『ハケンの品格(2020)』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!「働くことは、生きること!」

『ハケンの品格(2020)』第8話

出典:『ハケンの品格』公式ページ

『ハケンの品格(2020)』もいよいよ最終回の第8話が放送されました!

12年ぶりに春子や東海林、里中の物語を見ることができて大満足ででした。

最終回の視聴率は12.6%ということで、第1話から最終話まで2ケタ台をキープしし続けました。

最終回、春子対AIの対決はどうなるのか、そして里中のプロポーズへの春子の返事は…?

それでは『ハケンの品格(2020)』最終話の第8話も、ネタバレありでレビューしていきたいと思います!

▼動画の無料視聴はこちら▼

『ハケンの品格(2020)』相関図/営業部座席表

第6話より東海林(大泉洋)が本社へ戻ってくることになり、相関図と営業部の座席表が更新されました!

▼あわせて読みたい!▼

『ハケンの品格(2020)』前回第7話のあらすじと振り返り

「人材スリム化リスト」に頭を悩ませる里中(小泉孝太郎)は、宮部社長(伊東四朗)からS&F初となる直営コンビニ立ち上げのプロジェクトを任されます。

里中は「リストラ候補になっている社員を救うにはこの方法しかない!」とプロジェクトに人生をかけて臨む決意をします。

一方、S&Fではリストが流出し、東海林(大泉洋)をはじめ社員たちのヤル気をますます削ぐ結果に。

里中が出世のためにプロジェクトに躍起になっていると勘違いした東海林は里中につかみかかりますが、プロジェクトを成功させ、リストラされる社員を救おうとしていることを知り、「俺や仲間のために戦うな。自分のために戦え。そしてなりふり構わず勝てってことだ」と里中の背中を押すのでした。

コンビニの完成披露会を前日に控えた日、なんと漏電により火災が発生。

これまで準備してきた内装や商品はほとんど火災で焼け焦げてしまいます!

しかし、定時で帰った春子(篠原涼子)が昔の仲間を引き連れデコトラで登場!

「1級左官技能士の大前春子です!」

夜通し行われた店舗の修復作業は完了し、なんとか完成披露会に間に合わせることができました。

完成披露会で里中は「私は仲間と共にこのS&F本社から独立します」と、リストラ対象者を引き連れて独立する決意を表明します。

そして完成披露会終了後、「公使ともに僕のパートナーになってください」と13年越しの想いを打ち明け、春子にプロポーズします!

YUKI

固まる春子、そして東海林。3人の恋の行方は…!?

【ネタバレ】『ハケンの品格(2020)』第8話(最終回)あらすじ・感想

里中(小泉孝太郎)のプロポーズの行方は…!?

第7話のラスト、春子(篠原涼子)にプロポーズした里中(小泉孝太郎)でしたが、蓋を開けてみればビックリ。

YUKI

プロポーズじゃなかった…。紛らわしい!「僕にアジフライを作ってください」「公私ともに僕のパートナーになってください」でプロポーズじゃなかったら、もう何を信じたらいいのか分かりません…。

春子も完全にプロポーズだと思っていたようで…勘違いだと気付き「バカじゃなかろうか!?(怒)」とその場を去ってしまうのでした。

そしてコンビニプロジェクトの完成披露会で独立宣言をして会場をザワつかせた里中でしたが、実際のところ、肝心のコンビニは株主たちから不評でした。

里中は春子の意見を参考に、働く主婦や家事や子育てに忙しい主婦層が使いやすいコンビニとスーパーの中間を目指していましたが、コレが全くウケず。

YUKI

株主の中には主婦の気持ちが分かる人なんてひとりもいなかったのだから当然の結果ですが。

春子の絶対譲れない提案、レジ前にアジフライを置くことも賛成してもらえませんでした。

そしてこのアジフライを置くか置かないかをめぐって、春子はAIと囲碁対決に臨むことに…。

春子(篠原涼子)とAIの囲碁対決!

決戦当日。

YUKI

ちなみに春子はアマチュア囲碁7段。

よどみなく一手を繰り出し続ける春子でしたが、春子は5時になりアッサリと「参りました」と負けを認め帰ってしまいます。

囲碁のテーブルは、碁で「ムダ」と書かれていました。

YUKI

最初から勝つ気なんてなかったんですね。対決の時の春子の変顔が可愛すぎて…。

その日の夜、フラメンコの店に行った東海林(大泉洋)と里中は「なぜ勝負を投げたのか」と怒ります。

この勝負に負けたことでアジフライは店頭に置けなくなってしまったのです。

「しょっちゅうミスしたりさぼったりへこたれたりする人間がAIに勝てるワケないでしょ。AIはこれから先も永久に勝ち続けます。でも人間にはたったひとつだけAIにはできないことができます。それは、ムダなことです」

仲間を思いやる心、恋や失恋、悩んで仕事が手に付かなくなったりそんなことは人間しかできない。

春子は里中に「あなたはまだ失敗しかしてないじゃないですか。またそこから立ち上がればいいんです。何度失敗しても、働くことは、生きることです」とエールを送ります。

YUKI

ちなみに東海林には「自分で考えろ」と。冷たーい(笑)

春子の励ましに深々と神戸を垂れ、里中は何かを決心し店を出ました。

春子(篠原涼子)、人生初の…

次の日の早朝。春子がアジを吊り、S&Fの厨房でアジフライを作っていたところ…。

AIロボットに「不審者発見、不審者発見」と警告されてしまいます。襲い掛かってくるAIに「誰が不審者ハケンですか?スーパーハケン大前春子ですが、何か」とAIを撃退。

春子はAIロボットを壊してしまい、警備員にしょっぴかれてしまいます!

そこに出勤してきた東海林。「アジフライを!アジフライを!お願いしますぅ~」と言って春子は連行されてしまいました。

S&F市場の内覧会にアジフライを持ってきた東海林。

YUKI

“春子おばさんのアジフライ”!?篠原涼子に“おばさん”なんて恐れ多いのです!!

警備員から解放された春子がアジフライの被り物を被り登場します!

YUKI

そして前作『ハケンの品格(2007)』でもあった東海林の“大逆転スピーチ”も登場!「すーりょう限定でーす」も聞けました!

この春子のスピーチを涙ぐんで聞く東海林。

アジフライを売り切って春子は里中に笑顔で「今日は最高にムダな一日でした。お疲れ様でした」と言って帰ります。

実はこの日の朝の一件で、春子は人生初のハケン斬りに逢っていたのでした!

YUKI

春子がクビになっていたことを知っていた東海林。お自給でしか動かないのがモットーの春子が、クビになった後手伝いに来ていたことに感動していたんですね。帰り道、人知れず泣きながら帰る春子。男前過ぎる!

春子がクビになっていたことを後で知ったS&Fのメンバーは大ショックを受けます。

「去るときまでカッケー…」と裕太郎(杉野遥亮)。

春子のデスクにはいつの間にか、何もありませんでした。

S&F市場の大盛況を喜ぶ宮部社長(伊東四朗)。

成功の秘訣は春子のアジフライだと伝え、クビを撤回して欲しいと言いますが、社長は聞く耳を持ちません。

春子のことを「ロボット」と言われると、東海林は「大前春子はロボットじゃない。ポンコツな人間。血の通った、ムダだらけのどうしようもなくいい奴です。最高の仕事仲間です!」と東海林は怒りを露に!

しかし「いくらでも取り換えのきくハケンだ」と春子のクビは撤回されることはなく…東海林と里中は春子を探しますが、すでに春子は旅立った後でした。

里中は、S&Fに辞表を提出することに。

「一緒にやろう」と東海林を誘いますが、「嬉しいけど、ケンちゃんが本当に一緒にやりたいのは、俺じゃなくて、とっくりだろ?」と東海林。

次に春子に会えるのはいつになるのか…。

そして1年後。それぞれの決断とは?

1年後。

S&Fを辞めた里中は「OSOUZAI」という小さなお持ち帰り専門店をオープンさせます!

そこには正社員を目指した亜紀や小夏が正社員として働いています。

YUKI

裕太郎も脱サラして、目標だったハケンとして里中の店で働くことにしたようですね。しかし、里中の店は本気の「同一賃金、同一労働」なので、あまりハケンのメリットなさそうですが…(笑)

課長になった浅野(勝地涼)、そして泥船に残ることにした東海林。

YUKI

東海林が「家族」見捨てれるワケないですよね!

里中の店には、「むーやんカレー」「はなゆめ弁当」、そしてもちろん「春子おねえさんのアジフライ」も!

OPENのお祝いに駆け付けた東海林と浅野。

そこに現れた新人演歌歌手、竜禅寺明子!!

YUKI

春子の夢が演歌歌手だったなんて(笑)春子もハケンを卒業したんですね~!

春子の歌声に吸い寄せられ、「OSOUZAI」は初日から大盛況!

『ハケンの品格(2020)』第8話(最終話)あらすじ・ネタバレ感想:まとめ

というワケで『ハケンの品格(2020)』終わってしまいました~!

シリーズが更新されると発表があった時には、春子がシングルマザーになっているとか、篠原涼子さんと市村正親さんとの夫婦共演がある、などなど、楽しみにしていたストーリーもたくさんあったのですが、コロナの影響でしょうか、内容に変更が加えられたようで8話で完結となりました。

YUKI

大好きだったドラマだったので少し残念でしたが、このご時世なので致し方ありませんね。それよりも、この状況で見ることが叶ったことを喜ぶことにします。

そして最終回、春子と東海林、里中の恋の三角関係はどうなるのか、決着がつかないまま終わりました。

前作『ハケンの品格(2007)』でも、春子と東海林の関係は想像におまかせ…で終わっていたので私はコレで良かったと思います!

もちろん東海林とくっついて欲しかったけど…。

「働くことは生きること」。

悩んだり怒ったりサボったり…そんな“ムダ”が人間らしさ!

YUKI

明日からも頑張って働こう!と思わせてくれる素敵なドラマでしたね!

▼動画の無料視聴はこちら▼