『シロクロ』第4話あらすじ・ネタバレ感想!レンは実はリコ?そして謎のコアラ男現る!

ドラマ『シロクロ』第4話あらすじ・ネタバレ感想!レンは実はリコ?そして謎のコアラ男現る!

出典:『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』公式ページ

天才美少女囲碁少女・楓(吉田美月喜)の通う中学で事件が起きます。

3年生の翔太が同級生の涼介にいじめられたと涼介を人質にプールに立てこもり、ミスパンダを呼べと要求します。

Mr.ノーコンプライアンスはこの件には手を出すなと命じますが、直輝は困った人は助けろという父(田中圭)の教えにならって、ミスパンダを呼び出し中学校に向かいます。

一方、レンは実は姉のリコであることが発覚します。

本人も囲碁にやる気を出すなど、少しポジティブなキャラクターが出てくるようになっています。

今回ミスパンダのアクションはお預けですが、飼育員さんの華麗なパルクールが楽しめます!

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『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』前回第3話のあらすじと振り返り

前回の『シロクロ』案件は、トップアスリートにまつわるグレーゾーンについてです。

スピードクライミング日本代表の宮澤沙奈恵(秋元才加)が練習中に落下事故を起こして怪我を負い、世界選手権の日本代表を降りることに。

宮澤の周囲では前コーチが解任され、新コーチが就任したばかりでした。

実は、宮澤とレン(清野菜名)は中学の同級生でした。

そのことがきっかけでレンの姉・リコにまつわる記憶が蘇ってきてしまいレンは苦しみます。

そしてこの案件を追うミスパンダ(清野菜名)にも異変が起こります。

それは幼少期の辛い記憶でした。

直輝(横浜流星)は、レンの主治医・門田先生(山崎樹範)に尋ねます。

「川田レンはレンではないですよね ?」

果たして、この質問の真相は…?

ドラマ『シロクロ』第3話あらすじ・ネタバレ感想!直輝の正体がバレる?レンの衝撃的な事実も判明

【ネタバレ】『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第4話あらすじと感想

※『シロクロ』の全出演キャスト、各話ゲスト俳優についても詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

ドラマ『シロクロ』出演キャスト/各話ゲスト俳優/主題歌/監督・脚本・スタッフ情報を徹底まとめ!

川田レン(清野菜名)は川田リコ

「川田レンはレンではないですよね?」

そう直輝(横浜流星)に聞かれた門田先生(山崎樹範)は、瞬時に顔色が曇ります。

そのことで直輝は自分の憶測が確証に変わります。

「彼女は本当はレンの双子の姉・川田リコ」

門田先生は渋々それを認め仕方がなかったと言います。

レン(清野菜名)の母親(山口紗弥加)から相談を受けていた門田先生は、いつも連れて来られていたリコに質問攻めにあっていました。

今にして思えば、それは彼女なりのSOSだったのかもしれないと門田先生は考えています。

そのうち母親はリコが非行に走ったといって、病院にレンだけを連れて来るようになりました。

母親は、リコとどう接してしいかわからないと泣いていたといいます。

そんな時に例の放火事件が起きたのです。

生き残ったのはリコの方でしたが、母はレンが生きていると思い込んだため違うと言い出すことが出来ませんでした。

moyoko

一卵性の双子であるにも関わらず、一方は可愛がり、一方は檻に入れて虐待するというわかりやすい差別をしていたのに、火事にあって動転していたとはいえ母親はレンとリコを見分けることが出来なかったんですね…。そのことで別の悲劇が生まれてしまいました。

私をレン(清野菜名)にしてください

実は、自分はリコだと聞かされた時、門田先生は君は君でいる権利があると説きますが、リコは、自分がレンになれば母から愛してもらえると思ったと言います。

「お願いします。私をレンにしてください!」

門田先生は法的にも倫理的にもやってはいけないとわかってはいたが親子を救うためにはそうするしかなかったと言いますが、直輝は疑っています。

「お前こそ彼女に何をしてるんだ?」

「捻じ曲げられた真実の上に成り立った幸せ。それは本当に幸せと言えるんでしょうか?」

一方、レンはまた囲碁を頑張りたいと店の人達に宣言していました。

また強くなれば、自分を好きになれる気がする。

そうなったら好きになってもらいたい人がいると張り切っています。

moyoko

リコをレンとして催眠をかけることは、本人の意思でやったことでした。でもそれは直輝の出現によって崩れようとしています。それが良いのか悪いのか今の時点ではわかりません。
でも、レンが気の毒なことは確かです。

プール立てこもり事件

天才囲碁美少女・楓(吉田美月喜)が通う中学で、ある生徒が同級生を鉄アレイをつけた状態で飛び込み台に縛り上げ立てこもる事件が起きます。

3年生の翔太は、同級生の涼介にいじめられているのに誰も信じてくれない、だからシロクロつけるためにミスパンダを呼べと要求しています。

学校は、翔太が自殺未遂を起こしていじめ問題が取り沙汰された時、いじめの事実はなかったと会見していました。

しかし、同席したスクールカウンセラーの春香(谷村美月)だけはいじめはあったと主張します。

春香は、翔太が学校から飛び降りようとしたとき、翔太を説得して自殺を止めていました。

その会見と飛び降り未遂の動画を見たあずさ(白石聖)は、自分の出身校で起きていることを無視できないと取材をすることに。

ADの伊藤を連れてプールに忍び込みます。

moyoko

かなりどうでもいいことですが、東山楓をはじめ翔太も涼介も中学生には見えません…。
3人とも大人っぽいので、ここは中学だっけ?高校だっけ?とややこしい感じになります。本当にどうでもいいことで、すみません。

異論は認めない

ミスパンダの要請がある事を知った直輝は、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)にこの案件を持ち掛けますが、彼は呼べば出てくるという前例を作ってはいけないとGOサインを出しません。

しかし無視すれば子供が1人死ぬかもしれません。

「要求を通すために命を取引の道具に使う。そんなやり方に成功体験を与えてはいけません」

「同じことが言えますか?取引の道具に使われているのがあなたの子供でも」

「…何が言いたいんですか?」

結局、Mr.ノーコンプライアンスはこの件で動くことを認めませんでした。

直輝は小さいころ、父親の哲也(田中圭)から困っている人がいたら助けろと言われていました。

どうしてもこの件を放っておけない直輝は、レンをパンケーキに誘います。

moyoko

直輝が言っていたのは、佐島法務大臣の娘であるあずさがコアラ男に誘拐された過去のことです。確かにMr.ノーコンプライアンスが言う事にも一理ありますが、命をかけて助けてと言われたら助けたいのはもっともなことだと思います。

ミスパンダ(横浜流星)参上

門田先生はレンに森島直輝には近づくなと注進します。

「彼は君に好意なんか持っていない。ただ利用しているだけだ」

しかしレンは、実験に利用されていようとも、それが直輝の役に立っているなら嬉しいと答えます。

「これから好きになってもらえるように頑張ります!」

一方、神代(要潤)は、直輝について聞き込みをしていました。

武史と雪乃にたどり着いた神代は、直輝の父親について話を聞くことが出来ました。

あずさと伊藤は中学のプールを秘密の通路から撮影します。

翔太は早くミスパンダを呼べと、涼介をつなぐロープを次々に切っていきます。

春香が翔太の説得を試みると、そこにパンダのぬいぐるみがやってきました。

「ミスパンダ参上!」

moyoko

武史と雪乃は怪しいディレクターにお父さんのことを話すとはずいぶんとお喋りですね!
レンはすっかり直輝にお熱です。利用されていても役に立ててるなら嬉しいなんて、とても危険な発想ですが、それがモチベーションになっているなら仕方ないとも思います。

裏アカからのDM

直輝は学校に忍び込み、警備員から逃げながらミスパンダを演じます。

「あんたたちのグレーのシロクロなんてぬいぐるみで十分」

パンダは翔太と交渉し春香が代表してパンダを持ってプールの中に入ることになりました。

「どうしてこんなこと…」

「だってこうでもしないと誰も僕の話なんか聞いてくれないから」

しかし、涼介は自分はいじめなどしていないと主張しています。

ある日、翔太の元に涼介の裏アカウントからDMが届きます。

そこには誰もいない教室でチア部の衣装のにおいを嗅いでいる翔太の画像が添付されていました。

涼介はバラされたくなかったら机の中に1万円入れておけと脅してきたといいます。

やめたいと言ってもやめさせてもらえず、とうとう貯金が尽きて親の金を盗むように。

悩んでいるところに春香が翔太の異変に気がつき相談に乗ってくれ、これでもう大丈夫だと安心していました。

moyoko

ここでは飼育員さんこと直輝がパンダと1人二役で活躍します。メガネにスーツ姿で学校に忍び込み、追う警備員を世にも美しいパルクールで逃げ切ります。ひらりと階段の柵を越えたり、音もなく天井の窓をくぐったりととにかくスマートです!

ミスパンダご本人(清野菜名)登場

翔太が安心したのも束の間、次は靴箱に『死ね』と書いた紙が入っているなど脅しはさらにエスカレートしてしまいました。

追い詰められた翔太は飛び降りようとしてそこで春香に止められますが、学校にはいじめはなかったと言わないと退学だと言われ、誰にも信じてもらえないと思った翔太は実力行使に出ることにしたのでした。

春香は、涼介にはいじめの自覚はなかったかもしれないけれど、先生はわかってるからと翔太に訴えかけます。

「じゃあクロってことでOK?」

「クロってそんな言い方…」

「だってさ。残念!」

プールサイドに本物のミスパンダが現れます。

「真っ黒ないじめっ子にはお仕置きだよ!」

ミスパンダは躊躇することなく残り一本のロープを切りました。

moyoko

スクールカウンセラーなのに、いじめを否定している生徒に対して簡単に断罪するような物言いをする春香先生。「あなたは1人じゃない」が口癖の彼女に抱く違和感が、ここで確証に変わります。もしかして先生…クロ?

自作自演

涼介がプールに落ちると、翔太は慌てて飛び込み涼介を助け出しました。

「バレちゃったね。あんたたちの自作自演」

翔太と涼介は幼馴染でしたが、中学入学と同時に疎遠になっていました。

しかし翔太が飛び降り未遂をした日、涼介は翔太の家に行って様子を見に行きます。

そこで、涼介は翔太が自分からいじめられていると思い込んでいることを知ります。

「誰かにハメられたんです俺たち」

探しても名乗り出てくるわけはないので、2人は演技をすることにしたのだそうです。

「誰かが死にそうだからって名乗り出てくる奴はそんなことしないでしょ」

パンダは今そのメールに返信してみろと翔太を促します。

「さーてどこに届くかな?」

すると、パンダのポケットから着信音が鳴ります。

moyoko

立てこもり事件は少年二人の自作自演でした。ただ、パンダの言う通り誰かが死にそうだからといって名乗り出てくるやつは、初めからメールを使ったいじめなどしません。
ということは、プールにいる関係者はあと1人だけです。

リアルは大体間に合わない

「あれ?私だ。でも、これ私のじゃないんだな」

パンダはスマホを顔認証させます。

「正解は春香先生のスマホでした!」

ぬいぐるみパンダはこれまで春香が関わってきた学校のトラブルに対して、現れるタイミングが良すぎると指摘します。

「リアルってそんなにうまくいかないんですよ。大抵間に合わない」

春香は諦めたように口を開きます。

「だってつまんなかったんだもん。この学校いい子ちゃんばっかりで」

自分の出番がなかった春香は自ら問題を起こしていたのです。

無事犯人がわかりお礼を言う翔太に、ぬいぐるみパンダは言います。

「強くなってお前が他人を助けろ。事件になったのはお前の弱さだ」

直輝の父は困っている人を助けることが直輝を救うことになると言っていました。

「直輝なら出来る!」

moyoko

春香は転任する先々で同じようなことをしていました。これは他人を病気などに見立てて同情を引く代理ミュンヒハウゼン症候群の一つと言えるのでしょうか。巻き込まれた方はたまったものではないですね。

コアラ男現る

取材を終え学校を出たあずさの元に『コアラ男』と名乗るものからメールが届きます。

そこには直輝とレンが抱き合う画像が何枚も添付されています。

近頃直輝と連絡が取れていない中、それを見たあずさは過呼吸になりへたり込んでしまいました。

今回は全然物足りなかったと文句を言うパンダの背中に、直輝は声をかけます。

「リコ」

パンダをくるりと振り返り、笑顔でこう返します。

「私はパンダだよ?」

一方、ミスパンダがプールに出没したことを知ったMr.ノーコンプライアンスは、こうつぶやきます。

「似なくていいところまで似てきたねぇ」

その夜、直輝は待ち伏せしていた神代に声をかけられます。

「ちょっといい?飼育員さん♪」

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』第4話まとめ

今回は、レンがリコで間違いないことがわかり、神代の取材によって『飼育員さん』の正体までバレそうになっています。

このことがミスパンダの活動に支障をきたさなければ良いのですが。

レンがポジティブになってやる気になったのは良いですが、反動が来てしまいそうでハラハラしますね。母の麻衣子のことも心配です。

そして遂にコアラ男が行動を開始しました。

前回コアラの着ぐるみでにおわせてはいましたが、あずさに直接メールをしてくるという手に出てきました。

コアラ男は佐島大臣を脅すことが目的ではないのでしょうか?あずさのストーカー?謎は深まるばかりです。

次回はなんと偽パンダと偽飼育員さんが現れるとのことで要チェックです!

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