好きだけど会えない。
慊人を支えるため、十二支の仲間を裏切らないため、紅野はありさを選べない。
哀しいですね。
ただ「慊人が僕を必要としなくなるまで」と言っていたので、呪いが解けて慊人が神様役から解放されれば、希望はありますね!
がんばれ主人公!
って、もう『フルーツバスケット 2nd Season』は終わり!?
続きは最終章!?
続きがあるのは嬉しいですが、待ち遠しいですねえ。
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目次
『フルーツバスケット 2nd Season』前回第24話のあらすじと振り返り
真知はつまらない。
そう言われて育った真知は、王子様と呼ばれている由希に違和感を持っていました。
そして、似たような母親を持つ由希のことを、無自覚に気にかけ始めます。
一方で由希は、参加した十二支の宴でいつも通り嫌味を言う慊人に「誰かのせいにするのはもう嫌だ」と告げ、怒り狂った慊人から瓶で殴られ、額に傷を負ってしまいます。
それでも由希は怯えずに「キミのところへ俺は帰らない。」と、しっかりと心に思うのでした。
【ネタバレ】『フルーツバスケット 2nd Season』第25話(最終回)あらすじ・感想
解放と呪縛
飛び立つ鳥、涙を流す学ラン姿の紅野。
それを絶望的な表情で見つめる慊人。
解放と呪縛。
紅野がモノローグで言ったと同時に切れる紐。
『フルーツバスケット 2nd Season』最終話は、冒頭から不吉な場面で始まりました。
慊人の表情が怖かったです。
SU_BU
怪我は成長の証
透は、紫呉の家から人がいなくなるため、年越しを師匠こと草摩籍真の家で過ごしました。
年が明けて、同じく泊まっていた依鈴と話していると、由希がやってきました。
新年のあいさつを交わしながら、透は由希の額の傷に気づきます。
透に「どうしたの」と聞かれた由希は「慊人に歯向かっちゃった」と、穏やかな笑顔で答えます。
「でも…ちょっと、頑張ったでしょ?」
「はい!」
透と由希は、まるで母子のように笑顔で言葉を交わすのでした。
SU_BU
紫呉と慊人
草摩の本家の一室でくつろぐ紫呉とはとり。
はとりから、慊人の体調がよくないことを告げられた紫呉は「由希くんに看病させたら」と冗談で返します。
「どうしてボクを一番に選ぼうとしないんだよ!」
見舞いに行った紫呉が慊人から言われた言葉。
その言葉を受けて、紫呉は「自分だって紅野を選んだくせに。」とつぶやきます。
明らかに紅野に対して敵意を持っている紫呉。
「僕は力もなく器も小さく、くだらない最低な男なんです。」
「お前の最も最低のところは、それを自覚していながら微塵も悪いと思ってはいないことだ。」
はとりがたしなめますが、紫呉は全く意に介しません。
SU_BU
嫉妬する紫呉
紫呉の家にかかってきた一本の電話。
受話器を取った紫呉は、持っていた本を落としてしまうほど動揺します。
電話の相手は紅野でした。
あきらかにトゲのある紫呉の対応にもめげず、紅野は透に話があることを伝えます。
「彼女に何の用?」
「紫呉兄さんにも話すべきことがあるのかもしれない。」
そう切り出した紅野に、紫呉は「やっとかよ…。」とイラ立った声で呟くのでした。
SU_BU
十二支の酉
紫呉におつかいを頼まれた透が、途中の公園で雀たちと戯れていると、紅野が現れました。
紅野は酉の十二支で、十二支はその動物に懐かれるはず。
その紅野が雀たちに近付くと、一斉に逃げてしまいました。
その光景に戸惑う透。
紅野は、油断した透を唐突に抱きしめますが、彼が鳥に変身することはありませんでした。
紅野の呪いは解けていたのでした。
学生の頃、何の前触れもなく呪いから解放され、普通の人間になった紅野。
呪いから解放されたのに、他の十二支は紅野を今も酉だと思っているし、紅野は慊人の側にいる。
「紅野さんは、まだ何かから解放されずにいらっしゃるのですか?」
透は紅野に理由を尋ねます。
SU_BU
紅野のありさへの気持ち
ありさと会って話をしたのは、たったの二回だけ。
このまま会わずにいれば、些細な思い出になっていつか消えてなくなる。
人間になった自分が初めて好きだと思った人だったけど、他の十二支のみんなが苦しんでいるのに、自分だけ自由に恋愛はできない。
「誰よりも弱くて、誰よりももろくて、臆病なあの子のために、哀しい女の子のために…。」
呪いが解けたあの日、泣いてすがった慊人という女の子に離れないと誓った。
だからありさとは会えない。
それが紅野の答えでした。
SU_BU
今回分かったこと
- 十二支の神様はある程度十二支のみんなの考えが読めるし、神様の言うことには逆らえない
- これが十二支の絆
- 慊人はこの絆があるから神様たりえている
- それが、ある日突然消えてしまうことがわかった
- 不安にかられた慊人は、普通の人間がするように肉体関係でその絆を繋ぎとめようとして、紅野もそれに応じた
- 紫呉視点だと紅野の呪いが解けたことなど知らないので、急に慊人が紅野を選んだように見えた
この第25話で出てきた情報をまとめました。
SU_BU
『フルーツバスケット 2nd Season』第25話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
⛩#フルーツバスケット 2nd season第25話⛩
テレビ大阪での放送が終了しました!
ご視聴いただきました皆様、本当にありがとうございます!<第25話あらすじ>・・・・・俺はもう、違うんだ
はコチラ!
▶https://t.co/F5BM1eiNp9そしてThe Final 2021年放送決定!!
放送をお楽しみに!#フルバ pic.twitter.com/sxHKPpcQpd
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) September 21, 2020
- 依鈴の服装が独特すぎる
- お母さん、ぼく頑張ったでしょ?
- 失恋していた紫呉
- 慊人の性別は?
- そして終章へ
ついに、慊人がねじれてしまった原因にたどり着きましたね。
慊人が人を傷つけるようになったのは、「自分より好きな人間ができたら呪いが解けると思い、恐れたからかなあ。」と推測します。
答え合わせは最終章までおあずけですね。
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