前回の第20話で語られた、由希の透への想い。
今回は、その答え合わせでした。
かっこ悪くて恥ずかしい、恋愛とは違う愛の形。
それでも、暗く冷たい幼少期を過ごした由希にとって、透は誰よりも愛おしく大切な存在。
そして、そのかっこ悪くて恥ずかしいことを、素直に話せる友達がいる。
今の由希は、生徒会長としても、翔の友達としても、透の家族としても、必要とされている存在ですね。
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目次
『フルーツバスケット 2nd Season』前回第20話あらすじと振り返り
慌ただしく進む文化祭の準備。
透達のクラスでは、文化祭でシンデレラを上演することが決定します。
生徒会長としての仕事をこなす日々の中で、由希は翔と真知が異母兄妹であることを知ります。
家督争いのために、厳しく躾けられてきた翔と真知。
癇癪を起こすことで自由になれた翔は、いまだ不自由な様子の真知のことを気にしていました。
そんな時、手違いから明かりの点かない資料室に閉じ込められた由希は、心細い一人きりの暗闇の中で、自分が透に求めていたものに気が付くのでした。
【ネタバレ】『フルーツバスケット 2nd Season』第21話あらすじ・感想
言葉で語れぬ絆
母親に手を引かれ、明人の元へとやって来た幼い由希。
十二支の子である由希と、十二支の上に立つ神である慊人。
慊人を初めて見た由希は、我知らず涙を流していました。
SU_BU
捩じれた慊人
由希と出会った頃は、癇癪を起すことはあっても、普通の子供だった慊人。
ですが、慊人の心は突然ねじれてしまいます。
「この世は…ボクの世界は真っ暗だ…」
そう言って、狂ったように全てを黒く塗りつぶそうとする慊人。
その慊人のねじれは、やがて由希への虐待という形で現れます。
母親に預けられた慊人から虐げられ、他の人間とも交流のない由希は、次第に行く場がなくなっていきました。
SU_BU
夾と由希の因縁
十二支の集まりに出ていた由希は、雪のなか、仲間に入れて欲しそうに一人で佇んでいる夾と出会いました。
「お前なんか、この世からいなくなればいいんだ!」
初めて会った夾から投げつけられた、突然の悪意。
慊人の捩じれによって追い詰められていた由希は、夾の言葉で、完全に自分の殻に閉じこもってしまいました。
SU_BU
帽子の思い出
やっとできた友達も自分の不注意で無くしてしまった由希。
師匠という抱きしめてくれる保護者まで手に入れた夾が羨ましくて羨ましくて、由希は1人泣いていました。
「今ここにいる僕に意味なんて何もない」
自分が生きている意味を見出せない由希は、逃げるように草摩の家を抜け出しました。
行く当てもなく走り続ける由希は、迷子になった娘の透を心配し、泣きわめく今日子を見つけます。
心当たりがあった由希が、透の元へ向かうと、透は泣きながら追いかけてきました。
何も言わず今日子の元へ導く由希と、訳も分からず必死に追いかける透。
「誰かが僕を必要としてくれた瞬間は確かにあった。もう誰も覚えていなくても、キミが忘れてしまっても、あったんだ。確かに」
迷子の透を助け、必要とされたことで、由希は誰かに必要とされた時の喜びを思い出し、世界は暗闇だけじゃないことを実感し、頑張って生きる決意をしたのでした。
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透お母さん
「希望は絶望に、憧憬は嫉みに」
常に暗く押しつぶしてくる慊人。
敵意を向け続ける夾。
世界は暗闇だけじゃないと分かっていても、由希は再び少しずつ自分の殻にこもり始めていました。
そんな時に再会した透。
「呆れるでも叱るでもなく、何度も何度も何度も受け止めてくれた。愛しい人、あの空のように近く遠い…お母さんみたいに…」
由希は、透へのカッコ悪くて恥ずかしい想いを親友に打ち明けるのでした。
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『フルーツバスケット 2nd Season』第21話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
🐭TVアニメ「#フルーツバスケット」2nd season 第21話🐭
テレビ大阪での放送が終了しました♪
ご視聴頂きました皆様、本当にありがとうございます!<第21話>あらすじ
「あったんだ。確かに」
はコチラ🌟https://t.co/g5d4OoSiKV来週もお楽しみに✨#フルバ pic.twitter.com/qFneuQdXV5
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) August 24, 2020
- 慊人がねじれた原因は?
- 若い今日子さんカワイイ
- 誰かに必要とされたかった由希
- 由希にとって透は理想のお母さん
由希の「お母さん」の破壊力すごかったです。
イケボと言葉のインパクトのギャップでしょうか。
なんにせよ、これで由希と透の関係は落ちつきましたね。
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