ドラマ『ネメシス』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!それぞれの心の中にあった愛の形とは?衝撃と涙のラスト!

『ネメシス』 第10話

出典:『ネメシス』公式ページ

新時代の探偵モノとして完全オリジナルで制作された『ネメシス』もいよいよ最終話です。

“菅研”に捕らわれたアンナを取り戻すべくあの手この手で奔走するチームネメシス、一方菅研ではアンナと黒幕・朋美による頭脳戦が繰り広げられた末に大切なデータのロックが解除されてしまうという窮地も窮地といった状況。

さて第10話は入江悠総監督いわく、アンナが成長し風真が覚醒し栗田が本領発揮するとのことで、何か光の差すラストになっているのかな?と思ったり…とにもかくにも“愛”がキーになっているようです。

それではさっそく『ネメシス』の第10話「愛してくれてありがとう」をネタバレありでレビューします。

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ドラマ『ネメシス』前回第9話のあらすじと振り返り

美神アンナ(広瀬すず)がさらわれ、アンナの父・始(仲村トオル)の研究データが入っていると思しきネックレスも奪われてしまったことで、栗田一秋(江口洋介)と風真尚希(櫻井翔)は不意に“なぜ黒幕がアンナの存在を知り得たのか”という疑問を浮かべます。

身近なところにスパイがいたとしたら?

そもそも風真がネックレスを持っているということを知っていた人物は…という点から行きついたのは四葉朋美(橋本環奈)でした。

ようやく真の黒幕に気付いた栗田と風真は、チームネメシス総動員でアンナの元に向かうべく動き出しました。

一方、菅研ではネックレスのデータにかけられた暗号の最後の扉のロックを賭けてアンナと朋美がチェスを使ったゲーム・ナイトツアーを繰り広げます。

攻撃者が黒・守護者が白として先に15ケタのパスコードを踏むか相手を捕らえると勝利、つまり攻撃者が勝てばロックは解除され、守護者が勝てばロックは守られるというルールです。

これまでのことを淡々と話しながらも火花の散るような対戦の結果、勝ったのは攻撃者の朋美でした。

必要なものを手に入れた朋美は「データが解凍完了する63分後に始とアンナを閉じ込めている部屋の酸素を抜く」と電話で風真に伝えました。

チームネメシスは菅研が乗り捨てた車を見つけたものの、研究所の場所までは突き止められないという“詰み”の状況。

しかし、車から風真が何かを見つけて丁寧にハンカチで包みました。

そして「この世に晴れない霧がないように、解けない謎もいつかは解ける。解いてみせましょう、この謎を。さぁ真相解明の時間です。」と言ったところで第10話の始まりです!

【ネタバレ】ドラマ『ネメシス』第10話(最終回)あらすじ・感想


菅研の場所を探せ!

風真尚希(櫻井翔)が、美神アンナ(広瀬すず)をさらった菅研の乗り捨てた車から見つけたのは白い土でした。

ネメシスに残った援護射撃担当の星憲章(上田竜也)と姫川烝位(奥平大兼)の元には、その石の画像が送られます。

同時に風真が星の便利道具である遠心分離機で成分を分析すると炭酸カルシウムが50%以上ということが判明し、石灰岩だという結論に辿りつきました。

風真たちが今いる場所から石灰岩を多く出る場所を姫川が調べ始めた時、栗田一秋(江口洋介)は星を社長室の奥にある秘密の部屋に入るよう案内します。

アンナの父・始(仲村トオル)の写真の右側に貼られている古い地図には、美馬芽衣子(山崎紘菜)が19年前に始を頼って電話をかけてきた公衆電話の場所と、そこから菅研の場所を絞ろうとした形跡がありました。

姫川の検索結果と照らし合わせて導き出されたのは神奈川県西部の丹沢山地と、埼玉県西部の武甲山。

ここで神田凪沙(真木よう子)が昔調べていた菅研に繋がる事件で恵美佳の遺体が発見されたのが埼玉県北部だということを告げ、埼玉に向かうこととなります。

しかし普通に向かえば所要時間は75分…ネメシスの車に全員が乗り込み、スピード狂の上原黄以子(大島優子)の運転でスピードの向こう側へ。

武甲山についた面々ですが、範囲が広い上に残された時間は28分ほど。

栗田は天狗サーモン事件の時に天久一魚(野間口徹)の言っていた「水資源が豊富」という言葉を思い出し、姫川が側にある川か湖を調べたところ入間川の源流が1本流れていることが判明しました。

vito

たった1つの石を頼りにトントンと大まかな場所まで絞り込めるチームネメシスの結束力たるや…。これまでの事件すべてが、この場所に繋がっているんだなぁと感じられたところでもありました。

太い電波の発信源を手繰り寄せて、全員で星のイヤホンマイクを付けながら菅研の場所を探していると凪沙が見つけた石灰岩の近くに不審な扉を発見しました。

ご丁寧に付いている監視カメラは星の秘密道具でダミー映像を流し続けることで危険を回避。

残された時間は10分となっていましたが見つけた扉からは入れず、栗田の提案で通風ダクトを探すことに。

そしてタカ(勝地涼)&ユージ(中村蒼)が見つけたのですが、穴が小さすぎて成人男性では通り抜けられそうにない…と落胆したところで自称元中国雑技団五軍のリュウ(加藤諒)が関節を外して潜入します。

vito

いけたか?と思ったらいけない、と思ったらいけた!みたいな一難去ってまた一難だけどすぐ解決策が見つかる超スピード展開です。開始からここまで10分も経っていないと言えば、どれほどか伝わりやすいでしょうか。

始のデータが膨大だった理由とは

時すでにデータの解凍完了まで残り1%、時間的にはもう2分を切ったところでモニターを見ていた朋美が血相を変えて始の部屋へと向かいました。

ネックレスに隠してあったデータが膨大な理由、それは菅容子が患っていて朋美も同じく抱えているHSCMを引き起こす原因のある遺伝子は1つではないためでした。

複数の遺伝子が複雑に絡み合って疾患を生み出しており、始はすべてを解明したわけではなかったのです。

20年前に世界初の受精卵ができた時に始は「この改変が本当に人体に適応できるかどうかはわからない」と言ったにも関わらず、大和猛流(石黒賢)は功名心に囚われて冷静さを失っていたため、即座に代理母に着床させようという考えに至ってしまっていました。

逆上した大和は「互いに苦しむところを見ながら死ね!」と始をアンナの監禁部屋に押し込みました。

そして感動の再会を味わう間もなく、酸素の排出が始まります。

その頃リュウは通風ダクトを前進中、研究室の真上に辿りつくと星の便利道具でガスを噴射します。

その煙で火災探知機が作動して研究所のすべての扉が一時的に開かれました。

風真たちが待ち構えている扉から出てきた研究員たちを殴り倒して、いざ中に踏み込もうとしたタイミングで志葉(板橋駿谷)が現れます。

立ちはだかる志葉にタカ&ユージが拳銃を向けて威嚇している間に、風真と栗田と凪沙はアンナと始を探して研究所内を駆け回りました。

ようやく、さっきまで朋美や大和たちがいた研究室を見つけた時にはすでに監禁部屋の酸素は0%。

そして、3人も閉じ込められてしまいました。

そこへ大和たちに連れられてアンナと始が入ってきました。

アンナの首には、ペントバルビタールという過剰摂取したら致死性の高い薬の入った注射器の針が向けられています。

そんな状況で風真たちはされるがままになることしかできず、全員拘束されてしまいました。

大和はパソコンに向かい何かのパスワードを打ち込むと、研究所は5分後に爆破されると告げて研究に必要なものだけを持ち「始が止めた時間は我々が動かす」と言い残して立ち去ろうとします。

外では様子を見に来た黄以子が志葉に捕まり、タカ&ユージが肉弾戦で応じています。

事務所では星が何か方法はないのかと焦り、姫川は端末さえ研究室内のパソコンに刺せればサーバーに入れるのにと嘆きました。

星が風真に渡したカバンの中に端末があることを思い出すと、どうしてそれを早く言わないんだと姫川がキレて一触即発…というところで緋邑晶(南野陽子)がやってきました。

vito

最初のパートからさらに10分でここですよ。もうずっとハラハラしっぱなし。志葉とやりあってボロボロになっていくタカ&ユージの少し離れた所でオロオロしながら見守っている黄以子がちょっと可愛かったです。あと切羽詰まってイライラが最高潮な援護射撃組…星が姫川に跨ってマウント取ったところで殴り合いが始まるかと思ってしまいました。緋邑が来てくれて本当に良かった…。

形勢逆転!しかし…

風真は緋邑から受け取っていた、イカサマに使う手のひらに貼るシリコンポケットにピッキングの道具を隠し持っていました。

ポンコツだが昔から脱出マジックだけは上手かったという緋邑の読み通りに風真は手錠の鍵を外し、ダクトにいたリュウが投げ入れたUSBを拾うとすぐさまパソコンに差し込みます。

繋がった瞬間に姫川はマルウェアを送ってウイルスを侵入させました。

食い止めたい大和と、そうはさせない風真が揉み合っている間にアンナが近くにいた警備員を薙ぎ倒して手錠の鍵を奪い、手錠を外して鍵を栗田にパスします。

そして、そのまま栗田たちが拘束を解こうとするのを阻もうとした志葉を武術で倒しました。

形勢逆転、しかし起動させた時のコードがわからないと爆破は解除できません。

風真が大和に解除するよう懇願すると、大和は「すべて終わりにしよう」と言ってパソコンに向かい解除すると見せかけて、始と自分にベントバルビタールを打ちました。

死を悟った始は栗田と風真に感謝と謝罪を、そしてアンナには「生まれてきてくれて本当に嬉しかった」と言って息絶えます。

大和は、時が止まっていたのは自分だけだったことに気付き死んでいきました。

vito

アンナが生まれてくることを望んだ2人のお母さんがいることを忘れちゃ駄目だよって言って頭を撫でながら事切れた始は、本当にアンナのことを我が子として愛していたんだなぁと感じました。

悲しみに暮れている暇もなく、爆破まであと30秒。

止まらない涙をぬぐってアンナは「入ります」。

研究所内の細部まで記憶を呼び起こし、起爆コードを打ち込む大和の手の映ったモニターを見つけて無事に爆破は解除されました。

大和が打ち込んだパスコードは“/Zo0l-0l18”。

モニターに映し出された文字列を見た風真は、それが2001-0118を記号化したものだと気付きます。

2001年の1月18日、それは始が6番目の受精卵で実験に成功した日でした。

vito

何とも遣る瀬無い…パスコードにするくらいだから思い入れのある日なわけで、大和にとってはすべての始まりの記念すべき日だったんですよね。

それぞれの再出発

事件後。

栗田は秘密の部屋に置いていたこれまでに調べてきた数々の資料を、凪沙に渡しました。

始とアンナのことはタカ&ユージが表沙汰にならないように奔走しています。

ネメシスの看板犬マーロウの散歩に出ていたアンナは、ネメシス帰りの凪沙に遭遇しました。

そして、朋美が警察病院で治療を受けていることを知らされます。

研究所の爆破を止めて朋美の元に向かった時のアンナは、殺してやろうという気持ちでした。

でも許せない思いを堪えて「大切な母を失った気持ちだけは理解できる。父が残したデータで病気を治して罪を償ってほしい」と伝えたのでした。

アンナは凪沙に、水帆のことを聞きます。

凪沙は、好奇心旺盛でよく笑って変なものばかり食べていた水帆は誰かさんにそっくりだと言いました。

その頃、ネメシスの屋上ではチームネメシスにタカ&ユージと薫も駆けつけての大所帯。

栗田はかつて始にもらった酒を開け、Drハオツーのリュウとリンリンが料理を振る舞ってちょっとしたパーティーです。

凪沙と別れて事務所に戻ったアンナも合流しましたが、すぐに姿がなくなっていることに風真が気付きました。

そして、栗田とともに事務所内に向かうと机の上には辞表が置いてありました。

アンナは始と過ごしたインドでの日々を思い出しながら、空港に向かって歩き出していました。

そこに爆音でヒップホップを流しながら一台の車がやってきます。

横断歩道の向こうで降りたのは、風真と栗田でした。

インドに帰って始がそうしてきたように隠れて生きていこうとしていたアンナに、栗田は「ネメシスがあろうとなかろうとお前はもう俺の家族だ」と言います。

風真は栗田に、始からやりたいことをやれと言われたことを伝えて、栗田と一緒にネメシスを続けたいと申し出ます。

そして自分にはネメシスが必要であり、アンナも必要だと言って「また一緒にやろうよ」とイヤホンマイクを差し出しました。

vito

ここで今までの「俺、大丈夫かな?」「大丈夫です」のやりとりが流れるんですけど、感情が高ぶってブワっと泣いてしまった…。さらにアンナの返しが「ねぇ風真さん。私、大丈夫かな」だったのも、それに対して風真(と栗田)も「大丈夫」って返したのもエモかった…。すべてが繋がって綺麗に回収された感ありました。

季節は廻って蝉の声が街に響き渡る頃。

探偵事務所ネメシスの風真の元には怪しげな同じ服を纏った坊主頭の4人組が。

そんなこともつゆ知らず、元気いっぱいDrハオツーの夏限定商品を持って興奮気味に入ってくるアンナ。

ネメシス史上もっとも凶悪かつ難解な事件だが…と口を開いた風真はいつもの調子で「この世に晴れない霧がないように」と言ってアンナ、栗田に続きを振ります。

そして3人で「真相解明の時間です」と言って幕を下ろしました。

ドラマ『ネメシス』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

終わってしまった…。

完全オリジナルだから先の展開も知りようがないし、毎回リアルタイムで頭をフル回転させて考察したり笑ったり興奮したり心を揺さぶられたりして、ここまで最終回が来てほしくないドラマは久し振りでした。

総じて楽しかったけど、やっぱり寂しいです。

予告の時点で察してはいたけど、始は死んでしまいましたね…大和も…。

しかし、これで諸悪の根源というか遺伝子絡みのあれこれは一旦リセットされたということで、超前向きに捉えるならば単発スペシャルドラマとか映画で復活もありえる終わり方だったかなと思います。

栗田を演じた江口洋介もキャストコメントで「次があるなら20年前の事件のことを考えず思いっきり演技ができそう」みたいなことを言っていましたし、可能性はゼロではないんじゃないかなぁなんて。

そうであって欲しいという願いを込めて。

それにしても来週から何を楽しみに生きていけば良いんだろうか…。

vito

憂鬱な日曜の夜を楽しく過ごせるコンテンツだったというのに…。それはそれとして。

最終回ということで、これまでを総じてのことも少し書きたいと思います。

個人的に一番印象に残っているのは第6話でした。

暴露系動画配信者タジミンこと多治見が起こした事件の解決編、多治見も私も事件現場だと思い込んでいた場所が劇中ドラマのスタジオ内のセットだったっていうね…かなりゾクゾクしたし興奮した回でした。

同率2位は第1話と今回の第10話。

栗田探偵事務所から名を変えてネメシスとして始動した始まりの回と、再始動となった第10話ラストの事務所での場面は対になっているというか空気感が似ていてグッとくるものがありました。

vito

風真の決まり文句を3人で分担して言うのも「イイ~!!」ってなりましたし。

ついでに全編通して一番好きなキャラを、と思ったんですが決められるわけがないっていう話です。

風真、アンナ、栗田を始めとして、チームネメシスにこれだけクセの強い人たちが集まっているんだから全員が愛おしくて仕方ないです。

きっと横浜に行ったら何か捜査してる3人がいるような気がしちゃうだろうし、法定速度守ってる!?って速さの赤い車を見掛けたら黄以子さんかな?と思っちゃうだろうし。

ジャック&ベティの前を通ったら星くんを想ってしまうだろうし(笑)

vito

何だか皆どこかで生き生きと日々を送っているんじゃないかなと思えて仕方ないです。

さて最終回を迎えた『ネメシス』ですが、放送直後から最新話まで全話配信中のHuluでは未公開映像を追加して新たに編集した“Hulu特別版”が見られます。

より深くネメシスの世界に「入りたい」人や、まだ浸っていたい人もぜひ!

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