最終回の1個前!重要な伏線が回収される11発目のタイトルは「大沢木家トラベリン」。
ずっと謎だったもう1人の大鉄(佐藤二朗)の存在の真相が明かされます。
そして物語は、さらなるおもしろ展開へ…見逃し厳禁な重要回です!
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目次
『浦安鉄筋家族』前回第10話のあらすじと振り返り
大沢木家の母・順子(水野美紀)には、最近とても気がかりなことが2つ。
それは、長女・桜(岸井ゆきの)の電話を盗み聞きしてしまったことで浮上した娘の妊娠疑惑と、ラブレターをもらった次男・小鉄(斉藤汰鷹)の初恋話!
「首突っ込みたい!介入したい!」
イケナイことと思いながらも追求心を止められなかった順子は、真相を突き止めるために長男・晴郎(本多力)の発明品を駆使してスパイ活動を開始します。
日曜日の公園で、茂みに隠れて見守った母が見聞きしたのは予想だにしない光景で…順子が思わず涙を流した理由とは?
【ネタバレ】『浦安鉄筋家族』第11話あらすじ・感想
超絶だらしなさすぎの大鉄(佐藤二朗)、家族に呆れられる!
茶の間で座布団を枕に寝転びながらタバコをふかす大鉄(佐藤二朗)。
その様子を見兼ねた晴郎(本多力)が「準家族の僕ちんが言うのもなんですが…父上、ちょっとだらしなさすぎでは?もう少し威厳をもたれた方が…」と苦言を呈します。
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晴郎の決死の言葉は響かず…大鉄はちゃぶ台返しでさえも「面倒くさい」と途中でやめてしまいます。
さらに、まだ赤ちゃんの裕太(キノスケ)にテレビリモコンを取ってと頼む始末…だらしなさはとどまることを知らず、ウソまでだらしなくなっていきます。
そこへやって来た桜(岸井ゆきの)も「洗面所が酷い…こつ然と神隠しにあったみたいに全てやりっ放し!」と犯人である父に憤慨します。
「途中で何もかも飽きちまう…」とさらにだらしなさ全開の大鉄は、寝たまま見やすいようにテレビを45度に傾けるよう晴郎に指示します。
それを見た順子(水野美紀)は「テレビの概念まで45度に変えちゃう男!」と夫を擁護します。
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「お父さんこのままだとゴミ!もう限界、裁いて!!」
桜の訴えを聞いて渋々動き出した順子は、大鉄の傍に座ると「グデーっとしてるのもいいけど、たまには家族サービスでどこかに連れってって」と優しく話しかけます。
「考えとく」と答えた大鉄は、再び寝転がります。
そして、晴郎に足のケアを命じます。
しかし、“電動式あかすりおろし金・アカスライダー”の痛さに悲鳴をあげて悶絶。
大鉄は晴郎にビンタを食らわせます。
大沢木家が温泉旅行、大鉄(佐藤二朗)のサプライズ旅行計画か!?
45度に傾けられた大沢木家のテレビに、人気芸人のマカダミアナッツチョコレートプラネットプレミアムこと通称マカプレ(チョコレートプラネット)の番組が映ります。
番組の中で、マカプレはアメリカ西海岸のIT企業が集まる街をリポート中。
そこへ、見覚えのある浦安ナンバーのタクシーが颯爽と走り去ります。
「あれ、ジャパニーズカミカゼじゃない!?どんだけ~!」
びっくりするマカプレが映し出されたのでした。
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「ウソでしょ!?」
食卓を片付けていた順子は驚愕!
なぜなら、居眠り中の大鉄の手に“伊豆箱根温泉・お得旅エコエコファミリープラン”のチラシ!
肌身離さず1日中チラシを持ち続けている大鉄の姿に、順子は確信を持ちます。
その夜、大鉄が寝ている横で家族会議を開いた順子は「お父さんが旅行計画してるかも」とみんなに打ち明けます。
にわかに信じられないみんなが寝ている大鉄の方へ一斉に視線を送ると、なんと大鉄の手には話題のチラシが!
「願いが届いた…これは歴史的大事件だ!」
一気にテンションが上がります。
「母上の誕生日のバースデープレゼントでは?」と晴郎。
順子は「これは奇跡よ…奇跡と遭遇してるんだわ!」と歓喜。
桜は「ようやく普通に芽生えたお父さんの普通…見守ろう!」と、様子を見ることを提案します。
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翌朝、小鉄は学校で父の家族旅行計画のことを嬉しそうに語ります。
仲間たちは「一家心中や、外国に売り飛ばされるのでは?」と心配しますが、当の本人は楽しみで仕方がありません。
順子も、近所のママ友に「温泉話、聞きましたよ!」と呼び止められます。
「ご主人の浮気のつぐない温泉?…それとも、ご主人が余命わずかのいくばく温泉?」と矢継ぎ早に質問され、順子は夫の疑惑を一生懸命否定します。
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まさかの行先変更で、格上げされた家族旅行に子供たち歓喜!
学校帰りの桜と一緒になった順子は、ご近所の奥様方から質問攻めの囲み取材にあったことを話します。
「お父さんが温泉連れていくなんて、やっぱそれ位のこと!」と2人で歩きながら笑い合います。
桜は彼氏の花丸木に家族旅行のことを伝えたといい、順子に彼も旅行に誘っていいかと問います。
すると、順子は「今回は家族水入らず。花丸木くんとはまたいずれ…」と優しく微笑みます。
母の幸せそうな微笑みを見て、桜は「思い出温泉…だね?」と順子の気持ちを察するのでした。
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帰宅した順子は、大鉄のズボンに“三大パワースポットめぐり・沖縄”の旅行パンフが刺さっているのを目撃!
まさかの行先変更に動揺する順子は、大鉄の発言を聞き間違えしてしまいます。
「ナンクロないか?(なんくるないさー)」
クロスワードをしようとしていた大鉄の言葉を、沖縄の方言に聞き間違えちゃったから大変!
速攻で子供たちに「沖縄に行先変更したかも」と報告してしまいます。
一段とグレードアップした旅先に子供たちは飛び上がって喜びます。
小鉄の同級生の親たちに「大沢木家が旅行に行く」という情報が、帰宅した子供たちによって瞬く間に伝わります。
小鉄の同級生・仁(細井鼓太)からその情報を聞いた仁ママ(宍戸美和公)は、「やつらの留守を預かって飲み食いしましょ!」とよからぬ計画を練ります。
そんなことを知る由もない大鉄が、旅行代理店の店先を通ります。
すると、偶然にもお店の看板に吊るされてあった布広告が大鉄の肩にひらり!
奇跡的に、たすき掛けのように体にまとわりつきます。
気づかずに<おすすめツアー・サンタモニカ>の布を身にまとったまま、大鉄は帰宅してしまうのでした。
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待ちに待った家族旅行に行く日がやってきた…予想だにしない驚きの展開!?
サンタモニカをまとった大鉄を見た順子は絶句し、失神。
「どうやらお父さんは本気…私たちを手加減なしのバカンスに誘う気よ!最初で最後のフルスロットル家族旅行よ!」
気を取り直し、桜の部屋に子供たちを集合させた順子。
急いで再び行先がアメリカ西海岸カリフォルニア州ロサンゼルスの西に変更になったことを報告します。
そして来たる旅行に備え、パスポートを取り、準備万端整えます。
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初めての海外旅行…家の中に緊張感が漂います。
「お前ら、どっか出かけてえか?たまには家族で出かけるか!」
ついにきた…大鉄のひと言で一気に緊張が高まります。
珍しいことが起きると天変地異が起きるという迷信を信じてやまない金鉄(坂田利夫)はお留守番。
すっかり、カリフォルニア風ファッションに身を包んだ大沢木家の面々は大鉄のタクシーで意気揚々と出かけます。
助手席の順子が「ありがとう。なんだか人が変わったみたい…」と喜びを噛み締めます。
「人は…変わるんだよ」とハンドルを握りながらかっこよくキメる大鉄が照れ臭そうに笑います。
「さあ、着いた…絶景だろう?まるでアメリカの西海岸そのものだ!」
なんと、大鉄に連れてこられたのは千葉のサンタモニカこと新浦安。
順子は「期待したのがバカだった…お父さんが家族サービスするなんて考えるはずないもの」とがっくり肩を落とします。
「考えてるじゃねーか!いくら母ちゃんでもカチンとくるぜ!」
「こっちはカチンと来どおしよ!家族のこと、どう考えてんの?」
反論した大鉄でしたが、順子の不満爆発!
タバコの量、脱ぎ散らかしの服、夏場に冷蔵庫で足を冷やす、冬場はオムツを履いてコタツから出てこない、順子の財布からお金を抜く等…日常生活で溜まった大鉄に対する不満が順子の口からとめどなく溢れ出てきます。
「ぬぅ…大激怒!」
追い込まれ過ぎてちゃぶ台返しをした大鉄は、ヘソを曲げて家族を置いて帰ってしまいました。
大鉄が去った後、声を押し殺して泣く母がいました。
愛煙家・大鉄(佐藤二朗)に大ピンチ&花丸木(染谷将太)の不思議な語尾の意味が明らかに!
むしゃくしゃが収まらない大鉄が向かったのは行きつけのファミレス「べーやん」。
店長の麻岡ゆみ(松井玲奈)から「全面禁煙となった」と告げられます。
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「長い間、ご利用ありがとうございました。楽しかったです…それなりに。」
店長に笑顔で挨拶された大鉄は「…ありがとよ」とその場を去ります。
喫煙オアシスを失った大鉄は、失意のまま20キロのスピードオーバー…日本一凶暴な女性警官・ボボヨ(アジャコング)のパトカーに追いかけられます。
すっかりスイッチが入ってしまった大鉄は壮絶なカーチェイスを繰り広げます。
一方、新浦安に置いてけぼりを食らった順子たち。
途方に暮れながら浦安に向かってトボトボ歩きだします。
「サンタモニカ旅行はどうしたらむ?」
偶然、花丸木(染谷将太)と遭遇。
桜は思いつく言い訳を全部言葉にして繕おうとします。
「桜ちゃんのそんな顔、見過ごせない…なにがあったか知らないけど、僕でよかったら相談するらむ。力になるらむ!」
いつになく真剣な表情で花丸木が語りかけます。
答えに詰まる桜に代わって、順子がお父さんと喧嘩したのと事情を伝えます。
「それはきっとささいなこと…いつかきっと笑い飛ばせる日がくるらむ!さしでがましいことかもしれないけど、僕なりの未来推量らむ。」
元気づけてくれた花丸木に、桜が「ありがと!」と笑顔を見せます。
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「いつでもひと肌脱ぐらむ!」と笑顔で走り去ろうとした花丸木。
本当に服が脱げてパンイチ状態に…w
「ひぃ!浦安が意志をもって僕を脱がそうとしてくるらむ!」
浦安に恐れを抱きながら、花丸木は走り去っていくのでした。
落雷で5ヶ月前にバック・トゥ・ザ・フューチャー!?
ボボヨに追いかけられ、80キロオーバーで激走する大鉄のタクシー。
逃げ切れそうになったそのとき、灰色の雲から大きな雷が大鉄の車をめがけて落ちてきます。
雷に打たれた大鉄と車は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように火のタイヤ痕を残してこつ然と姿を消します。
「なに消えてんだ、この野郎!」
ボボヨの罵声が飛びます。
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花丸木のおかげで和んだ順子たちは「よく考えたら、どこか連れていってくれただけでもすごいこと…感謝しなくちゃ!」と思い直します。
「おじいちゃんの言うとおり、天変地異でも起きなきゃいいけど…」
桜が預言者のようなことを言います。
その頃…雲の隙間の切れ目からポンッと現れた大鉄タクシーは、自宅前の塀に激突。
衝撃音を聞いた順子が家から様子を見に出てきます。
「あれ?母ちゃん、帰るのはやいな…」と大鉄。
すると、驚くことに椅子に括りつけられた大鉄(自分)が家から脱走してくるじゃありませんか!
「父ちゃんに逃げられた!」
晴郎の叫ぶ声が聞こえてきます。
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家を脱走した挙げ句、タバコをカートンで爆吸いして順子に飛び蹴りを食らっている自分を大鉄は目撃します。
「あれはいつぞやの俺じゃねーか!」
すぐに通りかかったおばさんに今日が何日かをたずねます。
「タイムトラベラーみたいなこと聞くねえ…4月の5日だよ。」
それは5ヶ月前の日付…まだ行きつけのファミレス「べーやん」には喫煙席があったあの5ヶ月前!
「家にも5ヶ月後にも帰れねぇ!俺は落雷でタイムスリップした。俺は大鉄マクフライなのか…ドクはどこだ?これはドク不在のBTTFなのか!?」
これは詰みゲー、帰れないならばこのまま暮らすしかない。
エキセントリックジャーニーとしてしれっと家に帰って溶け込むか…もしくは自らを自分殺しして成り代わるのはどうかというヤバい案まで脳内に浮上します。
混乱する状況の中、大鉄は帰れない5ヶ月前家の前に佇みます。
「チクショウ…このやかましい家に帰りてぇ!」
そこには苦悶の表情を浮かべるタイムスリッパ―大鉄の姿がありました。
『浦安鉄筋家族』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
今日深夜0時12 分からは、#浦安鉄筋家族 11発目📣💥
ゲストに #チョコレートプラネット も登場❗️
なんと松尾さんは原作の大ファンで、SNSで出演の直訴があったのです😆💥
どんな役柄で登場するのか⁉️
お楽しみに‼️ pic.twitter.com/9Zjpq5KA2M— 浦安鉄筋家族 テレビ東京ドラマ24🚖 (@tx_urayasu) September 18, 2020
最終回に向けて、面白さが倍増してきた11発目!
いままでの伏線が見事につながった一撃に感嘆の声が漏れました。
まさか大鉄が“バック・トゥ・ザ・フューチャー”していたとは…驚きでした。
最終回、大鉄は5か月前に無事戻れるのか?
ラスト、注目の12発目はタイムスリップした大鉄がなぜかサンタモニカへw
また、奇想天外で楽しい大沢木家ワールドが繰り広げられそうです。
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