『歌舞伎町シャーロック』第15話あらすじ・ネタバレ感想!モリアーティの唯一の味方は生きていた!?

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第15話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

敵が味方で、味方が敵!?

謎深き展開に唸り、魅了されるアニメ『歌舞伎町シャーロック』第15話のタイトルは「あの人はいずこ」。

ジェームズ(モリアーティ)が唯一仲良しだった囚人仲間の一色が登場!

騙された…と思わず口から漏れ出た秀逸なストーリーは必見です!

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『歌舞伎町シャーロック』前回第14話のあらすじと振り返り

初めて愛した“女性”と思っていた人は、実は“男(オネエ)”で“連続殺人鬼”。

そして最後は“殺害された”という受け止め難い現実に苦しむ京極冬人。

事件から1ヶ月、身も心もボロボロで限界に達し、幼い頃病弱な彼が過ごしていたメロン病院へ入院することに…。

そこで院長の愛息ランポ君異世界失踪事件が勃発。

冬人はシャーロックの斬新すぎなショック治療“うんこ療法”&病院秘書として働く幼馴染の春清の言葉に背中を押され、ランポ君を見事探し出し犯人を突き止めます!

京極冬人完全復活と、彼の素敵なルーツを知れた第14話

一方、刑務所のジェームズ(モリアーティ)は相変わらず陰湿なイジメの渦中…食事を奪われ、それを食べた囚人が“目の前で死す”という衝撃的な事件が起こります。

ジェームズの今後が心配…第15話では、第13話で生死不明となっていたジェームズが心を開いていた囚人・一色鉄男が登場してきます!

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第15話あらすじと感想


降り注ぐ水にはご用心…空から突如“謎の赤い液体”が降ってきた!?

刑務所でシャワー時間中のジェームズ・モラン(モリアーティ)。

降り注ぐお湯に微動だにせず打たれ続ける彼の身体や顔には、数えきれないほど痛々しい傷が見えます。

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刑務所内イジメはエスカレートしている模様…この後、彼が知ったら大ショックを受けてしまうであろう事件が起ころうとしていました。

歌舞伎町イーストではその夜、ビルから“突如謎の赤い液体が降ってくる”という奇怪な事件が起こりました。

血にも見えるその液体に女性たちが悲鳴をあげ、人々は大パニック。

オンスタで現場の写真投稿を見たメアリ・モーンスタンは「やっば!」と思わず声をあげます。

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オンスタは、気軽に写真や動画をシェアできるインスタっぽいアプリ!そういうのに疎い姉ルーシーも最近はじめたらしい…フォローされた妹メアリもびっくり。

男勝りなはずのルーシー・モーンスタンが、色気ついて化粧水をパシャパシャ…そして、メアリにハニカミながら「パートナーを紹介したい」と切り出します。

意外すぎる姉の言葉に固まるメアリを置いて、詳しくは後でと言ってルーシーは出掛けて行ってしまいました。

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全部観終えると、匂わせが秀逸な冒頭!いつもは甘えたさんのメアリが姉のために奮闘するレア回がはじまります!

「ただの水だったらしいっすよ~血の雨。ビルから撒いた形跡はなかったそうですし…マジ謎っす!」

BARパイプキャットのカウンターで小林寅太郎が、ジョン・H・ワトソンとシャーロック・ホームズに話します。

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偏食探偵シャーロックは“ねぎま入りアイスコーヒー”を美味しそうに堪能w

「音信不通の婚約者キャシーの気持ちを確かめて欲しい」依頼人は呼び込みのディラン

アフロヘアーの風俗店呼び込み・ディランがBARへ。

おっぱい星人寅太郎が「朝イチで揉まねぇぞ!」とからかうと、仕事を辞めたと言い「今日の俺は依頼人だ!」と告げます。

ハドソン夫人と探偵たちに依頼内容を語りはじめます。

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第1話でワトソンをBARパイプキャットへ連れてきてくれたディランが今回の依頼人!

クレーム客に罵られ、仕事に嫌気がさして深い溜め息をついた夜。

ディランの前にキャシーが現れ、仕事の愚痴を聞いてくれました。

心のトキメキを感じた彼は、彼女に心酔してしまいます。

「結婚する前に“人のためになる仕事”しない?」とキャシーに促されるまま、マルチ商法“VISION To You(略してVTY)”へ入会!

セミナーを受けたディランは身体にいい商品を友達に紹介し始めます。

「たくさんお金かかったけど未来への投資と…最後の入金した次の日から連絡取れない。キャシーの気持ちを確かめたい…」と切実に訴えます。

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当人は詐欺に遭ったという感覚が全くなく「キャシーいずこに?心配だ~!」と心配をするばかりで…。

生死不明だった男が生きていた…一色鉄男がマルチ団の秘書に!

昔馴染みの想いを汲みとった夫人は、“超高級ソープリゾート・大名行列の招待券2枚”を報酬として依頼を受けます。

嬉しい報酬に歓喜の声をあげた寅太郎と冬人。

「これを機に本物の世界に踏み出したい!」と言う冬人を、唯一の経験者は“男”とからかう寅太郎が揉めます。

シャーロックは興味無し。

メアリはワトソンに組むことを提案します。

VTYの会員マガジンを熟読していたメアリは、掲載されていた幹部の集合写真に興味深々…実はそこに父に似た人物が映っていたのです!

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ディランを嵌めた女キャシー探し&モーンスタン姉妹の父親探し。2つの案件が同時進行…そして思わぬ結末へと向かっていきます!

ワトソン&メアリは面談費1万円を払い、代表の五所川原公子と面会。

VISIONカウンセリングと名付けられた面談は、“人間性を見極め会社のブランドを保てる方のみを選別するためのもの”と説明され、代表第一秘書の一色鉄男も同席して行われました。

五所川原は一瞬凝視しただけで2人を合格させ、入会を認めます。

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第13話で生死不明だった一色鉄男は生きていました!彼が来てからVTYの業績は上り調子…この男、激ヤバです。

ワトソン&メアリが潜入成功!キャシーは超敏腕ゴールド会員だった!

顔で判断され、入会を断られた寅太郎。

代表を質問攻めにして不合格となった冬人は「金返せ!」と暴れ、一色になだめられ警備員に連れられ退出させられました。

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VTYが取り扱うVISION水(通常1万円)は、化粧水としても飲料水としても使える優れものと言われていますが…おばあちゃん達が汲んでいるただの水道水なんです。

セミナーに参加すると、感化されやすいワトソンはすぐ惹きこまれます。

代表の合図で会場の上に無数のドローンが飛び、会員たちが一斉に湧きます。

タンクを搭載したドローンからVISION水を降らす“VISION rain”が降り注ぎます。

「来週は本番…パートナー全員の力で新宿區に“幸せの雨”を降らせましょう!」

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昨晩の赤く着色した水を降らした事件もVTYの仕業!“VISION rain”は一色のアイデアで、彼の恐ろしい計画とは…?

登壇したゴールドパートナーのキャシーは、活動報告を行うほど有名な会員…問いただすと「私はVTYのパートナー皆のフィアンセよ!」と悪びれもなく言い放ちます。

「あんた詐欺師っしょ?ウザいから言っちゃうけど、VTYって結局は“うさぎ講”じゃん?」

メアリの言い草にムッとしたキャシーは「“ネズミ講”…いや“マルチ商法”よ!」と思わず訂正してしまいます。

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自白させたメアリ、さすが!

キャシーの気持ちを録音してミッション終了のはずが…父親探しのために調査続行!

「つーかアンタ、金と婚約して寝ちゃったんでしょ?」

「黙れっ小娘!…ディラン?フンッ本気な訳ないでしょ!バッカじゃないの!」

この言葉を録音、ディランに聞かせれば依頼完遂です。

「私…VTYぶっ潰す!証拠を見つけて訴える!」

涙ぐむメアリに、ワトソンが心打たれヤル気に…実はメアリの嘘泣きでした。

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その頃、ふらふらしながら帰宅した冬人とシャーロックが遭遇…鼻の利くシャーロックが冬人の顔から妙な匂いを嗅ぎつけます。舌なめずりしたシャーロック、嬉しそうにニヤリとします。

2人は最上階の顔認証ロックがかかったフロアへ。

雰囲気は一変、無機質で研究室みたく薬品の匂いが漂います。

奇跡的にロックを解除でき、機密部屋にあっさり潜入…もう少し調査したいと粘るメアリに何か他にあるのか?とワトソンが問います。

「私たちのパパはクズ…タバコ買ってくるって出かけたきり。パパに(会員誌の)写真そっくりなんだもん。もし見つけられたら、お姉ちゃん喜ぶかなって!」

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メアリの想いを知り、優しいワトソンは一緒に探してくれることに。この後ワトソンがまさかあんなことになるなんて…!

写真の男は公子の別れた夫で、モーンスタン姉妹の父親ではありませんでした。

「幸せの雨は毒薬じゃないか!通報する!」

元旦那は公子を思い留まらせようと必死に説得を試みますが、そこへ一色が現れます。

一色の素性と恐ろしい毒雨テロ計画が発覚、ワトソンが毒薬注射を打たれてしまう大ピンチ!

「人間を間引くことで世界は豊かになる…そのために幸福の雨を降らせるのです!」

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不気味な笑いを浮かべる一色…VTYが企むテロ計画の黒幕は彼!

物陰から見ていたワトソンが止めに入りますが、メアリを人質にされ身動きがとれません。

一色は毒薬注射を出して元旦那の首に躊躇いなく注射して殺害。

「苦しむ姿が見たいんだよ!」と嘲笑う一色の目前で…口から泡を出し、首をかきむしって苦しみながら彼は絶命しました。

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愉快そうに高らかに笑う一色…ちなみに、この死に方は第14話で見たことありますよね!?

今度はメアリに注射針を向ける一色、ワトソンは庇って左胸に毒を注射されてしまいます…。

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ワトソンの命を救ったのは胸元に入れていた“猫型探偵ポケベル”!

そこへ警察が駆けつけ、一色に手錠をかけます。

薬品の匂いをプンプンさせた京極から「一色から顔に布を当てられ気がついたら道端で眠っていた」と聞いたシャーロックは、一色が黒幕と気づき警察に知らせたのでした。

一色鉄男のヤバい経歴が記された用紙をシャーロックが見ています。

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幼少期より家族や友人に薬品を飲ませ、悪運強くたいした罪に問われず逃げおおせてきた一色。

連行される間際、突然「8020463840…」とブツブツ唱えた一色は、奥歯に仕込んであった毒を噛み締め血を吐き自殺します。

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意味深な数字の羅列…気になります!

寅太郎の実感こもった言葉に、職場復帰したディラン号泣!

「純粋で真面目な所がお姉ちゃんに似てる…」

ワトソンを見上げ、頬を赤くしたメアリ。

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ワトソンとメアリがいい感じ…まさか恋の予感!?

そのときオンスタの投稿通知音が流れ、画面を確認したメアリがギョッとします。

<SNSの勉強会に行ってきた!妹にVTYパートナー紹介します! #人の為に働くぞ>

メッセージと共に添えられていたのは…VTYの社名ロゴの前でVISION水を持って満面のスマイルしている写真でした。

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似てますね…ハマりやすい所w

ディランの報酬を貰ったワトソンは、寅太郎と冬人へ招待券を譲ります。

「…ディラン。お前の仕事、人の為になってんぜ!」

揉み揉みを堪能した寅太郎が満足気に入口に立つディランに声をかけます。

それを聞いたディランは感涙w

続いて「次回、頑張ってください!」と送り出されてきた冬人。

「なぜ、勃たない…」と泣きまくるディランの横に座り込んで絶望しました。

『歌舞伎町シャーロック』第15話まとめ

マルチ商法事件を伝えるニュースを見て難しい表情をするシャーロックが印象的…一色の経歴に“数名の親しい友人がいた模様”という記載があったのが気になります。

味方と思っていた一色が“実はジェームズ(モリアーティ)の敵でモラン區長に雇われていた?”と匂わせる展開。

ますます刑務所内の人間関係の謎が深まりました。

どれが伏線となるのか予測不能、きっと次回もハラハラさせてくれます。

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