『リーガル・ハート』第4話あらすじ・ネタバレ感想!倒産の危機に社長が逃亡という最悪な事態

ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』公式ページ

今回、村越(反町隆史)の法律事務所に助けを求めてきたのは、横須賀の製氷会社社長・水橋大介(林泰文)。

経営判断の甘い3代目ゆえに、銀行などから見放され、それを自分が原因だとあまり理解していない様子。

これは自業自得の倒産。

しかしそんな会社こそ、村越は放っておくことができません。

ここからまた、経理の永井茜(小池栄子)が思わず頭を抱える、ハラハラが止まらない回となりました。

『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第4話あらすじ


ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第4話あらすじ

村越誠一(反町隆史)の事務所に訪れたのは製氷会社MIZUHASHIの3代目社長・水橋大介(林泰文)。

ある出来事を機に売り上げが激減し新設した工場の借入金が経営を圧迫していた。

一度は銀行融資を受けられたが売り上げは伸びず、さらに追加融資を頼んだことで銀行は激怒。

このままでは手形事故で倒産になりかねないという。

水橋の甘い経営に一度は突き放した村越だったが、若い社員の為と再建へ向け動き出したやさきに…
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【ネタバレ】『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第4話の感想

製氷会社の3代目は経営者として未熟すぎた

今回の依頼人である水橋(林泰文)は、製氷会社MIZUHASHIの3代目社長。

会社を大きくして大口取引先の資本変更を変えたものの、それが上手くいかず、計画通りに行きません。

その結果、銀行に見放されてしまったのですが、これを水橋はヒドイと怒ります。

しかし、銀行の方がまっとうな意見を言っているのです。

父親のやり方を引き継いだだけだと水橋は言いますが、あまりにも甘えた考え。

従業員24名ともども破産しかない。

そんな状況ですが、村越(反町隆史)は立ち上がります。

今回も経理の茜(小池栄子)は頭を抱え、事務所の招き猫は転がるのでした。

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諦めない心で、会社を立て直そうとする村越(反町隆史)。しかし幹部と社長が!

再建のため、裁判所を挟むことになった水橋。

そのため、社員にも会社が20億円もの負債を抱えていることを周知します。

すると、社長を持ち上げていただけの幹部たちが辞め、残った12人の社員たちと再生の道を突き進むことになるのですが…明らかに不安です!

しかし、それでも村越が見放さなかったのは、この会社の技術力です。

開発中の氷は、ハートなど色々な形を作っているだけではなく、秘密裏にビタミンの入った氷や点滴氷を作ろうとしています。

介護やスポーツの現場で役に立つであろう氷。

これを完成させられれば、会社を立て直すことは可能だろうと村越は思います。

技術力に定評があり、情熱ある若手社員がいることが唯一の救いなのです。

なのにですね!

メインバンクや取引先は、さっさと倒産し、残った資産で支払いをしろと言います。

民事再生の話を出しても、誰も耳を傾けません。

それでも村越は諦めません。

…が!社長の水橋が逃亡してしまったのです。

え、ええー!こんな大事な時に社長が逃亡するとか!

会社を立て直さないといけないという時に!

これはとっても印象悪いですし、茜の見立て通り、甘やかされて育った感満載です。

さすがにピンチです。

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男は頼りにならない!

「潔く破産して返済しろ!」

こう言われたことで、水橋は逃亡。

すると、若手社員の1人である桜田智也(渋谷謙人)も、会社を辞めるべきなのかと逃げ腰になります。

これに対し、妻となり、桜田の子供を身ごもっている井上純夏(松井玲奈)は激怒。

彼女が怒ったのは、社長が逃げたからではありません。

これから自分と結婚し、子供を一緒に育てていく相手である桜田の情けない姿を見たからです。

倒産の噂が立った途端にオロオロ。

だから、この人と結婚して本当にいいのだろうかと、井上は不安になったのでした。

再建のためには、桜田や井上のような情熱のある若手は必要不可欠。

そこで茜は、井上と共に村越の家へ。

そこで始まったのは、茜と井上、そして村越の妻・祥子(和久井映見)3人の女子会が始まりました。

そこで自分の想いを吐き出す井上。

これに対する茜と祥子の答えが…ビックリでした。

男の優柔不断さは、2人もすごく実感しているみたいです。

茜の父は夜逃げし、母と姉と自分を置いて逃げたとか。

そのおかげでお金のことに厳しくなったという経歴です。

男は優柔不断。男は頼りない。甘ったれてマザコン!

女の気持ちなんて一ミリもわかってない!だから私たちが頑張るのよ。

みんなで男の悪口を言いまくり、井上の顔がスッキリしました。

まあ確かに私から見ても、男は優柔不断で女々しくて甘ったれでなんて思うことが多分にあります。

男性からすれば耳の痛い話でしょうが、だから女性はその分強く生きていこうと思えるのです。

こうして、女心がわからないかと女性陣に丸投げしたことで無事解決。

その裏で結構ボロカス言われていることには…きっと気づかないんでしょうね。

それでいいです、良いのです。

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再建への打開策はM&A。そのためにサバゲ―?

メインバンクが再建反対を続けている時、米倉(橋爪功)が村越法律事務所を訪問。

そこでふと思い出したのは、米倉の取引先にM&Aを行っている人がいることです。

その人は、氷の造形に携わっている人。

その人なら、水橋の再建に一役買ってくれるのではないかと、村越は思いつきました。

さっそくセッティングをしてもらった村越。

それがまさか、サバゲーでした。

馴れないエアガンを持って走り回る村越。

いや、昔の反町隆史ならば有り得たのでしょうが、なんだか今回は違います。

やっと落ちつき酒の席に着いたとき、水橋の件を交渉。

今の社長には経営能力はない。ですが新しい商品を生み出す発想力はある。

どうか12名の社員と共に会社を経営してほしいと村越が頼むと、どうやら相手も乗り気でした。

M&Aに関して経験豊かですし、話は良い方向に進みそうです。

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ゆりかごに揺られる水橋(林泰文)に、村越(反町隆史)が一喝

M&Aの話も順調に進み、スポンサーが見つかり、良い流れになっているのですが、メインバンクは頭を縦に振ってはくれません。

社長がまだ逃亡したきりなのです。

これではまた融資をしてもダメだと思われて仕方がありません。

事務の伸司(堀井新太)が手あたり次第、水橋の行きそうなところ探しても見つかりません。

その時、茜が社長のブログでクルーザーが趣味だったと知ります。

船も持っていましたが、今の経済状況では維持できず売ってしまっただろうと考えるのですが、事務所に来ていた祥子が言いました。

「それ、誰に売ったの?もしかしてそこにいない?ほら、男って未練がましいじゃない?」

これには村越、ちょっと頭を抱え気味です。…心当たり、あるんですね。

村越と伸司は、桜井と共に社長のクルーザーを探すと、やっぱりその中にいました。

小さいころから親に甘やかされて育ってきた水橋。

大事な時には逃げてしまう“逃げ癖”がずっとあったみたいです。

だから、今回も逃げてしまった。

自分は会社を続けてはいけない、やっぱり倒産させるべきなのだと、船の中で考えていたみたいです。

クルーザーというゆりかごに揺られながら、自分だけが助かる道を考え続けた水橋。

そんな彼に、村越が怒ったのです。

「いい加減、甘ったれた発言はやめなさい!自分でわかってるんじゃないですか。あなたは社長のイスに座っているだけで、誰もが当たり前にしている努力をしてこなかった。だから、これからは当たり前に努力すればいいんです。そうすれば、みんな応援してくれます」

社長がここで踏ん張らないと、桜田たちの熱意も水の泡。

残った12名の社員と、生まれてくる命、みんな含めて生きていくためにも、水橋はやっとここで覚悟を決めます。

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最後の債権者集会を前に、会社は活き活きしていた

社長が逃亡していた時も、井上は自主的に経理の仕事をしていました。

祥子が言った言葉が相当身に染みたみたいです。

頼りにならないからこそ、女がしっかりと叱りつけないといけません。

なので井上は、桜田にビシィと言ったのです。

「男なら最後までやり通せ!」

こうして妻が旦那を支え、部下が社長を支えようと頑張る、それが水橋のスタイルになったのです。

そして、水橋の発想力はこの会社には必要不可欠。

再建案を拒否し続けたメインバンクも、最終的には水橋の熱意に負け、再建案に賛成を投じました。

村越が説明をしようとしたときも、水橋はその手を押さえ、ビタミン氷や点滴氷を作ろうとしていることを訴えました。

その際、水橋は社長の座を退き、いち社員として頑張る、その熱意は誰にも負けないと言い切ったのが効いたのでしょう。

これにより、水橋の再建案は可決され、3代に続く製氷会社は続いていくことができます。

桜田と井上の結婚パーティーでは、氷が完成し、会社はしっかりと再建することができました。

その時の水橋は社長ではなく、企画開発部。

それが彼のベストポジションだということですね。

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『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第4話まとめ

会社の再建をお願いしに来た張本人が、まさかの逃亡とは驚きでした。

あれ?倒産させたくないから来たんですよね!?となるわけです。

しかし、水橋は良い社員に恵まれています。

辞めていった社員に水橋は甘やかされていたのもあるのでしょう。

今回の再建は、会社自体の再建でもあり、水橋自身の人生の再建だったかもしれません。

そして、女の悩みは女が答えを出すことができる!

村越先生はもちろん頼れる先生ですが、内助の功である祥子の力強さがあるから、これができるのだろうなぁと思えました。

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