『孤独のグルメ』Season8第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!ラストを飾るのは、丼ぶりの王様!

ドラマ『孤独のグルメ』Season8第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『孤独のグルメ』公式ページ

東京都台東区三ノ輪。

井之頭五郎さん(松重豊)は、雑貨店を営む広瀬(浅利陽介)にイベントの出店を依頼しに行きますが、逆に大晦日に福岡に出張に行ってほしいと頼まれてしまいます。

その帰り、五郎さんは中華と洋食を出す『やよい』に辿り着き、そこで「カツ丼」と「冷やし麻婆麺」をお腹いっぱい食べました。

『孤独のグルメ』Season8もついに最終回です。

五郎さんは今シーズンも色んなところで色んな物を食べまくりました。

あぁ、今日も腹が減った!

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『孤独のグルメ』前回第11話のあらすじと振り返り

神奈川県川崎市武蔵小杉のタワマンで、優柔不断なマダムに振り回された後、井之頭五郎さん(松重豊)は赤ちょうちん通りにあるジンギスカン店『どぅ~』に辿り着きます。

五郎さんはそこで一人ジンギスカンを楽しみます。

このお店では、網焼きで羊の肩ロースである「チャックロール」を食べた後、鉄鍋で野菜と肉のジンギスカンを食べるのがおすすめ。

チャックロールのネギ焼きは新鮮なのでレアで、一緒に頼んだ羊のハムは脂がブクブクいうぐらいに焼いて食べると絶品です。

「俺がジンギスカンでジンギスカンは俺だ」と、食べるほどにトランス状態になっていった五郎さん。

様変わりした武蔵小杉で感動の出会いを果たしたのでした。

果たして、今回の料理はいかがでしょうか?

ドラマ『孤独のグルメ』Season8第11話あらすじ・ネタバレ感想!武蔵小杉でジンギスカンを食す!

【ネタバレ】『孤独のグルメ』Season8第12話(最終回)あらすじと感想


大晦日の仕事

東京都台東区三ノ輪。

井之頭五郎さん(松重豊)は、とある雑貨店に足を運びます。

店の店主である広瀬(浅利陽介)に、『世界インテリア雑貨展』の出店を依頼するためです。

準備期間が少ない中で、広瀬は二つ返事でOKを出してくれました。

「実は、お願いしたいことがありまして…」

逆に広瀬は、五郎さんに大晦日に福岡に行って欲しいと頼んできました。

広瀬がどうしても抜けられないドミノの年越しイベントがあるというのです。

「今年はゆっくりしようと思ってたんだけどなぁ~!」

去年も大晦日に駆り出された五郎さんは渋りますが、広瀬に僕を男にしてくれと頼まれてしまい、OKせざるをえませんでした。

広瀬の話によると、クライアントはとても面倒そうな感じです。

「いや、そんなことよりも今だ。めちゃくちゃ、腹が減った…」

moyoko

五郎さんは去年も大晦日に京都・名古屋に出張し、葛飾区柴又から生放送ドラマを放映していました。

今年の年末年始はパリに行こうと思っていたのに福岡に出張ということで、人気者は大変ですね!それにしても年越しドミノってなんでしょう?

最高の油でどうぞ

腹ペコの五郎さんは店を探すことにします。

大通りに店はなく、ガス欠寸前に辿り着いたのは千束通り。

浅草の端っこの方まで来ています。

こうなったら浅草まで歩こうかとも考えますが、少し距離があるのでそれまでエネルギーが持つかわかりません。

すると、視界の端に『定食』という文字を発見します。

見てみると、左から『中華』右から『洋食』と書かれたのれんがかかっています。

壁にかけられている黒板には『カラッと最高の油でどうぞ』との誘い文句が。

そう言われちゃあ、入らないわけにいきません。

席に着くなり、大きなポークソテーが目に入ってきます。

「空腹の俺にいきなり洋食の先制パンチ」

ポークソテーの迫力に惑わされそうですが、まずは胃袋の意見を尊重しようと五郎さんはメニューを確認します。

moyoko

分厚い豚肉にソースがかけられたポークソテー。その画力はとてつもない破壊力でした。

このポークソテーを見ただけでこの店は間違いない!と思わせてくれます。中華と洋食そして最高の油…どんなメニューがあるのでしょうか?

カツ丼で勝つ!

メニューには看板通りの中華と洋食のメニューが並んでいます。

「オムライスドライカレー」なんていう飛び道具的な品も。

考えを巡らせる中、ふと壁の黒板が目に入ります。

「カラッと最高の油でどうぞ」

五郎さんはそれに惹かれたことを思い出しました。

そこで注文したのは、久しぶりのこちら。

  • カツ丼・上

「大晦日に仕事。カツ丼で勝つ!」

五郎さんは、浅草寺の方向に向かって残りの仕事がうまくいきますようにと願掛けをします。

やってきた丼の蓋を開けると、そこには輝くカツ丼・上。

笑っちゃうほどおいしくニコニコが止まりません。

「カツ丼ってやっぱり丼の王様だ」

カラッと最高の油というのはその言葉の通りでした。

moyoko

店主がカツ丼を作るシーンではカツを揚げるジュワジュワという音、卵でとじて煮るグツグツという音が食欲をかきたてます。

でも夜中なのでカツ丼は食べられません。明日の昼は絶対にカツ丼にしようと決めた人は少なくないはずです。

冷やし麻婆麺と餃子

「うまいカツ丼は食う人を黙らせる力がある」

カツ丼という男の中の男飯を、最高のタイミングで食べられた五郎さんはひたすらそれをかきこみます。

「いや~うまかった!それだけだ」

食欲に火がついてしまった五郎さんは、再びメニューを手に取ります。

今度は中華方向に舵を切ろうと考えていると「冷やし麻婆麺」の文字を見つけ、それと餃子を注文します。

「真冬に冷やしを頼んでいる俺。フフフっ」

冷やし麻婆麺は細麺の上に肉みそとネギ、きゅうりがたっぷり乗っています。

麺のコシに中華風の冷や奴と、そして肉みそがよく合います。

「これはハマる。いいものを知った」

古き良き中華屋の餃子は酢にコショーたっぷりで。

麻婆麺を食べたことがなかったかのようにグイグイと食べられてしまいます。

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カツ丼は四の五の言わずに食べ「うまかった!」で終わる。これがカツ丼を食べる時の流儀というものでしょう。

冷やし麻婆麺は、担々麺ではなく、豆腐が入った麻婆麺というのがポイントですね。細麺と絡んでとても美味しそうです!

ごちそうさまでした!

五郎さんは麺に追い酢、追いラーをします。

「ほら、調合五郎大成功!」

下町の懐に入ったようなすごく良い食堂で、カツ丼と酢コショー餃子に冷やし麺と超デタラメな食事をしましたが、そのデタラメがたまらないと五郎さんは思います。

「あー腹パンパン。ごちそうさまでした!」

店を出る時、帽子と眼鏡の男性(久住昌之)が入ってきました。昼からビールを頼んでいます。

「この呑兵衛さん、どこかで見たような?誰だっけ?」

さて、カツ丼で願掛けもできたしスタミナもバッチリです。

大晦日の福岡では何を食べようか考えていると、広瀬から電話がかかってきました。

福岡のクライアントがマドリードに商品を取りに行って欲しいと言っているとのことです。

「マジかよ。マドリードか!」

年末はマドリードで過ごすことになりそうな五郎さん。

しかし、パエリアの一人前ってあるのかな?とすぐに切り替えて、帰路につくのでした。

『孤独のグルメ』Season8第12話(最終回)まとめ

最後の最後に、原作者の久住昌之先生が現れて『孤独のグルメ』Season8は幕を閉じました。

五郎さんがマドリードに飛ばされるかもしれないという終わり方はさすがでしたね。

カツ丼も冷やし麻婆麺もどちらも美味しそうで、飯テロ感が半端なかったです。

『やよい』は、大正時代から続くという老舗だそうで、かつてはカフェとしてハヤシライスやクリームソーダなどを出していたそうですが、カツ丼はその頃からメニューにあったそうです。

『ふらっとQusumi』では、久住先生は本編の中で頼んでいた『揚げワンタン』と気になる『オムライスドライカレー(オムドラ)』を注文していました。

オムドラはひき肉入りのカレーソースがかかっていてとても美味しそうです。久住先生も本気食いしていました。

大晦日はマドリードではなく、福岡から急遽韓国の釜山に出張になるとのことで、こちらも楽しみです!

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