映像作家であり、監督であり、脚本や製作も手掛けるクリストファー・ノーラン。
シリーズ物や人気原作物ではなく、自ら書くこともあるオリジナル脚本で、安心安定でヒット作を世に送り出すエンターテイメント界の天才。
そんなノーラン監督待望の最新作が『TENET テネット』です。
『インセプション』では夢の世界を、『インターステラー』では宇宙を、そして『ダンケルク』ではタイムラインを描いてきたノーランの今作の素材は「時間の逆行」というまさに時間の概念そのもの。
全編にわたって散りばめられた謎をすべて拾い上げて理解するのは難しいノーラン作品随一の難解作ですが、物語の本質は世界の危機を止めようとするスパイ映画です。
2020年、新作映画が続々と公開延期・中止される中で満を持して公開されましたが、さすがと言うべきか厳しい状況下でもしっかりと結果を残しており公開4週で約3億ドルの興行収入を記録。
ノーランファンもそうでない人も、映画好きなら一度は観ておいて損のない作品です。
- 非現実的な時間の逆行という現象を扱いながら、何故かリアリティを感じさせる映像美。
- SFと思いきや、本質はスパイ・アクションです!
- 時間の逆行は簡単なルールを覚えておけば問題なし。
それでは『TENET テネット』をネタバレありでレビューします。
目次
『TENET テネット』作品情報
作品名 | TENET テネット |
公開日 | 2020年9月18日 |
上映時間 | 150分 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン |
出演者 | ジョン・デヴィッド・ワシントン ロバート・パティンソン エリザベス・デビッキ ケネス・ブラナー マイケル・ケイン アーロン・テイラー=ジョンソン |
音楽 | ルドウィグ・ゴランソン |
【ネタバレ】『TENET テネット』あらすじ
すべてのはじまり
ウクライナのキエフで、満員のオペラハウスがテロリスト集団に襲われる事件が発生。
続々と対応すべき部隊が駆け付ける中に、事件発生前からその場所に停まっていた車両がありました。
車に乗っていたのはCIAのエージェントでアメリカ人と呼ばれる「名も無き男」(ジョン・デヴィッド・ワシントン)で、仲間と共に突入部隊に偽装し、オペラハウスに潜入します。
観客の中に紛れていた潜入スパイに接触し、行方不明のプルトニウム241を受け取る任務だったのです。
しかし突入部隊の一部が爆薬を仕掛け、満員の観客ごとオペラハウスを爆破しようとする姿を目撃し爆弾を回収しようと動きます。
名もなき男はある奇妙な現象を目にしますが、リュックにオレンジの紐飾りをつけた謎の人物に救われます。
名もなき男は被害を最小限に抑えることは成功したものの敵に囚われて拷問にかけられることに。
隙を見て自殺用のカプセルを飲むことに成功、しかし名もなき男はやがて目を覚まします。
その場にいた謎の男から、テストに合格したと告げられ困惑しますが、男は第三次世界大戦の危機から世界を救って欲しいと言うのでした。
ミッションのキーワードは「TENET」=信条、主義。
与えられたミッション
導かれて辿り着いた建物の地下にあった研究施設で女性研究者のバーバラから、奇妙な現象を見せられることになる名もなき男。
それは時間の逆行現象でした。
明らかに空だった銃に、印象的な壁に撃ち込まれていた銃弾が「戻る」という信じ難いものです。
バーバラは何者かがエントロピーを減少させる装置を発明したことで、時間の流れを逆行させる現象が起きたことを説明します。
装置を開発した未来の人間こそが、時間を逆行させ現代に様々な物を送り世界を壊滅させるような何かを企てていたのです。
銃弾を調べれば敵につながると判断して、分析させることにした名もなき男は組織の男であるニール(ロバート・パティンソン)に、インドの武器証人と接触するための協力を頼みます。
ニールは名もなき男の好みなどをすでに知っており、信用すべきか悩みますが、仕事に対しては完璧な男でした。
逆バンジージャンプとも言えるアクションで、武器商人サンジェイ・シンの自宅に忍び込む2人。
しかし実はサンジェイ・シンは商売上の顔、取引を仕切っているのは妻のプリヤ(ディンプル・カバディ)だとわかります。
そしてプリヤからロシアの武器商人セイター(ケネス・ブラナー)こそが、事件の背後にいる男だと知らされます。
武器商人セイター
セイターは用心深い男と聞き、仲介できるであろう人物としてイギリス諜報部MI6に関わる人物クロズビー卿(マイケル・ケイン)と接触する名もなき男。
キエフでの爆弾テロと同時期に、爆発事故が起きていたロシアの都市スタルスク12の出身というセイターの話を聞きます。
そしてセイターに会うために、まず妻の妻キャット(エリザベス・デビッキ)に接触するよう言われます。
絵画の鑑定士であるキャットには贋作者と共謀して夫に贋作を売った弱みがあり、脅しのネタに使おうとするものの、セイターはすべて知っていて反対にその事実で妻を支配していたことがわかります。
息子マックスの存在を盾に、二重に夫から脅されていたキャットの協力を得るためにも、名もなき男は贋作を回収しようと考えます。
贋作はオスロ空港にある資産家の税金逃れのために使われている保管庫にありました。
保管庫がある建物に金塊の詰まれたジェット機を衝突させ、職員たちの注意をそらした上でセキュリティを突破するという計画を立てた名もなき男とニール。
他の仲間の手も借りて、無事目的の保管庫に着いた2人ですが、そこには銃が落ちておりガラス塀には銃弾の跡があります。
怪訝に思ったその時、奇妙な装置が2人の前に現れます。
そして中から、黒ずくめでガスマスクのようなものを付けた男が飛び出してきました。
新しい目で世界を見ろ。#TENETテネット pic.twitter.com/oKc7O8VGfq
— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) September 26, 2020
奇妙な動きをする男と戦った名もなき男ですが、その男は事故機のエンジンにまるで吸い込まれるようにして姿を消します。
ニールもまた黒ずくめの男と遭遇し追跡しますが、その男には奇妙な動きは見えませんでした。
結局贋作は回収できなかったものの、名もなき男はキャットに回収したと伝えてセイターへの橋渡しを頼みます。
プルトニウム241を求める武器商人として、セイターに会うのですが、セイターは何故かニールとの襲撃前にすでに問題の贋作を回収していたことがわかりました。
キャットは名もなき男を責め、キエフでのテロが起きた日は夫とこの時滞在していたヨットで言い争っていたことを話します。
翌日、高速ヨットで航行していた時、思わず夫を海に突き落とすキャット。
しかし名もなき男はセイターはまだ必要だと彼の命を救います。
セイターに信用された名もなき男は彼がスタルスク12という都市で起きた爆発事故の核物質回収で、一財産を築いた男だと知ります。
逆行
エストニアの都市タリンに車で運ばれることになっているプルトニウム241を奪取しようと、名もなき男とニールは計画を立てます。
プルトニウム241が入っているというトランクを何とか手に入れることに成功しますが、中には奇妙な形をした部品のようなものが収められていました。
そこに時間を逆行している車両が現れ、一台にはセイターとキャットの姿が。
キャットを救うため、やむなくセイターにトランクを渡す名もなき男ですが、その後キャットは撃たれてしまいます。
すべてを読まれているような展開に、ニールの裏切りを疑う名もなき男。
任務に失敗したことで同じ組織の人間たちが集まり、トランクに入っていた装置はアルゴリズムと呼ばれ、いくつかのパーツに分かれたものの最後の一つであったと知ります。
すべてのパーツが揃ったアルゴリズムが発動すると、全世界の時間が逆行するため、順行世界が滅びてしまいそれを望む者が未来にいるのだと教えられる名もなき男。
そしてセイターは装置を使って時間を逆行して、過去の出来事に介入していたとわかります。
名もなき男はこちら側にも同じ装置があることを知り先程のカーチェイスに介入しようと考えました。
そこで、時間が逆行する世界ではエントロピーの向きも逆転するため、空気の流れが反対になりまともに呼吸ができないことも教えられます。
そのために酸素マスクが必要なことも。
注意を受けてから、つい先刻のカーチェイスに介入するものの、逆行世界ではとても普通の人間が生きていけないと痛感することに。
これが、時間の“逆行”。#TENETテネット pic.twitter.com/a878Ak1HbL
— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) September 21, 2020
重傷を負ったキャットの傷を癒すため、逆行する世界にニールと共に入り装置があったオスロ空港を目指す名もなき男。
オスロ空港の保管庫に突入した名もなき男は以前オスロ空港で襲撃してきたマスクの男が、逆行する世界から来た自分だったことを知ります。
そして時間を反転させる装置に飛び込み、順行世界に戻った名もなき男はニールと接触。
すべてが終わった後、名もなき男はニールに何故教えてくれなかったのか訊ねますが、過去の時点で教えられても理解できなかっただろうと答えます。
キャットも時間を逆行したことで、傷が癒されていました。
名もなき男とニールは組織の人間たちと集まります。
セイターの計画
未来から送られたバラバラになったアルゴリズムを未来からの依頼を受けて回収していたセイターは未来の人間に協力することで、財産を築き上げていました。
そしてアルゴリズムの発動には核爆発が必要でした。
キエフのテロと同時にセイターの故郷スタルスク12で起きた爆発事故を思い出す名もなき男。
セイターが装置を作動させたと推測できました。
爆発が起きた時間はわかっているため、その場所に乗り込んでアルゴリズムを回収し、同時に装置の起動を信じたままセイターを殺せば爆発も防ぐことができ計画を阻止することが可能だとわかります。
組織はスタルスク12を通常の時間にいる部隊と、タイミングを合わせて逆行した部隊とで連携して挟撃する計画を立てます。
キャットはセイターがかつての放射性物質の回収作業の影響か、末期ガンであることを明らかにします。
セイターの心臓が停止すれば信号が送られおそらくそれが起動装置を作動させるとわかり、爆発が阻止できるまでセイターに悟られないようそばにいて連絡があった後に彼を殺すようキャットは指示されます。
そして、運命の日
組織は部隊をレッドチームとブルーチームに分け、レッドチームには名もなき男も参加します。
逆行時間で戦うブルーチームにはニールが。
また起爆阻止を目的とし二度と戻れないミッションを与えられた別働隊があり、それは名もなき男とレッドチームのリーダーであるアイブス(アーロン・テイラー=ジョンソン)でした。
チームの襲撃に合わせてキャットも順行時間にいる過去の自分と息子がヨットを離れたのを見計らうとセイターのいるヨットに乗り込みます。
スタルスク12で時間を使っての挟撃作戦が繰り広げられる中、キャットは夫の機嫌を取り続けます。
名もなき男とアイブス地下施設に突入しましたが、気付いたニールの警告は間に合わず入り口は爆破されてしまいます。
目的地に辿り着いた名もなき男とアイブスですが、セイターの部下はアルゴリズムを爆破坑に落とそうしていました。
鍵のかかった格子扉に阻まれる危機に陥りますが、扉の向こう側に倒れていた「死体」が起き上がって名もなき男を助け扉も開けてくれます。
キャットはその頃、耐えかねてセイターを撃ってしまっていました。
アルゴリズムを無事回収する名もなき男とアイブス。
爆発の時間が近付き、レッドチームとブルーチームは撤収。
施設に取り残された名もなき男とアイブスですが、その時ニールから救いのロープが落とされます。
ニールが車につないだロープに引き上げられ、何とか脱出に成功した2人は無事アルゴリズムを持ち出します。
誰にも知られない土地で、アイブスからそれぞれ分解したアルゴリズムのパーツを処分するという任務を与えられたニールと名もなき男。
そして、アイブスはアルゴリズムの場所を知る者はいずれ殺しに行くとも宣言。
その時、名もなき男はニールの装備に付けられていた紐飾りを見て、あることに気付きます。
ニールが時間をさらに逆行し、キエフの劇場で自分を助けてくれていたことを。
そんな名もなき男にニールは衝撃の真実を告げます。
戦いの指導者は実は名もなき男だったことを。
未来でニールをスカウトしたのは名もなき男で、ニールは使命を帯びてまだ何も知らない名もなき男の前に現れていたのです。
名もなき男にとってはこの先の未来で待つニールとの友情の始まりですが、ニールにとっては最終地点。
先刻、地下で名もなき男を助け身代わりになった男はニールで、これから時間を逆行してトンネルの中に戻り死んでしまう運命だからです。
それから。
日常に戻ったキャットは息子のマックスを迎えに学校の門の外に現れますが、それをプリヤは車の中から部下と監視していました。
テネットについて知りすぎてしまったキャットを殺害しようとするプリヤですが、車に乗り込んできた名もなき男に殺されます。
キャットは名もなき男に言われたように音声メッセージで自分の行動を記録していたため、居場所がわかったのです。
名もなき男はキャットとマックスの姿を車の中から見守るのでした。
【ネタバレ】『TENET テネット』感想・考察
期待を裏切らない映像体験
大画面で観るべき映画、それがクリストファー・ノーラン監督の作品に共通するものです。
くりす
ノーラン監督らしさ全開の大胆で独創的なカメラワークは、前作『ダンケルク』でも感じた臨場感と没入感を冒頭のオペラハウスのシーンからすでに全開で感じさせてくれます。
IMAX撮影の技術の進歩は素晴らしく、被写体への接写が可能になったということで、壁に撃ち込まれた弾丸が「逆行」で、飛び出るように引き抜かれるシーンは目を見張るものがあります。
相変わらず画像加工は最小限で鮮やかさがない色彩、陰影ある抑えられた照明と、一切の派手さがない地味だと感じるほどのアクションシーンなどにCG作品とは違うリアリティをもたらしています。
時間が「逆行」する映像を、CGを多用することなく映像化するという難関なミッションを遂行し、その映像をエンターテイメントとして魅せる物語を描けるのは現代ではクリストファー・ノーラン監督しかいないと思わせる作品でした。
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映画『#TENETテネット』
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完成されたのか、この目で体感せよ!『TENET テネット』大ヒット上映中 pic.twitter.com/8ibLVY67MI
— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) September 25, 2020
くりす
カーチェイスシーンもどうやって撮影しているのかの方が気になってしまうので、奇しくも映画の中で言われるように、無理に理解しようとはせずにただ感じるのが正解だと思います。
If you know, you know.
百聞は一見に如かず。
˙ʍouʞ noʎ ‘ʍouʞ noʎ ɟı#TENETテネット pic.twitter.com/6zxkLfoXVD
— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) September 19, 2020
それこそが「映画」の可能性を広げようとする「ノーラン監督」の試みの産物である未体験の映像体験に、どっぷり浸かる秘訣かもしれません。
作品の本質は本格的なスパイ映画
時間の逆行などと最初に聞くと、難解なSF映画だと思われそうですが『TENET テネット』の本質はスパイ・アクションです。
世界の危機を救う。
それが主人公である名もなき男のミッションで作品で描かれていることだからです。
くりす
CIA、秘密組織、テロリスト、ロシアの武器商人に、秘密を持つ美女が登場し、ジェット機や廃墟は爆破され、繰り広げられるカーチェイス、銃撃戦に肉弾戦。
これだけ定番のスパイ映画要素が散りばめられているのに、時間の逆行というアイデアを盛り込んだことで今まで観たことがない作品に仕上がっているのが本作なのです。
スパイ映画が昔から大好きで自分でも撮りたかったノーラン監督が、構想に7年かけたという大作スパイ・アクション。
くりす
物語の鍵となる時間の「逆行」とは
くりす
時間の逆行という概念や謎は作品内でしっかりとは説明されていないからです。
『インセプション』の夢の世界の概念や、『インターステラー』の宇宙空間の時間の進み方や多次元についての言及がかなり理解しやすかったことを考えてみると、今まででもっとも「完全に理解するのが難しい」作品であると思います。
ただ、時間の逆行についてある1つのことをわかっているだけで、かなり理解しやすくなります。
時間の逆行と順行は回転ドアのようなものということです。
実際に未来から送られてきた装置もまさに回転ドアのようなもので、その装置を通ると反対側に逆行する自分の姿が見えます。
くりす
例えば、建物に向かって北方向に歩いて行き、そのまま建物の中に入ったとすれば回転ドアを出ても北向きに進むことになります。
北向きが時間の流れだと考えると、これが順行。
しかし、北方向に歩いて回転ドアをくぐり建物の中に入るのでなく180度回転、くるっと半周して外に出てきたら、南向きに進むことになります。
くりす
この装置の順行側と逆行側の間にはガラスの窓があって、装置に入る時は必ず自分の姿も見ながら入らないと出られなくなるというルールもあります。
そして覚えておくべきは防御スーツを着ずに過去の自分に接触してはダメだということ。
粒子の対消滅が起きると言うことですが、まあとにかく過去の自分に触れてはダメ、逆行では空気の流れる向きが違うので息ができないから酸素ボンベがいるという約束を覚えるだけで大丈夫です。
くりす
あとは何故か順行側のカラーは赤、逆行側は青という、鑑賞者にとってわかりやすい印のようなものもあります。
くりす
主人公とニールの関係
ノーランは『ダークナイト ライジング』以来だんだんと、特に『ダンケルク』から顕著に、感傷的なシーンを差し込んでこないイメージがあります。
くりす
今作の主人公である名もなき男と彼を手助けするニールの関係もブロマンス的なつながりのある描き方をしても問題ないのに、あえてあっさり描いています。
本作では名もなき男より謎が多いニール。
くりす
もしそうなら『ターミネーター』のジョン・コナーが死ぬとわかっている過去に父親を送ったように、名もなき男もニールを過去に送ることになるのでマックス説はせつなすぎるのですが。
くりす
それでもマックス=マクシミリアンの綴りを逆から読むとニールとなったり、キャットに対してやけに親切だったりとあれ?と思う根拠は確かにあります。
現在でも未来でもつながっていた名もなき男とニールの絆。
2人の友情はラストシーンから始まると思うか、もしくはラストシーンで終わると思うのか。
そしてキャットと、もしかしてニールかもしれないマックスと、エンディングの後に名もなき男は再会するのか。
くりす
色々と深読みすると、何だか切なくなってくるラストシーンですが、未来の脅威から世界を守る戦いは名もなき男にとって始まったばかり。
逃れられない運命の中で生きていくのかと思うと、通常のスパイ映画とはまた違った何とも言えない苦い後味を残してくれます。
くりす
『TENET テネット』あらすじ・ネタバレ感想・考察まとめ
If you know, you know.
分かる者には分かる。
˙ʍouʞ noʎ ‘ʍouʞ noʎ ɟı#TENETテネット pic.twitter.com/iLOufMGSLB
— 映画『TENET テネット』公式 (@TENETJP) September 18, 2020
以上、『TENET テネット』をレビューしてきました。
- ノーラン監督作品で1番の難解作。完全に理解するには複数回の鑑賞が必須。
- こだわりの映像がすごすぎて、迫力あるアクションシーンが地味に感じるという謎現象。
- できればIMAXでの鑑賞がオススメ。映像のリアリティは最高レベル。
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