『そして、生きる』第3話あらすじ・ネタバレ感想!別々に暮らし始めた瞳子と清隆、それぞれに起きた悲劇。

ドラマ『そして、生きる』第3話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『そして、生きる』公式ページ

清隆(坂口健太郎)は瞳子(有村架純)の妊娠を知らずに、赴任先のフィリピンに旅立ってしまいました。

瞳子は盛岡で一人で子どもを育てると決心します。

第3話は、離れ離れになってしまったふたりが、それぞれの地で悲劇に見舞われてしまいます。

『そして、生きる』第3話あらすじ

新たな希望を胸に異国へ旅立つ清隆を思うが故に、彼には知らせずひとりで子どもを産み育てる覚悟を決めた瞳子。

ドラマ『そして、生きる』第3話あらすじ①

和孝は瞳子の意志を静かに受け入れ、優しく見守る。

カフェを辞め、理髪店の常連客のお店で事務見習いの仕事を始めた瞳子は穏やかな日々を送っていた。

ドラマ『そして、生きる』第3話あらすじ②

一方清隆は、赴任先のフィリピンで、貧しいながらも明るく前向きに生きる現地の人々のために、自分に何ができるかを考えながら充実した日々を過ごしていた。
出典:『そして、生きる』公式ページ

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ドラマ『そして、生きる』はWOWOW独占放送されています。

【ネタバレ】『そして、生きる』第3話の感想

瞳子(有村架純)

妊娠発覚、そして「一人で育てます」宣言から数ヶ月。

瞳子(有村架純)は、お父ちゃんの床屋の常連客の会社で事務の仕事をして暮らしています。

お腹も少し目立ち始めました!

しかし、家に帰る途中の道端で体調が急変。出血し、倒れてしまいます。

病院で目覚めた瞳子は、お父ちゃんの口から赤ちゃんが亡くなってしまった、と聞かされます。

瞳子が失ったもの、その絶望は、子どもという小さな希望。

清隆(坂口健太郎)への純粋な恋心や応援する気持ち。

そして、その気持ちを押し殺して身を引いて、夢を追う清隆に叶わなかった自分の夢まで重ねて、でもそんなことがすべて流れて消えてしまうような感じなのかな…。

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清隆(坂口健太郎)

清隆は、フィリピンのサンファンで新しい生活を始めています。

カルブック村で住民の仕事を手伝いながら、この地域で必要な支援を模索中!

ある日清隆は、村の子どもで学校に行っていない男の子ジャスティンを見つけ、この地域に必要なことは教育であると思い立ちます。

ジャスティンに歩み寄り、すっかり仲良くなった清隆。

ある日、ジャスティンは好きな女の子の写真を見せます。

その子はジャスティンが以前に住んでいた遠い町に住んでいると言います。

「遠いからもう会えない」と言うジャスティンに、「会いたいと思っていたら絶対いつか会える。会った時に恥ずかしくないように生きるんだ。」と伝える清隆。

そして「自分にも好きな子はいるけど、フラれちゃったんだ」と瞳子の写真を見せます。

やっぱりフラれたと思ってるんだなぁ。もどかしい~!

「どうして日本は豊かなのに、フィリピンは貧しいの?」と嘆くジャスティン。

清隆に「自分たちがかわいそうだからここに助けに来たのか?」と問いかけます。

「君の力になりたいんだ。」

清隆には、言葉にできない伝えたい想いがあったけど…それ以外何も言えなくなってしまったようでした。

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明るいNEWキャラ登場!

第3話にして、ズシッとした重いストーリーに、明るい変な奴が登場しましたね~!

清隆のライバルになるのかな…?とも思いますが…。

久保信二(岡山天音)は瞳子の高校の後輩で、高校時代瞳子にフラれて撃沈している過去を持つ男の子です。

高校を卒業し、東京で就職した信二が盛岡に帰り、お父ちゃんの床屋に訪れます。

しかし、高校時代の瞳子はモテすぎて信二を覚えていませんでした~(笑)

「そんな奴いっぱいいたからなぁ~」と、お父ちゃん。

「丸刈りか角刈りか刈り上げか」と、究極の選択を迫るお父ちゃんに、床屋では髪を切れないと「シャンプー&ブローで」と信二。

太陽光発電のセールスマンだった信二は、東京で何やってもダメで、クズになりかけていたところを今の社長に拾われたと言います。

その日から、お父ちゃんの床屋に足しげくシャンプー&ブローに訪れる信二。

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テロが清隆(坂口健太郎)を襲う!

その頃、フィリピンの清隆は、ジャスティンが明らかに悪そうな男の原付から降りてくるところを目撃します。

「明日パジッグの町に行くから何か欲しいものがあるか?」と声をかけると、「パジッグ」と聞いて少しハッとした顔をしたジャスティン。

しかし「欲しいものは自分で手に入れる」と冷たく言い放って去ってしまいました。

今までのジャスティンとは明らかに態度が違うことに気づいた清隆でしたが、声をかけることはしませんでした…。

翌日パジッグに到着した清隆がカフェで打ち合わせに参加している所に、ジャスティンが昨日の男の原付に乗って現れます。

清隆に気づき、ためらうようなジャスティンを男が急かし、ジャスティンは持っていたリュックを放り投げます。

「偽善者め!」と言って原付は走り去りました。

直後、カフェは爆発します…!

フィリピンでジャスティンたちが起こしたテロは日本でもニュースになり、第1話の商店街の坂本さん(萩原聖人)から瞳子に“清隆のニュース見たか?心配しています”とメールが。

瞳子が慌ててニュースを見ると、テロの安否不明者の名前の中には清隆の名前も。

しかし、清隆は生きて病院にいました。

ショックで院内を足を引きずり、呆然と歩く清隆。

そんな清隆をさらに追い込むニュースが。

テロの首謀者の男とジャスティンはテロの直後、警察により射殺されていたのです。

清隆は、ジャスティンの闇を救ってあげることができませんでした。

確かにジャスティンの心は開きかけていたのに。

色んな思いがよぎったでしょうね。

たらればですが、あの質問にきちんと答えていれば…とか、原付男を見た時にもっとちゃんと話を聞いていれば…とか。

そして、日本に帰国する清隆は、空港でハンちゃん(知英)と再会します。

何も知らずに明るく話しかけるハンちゃんに抱きつき、清隆は子どもみたいに泣き出すのでした。

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『そして、生きる』第3話まとめ

「困っている人を助けたい」

そんな清隆の真っすぐで純粋な気持ちは、ジャスティンたちの起こしたテロで粉々に砕かれてしまいました。

身体の傷より、心の傷はもっと深そうです…。

「お金がない」「教育を受けれない」ということは、「自由がない」「選択肢がない」ことと同じ意味を持つと私は思います。

分からないから、選べない。

本作の題名『そして、生きる』というのは、ジャスティンにも言えて。

どれだけ選択肢のない、救いなど何もないように見える生活の中でも、何とかして死ぬまで生きていかなくちゃならない。

ジャスティンがどうしてあの男と出会い、テロに加担したかは分かりませんが、きっと幼いジャスティンにはそれしか選択肢が残っていないように思えたんだろうな…と。

貧しいとは、お金がないとかそんな単純なことなんかじゃないですね。

何だか今後の展開が全然分からなくなってきた第3話でした。

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