『ハケンの品格(2020)』第3話あらすじ・ネタバレ感想!社員のソウルフード“ライスカレー”がバイトテロで危機に!

出典:『ハケンの品格』公式ページ

『ハケンの品格(2020)』第3話視聴しました!

第3話も視聴率は11.9%と、第1話から3話連続で2ケタ代をキープし続けていますね。

第3話では、裕太郎(杉野遥亮)のブログのための動画撮影からSNSが炎上し、S&Fの商品の不買運動が起きてしまうピンチに!

ゲスト出演に、六角精児さんとダチョウ倶楽部の肥後克広さんが出演。

YUKI

役柄のため、終始マスクをしていた肥後さん。全然気付きませんでした。

それでは『ハケンの品格(2020)』第3話をネタバレありでレビューしていきたいと思います!

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『ハケンの品格(2020)』相関図

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『ハケンの品格(2020)』前回第2話のあらすじと振り返り

老舗蕎麦屋『京橋庵』とのコラボ企画に乗り出したS&F。

ハケンの小夏(山本舞香)もカスタマイズできるつゆの企画を考え出しますが、「ハケンは企画書を出したりしないものだ」と諭されやむなく、浅野(勝地涼)の名前で企画を出すことに。

しかし、企画書にS&FをS&“T”と打ち間違えて記載してしまい、その件で浅野が宇野(塚地武雅)にこってり絞られているのを見ていられなくなった小夏は、企画書は自分が作成したものだと暴露してしまいます。

ハケンが作った企画書だということで、この企画は一次お蔵入りしてしまうものの、プレゼン当日、今回の企画のキーパーソンの京橋庵の専務が小夏の企画『あなたのおソバ』を推していたことが判明し、急いで企画書を京橋庵本社へ持っていく小夏。

しかし道中、道が渋滞しなかなか会場へ辿りつきません。

その時、自転車に乗った春子(篠原涼子)が小夏の前に現れ、企画書を持って会場へ走り去ります。

会場へ到着した春子は、『あなたのおソバ』のプレゼンを浅野との二人三脚で見事成功させ、京橋庵からも「コラボ商品の件を前向きに考えたい」と良い返事も貰うこことが出来たのでした。

YUKI

会社でハケンは責任を取れませんが、ハケンにだって取るべき責任がある。それは自分に対する責任。「ハケンだから」と自分の仕事を軽く考えるのはあまりにも自分に対して無責任。どんなに簡単な仕事でも、責任のない仕事なんかない、そう教えてくれた春子でした。

【ネタバレ】『ハケンの品格(2020)』第3話あらすじ・感想

バイトテロリスト現る

S&Fのソウルフード“ライスカレー”。

YUKI

辛口ブロガー、カレー行脚のプージャさんも★3つの最高評価をするほどの味です。

この日、珍しく春子(篠原涼子)は社食でライスカレーを食べています。

明日からS&Fの社食は一般開放される予定。

それに伴い、今まで440円だったライスカレーは、社員以外は派遣も含め770円に値上がりしてしまうからです。

このライスカレーの味は宮部社長(伊東四朗)も大のお気にりで、社食に度々足を運び食べていくほどです。

一方、コネ入社の新入社員・裕太郎(杉野遥亮)の将来の夢、それはYouTuberならぬ“V”Tuber。

「退屈な会社ライフ」というブログを運営し、会社での動画を度々アップしている裕太郎ですが、閲覧数は一桁代だそうで…。

YUKI

“V”Tuberまでの道のりは長そうです…。

今回は、そんな裕太郎の動画のせいでとんでもない大事件が発生します。

裕太郎の動画撮影を半強制的に手伝わされた亜紀(吉谷彩子)。食堂で手品をする動画を撮影し、14回目の撮影でやっとこさ成功。

しかし、動画をアップしたところ、その動画の端には冷凍庫に上半身を突っ込むバイトの姿が映し出されていたのです…!

このバイトテロのせいで、SNSは大炎上。

食品会社のS&Fへの世間の不信感は募り、会社には苦情は殺到。

「S&Fの商品を置いておくだけで苦情が来るから」と店舗はS&Fの商品を陳列してくれなくなってしまいます。

YUKI

今回のクレームのマニュアルを瞬時に作り、クレーム対応にキビキビと務める春子。ポイントは傾聴と共感です。

ソウルフード“ライスカレー”の味を再現せよ

S&Fで20年ほど社食で働くバイトの牟田さん(六角精児)。

S&Fの厨房でカレーを作り続け、社員のソウルフードであるライスカレーは牟田さんの味でした。

牟田さんは春子のことを知っているようで、春子に「コストカットで今日でクビになっちゃってさ…。カレー食べてくれて嬉しいよ」と声を掛けますが、春子はお決まりの知らんぷりで「どなたかは存じませんが、カレーは美味しかったです」と返します。

SNSが炎上したこと、そして牟田さんがクビになりライスカレーの味が急激に落ちたことにより、翌日から一般開放された社食ですが、お客はほぼゼロ。

牟田さんを探し出そうとしますが、会社の誰も牟田さんの連絡先を知らないのです。

YUKI

バイトとはいえども、20年以上働くを誰も仲間だと思ったことがなかったんですね。悲しいことです。

里中は急遽このピンチを春子の力を借りて乗り切ろうと、春子に牟田さんのライスカレーの味の復元を依頼するのでした。

何度も何度も試行錯誤を重ね、何時間もカレーを作り続ける春子。しかし、春子はその味に納得できません。

YUKI

スーパーハケン春子のスキルをもってしても、20年厨房に立ち続けた牟田さんの味の再現は出来ない…。

秘伝の隠し味

ある日、春子がフラメンコを踊っている店に飲みに来た牟田さん。

牟田さんは「俺のせいで大変なことになっているみたいだな」と薄給で20年もこき使われていたS&Fを心配していました。

そして春子にライスカレーの作り方を伝授してくれることに。

牟田さんの激ウマライスカレーの作り方の秘密。それは“玉ねぎ”にあったのです。

YUKI

なんと牟田さんは玉ねぎを早朝から毎日3時間も炒めていた…!これにはさすがの春子もびっくりです。

3時間炒め続けて、ミソみたいになった玉ねぎ。

これが牟田さんのライスカレーの味のポイントだったのです。

そして、「ん~。この味」と春子もやっと納得したカレーは、牟田さん監修のもと完成!

出典:『ハケンの品格』公式ページ

翌日、春子はS&Fの厨房で、牟田さんから伝授された方法でカレー作りを。

良い香りに、ここ最近閑散としていた社食が久しぶりに賑わいます。

そこに「まさかまたあのマズいカレーを食べさせるんじゃないんだろうな」とライスカレー大好き宮部社長が現れますが、春子のライスカレーを食べると、「うん。もとの味だ。スパイスも効いていてウマい」と納得するのでした。

ライスカレーは“無理なカレー”だった!?

春子は宮部社長に「これは無理なカレーです」と宣言します。

時間効率が圧倒的に悪い、良く言えば相当手間がかかっているこのライスカレーは、社員440円、一般は770円。

この価格では、かかる時間と手間を考えると真っ赤な赤字になってしまう「無理なカレー」。

ライスカレーがこれまで当たり前のように安く食べられた理由は、牟田さんのカレーと社員に対する想いのみで成り立っていたのでした。

牟田さんは、朝4時に起きて材料を安い農家から自分で仕入れ、6時に泥棒のように厨房に出勤し、皆が出社してくるまで玉ねぎを3時間炒めていたのです。

YUKI

まさに「無理カレー」。これ20年以上続けてきた牟田さんは、20年一度も時給交渉もしたことがなく、ただ「社員の笑顔が見たいだけ」だったというのだから驚きです。

そして、SNSが炎上したバイトテロ問題。

牟田さんが冷凍庫に体半分突っ込んだ画像が映りこんだ動画も、S&Fの厨房を誰よりも愛する牟田さんのお掃除動画の瞬間でした。

長い間務めた大好きな厨房を、クビを切られた牟田さんは最後のバイトの日、大掃除をしてピカピカに磨き上げていました。

そして冷凍庫の中の霜を取り去ろうとした時、誤って滑り冷凍庫の中に頭から落ちてしまいます。

裕太郎の動画に写り込んだバイトテロは、そんな牟田さんがたまたま映り込んでしまっただけだったのでした。

心機一転、屋台で「むーやんカレー」を販売することにした牟田さん。

S&Fから連絡が来て、戻って来て欲しいと言われますが、またいつ都合よくクビをきられるか分からないバイトでいることは選びませんでした。

そして何より、あの愛情こもったライスカレーには、「むーやんカレー」というネーミングが似合います。

まさに牟田さんしか作れないカレーなのですから!

「むーやんカレー」はあのカレー行脚のプージャさんも★3つをつけたそうですが…。

YUKI

それにしても、プージャさんが春子だったことには驚きました。

1,200円に値上がりしたライスカレーですが、牟田さんのレシピを忠実に再現して販売することが出来たようですね。

玉ねぎに3時間かけるのだから妥当ですが…恐らくこのレシピで未だ作り続けている「むーやんカレー」は600円ですから、牟田さんは相変わらず食べてくれる人の喜ぶ顔みたさに相当な薄利で営業しているようですね。

YUKI

「むーやんカレー」私も食べてみたい!

『ハケンの品格(2020)』第3話まとめ

今回は春子がホワイトハッカーの資格と、カレーマイスターの資格を持っていることをが発覚した第3話でした。

春子、亜紀、小夏が厨房へ向かう姿はチャーリーズエンジェルみたいでカッコ良かったです!

次回の第4話では、東海林が登場!

S&F本社に課長として戻ってくるようで、これからますます面白くなりそうですね。

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