『ハケンの品格(2020)』第5話あらすじ・ネタバレ感想!“痩せる”お菓子で東海林がピンチに!

ドラマ『ハケンの品格(2020)』第5話

出典:『ハケンの品格』公式ページ

東海林がS&Fの本社に戻るという嬉しいニュースが入った『ハケンの品格(2020)』第4話のラスト。

視聴率も第4話12.7%からさらに0.4ポイント増の13.1%となりました!

YUKI

篠原涼子さんと大泉洋さんの掛け合いがこれからは毎話存分に見れる!やっと本来の『ハケ品』が始まったと感じます。

しかし第5話では、東海林が早くもピンチに見舞われることに…。

YUKI

東海林のピンチを救うのは…もちろんアノ人しかいませんよね~!

それでは『ハケンの品格(2020)』第5話もネタバレありでレビューしていきたいと思います。

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『ハケンの品格(2020)』相関図/営業部座席表

東海林が本社へ戻ってくることになり、相関図と営業部の座席表が更新されていました!

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『ハケンの品格(2020)』前回第4話のあらすじと振り返り

S&Fの最大手の取引先の御曹司である新入社員の裕太郎(杉野遥亮)は入社1ヶ月経った今も仕事にヤル気を見出せない日々を過ごしていましたが、同じ新入社員の貴士(中村海人)と共に初めての外回りの日がやってきます。

熱心にスーパーを訪問し、サンプルを配って回る貴士に対し、裕太郎は一件も営業することができないまま、ブラブラとサボり倒して1日を終えてしまうのでした。

翌日、配ったサンプル品が回収品であったことが発覚し、サンプル品を用意した小夏(山本舞香)と亜紀(吉谷彩子)は宇野(塚地武雅)にこってり絞られてしまいますが、実はこの仕事は裕太郎の仕事だったのです。

自分の代わりに怒られてしまったふたりに罪悪感を抱いた裕太郎は、一人でどこかへ行ってしまいます。

そこにS&Fとの契約を取り交わした裕太郎の母に、裕太郎がイキイキと働いている姿を見せたいと宮部社長(伊東四朗)から電話が。

いなくなった裕太郎の居場所をみんなで探し回りますが、見当たりません。

そんな中、春子(篠原涼子)は冷凍室へ向かい、サンプル整理をしている裕太郎を発見します。

「俺、会社辞めます」と裕太郎が決意を伝えたその時、カミナリで停電が発生し、冷凍室に閉じ込められてしまう春子と裕太郎。

「ハケンは休んだら食べていけません。甘やかされて安全な立場にいるあなたたち正社員と違うんです。それに、こんなところでちんたら待つには私のお時給はとても高いんです!

そう言って裕太郎に喝を入れた春子は、あらゆる救難信号をモップの柄でドアを叩いて外へ送り、見事冷凍室から脱出するのでした。

宮部社長と裕太郎の母の訪問にも何とか間に合い、裕太郎の成長を見ることができた母は大満足。

一方、旭川支店から本社へ来ていたのは東海林(大泉洋)。

なんと、東海林は営業部営業一課の課長として本社へ戻ってくることに!

春子と東海林の火花の散らし合いが早くも始まります!

【ネタバレ】『ハケンの品格(2020)』第5話あらすじ・感想

東海林(大泉洋)発案の『黒豆ビスコッティ』プロジェクトが始動!“痩せる”お菓子!?

東海林(大泉洋)が戻り、騒がしくなったS&F営業部。

東海林は北海道から『黒豆ビスコッティ』を持ち帰ります。

旭川にある小さなお菓子屋さん『北乃菓子工房』のみで販売しているお菓子でしたが、この度S&Fとコラボし全国展開することに。

そして黒豆ビスコッティの最大の売り、それは“痩せる”こと。

黒豆ビスコッティの痩せる効果については、栄養学の権威、漆原教授のお墨付きまである商品だそうですが…。

YUKI

女性なら誰しも思いますよね。痩せるお菓子だなんて、嬉しい反面、怪しすぎる。

東海林は本社に戻って初めての任務に、声高に早くも勝利宣言!

宣伝開始早々、黒豆ビスコッティは全国から問い合わせが殺到し、その問い合わせに忙殺される営業部一同。

しかし、春子(篠原涼子)は「臭う…。不祥事のニオイがする…」と何か不吉な予兆を察知するのでした。

旭川の北乃菓子工房の方々の期待値もMAX!工場の借金もこれで返済できると活気づいていますが…。

YUKI

里中(小泉孝太郎)、東海林、浅野(勝地涼)の3人が春子のフラメンコの店で飲んでいるシーンは、前作ファンには懐かしく思えるシーンでしたね。ここで東海林が旭川のスナックのママさんと電撃結婚→電撃離婚を果たしていたことも判明しました。そして、13年前、東海林が名古屋の子会社へ飛ばされ、春子が追った時、ふたりに何かあったと匂わせるコメントも。

日本中で大反響の黒豆ビスコッティは、有名雑誌『おやつ倶楽部』で特集を組まれることになり、記者からインタビューを受けることになった東海林。

記者に黒豆ビスコッティの成分表のデータを開示し、撮影を許可します。

あまりの大反響に少々怖くなってしまった里中は、「東海林さん、コレ、本当に痩せるんだよね」と少し不安を口にします。

東海林がこの黒豆ビスコッティに自信満々のワケは2つ。

  1. 漆原教授が黒豆の皮のダイエット効果について認めたこと。
  2. 黒豆ビスコッティを食べた100人の女性モニターからの感想があること。

YUKI

しかし、この2つともに大きな穴があったのです!

黒豆ビスコッティは「痩せない」。むしろ「太る」!

翌日、黒豆ビスコッティのパッケージのデザインを練っている営業部に、とんでもない知らせが入ります。

前に東海林がインタビューを受けた『おやつ倶楽部』の黒豆ビスコッティ特集号が発売され、でかでかと掲げられたタイトル、それは…。

『黒豆ビスコッティは痩せない、むしろ太る』

YUKI

やっぱりね!そんな夢のようなお菓子、あってたまるかっ!

「間食代わりに食べたら痩せるどころか太ってた」などの「痩せない」というモニターの声が掲載されたうえ、極めつけは黒豆ビスコッティの成分表の間違いが大きく指摘された結果に。

検査分析士の資格を保有している春子の調査結果では、痩せる成分シアニジンの数値は、本来含まれている数値の10倍の数値が書かれてました。

世間では大反響だった反動で、このデータ改ざん疑惑はYahoo!のトップニュースになり、VTubeでも騒がれ始めます。

東海林が漆原教授に話を聞きに行くと、アッサリと改ざんを認め、「キャバクラに連れて行ってもらったから」と悪びれる様子もなし。

責任者として騒動を鎮めるよう会社から要請された東海林。

黒豆ビスコッティ工場の拡大も白紙、さらには君の未来も白紙だと宮部社長(伊東四朗)から見放されてしまうのでした。

YUKI

スピーチ検定3段の資格も持っている春子。謝罪会見の原稿を書いて欲しいと里中に頼まれますが、あっさりと断り「お先に失礼します。ふ東海林(不祥事)課長」と。ウマい(笑)

宇野(塚地武雅)はこの騒動に巻き込まれたくない一心で、100人の女性モニターのアンケートを小夏(山本舞香)と亜紀(吉谷彩子)にシュレッターにかけるよう命じます。

YUKI

「疑わしい資料は処分!データーも処分!全て処分!」こんな上司嫌だ…。

アンケートがシュレッターにかけられたことを知った里中は、珍しく声を荒げます。

YUKI

さらに、このシーン、シュレッターを掛けた亜紀を庇う裕太郎も印象的でした。裕太郎は亜紀のこと好き…!?

旭川からこの騒動を聞きつけ駆け付けた北乃菓子工房の主人と会い、黒豆ビスコッティを貰った春子。

店の主人は「黒豆ビスコッティは栄養たっぷりで痩せるワケないんだ。なんでこんなことになったんだか」と頭を抱えます。

YUKI

この北乃菓子工房のご主人、めちゃくちゃイイ人。潰れてしまいそうな自分の店より、東海林の身を心配してくれます。

「あんたに認められてウチの商品は幸せだった。ありがとう」と逆に感謝され、何も返す言葉なく、深く深く頭を下げる東海林なのでした。

徹夜残業でジグソーパズル

ジグソーパズル検定1級の春子は、夜な夜な「忘れ物をした」と会社に現れます。

しかし、春子の目的はシュレッターの中身のようです。

すでにゴミとして回収されてしまったシュレッターをゴミ山から探し出し、さらに色分けから超地道なシュレッターされたアンケートの復元作業が開始されます!

門限が厳しい浅野も会社へ戻り、里中と3人で徹夜で復元することに。

YUKI

「ちょっとやっかいなジグソーパズルだ、とでも思って気楽に。失敗してもハエが1匹いなくなるだけですから」とふたりにアドバイスする春子。ハエって東海林のことですよね!?(笑)

3人の地道なシュレッターのジグソーパズル作業は夜通し行われ、終わったのは朝。

YUKI

残業しない春子が徹夜残業。奇跡!

朝一番で会社に現れたのは東海林。

「ちゃんと謝りなさい。自分の言葉で謝りなさい」と言う春子に、「無理だ。ごまかすしかない。それが会社の方針だ」と力なく答える東海林。

「いいえ、あなたには無理です。あの時だってうまくごまかせば社長賞を取れたのに」

13年前、名古屋の子会社にいた東海林と春子。

東海林は社長賞を取れそうな仕事があったにも関わらず、「あれはハケンがほとんどやった仕事だ」と事実を言ってしまい、社長賞を取りそこなったようです。

YUKI

それで本社へ戻るのがこんなにも遅くなってしまったようですが、本社戻り一発目の任務がこんな結果では、東海林の行く末はかなり危ない~。

しかし、シュレッターにかけられたアンケートが見事に復元されていることを知り、さらに春子が徹夜残業をしたと聞き、信じられない様子。

春子は「残業?誰が。ジグソーパズルは今たまたま一番ハマっている趣味ですが、何か」と大前体操で疲弊した身体をいたわるのでした。

謝罪会見始まる!

いよいよ始まった黒豆ビスコッティの成分偽装問題の謝罪会見。

成分偽装だけではなく、100人のモニターが痩せたということも改ざんだったのではという記者たちに「調査中です」としか答えない宇野。

さらに宇野は、モニターのアンケート結果がないことについて、「ついうっかりハケンがシュレッターをかけてしまった」と小夏と亜紀のミスのような発言までして自分へのバッシングを回避しようとします。

YUKI

宇野の小物感ほとばしる謝罪会見。その後ものらりくらりと核心には触れず、頭だけ下げるふたり…。

微動だにせず、深く考え込んでいる東海林に、宇野は「土下座しろ」と煽りますが、東海林は立ち上がり「申し訳ありません!黒豆ビスコッティは、痩せません!」と真実を語り始めます。

公表したデータには嘘があったことが後に判明したこと、そのデータをロクに調べもせず鵜呑みにしてしまったこと。そして「全て私の責任です」と述べます。

しかし、黒豆ビスコッティは本当にいい商品であることを切に訴えはじめます。

旭川の工場でおばちゃんたちが一つ一つ丁寧に作ったものだということ、そして復元してもらったアンケートを出して「これを読んでもられれば黒豆ビスコッティの良さが分かってもらえると思います」と北乃菓子工房を守ろうと必死になっていたその時!

現れたのは…もちろん春子!!

“大逆転スピーチ”を東海林に渡し、記者たちに黒豆ビスコッティを食べている北海道の消費者の感想をモニターに映し出します。

「これ食べると元気になっちゃうんです」

「痩せないけど、おいしいから食べちゃうんです」

「夜勤の時に食べると元気が出ます」

大量の黒豆ビスコッティのファンからの生の声を聞かせ、謝罪会見は終了したのでした。

この後、北海道とのモニターを繋いだ近(上地雄輔)は、宇野に「ハケンの力を侮るとエライ目に遭いますよ」と忠告、宇野は「悪かった…」と珍しく自分の非を認めます。

会見が終了し、営業部は電話対応に追われますが…その内容は黒豆ビスコッティへのクレーム…ではなく、殺到する注文の電話!

YUKI

いや~!良かった!北乃菓子工房もこれでつぶれなさそうですね。

しかしその後、宮部社長へ謝罪しに行った東海林。

宮部社長は「君を本社に呼んだ本当の役割を知ってもらおう。本社を13年間離れていた人間関係のしがらみがない君にしかできない仕事だ」と何やらよからぬことを企んでいる様子です。

『ハケンの品格(2020)』第5話あらすじ・ネタバレ感想:まとめ

第5話では春子の新たな資格が3つも判明しました。

  • 検査分析士
  • スピーチ検定3段
  • ジグソーパズル検定1級

やっぱり東海林のことになると、いつもよりアツくなっちゃう春子。

自分のために徹夜残業までしてくれる人を見たら惚れないワケないですよね~。

「俺のことす(きなの?)」と言うところで、またハエ扱いされた東海林はビンタされてしまいましたが(笑)

YUKI

次回の第6話には長野博さんが出演!日本テレビのドラマには12年ぶりとなる出演だそうで、注目回ですね!

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