべて買えと言ってきたのです。その額1億9千万円。

確かにその方がやりやすいのですが、お金はありません。

すると坪井は会社を保証人にろと言い、署名をさせられました。

犯罪者扱いされ続ければ、精神も不安定になります。

そんなふうに追い詰めることが弁護士のやることかぁ!と思ってしまいました。

「つむぎの丘」で働く従業員には、老人も少なくはありません。

会社が潰れれば多くの人が路頭に迷います。

だからこそ、今回も村越は立ち上がるのでした。

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早川(仙道敦子)は乗っ取り屋?問題は誰?女たちが切り込む!

今回の話を聞いた茜(小池栄子)は、早川が本当に乗っ取り屋ではないか?というケースも疑います。

新株を発行し、それを自分のものにすれば、創業者よりも支配力が上がりますからね。そう考えるのも無理はありません。

そして、洋子たちはそうなる前にできるだけお金をとって手を引こうと考えるのも無理はないと考えます。

しかし、実際に施設に行くと、早川は従業員からも老人たちからも愛される存在。

ここまで会社が続けてこれたのは早川のおかげだとも言います。

そして同時に聞こえてきたのが、榎本家の悪評でした。

亡き創業者はとてもいい人だったのですが、宏光が役員の1人になってから早川との衝突が増えたといいます。

なぜこんなにも衝突するのかが気になった茜は、早川の元に1人で行き、より深い事情を聴きます。

先代に気に入られた早川。

実は、宏光との結婚話も浮上したことがあったみたいです。

しかし、早川はこれをやんわり断りました。

父からバカ息子と言われていた宏光。しかも順当にいけば彼が継ぐはずであった会社は早川に。

これを不憫に思った洋子が女帝となり、宏光と共に好き放題したようなのです。

息子といえども、バカであれば会社は預けられませんよ。

女帝、甘やかしすぎたんじゃないですか?

洋子と宏光の写真を見ると、その手には存在感あり過ぎな指輪が。

早川が乗っ取り屋という疑いは晴れました。その上、洋子と宏光が施設を食い物にしていることもよくわかる。

しかも、経営難の原因は、この宏光が会社のお金を使い込んだのが原因!いやもう、クビにしてしまえ!と思うんですが、創立者一族を無碍にできないのでしょう。

茜からすれば、恩を感じすぎ。確かにそうです。

自分を拾ってもらった恩や、親の面倒まで見てくれたのは創始者であって女帝やバカ息子ではありません。

その上、結婚を断った後ろめたさがありますが…宏光をどうにかすると洋子が出てくるという本当に厄介な図です。

しかもこの宏光、早川にとって目の上のたんこぶになっているだけではなく、従業員からも老人たちからも嫌われていました。

たまたま「つむぎの丘」にやってきた祥子(和久井映見)は、宏光の横暴ぶりを目にします。

しかし、さすが弁護士の嫁。この光景をしっかりと動画で収め、それを村越に見せるのでした。

これはもう、誰がどう見ても創業者一族が問題です。

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1株750円が妥当。1億9千万はぼったくり!

バンクミーティングが開かれると、なぜか洋子、宏光、坪井も参加。正直言って邪魔です。

取締役会に参加した人にも会うことができなかったため、証拠をつかめないまま銀行に再建のために力を貸してもらうよう訴えると、それぞれが自社に帰って検討すると言って退散。

それだけ状況は深刻なのです。が、榎本家だけは会社のことよりも1億9千万円です。

早川に圧力をかけ、冷静な判断を失わせたうえで株を買えと契約を交わした坪井。

しかし、改めて会社の株価を調べたところ、1億9千万円ほどの価値はなく、あってもその1/10。

明らかにぼったくりです!会社が潰れそうだから、できるだけお金を持って手を引こうという魂胆…どっちが乗っ取り屋でしょうかコレ。

脅迫による合意など無効と村越は主張しますが、債務名義など、必要な書類までとっている坪井は引きません。

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強制執行するなら民事再生。そして出てきた宇治川(升毅)は村越(反町隆史)を目の敵にする

払わないならば会社の資産に強制執行をかけると、村越まで脅しをかけてくる坪井。

すると村越は、民事再生によって裁判所に介入してもらうことを決め、実行しました。

そうすることで、榎本サイドは強制執行をかけることができなくなったのでした。

和解で済むと洋子たちに説明していた坪井は、ひどく責められます。

そこで出てきたのが、ボス弁の宇治川(升毅)でした。

村越としては「初めまして」という相手ですが、どうやらそんな関係ではないみたいです。

なぜか宇治川、村越をひどく恨んでいます。

そしてそれを覚えていない村越。いったい何が!?

ここについては深堀りされませんでしたが、早川サイドが民事再生をしたのに対し、榎本サイドは即時抗告を出して不当だと主張します。明らかな嫌がらせです。

この状況で自棄に強気なことを言ってくるなぁと思ったらば、宇治川のターゲットは村越でした。

村越は弱いものを食い物にしている弁護士。

潰れて当然の会社を延命しているということは、法律を濫用している知識があると言います。

民事再生をしたのは、強制執行を食い止めるためだったといっても、裁判官は聞く耳を持ってくれません。

結果、民事再生は棄却。裁判官は、宇治川の言い分を通したのです。

民事再生が棄却された場合、法律では「破産」に流れてしまいます。

これを許せない村越は、最高裁に抗告許可の申し立てをするのですが、これも叶いません。

許可が出るはずないのです。これを棄却した裁判官が同じ人ですから。

破産する会社を救えなかった。村越の絶望が痛いほどわかります。

一方、宇治川たちはお祭りモード。いやぁ…腹が立ちます!

しかも、会社が破産することも他人事。

宇治川と村越の間に何があったかは知りませんが、このままでは終われませんよ!

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『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第6話まとめ

ここまで来て初めて敗北を強いられた村越。

法律は弱者の味方にあるはずなのに、宇治川によって白を黒にされてしまったのです。

ただただ、あのバカ息子とその弁護士が腹立つという感じでした。

しかし、このままでは終われませんよ!

今回は前編!しかも明らかに、村越勝利のカギになりそうな人物が証拠を残してくれそうなので、後半の大逆転に期待したいです。

そして衝撃の文字!

「次回最終回!」

早すぎやしませんか!?

もちろん最後まで視聴します。がんばれ、村越弁護士!

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