『ハケンの品格(2020)』第1話あらすじ・ネタバレ感想!篠原涼子主演!特S派遣社員“大前春子”が帰って来た!

出典:『ハケンの品格』公式ページ

篠原涼子さん主演で、12年ぶりにシリーズ更新した大人気お仕事ドラマ『ハケンの品格(2020)』の第1話がいよいよ放送されました!

第1話は2007年に放送された『ハケンの品格(2007)』のオマージュも散りばめられ、前作からのファンには嬉しい展開でしたよね。

YUKI

前作の単純明快なテンポはそのままに、12年経ち“働き方改革”に伴って令和での働き方を問う作風で、懐かしさ&新鮮さを堪能致しました。

第1話の視聴率は14.2%となかなかの好スタート!

令和の世をぶった斬る春子の活躍が楽しみですね。

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『ハケンの品格(2020)』相関図

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【ネタバレ】『ハケンの品格(2020)』第1話あらすじ・感想

特Sランクハケン社員、大前春子が帰って来る!

ハケンライフの社員の近(上地雄輔)はS&Fの営業部部長の里中(小泉孝太郎)から大前春子(篠原涼子)を呼び戻して欲しいと依頼を受けます。

その頃、春子はスペインで自由な生活を満喫中。

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春子は、3ヶ月間の派遣期間を終えると消えて3ヶ月後にまた舞い戻ってくる…ということを繰り返していました。12年経った今も会社へは所属せず、その生活を続けているようです。スペインでイケメンにプロポーズまでされていた春子ですが、断腸の思いで日本へ帰国します。

“3ヶ月以上は同じ場所に留まらない”

ハケンとして生きていくことを決めた春子が自分に課したルールです。

一方、S&Fで派遣社員として働く亜紀(吉谷彩子)は、契約更新が決まりまた3ヶ月間S&Fで働けることになってホッと胸をなでおろします。

何事もなく平和に3ヶ月を過ごすことが出来るよう祈る亜紀。

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しかし、そんなワケにはいかず…。亜紀は第1話で大ピンチに陥ってしまうのです。

その時、急に風がピューッと拭いて…春子が登場!

S&Fの面談を受ける春子は12年前と変わらずに無表情で、面談をする里中や宇野(塚地武雅)を無視。

そしてこちらも前作同様、あの「致しません」条件を突きつけるのでした。

  • 契約期間は本日より3ヶ月。勤務時間は月曜から金曜までの9時から正午より1時間の昼休みを挟んで午後5時までとする。
  • 契約期間の延長は一切致しません。
  • 担当セクション以外の仕事は致しません。
  • 休日出勤、残業は致しません。

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そう言えば、前作では春子は“特Aハケン”だったはず。さらにスキルアップし“特Sハケン”になっていました!

この日、ハケンライフからもう一人新人派遣の小夏(山本舞香)がやってきます。

亜紀と小夏を「働かないから正社員かと思った」とバッサリぶった斬る春子。

そして春子は配属早々、ロシアのタチアナ社との商談の場に通訳として参加するよう里中からお願いされます。

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春子はロシア語も堪能です。

会議室では、春子の淹れたお茶がウマいとザワつきます。

派遣社員・亜紀(吉谷彩子)の苦悩

12時になり、会議室を颯爽と飛び出し定食屋で昼食をとる春子。

そこに亜紀と小夏もお弁当を買いに現れます。

亜紀は人事部の住田から思いっきりセクハラを受けている様子。

契約更新を自分のおかげだと言い、「そのお祝いをしよう」と昼間っからベタベタする住田に、はっきり断れない亜紀。

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相手は人事部の人間。住田の裁量で次の契約更新が出来ないかも…と不安なんですね。

「そこの社員」と声をかけたのはランチを食べ終えた春子。

「そこの席は消費税10%を支払った者の席だ」と言って、お弁当をテイクアウトして店内で食べる住田を叱責し、さっそうと店を後にするのでした。

その後もテキパキと仕事をこなし、17時ぴったりに仕事を終え帰宅しようとする春子を呼び止めた亜紀。

ランチの時のお礼を言うと、春子から「残業泥棒」と言われます。

すると亜紀は「いえ、私はサービス残業です。残業代は一切頂いていません。社員の方に頼まれたら断れなくて…」と笑顔で答えます。

「どちらにせよ、嘆かわしい」

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こんなに契約更新するために自分を犠牲にする派遣社員が実際にいるかは謎ですが、住田のセクハラと言い、残業と言い、亜紀は契約更新をするためにかなりの犠牲を払っているようですね。可哀想に…痛々しい…。

その頃、春子がS&Fに戻って来たと聞いて、大急ぎで本社へ現れたのは東海林(大泉洋)!

新人研修のため本社へやってきたと言います。

交際0日にして春子にプロポーズし、あっさり振られた東海林ですが、いつの間にか結婚→離婚を経験していました。

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前作では名古屋にあるS&Fの子会社に飛ばされた東海林でしたが、社長賞を取ってS&Fへ返り咲き、現在は旭川支社の社長補佐をしながら本社への栄転を虎視眈々と狙ってるようです。名古屋に飛ばされた後会社に認められたのも、やっぱり春子のお陰でしたね!

そして七輪片手にバスを待っている春子を発見する2人。

「とっくり!」と久々の再会に東海林は嬉しそう。

「今後は勤務時間外に話しかけないで下さい」と追い払われます。

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しかし里中と東海林は春子の超クールなコメントに免疫があるので、なかなか動じない(笑)

同じ時、亜紀は断り切れずに住田と食事に。

セクハラ三昧に耐え続けた挙句、「もう一軒…」と無理やり連れて行かれそうになったところで住田を突き飛ばしてしまいます。

そんな2人のやり取りを、偶然通りかかった小夏が見ていました。

タチアナ社との商談中に…

翌日、昨日の一件を恨んで、住田はこれまでの態度とは一変、亜紀に冷たく当たり散らします。

それを見た小夏は、ハケンライフの担当の今に相談しますが、今は「福岡さんからは何も訴えがないから様子を見ましょう」と動いてくれる気配がありません。

そこで、会社の「目安箱」にセクハラの一部始終を密告した文書を投函してしまうのでした。

一方、営業部ではタチアナ社の商談へ向かおうとする社員たち。春子も通訳として同行します。

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「いざ、出陣だァ!!」とクソ張り切る宇野。

しかし、クルーザーで会食をしながらの商談は難航。

「時間の無駄」、船が港から出航しないと聞けば「我々のビジネスも出航せずに終わりそうだな」と全く相手にされていない様子です。

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ロシアの人、上手いこと言う…。

この空気を何とかするために、春子は操縦室に…そして出航!(笑)

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6級海技士の資格も持っているらしい。

船が出航したことに大喜びするタチアナ社の人たち。いちいち笑わせてくれます。

その頃、小夏が目安箱に投函したセクハラの件で、人事部に呼び出された亜紀と小夏は軟禁状態で人事部からのこれまたハラスメント炸裂の事情聴取を受けることに。

「彩子が契約更新するために住田にハニトラを仕掛けたのではないか」「本当にセクハラされたのなら翌日お礼のメールなんてしない」そんな酷い言葉の数々で亜紀にさらに追い打ちをかけます。

セクハラ男・住田はショックで会社を休んでいるということですが、隣接している小部屋から中の話に聞き耳を立てています。

小夏はトイレに行った隙に、里中に「助けて欲しい」と電話しますが、人事部がトイレの中までやって来て、小夏はまた部屋へ連行されてしまいます。

ハラスメント人事部を春子(篠原涼子)が斬る!

その後も酷い事情聴取を受けた2人でしたが、小夏との電話は切れておらず、一部始終を聞いていた里中と春子。

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小夏は、今に電話をした時も電話を切り忘れて今の悪口を言うところを聞かれています。電話を自分から切らないのは小夏の癖だったワケですが、このおかげで今回は助かりました~!

そして、春子は船から水上バイクへ乗り換え里中を引き連れて彩子と小夏が拉致されている会場へ。

しかし部屋は鍵をかけられており、里中の呼びかけにも人事部は応じません。

すると、どこからともなくチェーンソーを見つけた春子が扉をザックザックに…!

そして、小夏への「業務連絡」を伝えます。

「そこの千葉小夏。電話を切るときは切れたかどうかちゃんと確認しなさい!」

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さっそうと帰ろうとしながらも「あ、間違えた」と言って住田が隠れてた部屋のドアを開けることも忘れない。さすがです。

里中が「同じハケンとして気持ちが分かるあなたからこの人たちに何か言ってください」と言うと、「死ぬほど嫌な目にあった次の日も、ハケンが笑顔で出勤するのは生きるためです。生きるために泣きたくても笑っているんです。有給たっぷりのあなたたちとは違うんです。以上」

タチアナ社との商談に戻った春子は、日本が世界に誇る魚料理“干物”を食べさせます。

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七輪購入は、コレのため。

タチアナ社の社員たちは干物の美味しさに感動し、契約は成立!(笑)

めでたし、めでたし。

春子と里中が亜紀と小夏を助け出した会場の別の部屋では、新人研修をしていた東海林がいました。

「ジェイソンみたいなチェーンソーを持った女を見た」

“桜を見る会”へ行く東海林と里中の誘いを断って、春子は「このままだと私たちもあなたたちも溺れ死にます」と意味深なことを言います。

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S&Fの未来を憂う言葉でしょうか。手に持っているのは『日本沈没』!登場シーンでも持っていて、気になっていましたがここで登場。“桜を見る会”に日本沈没を思ったのかも。

『ハケンの品格(2020)』第1話まとめ

新型コロナの余韻が残る中、キャストの皆さんは、しっかり感染対策をして撮影に臨んでいるようですね!

大変な時期にお疲れ様です!

いよいよ始まった『ハケンの品格(2020)』ですが、第1話では12年前の前作のオマージュがふんだんに織り込まれ、『ハケ品』ファンにはたまらない回でした。

YUKI

春子の名言も詰まっていました。私のお気に入りはサービス残業する亜紀に放った「どちらにせよ、嘆かわしい」です。かっこよすぎか…。

「とっくり」「くるくるパーマ」の2人の絡みも初回から見れて感動でしたが、今作は「ジェイソン」が新しい春子のアダ名になるのでしょうか?(笑)

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