はとり、佳菜、紫呉、繭子。
4人の関係に決着がついた回。
辛い経験をしてきたはとりが幸せになるには、「これしかない」という印象です。
繭子先生の最大級のエゴは破壊力がありました。
それにしても、紫呉は地を固めるために、積極的に雨を降らせますね(笑)
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目次
『フルーツバスケット 2nd season』前回第11話のあらすじと振り返り
草摩の呪いを詳しく知るため藉真の元を訪れた透でしたが、結局分かったことは慊人と十二支が特別な絆によって繋がっているということだけでした。
一方、夾と楽羅は、2人が出会った思い出の場所でデートをすることになりました。
ですが、そこで交わされた会話は楽羅の懺悔でした。
楽羅は、猫憑きの夾を「可哀そう」と見下していたこと、そのことを自覚して自己嫌悪から逃れるように夾を好きになったことを告白します。
自分勝手な告白で夾に嫌われることを覚悟していた楽羅でしたが、夾が言ってくれた「ありがとう」の言葉に救われました。
楽羅は、夾との思い出を抱きしめて、長い片思いにケリを付けたのでした。
【ネタバレ】『フルーツバスケット 2nd season』第12話あらすじ・感想
古書古本「白木書房」
夏休み、透のクラスの担任である白木繭子は実家の古本屋の店番を任されていました。
「あー、まゆだー。久しぶりー」
軽い感じで声を掛けてきた客は紫呉でした。
元カレ紫呉の登場に、繭子は顔をひきつらせるのでした。
SU_BU
2年前の片思い
2年前、繭子は親友の佳菜に、はとりを紹介されました。
「恋人同士だなってすぐにピンときたよ。すぐにわかったのに、バカだな。どうして好きだと思ってしまったんだ」
親友の彼氏に一目ぼれしてしまった繭子は、その気持ちに悩みます。
紫呉や綾女とも知り合い、はとりのことを知れば知るほど、繭子の恋心は大きくなっていきました。
SU_BU
紫呉と繭子
「奪っちゃえばいいのに」
繭子の秘めた気持ちに気付いた紫呉は、繭子に略奪愛をすすめます。
「佳菜にかなうわけないだろ、むしろ2人には幸せになって欲しいよ」
はとりのことは好きだけど、佳菜の笑顔を奪うつもりはない。
繭子はきっぱりと断ります。
「じゃあ、僕と付き合ってみる?」
寂しい繭子と、退屈で刺激を求める紫呉。
利害の一致した2人は付き合うことになりました。
SU_BU
終わってしまった幸せ
そして事件が起きます。
慊人の佳菜への嫉妬心から行われた、はとりへの蛮行。
SU_BU
片目の視力を失ったはとりに責任を感じた佳菜。
佳菜からは優しい笑顔は消え去り、虚ろに後悔を口にするだけになっていました。
「壊れてしまった、終わってしまったんだ。こんな形で2人の幸せは…」
雪降る冬の夜。
佳菜を見舞った繭子は、はとりと佳菜の幸せな時間が終わってしまったのだと理解しました。
そして、桜が咲く季節。
そこにははとりとの幸せな時間の記憶を消すことで、笑顔を取り戻した佳菜の姿がありました。
SU_BU
画策する紫呉と繭子の涙
悲しい回想が終わり、紫呉と入れ違いに白木書房にやってきたのは、繭子が片思いしていたはとりでした。
翌日、本の受け取りに再びやって来たはとりと繭子は、連れ立って出かけます。
「あの頃のような幸せオーラが出てないなあって」
紫呉からはとりには新しい恋人ができたと嘘を吹き込まれていた繭子は、昔のように幸せそうに見えないはとりに疑問を抱きます。
「縁のない話だな、そういったものは…」
「嘘だろ!?」
自分は、幸せとは縁遠い。
淡々とそう言うはとりに、繭子は感情が溢れ出し、大声で泣きじゃくってしまいます。
「俺の代わりに君が泣いた。ありがとう」
まるで子供のように泣いた繭子に、はとりは笑いながらそう言いました。
SU_BU
自分のために泣いてくれたから救われたのか、泣けないはとりの代わりに泣いてくれたから救われたのか、繭子はなぜ大声で泣いたのか。
SU_BU
しかし、繭子とはとりには幸せな未来がありました。
「5年、10年は大げさだけど、あたしが髪を短く切って、彼はまた繭と呼ぶようになって、天気がいい日に2人で出かけるようになるのは、もう少し先の話」
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『フルーツバスケット 2nd season』第12話まとめ
TVアニメ「#フルーツバスケット」2nd season 第12話
テレビ東京&テレビ愛知での放送が終了しました♪
ご視聴頂きました皆様、ありがとうございます!この後はテレビ大阪にて深夜2:05~放送です!
お楽しみに!#フルバ pic.twitter.com/CmCSl6DmNz
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) June 22, 2020
- 繭子の片思い
- 紫呉は寄せては返すさざ波のような人
- はとりと佳菜
- 繭子の最大級のエゴ
なんと今回は透が出てきませんでした。
繭子は面白いキャラでしたが、本筋からは外れたお話でしたね。
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