退院をし、改めて裕一(窪田正孝)に結婚を前提とした交際の承諾を得るため、頭を下げる華(古川琴音)とアキラ(宮沢氷魚)。
お父さんと呼ばれるも「君にお父さんと言われる筋合いはない」と、厳しい表情を見せる裕一。
裕一が気になるのは、音楽家として娘を養っていくことができるのかという点でしたが、事態はいつの間にかおかしな展開に。
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目次
『エール』前回第23週115話のあらすじと振り返り
華(古川琴音)の恋人がロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)だと知ると、裕一(窪田正孝)が彼を受け入れてくれるだろうかと不安になる音(二階堂ふみ)。
レコードを聞かせてみると感触はあまり良くなかったので、より不安が膨らみます。
そんな時、裕一が胃潰瘍で入院。
まさかアキラの隣のベッドに入院をすることになったのです。
体に負担があるのにもかかわらず、ここで愛娘に恋人ができたなどと知ればさらなる負荷がかかると思った音と華は何とか誤魔化すのですが、アキラが退院をする時、飛び職だと言っていたことがバレてしまい…。
【ネタバレ】『エール』最終週116話あらすじ・感想
アキラ(宮沢氷魚)が古山家を訪問、裕一(窪田正孝)は娘を持つ父の顔だった
退院をするその時、とび職ではなく歌手であることが露見し、さらには華(古川琴音)と特別な関係になっていることを知った裕一(窪田正孝)。
双方が退院し、改めてアキラが古山家を訪れる日、アキラは緊張で家の前で転倒。
華が急いで駆け寄った時、裕一はすでに娘を持つ父の顔になっていると聞かされます。
一方居間では、怪訝そうな顔をする裕一に、「アキラさんの話を聞いてね」と、音(二階堂ふみ)が念を押します。
そして緊張の対面の時。
張り詰めた空気を打開するため、音は羊羹を出してくるのですが、アキラはこれをなかなか切ることができず、テーブルから転がしてしまいました。
それでも落ちた羊羹を食べて笑い合うアキラと音。
しかし裕一は眉一つ変えません。
KAMUI
「娘さんと結婚を前提としたお付き合いを」から始まるドタバタ論争!
「お父さん」
「君にお父さんと言われる筋合いはない」
「じゃあ古山さん」
「それだとここにいる全員古山さん」
「じゃあ裕一さん」
「それも変。やっぱりお父さんじゃないかしら?」
「お父さんは嫌だ。呼びかけは無しで話そう」
KAMUI
改めてアキラが、華のことを愛していること、一生添い遂げたいと思っていること。
そして、華と結婚を前提とした交際を許してほしいと言い、華とともに頭を下げます。
すると裕一は、歌手としてのアキラの年収は?と聞きます。
今はわずかしかなく、父の手伝いをしながら生計を立てているアキラ。
それでは華を養うことはできないから、音楽で食えるようになってから出直してきてくださいと言い切りますが…。
「私にプロポーズした時、収入ゼロだったし」と、音が横で呟きます。
あの時自分は賞をとっていたと言うと、それからもしばらく曲は売れずに100曲没になったじゃないかと音が反論。
21曲だと言うと、初耳だった華は「そうだったの!?」と詰め寄り、アキラはそれでも音楽の道を諦めなかったお父さんはすごいと褒めたたえます。
しかも、レコード会社と契約したしと裕一が言えば、それは音がとって来たものだと反論。
曲が売れたのだって双浦環(柴咲コウ)のおかげじゃないかと言われます。
さらに華は、人気がある分アキラの方がマシと言い切ることで、裕一はさらにムキになっていくのでした。
KAMUI
アキラ(宮沢氷魚)が女性遍歴を素直に暴露すると、味方だった人が敵に!?
歌手という人気商売をしているアキラは、華のことを真剣に愛しているというが、過去に恋人はいただろうと思う裕一。
そこで「過去に恋人は何人いたか?」と問い詰めます。
素直に言う必要はないと華は止めますが、真剣にお付き合いをさせていただくためなのだから隠し事はいけないと思い、素直に…16人と答えました。
この人数に音と華は驚き。
華だって1人、しかもそれも本当に付き合っていたかどうかわからないような相手だったと語ります。
16名の中には遊びの人も確かにいた。
たくさんの人と付き合ってきたからこそ、自分は華の素晴らしさに気づくことができたんだと、アキラは真っ直ぐな目で告げるのですが、これに待ったをかけたのが何と音でした。
KAMUI
水商売の経験上「君だけが特別」という言葉はモテる男の常套句!
騙されてはいけませんと、音は華の頭を掴みアキラから自分の方に向けさせます。
これで3対1になったと裕一は喜び、アキラに華を諦めるよう追い打ちをかけるのでした。
KAMUI
華(古川琴音)のための1曲を聞き、2人は若かりし頃の自分たちを思い出す
結婚を前提とした交際を認めてもらうため、華への気持ちが本気であることを知ってもらうため、アキラは華のための1曲を聞いてほしいと言います。
そうして奏でられた「ムーン・ライト・セレナーデ」に、思いの丈を乗せて熱唱すると、気合を入れすぎたせいで鼻血が!
裕一は華に処置をするように言うと、アキラと共に娘は退席。
音に「どうだった?」と裕一は聞きます。
「本気を感じました」
「だよなぁ」
自分たちも両親から反対をされていたことを思い出すと、三郎(唐沢寿明)と光子(薬師丸ひろ子)はよく許してくれたなと…音はしみじみ思うようになりました。
そして、母・光子と同じように、今の音の中には「汽車は走り出しました。もう止まれません」という言葉が蘇ってきました。
裕一は仕事関係で反対、音は女性関係で反対です。
しかし、頭ではダメって言っても心が行けって言っていると、音は自分の今の素直な気持ちを言います。
そして裕一は、親になって昔の自分を棚に上げ、子供を信じる気持ちを忘れていたと語るのでした。
「それにしても遅くないか?」
「あの時私たちは…」
ハッとした2人は華とアキラのもとへと駆け出していきますが、2人はすぐそこに。
鼻血が止まらなかっただけだったと知りホッとするのでした。
KAMUI
裕一は改めてアキラに問いかけます。
「アキラ君、どうして華なんだ」
KAMUI
『エール』最終週116話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
4人が顔を突き合わせた居間。
あの日の二人を思い出します💭#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#唐沢寿明#薬師丸ひろ子#古川琴音#宮沢氷魚 pic.twitter.com/TaUNzMTGje
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) November 23, 2020
さあさあ朝ドラ『エール』の最終週がスタートしました。
それが娘のお婿問題のご様子。
生まれた頃から華にベタベタで作曲の仕事には手がつかない、ビデオを回して成長を記録。
親バカすぎる裕一にとって、一生来てほしくない瞬間の到来なだけあって予想以上に面白いことになりました。
しかも、これまでの自分たちの経歴も含めての大論争!
確かに曲が売れなくて、廿日市(古田新太)に音が脅しをかけにいったなんてこともありましたし、いろいろありましたね。
そんな困難を娘にはさせたくないと譲らない裕一ですが、隣にいる音はなんだかんだで楽しんでいました。
華もきっとそうやって乗り越えていってくれそうですが!
果たしてアキラは裕一を納得させることができるのでしょうか?
そしてこの『エール』はどんな終わりを迎えるのか。
じっくり噛み締めるように見ていきたいと思います。
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