『シロクロ』第7話あらすじ・ネタバレ感想!門田を殺した犯人vsリコが扮するミスパンダ!

ドラマ『シロクロ』第7話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』公式ページ

「私は、リコ」

ミスパンダ(清野菜名)はリコの人格を完全に取り戻していました。

リコはレンに早く戻せと直輝(横浜流星)に詰め寄ります。

直輝はリコが消えてしまってもいいのかと聞くと、リコは構わないと言いますが、唯一の味方だった門田先生(山崎樹範)を殺した犯人を突き止めるために、もう一度だけミスパンダとして活動することになります。

そして『パンダちゃんねる』で犯人をおびき出すことに成功した2人ですが、門田先生を殺した犯人を知ることは、リコにとってとても辛いことでした。

一方、直輝が追うコアラ男誘拐事件については、神代(要潤)の追及により、重大な情報がもたらされることになります。

果たしてその内容とは?

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『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』前回第6話のあらすじと振り返り

偽パンダ達の策略で、7年前の爆破事件の犯人殺害容疑で指名手配をされてしまったミスパンダ。

このことで飼育員さんこと直輝(横浜流星)は、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)に見限られ、ミスパンダを殺処分するように命じられます。

一方、門田先生(山崎樹範)が亡くなったことで落ち込んでいるレン(清野菜名)。

そこへ、あずさ(白石聖)が尋ねてきて「直輝を振り回さないで欲しい」と言われてしまい、さらに落ち込みます。

神代(要潤)は爆破事件の被害者である中延姉弟を偽パンダではないかと疑い、直輝と共に調べ始めますが、真相は真犯人が元警察官であるがゆえ警察が隠ぺいしようとして捜査一課の刑事が偽パンダを演じていたのでした。

シロクロの決着がついた時、ミスパンダはリコの記憶を取り戻してしまいます。

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【ネタバレ】『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第7話あらすじ・感想

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私はリコ

「私、こんなところで何やってるんですか?」

リコの人格を完全に取り戻したミスパンダ(清野菜名)は、おかしな格好をしている自分に戸惑っています。

直輝(横浜流星)は自分が飼育員としてミスパンダを誕生させ、復讐の手伝いをしてもらっていたと説明します。

「ミスパンダは君の願望を映し出した姿だ」

ミスパンダはその説明にすぐに納得しましたが、リコの人格を思い出してしまったのは全部直輝のせいだということもすぐに理解し、直輝を一発ぶん殴って門田先生(山崎樹範)にもう一度催眠をかけてもらおうとします。

「門田先生は死んだよ。殺されたんだ」

しかし、直輝もレンに戻す催眠をかけることができます。

直輝はそれではリコが消えてしまうがそれでいいのか?とリコに問います。

リコは今レンが幸せにしているかどうかを直輝に尋ね、周りの人に支えられながら一生懸命に生きてることを知ると、それならいいとレンに戻ることを選びます。

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直輝は初めてレンに会った時、「早くオリから出して!」と言っているように感じました。それでリコを呼び出そうとしたら、ミスパンダという別の人格が現れたのです。リコは深層心理の中では外に出たがっていたのかもしれません。

最後の一回

リコは今まで自分を利用した分、門田先生を殺した犯人を見つけて欲しいと直輝に言いつけ、犯人が見つかったらまた呼び戻してと言ってレンに戻っていきました。

翌朝目覚めたレンは、直輝と別れた時のことを思い返し悲しみにくれますが、外では気丈に振る舞います。

一方、神代(要潤)は『コアラ男誘拐事件』の洗い出しに明け暮れていました。

8年前にコアラのマスクをかぶった男に佐島あずさ(白石聖)が誘拐されます。

事件の担当刑事が直輝の父・森島哲也(田中圭)でした。

事件はあずさの父・佐島源造(佐藤二朗)の号泣会見で一気に注目度が増し、日本中が佐島親子の行方を見守りました。

翌日、事件は急転。

佐島が身代金を振り込んだ3時間後にあずさは山の中で解放され、麓の公民館に逃げ込んだところを無事保護されます。

しかし、コアラ男はいまだに行方不明のままなのです。

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レンに戻った時、最後の記憶が直輝と別れた場面というのは切なくなりました。囲碁カフェの常連客は気丈に振る舞うレンを遠巻きに見守っています。レンの囲碁が強くなりつつあることだけがせめてもの救いです。

闇が潜んだ事件

事件解決後、コアラ男の件は一切報道されなくなりました。

もちろん神代も当時取材をしていましたが、上層部の圧力で事件を扱えなくなりました。

神代は一連の情報の中で不審な点を見つけます。

コアラ男と佐島が交渉した記録が見つからないのです。

「当時から感じていたが、この事件はとんでもない闇が潜んでいる」

ここから先は命がけの仕事になりますが、直輝はそれでも事件を追い続ける気だというので、神代も直輝に誓います。

「俺に任せろ。全部暴いてやる」

そして神代は佐島法務大臣に直撃取材をかけます。

「お話を伺いたいんですが。コアラ男についてです」

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もともとこのコアラ男の事件は、佐島が何か隠していることから怪しさ満点の事件です。号泣会見をする政治家は、あまり信用できる人物ではないと相場が決まっています。神代は佐島から何を聞き出すことができるでしょうか?

君は今からミスパンダだ

レンは久しぶりに公式の対局に挑み、わざと負けることなく勝ち進むことができました。

控室で出前を待っていると、パンケーキが届けられます。

気がつくと、レンはミスパンダになっていました。

「この格好じゃなくても良くない?」

「この格好じゃないと成立しないんだ」

直輝は、誰が犯人でも後悔しないか?とリコに確認します。

「するわけないじゃん。ぜってぇぶっ飛ばすから!」

そして直輝はミスパンダが今や国民的ヒーローであることを説明し、段取りを伝えます。

リコは今まで自分の記憶がないことをいいことに好き勝手されたことに不満げな表情です。

「君は今からミスパンダだ」

「わかったよ。全部終わったら覚えてろよ」

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以前も書きましたがミスパンダはいつ着替えているのかが気になります。レンのみならず、リコの時もいつの間にか着替えていました。日テレの青木源太アナもTwitterでこのことを気にしていて、やはり同じようにくだらないことを考える人がいるものだなと思いました。

罠を仕掛けた配信

リコによるたどたどしい『パンダちゃんねる』の配信が始まりました。

パンダが心霊スポットと称した門田先生の部屋に潜入する模様を映し出し、犯人をおびき寄せる作戦です。

「こんなんで本当に犯人来るの?」

リコは疑っていますが、直輝は門田先生の部屋に忍び込んだ時に、リコとレンの論文が入っていたはずの彼のパソコンが破壊されていたのを見て、配信映像にまだ論文のデータがあるようにパソコンを映し込ませていたと言います。

そうすれば犯人は論文を壊しに来るはずなのです。

一方、囲碁カフェでは佳恵(椿鬼奴)がマスター(升毅)が思い詰めていることに気がつき、問い詰めるとマスターは観念して口を開きました。

「たぶん、犯人は麻衣子さん(山口紗弥加)だ」

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一瞬、マスターが犯人なのでは?と疑っていましたが、麻衣子犯人説が浮上した途端納得しました。麻衣子が門田先生の論文発表を許そうはずがありません。果たしてその真相は…?

犯人はお前か!

実は、マスターはレンの母・麻衣子に、レンはリコであることを伝えていました。

当然、麻衣子はパニックになり、それを信じようとはしません。

しかし、門田先生が論文を書いていることを知ると、血相を変えて先生に辞めさせるようにマスターに訴えていました。

その門田先生の部屋には、赤いフードをかぶった女がハンマーを持ってやってきます。

「犯人はお前か!顔を見せろ!」

ミスパンダがフードを取ると、それは麻衣子でした。

「あの男が悪いのよ。言うことを聞かないから。私からレンを奪おうとしたから」

麻衣子の顔はいつにも増して真っ白になっています。

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やはり門田先生殺しの犯人は麻衣子でした。直輝にフラれ主治医を亡くし、その犯人が母親…レン(リコ)が不憫すぎます。それにしても、麻衣子は自由に外出できるのでしょうか?それはミスパンダの着替えと同じく聞くだけ野暮なのでしょうか?

レンは殺させない

麻衣子は門田先生のところに出向き実験のことを確かめると、門田先生はそれを認め、双子だったから可能だったと語ります。

「じゃあずっとレンだと思っていたのは…」

「リコです」

麻衣子は土下座をし、二度とリコが出てこないようにして欲しいと懇願します。

「イヤです」

門田先生は、論文を発表したらレンの記憶は消そうと思っていると言います。

この10年間、本人が望んだこととはいえ、これで良かったのかと自問自答を繰り返し、苦しかったと話します。

「私のレンがいなくなっちゃう!」

「レンは10年前に死んでるんだ」

そろそろ現実を受け入れた方がいいと門田先生が麻衣子を追い返そうとすると、麻衣子はレンを殺させないと言って門田先生の背中にナイフを突き立てました。

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こういうおかしな女を演じさせたら、今や山口紗弥加さんの右に出るものはいないでしょう。かつて荻野目慶子さんがやっていたようなポジションを今は山口さんがとっています。お見事としか言いようがありません!

母さん、私だよ

「本当に殺したの?」

「誰?なんなのあんた」

「母さん、私だよ」

ミスパンダはウィッグやマスクを取り、リコだと名乗ります。

麻衣子はリコはあの時の火事でちゃんと死んだはずだと認めようとしません。

「私はあんたを殺したの!」

キャンプ場で、麻衣子はリコを1人でバンガローに泊まらせ、火をつけました。

それに気がついたレンは、リコを助けにいき火事に巻き込まれたのです。

母に虐げられてずっと我慢していたリコは、レンなんかいなくなればいいと思っていました。

そうすれば母が自分を見てくれると思ったのです。

「だから私、レンを見殺しにしたの」

レンが逃げ遅れた時、リコは1人バンガローから脱出しました。

病院に運ばれた時、自分をレンと呼ぶ母にリコだと言おうとしましたが、ついに言い出せず、リコは門田先生にレンになりたいと申し出たのです。

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レンはリコが眠っているところに駆けつけ「早く逃げて!お母さんが殺しに来る!」とリコを起こします。『お母さんが殺しにくる』…なんというパワーワード。母の言うことを聞いてレンも自分を守っていたのかもしれません。

さようならお母さん

「お母さんは私のことなんて見てなかった」

「当たり前じゃない!私はあんたを殺したかったんだから」

麻衣子は直輝にこいつを消してレンを戻してと詰め寄ります。

直輝は、あなたはリコの気持ちを一度でも考えたことがあるのかと返します。

「あんたに母親の何がわかるのよ」

双子を妊娠していると知った時は嬉しかったという麻衣子。

しかし、2人同時に世話をしなければならないという現実は彼女にとって厳しく、だんだんと1人なら良かったのにと考えるようになっていきます。

「リコなんて最初からいなきゃ良かったのに」

リコは、そんな母に対して「ごめんなさい」と何度も謝ります。

「大丈夫だよ。もういなくなるから。さようならお母さん」

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麻衣子の口から次々と出てくる呪いの言葉は恐ろしくてたまりませんでした。それでも母のために謝り、自ら消えることを選ぶリコ。あまりにも悲しすぎます。

誰からも必要とされてない

麻衣子が警察に自首した後、リコは最後にお母さんに会えて良かったと言います。

あんな母でもリコの母親なのです。

「じゃあさっさと消しちゃってくれない?わかったでしょ、私が誰からも必要とされてないこと」

直輝は必要とされてないと思っているのは君だけだと返します。

誰からも愛されているミスパンダはリコが本来なりたかった姿です。

それはつまり、リコにもそうなれる可能性があるということなのです。

「もう少しだけ俺に力を貸してくれないか」

リコは都合よく自分を利用したいだけだろうと思っていますが、直輝の復讐に付き合うことにします。

その代わりに、レンのことを幸せにしてあげて欲しいと条件を出します。

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リコは本来明るく活発な子です。友達だっていました。ただ母親から虐げられていたことで自分は必要とされていないと思い込んでしまっています。母親の罪はとても重いです。そんな中でもレンを幸せにしてあげて欲しいと願うリコは誰からも愛されるキャラクターになれるはずなのです。

重要な証拠

次の日、精神科医殺害の容疑者として麻衣子が逮捕されたことが全日テレビで報道されます。

次のニュースで、全日テレビはコアラ男誘拐事件の犯人に繋がる重要な証拠を見つけたと衝撃的なスクープを報じます。

それは事件の担当刑事だった森島哲也刑事が自分が犯人だと告白する遺書を残していたというのです。

「良かったな、犯人見つかって。もう死んでるけど」

神代はあずさに笑顔でそう言います。

「直輝のお父さんがコアラ男…?」

佐島大臣はテレビ画面を見つめながら、パンダのマスクをかぶった男と対峙した時のことを思い返していました。

「さぁ、早くシロクロつけてくれよ…!」

その報道を見た直輝はその事実を受け止められず、正気を保つことができませんでした。

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第7話まとめ

父が犯人であるかもしれない事実を知り、「嘘だ!」と言いながらパンダのぬいぐるみを床に叩きつける直輝。

まだ、そうと決まったわけではないから落ち着いて!と思わず画面に向かって言いたくなりました。

恐らく、神代が佐島に直撃をした時になんらかの動きがあったようですが、それは次回に持ち越しのようです。

神代は直輝に「全部暴いてやる」と言ってその通りにしたわけですが、エグいにもほどがありますね!

エグいと言えば母・麻衣子ですが、もしかしてもう出てこないかもしれないと考えると少し寂しい気もします。

だんだんコアラ男の事件が浮かび上がってきましたが、まだまだ謎は多いので今後の展開を待ちましょう!

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