『東京二十三区女』第2話あらすじ・ネタバレ感想!不倫相手の子供を産んだ女に与えらえた“罰”とは…?

出典:『東京二十三区女』公式ページ

江東区が舞台になった第2話。

江東区は昔、東京中のゴミが集められていた処分場がありました。

人々はそこを“夢の島”と呼んでいました。

『東京二十三区女』第2話あらすじ

『東京二十三区女』第2話あらすじ

高度成長期、かつて夢の島一帯はゴミ埋め立て処分場だった。

今は夢の島公園として家族連れの憩いの場でもあるが、闇に閉ざされた広大なゴミ埋め立て処分場には一体何が埋められているのか……。

伸子(安達祐実)とその愛人である料亭の主人(長谷川朝晴)は、ある大きな荷物を遺棄するため、この地にやって来た。

そこで伸子を襲う衝撃の結末とは!?
出典:『東京二十三区女』公式ページ

『東京二十三区女』を視聴できる動画配信サービス

『東京二十三区女』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

u-next
注意点
  • 動画の配信情報は2019年4月20日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

『東京二十三区女』はWOWOWのオリジナルドラマとなっているため、ご覧のとおり2019年4月20日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

【ネタバレ】『東京二十三区女』第2話感想レビュー

家族写真に映りこむ女の霊

フリーライター璃々子(島崎遥香)のもとに高校生の由菜から依頼が舞い込みます。

由菜は公園で撮影された家族写真を持ってきます。

10年前に撮影されたというこの写真の隅には、どこか悲しげな女の顔のようなものが映っています。

由菜の家では家族の死が相次ぎ、由菜はこの写真が原因なのではないか、と心配しています。

写真の女の霊を見た璃々子は、強い思念を感じ取ります。

写真の場所と真相を突きとめるため、写真を預かり、由菜の家がある江東区の公園を探すことに。

江東区の公園、【夢の島公園】は、元はごみ処理場でした。

昭和の時代、東京の人口が爆発的に増え、それに伴いゴミの量も著しく増えてしまいました。

集積に困った政府は、江東区に東京中のゴミの7割を毎日運びこみ処理することにしたのです。

そしてその場所を人々は“夢の島”と呼んでいましたーー。

>>【初月無料】WOWOWで『東京二十三区女』を視聴する

ごみ処理場に死体を捨てに来たカップル

時は1974年。史郎(長谷川朝晴)と伸子(安達祐実)は夜に処分場を訪れます。

何か重たいものを二人がかりで持ってごみの中に遺棄します。

ここに捨てれば、他のごみの山ですぐに埋もれて絶対に見つからないという史郎。

ビニールシートの隙間から、目を見開いた顔がちょっと出ています…!

そう、二人は死体を棄てに来たのです。

なぜ二人が殺人を侵してしまったのか。そしてその死体は誰なのか。

実は二人は不倫関係にありました。

伸子は不倫相手である史郎の子供を産み、史郎はすでに伸子と暮らしています。そこに、妻である志津子が現れました。

史郎は「伸子と結婚するつもりだ。離婚して、慰謝料も払うのでもうここには来ないで欲しい」と言いますが、志津子は「ふざけたこと言ってんじゃねぇ!」とビンタ。

ずかずか部屋に入ってきます。子供に近づく志津子を必死に止める伸子。

「じゃあお前を殺してやる。」そう言って志津子は伸子の首を絞めます。

史郎は志津子に襲い掛かり、志津子の首をロープで絞めて殺害してしまうのです。

あの死体は史郎の妻、志津子だったのです。

伸子は警察に行こうと言いますが、史郎はかなえ(二人の娘)のことを考えろ、殺人犯の娘になるんだぞ、それでもいいのかと説得し、死体を遺棄することに伸子も同意したのでした。

「俺を信じてくれ…三人で幸せになろう」

そして二人は夜、この夢の島へ志津子を棄てに来たのです。

二人は車へ戻りますが、そのあと、ビニールシートの中の志津子の目が若干動きます…!

気付かない二人。

>>【初月無料】WOWOWで『東京二十三区女』を視聴する

志津子は死んでいなかった…!

二人は車まで戻ると、鍵をどこかへ落としてしまっていた史郎。

伸子を残し鍵を探しに行きます。

死体を遺棄した場所まで戻ると、史郎は驚愕な光景を目撃します…!志津子の死体はなくなっていたのです。

伸子は車の前で、かなえのことを考えます。

このまま罪を償わないまま生きていっても幸せにはなれない、そう思い史郎に警察に行くべきだと言いに史郎の元へ向かいます。

「やっぱり警察に行きましょう。しばらくかなえには会えなくなるけど、きちんと罪を償ってから三人で暮らしましょう」

史郎の背中に向かって話しかけます。

すると史郎は「違うんだよ…信子……」

そう言って振り向いた史郎は、血だらけ。

そしてさらにその先には、志津子が立っていたのです。

志津子は「この人(史郎)は私を殺して、こんなところに連れてきてネズミの餌にしようとした。でも、私はまだこの男に惚れてるんだよ。だけどお前は絶対に許さない…!」

そう言って伸子にスコップを持って襲い掛かります!

何度も殴られ、瀕死の重傷を負った伸子。

そしてさらに志津子は、史郎にスコップを渡し許してほしければ、伸子のとどめを刺せと言います。

すっかり、志津子に怯え切っている史郎は、泣きながら伸子の頭めがけてスコップを振り下ろします…!

……夢の島に眠る死体は伸子だったのです。

>>【初月無料】WOWOWで『東京二十三区女』を視聴する

写真に映りこむ伸子の霊、由菜との関係は…?

写真の真相と公園の場所が分かった璃々子は、由菜にメールを送ります。

“写真の場所が分かりました。写真の霊は由菜さんとお母さんを優しく見守っていますから。ぜひその公園にお母さんと二人で行ってみて下さいね”

そして、由菜は母と一緒に公園を訪れます。

由菜の母の名前がここで明らかになります。花苗ーかなえ、それが母の名前でした。

つまり、由菜の母は伸子と史郎の娘だったのです。

そして相談者の由菜は、伸子の孫に当たる人物だった訳です。

たまたま由菜が幼い頃に家族で訪れたこの公園、それが伸子が遺棄されたごみ処分場で、伸子は怨念ではなく由菜の母である花苗を見守る霊だったのです。

>>【初月無料】WOWOWで『東京二十三区女』を視聴する

『東京二十三区女』第2話まとめ

今回のお話は恐ろしいながらも、愛する娘を心配した母親の愛情が心霊となったエピソードでした。

第3話は失踪した娘を探す父、“池袋の女”の因縁!

次回もお楽しみに!

『東京二十三区女』他話のネタバレ記事一覧