『4分間のマリーゴールド』第4話あらすじ・ネタバレ感想!みことと沙羅のキス現場を廉が目撃してしまい…

ドラマ『4分間のマリーゴールド』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

みこと(福士蒼汰)と沙羅(菜々緒)の想いが通じ合った幸せな時間は、すぐに崩壊してしまいます。

廉(桐谷健太)が二人の関係に気付き、今までの温かい家族の関係が険悪になっていきます。

果たして廉は、沙羅とみことの関係を許し、沙羅を救うことができるのでしょうか。

それではさっそくドラマ『4分間のマリーゴールド』第4話をネタバレありでレビューしたいと思います。

『4分間のマリーゴールド』第4話あらすじ


「ずっと好きだった」とお互いの気持ちを確かめ合ったみこと(福士蒼汰)と沙羅(菜々緒)。

2人は、しばらくは自分たちのことを、廉(桐谷健太)や藍(横浜流星)、広洋(佐藤隆太)に気付かれないように“秘密の恋”を育む。

救命のスキルを上げたいみことは、気管挿管の研修で赴いた病院で誰も見舞いに来ない入院患者の二条梓(筒井真理子)と出会う。

梓は食道がんを患っていた。

唯一の身内である娘と、あることをきっかけに長い間会っていないという梓に、心配したみことは手術の前に娘へ連絡することを勧めるが、「娘に私は必要ない」と拒まれてしまう。

ドラマ『4分間のマリーゴールド』第4話あらすじ①

「家族が家族でなくなるのなんて一瞬です」と呟く梓が気になるみこと。

ある夜、広洋の誘いで廉を除く花巻家の面々は神社の秋祭りへと向かう。

その最中、愛犬・シロとはぐれてしまい、留守番中の廉も自宅を飛び出し皆で探し回る。

自宅に戻っていたシロを広洋らが見つけ一安心するが、見つかったことを知らない廉は神社へ。

ドラマ『4分間のマリーゴールド』第4話あらすじ②

一方、みことと沙羅は神社で二人きりになり、初めてのキスをする。

そこを偶然廉が目撃してしまい…

家長として複雑な想いを抱いた廉は、みことに「沙羅を好きでいるなら、俺はおまえの家族をやめる」と宣言する。
出典:『4分間のマリーゴールド』公式ページ

【ネタバレ】『4分間のマリーゴールド』第4話の感想

幸せな時間と悩む時間

沙羅(菜々緒)から気持ちを伝えられて本当に幸せなみこと(福士蒼汰)です。

沙羅の洗濯物をひとつ見るだけで、沙羅の声を聞くだけで、ウキウキと心が弾んでしまいます。

しかし、沙羅は家族の前ではみことに今まで通りに接していました。

そんな沙羅を見て、みことは夢だったんじゃないかと思っていましたが、沙羅はちゃんとみことのことを想っています。

家族にバレてしまう前に、きちんと二人で藍(横浜流星)や廉(桐谷健太)には話をしたいと考えていたので当分は灯台でひっそり会うと約束しました。

しかし、なかなか二人きりになる時間が作れませんでした。

それから数日後、近くでやっているお祭りへ行くことになり、ひょんな偶然から二人きりになる時間ができました。

家族のことを考えてしまうと、大切なこの時間を楽しむことができないと考えたみことと沙羅はお互いを名前で呼び合っていました。

そこで2人はキスしましたが、廉が偶然その現場を見てしまいます。

みことと沙羅は、まさか廉に見られているとも知らず、二人で幸せな時間を過ごしました。

ですが翌日、廉に沙羅との関係がバレていることを知り、みことは悩みました。

どうすれば受け入れてくれるのだろうと考えましたが、何もいいアイデアは思いつきません。

家族を一番に考えてくれている廉を思うと、毎日が苦痛で悩んでしまう時間の方が長くなっていました。

しかし、みことは沙羅が1年後に亡くなってしまうとしても守りたい。

亡くなってしまわないようにしたいと心から願っているし、みこと自身にできることを探していました。

なので、廉に問い詰められても沙羅のことを想う気持ちは何も変わりません。

廉と仲が悪くなって数日が経ってしまったとき、沙羅と二人で話す時間がありました。

そこで、沙羅もみことも絶対に関係を壊すことはないと心に誓いました。

廉(桐谷健太)との確執

廉はお祭りの日に、沙羅とみことの関係を知ってしまい怒りが爆発していました。

みことが朝起こしに行こうとしても挨拶をしても無視です。

沙羅が話しかけると冷たい態度ですが、話はしています。

でも、血の繋がっている沙羅と義理の弟のみことが付き合っているということがやはり許せません。

その想いは分かりますが、沙羅やみことの気持ちを聞かないことには何も言えません。

なので、沙羅とみことが会っている灯台までやってきた廉は、みことに話を聞きました。

沙羅には男同士の話なので先に家に帰れと言いましたが、沙羅は飲み込みませんでした。

だけど、みことは先に沙羅に帰ってて大丈夫と説得し、沙羅はみことの言う通りに帰りました。

みことは言い訳をしようとはしていませんでしたが、廉の怒りは頂点まで来ていました。

廉はお祭りでキスしているところを見てしまったことを話しました。

廉も本当は認めようとしたのかもしれませんが、素直にその気持ちを認めることができません。

みことが沙羅のことを好きならば「みことの家族を辞める」とみことに告げました。

沙羅は帰宅した廉に問い詰めましたが、言い合いになってしまい廉は家をヒロくん(佐藤隆太)と出て行ってしまいました。

ヒロくんにみことと沙羅のことを話しましたが、あまり驚いていませんでした。

そしてヒロくんは、血が繋がっていないので別に構わないことだし、家族だとしても付き合っていても何も問題はないと言います。

廉は家長としての責任があるので、容易に許すことはできないと言いました。

ヒロくんもそれは分かっていますが、今さら沙羅とみことを別れさせるという悲しい決断はできません。

破局してしまった時に、沙羅とみことがまた姉と弟に戻れるかも心配なのです。

しかしヒロくんは、廉の「家長として」という感情をみことと沙羅に押し付けていると言われます。

廉がもし家族のために犠牲を払っていたとしても押し付けるべきではないと言われ、廉は考え込みます。

家長として今まで自分が家を守ってきたことに自信がある廉は、頑なに考えを曲げようとはしません。

数日が経ち、またみことと話す時間があり許すことはできないけど、沙羅の死期が迫っていることを聞かされます。

まだまだみことを許す気にはなれていないはずだけど、沙羅のことを聞いて、もっと頭の中がぐちゃぐちゃになってしまったんじゃないのかなって思いました。

本当に1年後に沙羅が死んでしまうなら食い止めたいし、みことと幸せな時間を過ごしてほしいと思っているのかなって疑問です。

ただ、本当は心が優しいまっすぐな廉が下す決断は、次回の見どころのひとつです。

家族の大切さ

みことは、仕事で実習経験として病院で気管挿管の練習を行うことになっていました。

なかなか練習で「実験台になれ」と打診して受け入れる患者さんはいませんでした。

しかし、一人だけ二条梓(筒井真理子)という患者さんだけが「別にいい」と受け入れてくれました。

二条さんは、離婚してからシングルマザーで娘さんを育てていました。

現在はステージ3の癌になってしまい、一人で闘病しています。

お見舞いに来てくれる家族も今はいなくなってしまいました。

娘さんは母親のために行きたい大学にも行けず、何もかも母親の言いなりになってきたと思っていたのです。

大学卒業の時「これで満足?」と言われてしまい、それから会うことができていません。

二条さんは、家族が壊れてしまうのは一瞬で何もかも失くしてしまうとみことに告げました。

だけど、二条さんの娘さんも本当は母親のことを心配していました。

手術当日にメールが届き、本当はすぐに駆け付けたかったけど、仕事で駆け付けられませんでした。

手術室に入ってしまう前に何とか間に合い、やっと親子の関係を再構築できる可能性が出てきました。

一瞬で崩れてしまった関係は、何かのきっかけで戻ることがあるかもしれないと分かりました。

『4分間のマリーゴールド』第4話まとめ

認められなくても沙羅と一緒にいることを選び、絶対に死なせないと心に誓ったみことはかっこよかったです。

でも、廉の気持ちもよく分かりました。

少し複雑な気持ちになる回でしたが、次週からは家族で沙羅の死を食い止められるかどうかのポイントになる重大な回になりそうです。

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