『フルーツバスケット 2nd Season』第16話あらすじ・ネタバレ感想!紅葉が悲しい夢を語る

出典:『フルーツバスケット 2nd Season』公式ページ

涙で掠れて震える声で、切ない夢を語る紅葉。

とても悲しく、とても感動的でした。

「代わりに泣いてくれる人がいるから自分は悲しまずに前を向ける」という部分が、第12話にかかっているところなんかも、とても素敵なシーンでした。

結局、紅葉の家庭の悲劇も、十二支の呪いが原因なんですよね。

なんとか透に頑張って、呪いを解いて欲しいところです。

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『フルーツバスケット 2nd season』前回第15話のあらすじと振り返り

透は就職、夾はまだ決めかねており、ありさはモデル、咲はとりあえず卒業。

三者面談で、それぞれの卒業後の進路が示されましたが、由希は母親の都合で面談は別日になりました。

そして、三者面談にやってきた由希の母。

由希の母は、「この子の将来は私が決める」と言って聞かず、担任の繭子を戸惑わせます。

そして、由希は自分のことを全く分かってくれていない母に、かつてと同じように絶望してしまいます。

ですが、突如現れた綾女の援護もあって、いつのまにか背を追い越していた母に「大学は自分で選ぶ」と、ハッキリ意思を伝えることができたのでした。

【ネタバレ】『フルーツバスケット 2nd season』第16話あらすじ・感想

紅葉の家庭環境

紅葉の家庭環境は、母が物の怪憑きである紅葉を産んだことに耐えきれず精神を病んでしまい、その記憶を消す以外になかったというなかなかヘビーなものです。

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詳しくは、1stSeasonの第14話で語られています。

紅葉のことを忘れてしまった母は、新たな子供も授かり幸せに暮らしています。

「やめろと言ってるんじゃないんだよ。ただ、ついてる先生が同じになってしまうのはやっぱり…ね」

紅葉は、父親に、バイオリンの先生を変えることを伝えられます。

理由は、紅葉と何も知らない妹が繋がりを持つのが嫌だから。

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どこまでも紅葉を傷つける父親ですね。母親が病んでしまったこと、せっかく幸せになれた現状を壊したくないのは分かるのですが、紅葉の気持ちを考えると怒りが沸いてきますね。

紅葉の夢

2ndSeasonの第5話で、ありさが恋した男性・草摩紅野。

透は、ありさが恋した紅野が、自分が知っている紅野と同一人物であることを確かめるため、草摩の本家を訪れました。

透が正面から草摩の本家を訪ねることを躊躇していると、紅葉の妹・草摩モモと出会い、裏口から紅葉の元へと案内されます。

「紅葉に伝えて。紅葉は桃のお兄ちゃんにならないんですかって」

モモは、母と似ている紅葉に兄になって欲しいことを透に伝えます。

自分と紅葉の本当の関係を知らないモモは、兄妹になって欲しい気持ちを抱いています。

ですが、紅葉は物の怪憑きであり、かつてそのことが原因で母は壊れてしまい、父はまた壊れてしまうことを何より怖がっています。

「僕の夢はね、バイオリン弾きになることなんだ。バイオリン弾きになって、小さなコンサートを開いて、そこにパパとママとモモが聴きに来てくれたら…」

すべてを理解している紅葉は、自分の代わりに泣いてくれる透に、ただ嬉しそうに夢を語るのでした。

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シーン自体も素晴らしかったのですが、紅葉役の潘めぐみさんの表現も凄かったです。掠れて震える涙声だけど悲しそうには聞こえない。けれど切なさは伝わってくる。やってみろと言われても絶対に真似できないと思える「これぞプロ!」という凄い表現でした。

謎の女

紅野を探して草摩の家をさまよう透は、年配の女性に見つかりそうになってしまいます。

結局、途中で気になってきてくれた紅野の助けで、見つからずに済んだ透でしたが、なんとなく引っ掛かりを覚えるのでした。

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クレジットでも「謎の女」となっていたこの女性ですが、第12話で紫呉が意味ありげに口にした「レン」の可能性が高いですね。年配の女性であることや和服の着こなしから、立場もなんとなく推理できそうです。

未来は分からない

紅野と会うことができた透は、「魚谷ありさ」という名前に反応した紅野が、ありさの想い人と同一人物であることを確信します。

透は、「ありさが会いたがっている」と伝えますが、紅野は「会うつもりはない」と、静かに答えます。

「生きている限り、願いは生まれ続けるから」

今は会うつもりはなくても、いずれ会いたくなるかもしれない。

そう言って、透は紅野にありさの連絡先を残し、草摩の家を後にするのでした。

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ありさと紅野が会ったのはたった2回だけ。それでも二人は惹かれあっています。よほど波長が合ったということなのでしょう。この恋は成就して欲しいですが、ここにも十二支の呪いが立ちはだかっているんですよね。

自覚症状なし

透が屋根の上で、ままならない現状を憂いていると、夾がやってきました。

「お前に好きな人ができたら協力してやる」

夾の言葉に、透はポロポロと涙を流してしまいます。

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この涙は「透は夾を好きになっていた」ということなのでしょうね。他の人に夾を取られたくないという気持ちが透にもあるんですね。ちょっと驚きました(笑)

『フルーツバスケット 2nd Season』第16話あらすじ・ネタバレ感想:まとめ

要点まとめ
  • モモはカワイイ
  • 潜入!草摩邸
  • 母の写真で元気充填
  • 仕込まれた連絡先
  • 生まれる願い

紅葉に好きな曲を聞かれた透が口にした曲名『生まれる願い』。

おそらく、挿入歌に使用されている、ウタ・アリィさんの『生まれる願い』のことですよね。

いずれ、紅葉がバイオリンで弾く場面が来るのでしょうね。

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