『歌舞伎町シャーロック』第16話あらすじ・ネタバレ感想!ギャンブルで身を滅ぼしたミッシェルの娘への償い…

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第16話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

謎だらけすぎてドハマりしちゃうアニメ『歌舞伎町シャーロック』。

家族的な話題に敏感だったのにはやっぱり訳が…元刑事のギャンブル好き探偵ミッシェル・ベルモントの過去が明らかとなる第16話のタイトルは「ミッシェルとあほぼん」。

もう会わないと誓った娘に殺人容疑が降りかかってしまい、元刑事が必死で真犯人を追い詰めます。

切なくも愛おしい家族愛が詰まったストーリーです!

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『歌舞伎町シャーロック』前回第15話のあらすじと振り返り

探偵長屋のドア守護神“黒もっこり”こと呼び込みのディランは「音信不通となった婚約者キャシーの気持ちを確かめたい」と依頼してきます。

話を聞けばキャシーにマルチ商法にハメられてしまったっぽい…それでも彼はまだ純粋に彼女を想い続けています。

時を同じくして、イーストの空に赤い水が降るという変な事件が勃発。

実はこれもディランがハメられたマルチ団“VTY”という会社の仕業でした。

そこへ潜入したのはワトソン&メアリコンビ。2人はキャシーを探しだして気持ちを聞きだし、さらに彼らの真の目的である“毒雨テロ計画”を未然に防ぐことに成功します。

なんとVTYを操っていたヤバいテロ主導者は、一色鉄男…という衝撃!

刑務所でモリアーティを気遣ってくれていた彼は家族をも平気で毒殺しようとする極悪人で本当はイイ人じゃなかったのです…もう、一体誰を信じていいのか…。

第16話もウエストで善人と評判の人物が行う、ヤバい悪の所業が詳らかになります。

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第16話あらすじと感想


元刑事のギャンブル好き探偵ミッシェル・ベルモントに娘!?

暗い路地裏、強面の人たちから逃げていたひ弱そうな男が行き止まりで立ち往生…見つかってしまい袋叩きに遭います。

傍でタバコをふかすミッシェル・ベルモントに、ボス的な男が「いつもありがとうございます」と言って、彼のポケットに報酬を忍ばせました。

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堅気の仕事ではない感じがプンプン…

報酬3万を眺めニヤニヤする彼は、カジノに繰り出そうか悩みます。

ネオン輝く通りにある高級キャバクラ・ホワイトローズの店前にさしかかると、客を見送るキャバ嬢の前髪が風でめくれ、額の傷跡が露わになります。

その光景を見た瞬間、ミッシェルは「そんな…まさか!」と驚きの声をあげました。

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この女性はミッシェルの一人娘・鈴本エリカ!第12話で娘の話題になった時、ミッシェルが敏感に反応していたのには切ない事情が…。

感電死&甘い匂い…奇妙な手口の小悪党連続殺害事件

ホワイトローズの北海道フェアで提供される珍味“熊の手の煮込み(5万円也)”目当てで来店したシャーロックとワトソン。

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キャバ嬢も「キモッ!」とドン引きする中、さらにお菓子トッピングまで追加。美味しそうに手づかみでムシャムシャ頬張るシャーロックw

「死因は感電。でも、被害者の口から甘い匂い…奇妙だ。」

シャーロックにはこの珍味と同じくらい気になっている事件があります。

歌舞伎町イースト界隈ではこのところスリや置き引き犯などの小悪党が殺される事件が立て続けに起きています。

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この事件…闇深い!

シャーロックの馬鹿舌に慣れっこのワトソンが驚いた表情で凝視する視線の先…通路を挟んだ席にはミッシェル。

ワトソンは大学に通いながらこの店で働くエリカに会いに足しげく通っていました。

この日も大きなクマのぬいぐるみをプレゼントして、喜ぶのを見て嬉しそうな顔をします。

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エリカはミッシェルが父だということに気がついてない。彼女は大学に通いながらキャバ嬢として働いています。

エリカと同棲中の中条タカシと、ウエストの資産家ハリー・エバンズ

エリカには、ガラの悪い本命彼氏・中条タカシがいました。

タカシは店にやって来ると「お前地味だから稼ぎが悪い…大学辞めて学費も俺の飲み代に!」とエリカに暴言を吐き、ミッシェルは気が気ではありません。

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タカシ、かなり嫌な奴!

そんなエリカを指名したのは、ウエストの資産家ハリー・エバンズ。

ハリーを見たワトソンは「有名なお金持ち!」と興奮気味にシャーロックに教えます。

亡き祖母が大好きすぎるハリーは、祖母の教えに従順に生きています。

世界に2つとない祖母から譲り受けた大きなスタールビーの指輪を見せながら、上から目線で「この店で一番地味な君を指名したよ!」と自慢げ。

そして、エリカの頬を両手で挟んでぐにゅっと強く絞りあげます。

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ウエストの大地主・ハリーの愛称は“あほぼん”。エリカの扱いが酷すぎ!この会話に聞き耳を立てほくそ笑んだのはタカシ…何か起きそうです。

あほぼんも気に食わないミッシェルですが「エリカちゃん、太客を捕まえるチャンス!」と他のキャバ嬢が言うのを聞き、邪魔する訳にもいかず…結局、見ていられず肩を落として店を出ます。

ミッシェル驚愕…一人娘エリカが殺人容疑で逮捕!

ミッシェルは、ワトソンとシャーロックに“フラれた”と勘違いされ、3人で夜通し飲み明かすことに…。

翌朝、酔い潰れていると、血相を変えたハドソン夫人から叩き起こされます。

<昨晩、中条タカシさんが自宅で死亡しているのが発見され、知人の鈴本エリカさんが殺人の容疑で逮捕されました。>

言葉が出ないミッシェル…学生時代のエリカの写真と連行されていくエリカが映る画面を食い入るように見つめ、店を飛び出します。

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まさか…エリカが殺人!?

「娘のエリカが人殺しなんてするはずない!」

ミッシェルは警察署で後輩の刑事・レストレイド警部の胸ぐらに掴みかかります。

「その話、詳しく聞かせろ。」と声を掛けたのはシャーロック。

ミッシェルのただならぬ様子を見て追ってきていました。

エリカの額に残る傷跡は、ギャンブルに狂ったミッシェルのせい…

15年前、ミッシェルはイースト署の刑事で、相棒はレストレイド。

その頃は結婚しており、5歳になる娘エリカがいました。

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素敵な一軒家に暮らしていた頃の幸せそうな思い出が流れます…。

「ギャンブルに嵌まり込んで、“借金棒引き”と引き換えに捜査情報を漏らしたり。そんなヤクザとの付き合いのせいで、方々から恨みをかって…あるとき家族が狙われた。」

自宅に侵入し、幼い娘の髪を鷲掴みにし喉元に刃物を突きつけるスキンヘッドの男。

突進して男を制圧しましたが…ナイフで傷ついたエリカの額から大量の出血。

血を流して泣く娘を見たミッシェルは、自ら招いた事態の重さにようやく気がついたのでした…。

「警察は懲戒免職、妻と娘も出て行った。もう二度と娘には関わらない…そう決めていたんだが。」

肩をすくめて話していたミッシェルが姿勢を正します。

「私に父親と名乗る資格はない。でも、あの子の無実は証明してやりたいんです!」

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強い後悔と娘を助けたいという想いが伝わってきます…。

想いを受けて、遺体を見たいとシャーロックが言います。

警部も「一肌脱ぐ!」と協力を申し出ます。

「死因は胸の刺し傷による失血死。凶器の包丁に残っていた指紋はエリカちゃんのものだけ…。」

警部の説明を聞きながら、シャーロックは遺体の口の匂いを嗅ぎます。

父としての想いを聞いたシャーロックが暴く…犯人は?

「担当刑事の鬼丸は、“痴情のもつれ”から彼氏を殺した線が濃厚と見ている。」と警部が続けます。

鬼丸という名前を聞いた途端、ミッシェルとシャーロックがビクッとします。

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ゲロらせの鬼丸という異名を持つ刑事…警部は「鬼丸に責められるとみんなやってもいないことも自白しちゃう…」と。今後の登場に期待。

「犯人はあほぼんだよ。」

サラッと真犯人を特定したシャーロックは、抑揚なく告げます。

「しかし、奴はウエストの有力者。警察もおいそれとは踏みこめねぇ…」

「指輪を盗んででもこねぇと」とシャーロックが言っている間にミッシェルは飛び出します。

エバンズ邸の庭から盗みに入ったミッシェルを待ち受けていたのは…やたら咬んでくる子犬や矢が飛んで来るなどのトラップ。

やっとのことで辿り着くと、指輪は無数のレーザーセンサーで厳重に守られていました。

「忍び込んで指輪を盗もうなんて…君も立派な悪党だね!」と陽気に現れたハリー。

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侵入した段階でバレており、監視され踊らされていたのでした。

「タカシをおしおきしたのも僕…」

狂気に満ちたハリーは、ほくそ笑みながらスタンガンを持ちミッシェルも殺そうします。

「ハリー坊や…」

なんと、そこへ死んだはずの祖母が出現します。

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実はこれ、変装名人シャーロック!

喜ぶハリーに、おばあちゃま姿のシャーロックは“聞きたかったこと”を問います。

「なんで昨日はおしおきの仕方を変えた?」

悪人を釣って殺す…小悪党連続殺害事件も同一犯だった!

イカサマポーカーで指輪を奪っていった小悪党タカシの殺害を試みたハリーでしたが…スタンガンで感電死させたはずの彼は、握っていた指輪から電流が逃げたことにより一命を取り留めていました。

生きていると気づいたハリーは、包丁でトドメを刺したのでした。

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死んだはずが死んでいなかった!そう言えばモリアーティのお母さんも感電死。何か伏線の香りがしますね!

ハリーは殺害後、遺体の口に飴を咥えさせていました。

感電死&口の甘い匂い…イーストでの小悪党連続殺害事件もハリーが犯人。

指輪を餌にして悪党たちを引きつけては殺して回っていたのです!

シャーロックが人助けしたことに感激する助手ワトソン。

ワトソンはハリー情報を集めて、外から変装の手助けをしていました。

「逮捕されたハリー…いい人って評判だった。慈善活動に熱心でよく刑務所に慰問に行ったり。そんな人が…人間は解らないものだね。」

残念そうにワトソンが語ります。

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刑務所慰問…また気になる情報が出てきました!

ミッシェルはエリカを助けるために尽力したことを“本人には伏せたい”と言ったそうです。

「良いも悪いもない…それがアイツの望みだ。」とシャーロック。

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最後、ミッシェルのところにあほぼんのペットの子犬が行き場を失くしてやってきます。フッと笑ったミッシェルと子犬は並んで歩きだし…1人ぼっちじゃなくてよかった…

凶悪犯罪者が一斉脱獄!?そして、モリアーティ帰還!

パイプを乗せて爆睡中のワトソン、傍で夫人がニュースを見ています。

<昨日未明、東京第七刑務所から多数の凶悪犯罪者が一斉に脱獄した模様です。>

「ジェームズのいる刑務所…心配だわ…」

ニュースでは11名の脱獄が報じられ、あのモリアーティをイジメまくっていた左顔に大きなアザのある囚人アルバート・トレヴァの写真が映し出されました。

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事件から10ヶ月後…新宿區では脱獄犯たちによる犯罪が頻発します。

歌舞伎町の大通りでは新宿區長選挙に向けた街頭演説が過熱しています。

候補は現新宿區長のセバスチャン・モランと新人のマッハ国吉、2ヶ月後が投票日です。

BARパイプキャットの入り口では、夫人が営業時間前にやってきたお客さんを断っています。

「ひどいなぁ~。俺のこと忘れちゃったの?」

夫人が止めたのにも関わらずお店に入ってきた客にみんなの視線が集まり、シャーロックの目が見開きます。

「こんにちは。僕、ジェームズ・モリアーティって言います。みんな…ただいま。」

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帰ってきたーー!!久しぶりに嬉しい衝撃を受けたラスト、歓喜のあまり立ち上がってしまいました!

『歌舞伎町シャーロック』第16話まとめ

“評判の人ほど要注意”というメッセージでしょうか。

謎が謎めくストーリー展開に、毎話何度も見返してしまいます。

脱獄犯の犯罪増加&モリアーティの帰還でまたストーリーが濃くなる予感…。

新宿區長選挙も波乱が待ち構えていそうですね!

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