2020年3月30日から始まった朝ドラ『エール』で主演を務め、いよいよ国民的俳優になってきた窪田正孝。
2006年のデビューから、様々なジャンルに挑戦し映画40本以上、ドラマ30本以上に出演してきた窪田正孝のおすすめ出演映画13本をご紹介します!
目次
- 1.窪田正孝出演おすすめ映画13選!
- 1.1『十三人の刺客』(2010年)
- 1.2『僕たちは世界を変えることができない。But, We wanna build a school in Cambodia.』(2011年)
- 1.3『ヒーローマニア-生活-』(2016年)
- 1.4『HiGH&LOW THE MOVIE』(2016年)
- 1.5『東京喰種 トーキョーグール』(2017年)
- 1.6『HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY』(2017年)
- 1.7『HiGH&LOW THE MOVIE3/FINAL MISSION』(2017年)
- 1.8『犬猿』(2018年)
- 1.9『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018年)
- 1.10『Diner ダイナー』(2019年)
- 1.11『東京喰種 トーキョーグール【S】』(2019年)
- 1.12『初恋』(2020年)
- 1.13『映画 えんとつ町のプペル』(2020年)
- 2.窪田正孝出演おすすめ映画13選まとめ
窪田正孝出演おすすめ映画13選!
『十三人の刺客』(2010年)
後に『初恋』で再タッグを組む三池崇史監督作で、1963年の名作時代劇『十三人の刺客』をリメイクした一作です。
稲垣吾郎演じる将軍家の威光を笠に来た極悪暴君・松平斉昭を暗殺するため、役所広司演じる島田新左エ門以下、十三人の刺客たちが決死の作戦に打って出ます。
窪田正孝は刺客となる侍たちの1人、小倉庄次郎を演じています。
正直な話、十三人の中でも一番若手で、十分な出番が与えられていたわけではなかったのですが、クライマックスの乱戦では身体能力を活かしてしっかりした殺陣も披露しています。
シライシ
十三人の刺客は村を焼く窪田正孝も観れるからみんな見よう pic.twitter.com/0ZSzQHprjl
— ニゴウ (@GHEERITAN) June 1, 2019
若き日の窪田正孝が見たい方、ド直球のチャンバラ活劇が見たい方、スカッとしたい方にはおすすめの三池監督の代表作です。
シライシ
『僕たちは世界を変えることができない。But, We wanna build a school in Cambodia.』(2011年)
2008年に自費出版され話題となった葉田甲太によるノンフィクション書籍を原作とした映画『僕たちは世界を変えることができない。But, We wanna build a school in Cambodia.』。
ありきたりな毎日に物足りなさを感じていた医大生の田中甲太(向井理)が、ふとしたことから手にした海外支援案内のパンフレットに触発され、カンボジアに学校を建てることを決意し、人材や資金集めに奔走する様子を描きます。
原作者の体験記をベースにしていることもあり、映画版もライブ感を大切に撮影され、ドキュメンタリー風の作品となりました。
シライシ
そんな中で窪田が演じたのは、主人公・甲太の仲間の一人である矢野雅之。
仲間内ではおとなしい存在ですが、いざとなった時の行動力は著しく、情熱的な面を併せ持った青年です。
当初は学校建設のための取り組みに後ろ向きでしたが、あることをきっかけに変化を見せていきます。
ドキュメントタッチの作風ということでアドリブやエチュードも盛り込まれており、窪田も例に漏れず自然な演技が魅力の作品となりました。
『ヒーローマニア-生活-』(2016年)
福満しげゆきによる人気コミック『生活』を原作とした映画『ヒーローマニア-生活-』。
会社をリストラされ、フリーターをしている中津秀利(東出昌大)が、驚異の身体能力を持つニートの青年・土志田誠(窪田正孝)や情報収集力に優れた女子高生・寺沢カオリ(小松菜奈)、夜になると「若者殴り魔」に豹変する定年間近のサラリーマン・日下孝蔵(片岡鶴太郎)らと出会い、自警団を結成して小さな社会悪を退治していく様子を描きます。
夜になるとほとんどの店が閉まり、素行不良の若者やマナーの悪い大人たちで溢れる街を舞台に、自警団が注目され組織が大きくなっていく中で違和感をおぼえ始める主人公たちの姿を追っていきます。
窪田正孝が演じたのは、下着泥棒が趣味のニートの青年・土志田誠。
シライシ
華麗な身のこなしで繰り出すアクション、心優しさが滲み出るキャラクター性を見事に演じ切っていました。
『HiGH&LOW THE MOVIE』(2016年)
EXILEやE-Girlsが所属する芸能事務所LDHと日本TVが主催する総合エンターテイメントプロジェクト『HiGH&LOW』の劇場版第一作。
5つのチームが拮抗しあって支配する「SWORD地区」という危険な地区を舞台に、男たちの果てなき戦いが描かれます。
窪田正孝は「SWORD地区」の”無名街”という行き場のない人間たちが集まる街を仕切るチーム”RUDEBOYS”のリーダー・スモーキーをドラマに引き続き演じています。
元々は捨てられていた孤児で、とある理由で病弱な体になっているものの、短時間体を動かす間は無敵の強さ、そして無名街の”家族”を傷つけるものは容赦しないという色んな設定がモリモリのキャラですが、窪田正孝は見事に成り立たせていました。
シリーズの中でも屈指の人気キャラクターです。
シライシ
『東京喰種 トーキョーグール』(2017年)
石田スイの同名人気マンガを映画化した『東京喰種 トーキョーグール』。
人間社会の中で暮らしながら人間を喰らう「喰種(グール)」という新人種が存在する架空の東京。
窪田正孝は普通の大学生だったのに、不慮の出来事で喰種と同じ体質になってしまった主人公・金木研を演じています。
気弱で読書好きの文化系男子も板についていますし、喰種としての衝動に負けそうな演技、終盤の怒涛のアクションも素晴らしく、おまけに眼帯姿まで見られるという窪田正孝を堪能できる映画です。
シライシ
原作同様、素性を隠すためにつけるマスクも妙に似合ってました。
『HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY』(2017年)
『HiGH&LOW』シリーズ劇場版第2弾。
この映画はアクションも前作よりパワーアップしている上に、魅力的なキャラもさらに増えているので『HiGH&LOW』シリーズの中では一番面白いと思うのですが、窪田正孝&スモーキー好きには手放しにはお勧めできません。
シライシ
スモーキーは病状が悪化して、戦いに参加できなくなっているのです。
なぜこんな設定になっているのかは、2017年の窪田正孝の忙しさを調べればわかると思います(笑)
【H&L】映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」本編予告映像公開!
ラスカルズが危ねえ…
九龍のトップ集結
スモーキー「俺は大丈夫だから」「さらば、SWORD」https://t.co/pytpA7w2nl pic.twitter.com/yd8CbXZ1MB
— EXILE最新ニュース (@exnews24) June 30, 2017
シライシ
『HiGH&LOW THE MOVIE3/FINAL MISSION』(2017年)
『HiGH&LOW』シリーズ劇場版第3弾。
SWORD地区の面々の宿敵九龍グループとの戦いも佳境の中、『HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY』に引き続き、窪田正孝演じるスモーキーはどんどん体が弱っていきます。
そして、スモーキーの病気の原因にとある国家的な陰謀が絡んでいたことが判明。
さらに己の死期を悟ったスモーキーが仲間を守るためにとある決断を下す場面もあり、ほとんどスモーキーのために作られたような映画になっていました。
窪田正孝は多忙過ぎて1日しか撮影スケジュールがなかったそうですが、そんな悪影響を一切感じさせず、メインキャラの1人として堂々たる最期を演じ切り、シリーズ屈指の泣ける場面を作り上げました。
シライシ
超人気キャラクターなので、もしかしたら今後の『HiGH&LOW』シリーズでも回想や過去篇で新たなスモーキーを演じてくれるかもしれません。
『犬猿』(2018年)
それぞれ犬猿の仲の兄妹と姉妹を描く吉田恵介監督のコメディ。
窪田正孝は粗暴な兄・卓司(新井浩文)を疎ましく思う弟・和成を演じています。
シライシ
話に絡んでくるもう一組の姉妹の姉・由利亜(江上敬子)に好意を寄せられていると察しながらも、営業先の社長だからと社交辞令でいい顔をし、その妹でグラビアアイドルをしている真子(筧美和子)とちゃっかり付き合ってしまいます。
そして真面目に働くのが一番だと言いながらも、卓司が一攫千金のビジネスを当ててしまうと、内心僻んでばかり。
その後兄が捕まりかけるとそれ見たことかと嬉しくなってしまうような男です。
カリスマ性の塊みたいだったスモーキーとは対照的な誰もが持つ弱さ・狡さを象徴するような役で幅の広さを見せます。
シライシ
ただのいい話に落ち着けない気概を見せる作品で、一級品の人間ドラマでもあります。
『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018年)
人気マンガの実写化『銀魂』の続編で人気エピソード”真選組動乱篇”を映画化した『銀魂2 掟は破るためにこそある』。
窪田正孝は高杉晋助(堂本剛)の仲間で、国家転覆のために真選組を排除しようとする剣豪・河上万斉を演じています。
かなりの再現度を誇る『銀魂』シリーズの中でも、この河上万斉はマンガからそのまま出てきたかのような再現度です。
『銀魂』シリーズでは珍しくあまりボケないキャラクターなのに、ツンツン頭の青髪にグラサンで三味線を背負って戦うという普通だったらアホらしくなってしまうようなキャラをしっかりカッコよく演じ切りました。
クライマックスでは坂田銀時とも戦うメインヴィランで、ハイレベルなアクションも見せてくれます。
ウリであるギャグ以外のシリアスパートを成り立たせる役目を見事に果たしました。
『Diner ダイナー』(2019年)
天才ホラー作家・平山夢明の同名小説を『ヘルタースケルター』の蜷川実花が映画化した異色の物語。
やくざに殺されかけ、殺し屋専用のダイナーのウェイトレスとして売られてしまったオオバカナコ(玉城ティナ)が、店主のボンベロ(藤原竜也)にこき使われ、死にかけながらも成長していきます。
窪田正孝はダイナーの常連で顔中傷だらけの歴戦の殺し屋・スキンを演じました。
原作だともっと年老いた男のイメージではあったのですが、スモーキーに引き続き、歳に似合わぬとんでもない体験をしてきてそうな男を窪田正孝にしかない存在感で演じていました。
シライシ
中盤でとある”トリガー”によってスキンの凶気が爆発する場面の演技も圧巻でした。
シライシ
『東京喰種 トーキョーグール【S】』(2019年)
2017年の『東京喰種 トーキョーグール』の続編。
金木研(窪田正孝)は喰種屈指の美食家にしてド変態・月山(松田翔太)から”食材”として狙われてしまいます。
『東京喰種 トーキョーグール【S】』は喰種vs喰種ということで前作以上にド派手なVFXバトル、リアル路線の肉弾バトルと様々なアクションを楽しめます。
松田翔太のド変態演技も見ごたえたっぷりなのですが、それもリアクションをとる窪田正孝の絶妙な怯え演技があってこそ。
シライシ
『初恋』(2020年)
『初恋』は2月28日から公開中の『十三人の刺客』以来、10年ぶりに三池監督とタッグを組んだ意欲作で、世界の映画祭で絶賛を浴びた異色のラブストーリーです。
三池監督が初期作品に原点回帰したかのようなハードバイオレンスのやくざモノでありながら、窪田正孝演じる余命わずかと宣告された主人公のボクサー・葛城レオとやくざから逃げてきた売春婦の少女・モニカ(小西桜子)の一晩の純愛物語にもしっかりなっています。
シライシ
特に意欲をもって生きていなかった男が極限状態で生まれ変わる話にもなっています。
後半になると人がどれだけド派手に死ぬかの博覧会みたいになっていくのですが、その中でも必死に生きようとする2人の物語として最高に優しい終わり方をしてくれる映画でした。
シライシ
『映画 えんとつ町のプペル』(2020年)
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が描いたベストセラー絵本を原作としたアニメ映画『映画 えんとつ町のプペル』。
シライシ
原作者の西野が製作総指揮・脚本を務め、アニメーション制作を『海獣の子供』『鉄コン筋クリート』などで知られるSTUDIO4℃が担当し、さらなる注目を集めました。
煙突だらけで黒い煙に覆われた町に住む人々は青い空や星が輝く夜空を知らずに生活していましたが、ハロウィンの夜に現れたゴミ人間・プペルと父親を亡くした少年・ルビッチが出会ったことで、とある真実が浮かび上がってきます。
窪田正孝が演じたのは、ゴミから生まれたゴミ人間のプペル。
物腰柔らかでちょっとドジっ子なプペルを優しくユニークな声で演じ、本職の声優陣にも劣らない実力を披露しています。
ルビッチ役の芦田愛菜、ルビッチの父親・ブルーノ役の立川志の輔、その他にも小池栄子や藤森慎吾、伊藤沙莉など多才なキャストたちが好演を見せる中、窪田演じるプペルは唯一人間ではないキャラクターということを表すかのような異彩を放っていました。
シライシ
→映画『えんとつ町のプペル』はいつから動画でフル無料視聴できる?おすすめ配信サービスを比較し紹介
窪田正孝出演おすすめ映画13選まとめ
以上、ここまで窪田正孝のおすすめ出演映画をまとめてきました。
朝の爽やか顔も、只者じゃない男も、無気力な人間も、小狡い人間も演じられる窪田正孝に今後も注目です。