青山一(中村倫也)の優しい言葉で今週も戦える!と評判のドラマ『珈琲いかがでしょう』。
第3話はファンも大注目のドラマオリジナルストーリー!
いつまでもイケてると勘違いしている飯田正彦(戸次重幸)が主人公の「男子珈琲」と、夢を諦めてスナックママとして生きるアケミ(滝藤賢一)が主人公の「金魚珈琲」の2本立て。
疲れた大人にじんわり沁みてくる…癒し度高めのオトナ回は必見です!
ドラマ『珈琲いかがでしょう』前回第3話のあらすじと振り返り
田舎道での営業を終え、東京に向かってひた走るたこマークの車。
荷台にみかん農家の娘・大門雅(山田杏奈)が潜り込んでいました。
仕方なく青山一(中村倫也)は雅を乗せて東京へ。
東京でSNS友達の礼(臼田あさみ)と合流した雅は、騙されて男に襲われそうになり…寸での所で駆けつけた青山に助けられます。
憧れの地で自分の未熟さから怖い思いをした雅は「なんかしらかになりたいなら、根っこをちゃんとしなきゃいけない!」と青山のブラック珈琲を飲んで悟ります。
東京で雅をハメた礼は、画家を志したものの落ちこぼれてしまった女性。
動かなくなったエスプレッソマシンを自らのだめ人生に重ねます。
「コイツは動く」と断言する青山に教わりながら礼が願いを込めてメンテナンスすると…マシンが再びおいしいエスプレッソを淹れはじめました!
東京リベンジを誓ったJK・雅と、画家になる夢を再始動させた礼…2人の女性を再生させた青山の珈琲。
今度は若い頃の自分に負けそうな2人の大人を救いだします。
【ネタバレ】ドラマ『珈琲いかがでしょう』第3話あらすじ・感想
自己管理能力の塊リーマン・飯田正彦(戸次重幸)と、無頓着穏やかリーマン森(小手伸也)
「うおー自分に甘えない!」
雄叫びをあげて鼓舞しながら、大きな鏡の前で日課の筋肉体操をこなす飯田正彦(戸次重幸)。
横で20歳年下の若妻・飯田由美(筧美和子)が静かにヨガを嗜んでいます。
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ヨン様風ストールを巻き、これまたヨン様風のメガネをかけ…今日も正彦はキメッキメのおしゃれヨン様ルックで会社に向かいます。
正彦と目が合えば、会社の受付女子が恥ずかしそうにはにかむ…悦に浸りながら出社する毎日に満足しています。
一方、仕事のパートナーで同期の森(小手伸也)は正彦と正反対の性格。
天下のT大卒だけど“あるがまま”がモットーで、薄毛もお腹ポッコリも気にせず穏やかな気性の持ち主。
正彦は森を「どんくさい!」と事あるごとにからかっています。
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たこ珈琲を訪れた正彦は、女子社員の前で博識っぷりを発揮。
「僕、珈琲詳しいんだ。ブルーマウンテンがジャマイカで、モカがエチオピア、キリマンジャロがタンザニア。最近流行ってるのがハワイのコナ地区だけで栽培されているコナ珈琲。ブルーマウンテンは、最近ハリケーンとか害虫被害が影響して豆が高騰したんだよね?」
正彦に問われた青山一(中村倫也)が「よく御存じで」と認めると、女子社員たちが感嘆の声をあげます。
博識な正彦と珈琲談義を楽しもうと、嬉しそうに青山がブレンドに入っている豆の種類当てクイズを出します。
すると正彦は「…いや、そこまではわからない」と嫌な顔をして去っていきます。
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イケてるはずの男・正彦(戸次重幸)が知ってしまった…周囲のショックな本音!
ある日の会議で、森が「セキュリティーコンサルティングの重要性を啓発していくべき時…」と次のビジネスチャンスについて提案。
聞いていた部下たちも森の新しい切り口に関心を寄せます。
その空気感を察知した正彦が「ちょっと俺はどうかと思うけど…」と苦言を呈すと、若い社員から「どこがですか?」と詰められ正彦はタジタジに。
会議終了後、「アイツどこ大学?感情的で頑張りが空回りしてやっかいだ…めんどくせえ!」と毒づく正彦。
森は「誰もがお前みたいにうまくはいかない」と穏やかになだめます。
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「自分が注目されてないとすぐマウントするの悪い癖で醜いよねー」
「珈琲屋でうんちく語った後のドヤ顔、イタいよねー!俺、超イケてるって思ってるよ絶対!かわいいもんだよ…おだてるとすぐおごってくれる」
「誰か教えてやんなよ!ヨン様に似てるって言われて十数年前から変わってない…超勘違いのあのストールとキツめの香水、そろそろヤバいって(笑)」
給湯室での女子社員のお喋りが、正彦に丸聞こえ!
極めつけは「森さんにばっか押しつけてないで…筋肉つけてる暇あるならちゃんと仕事してほしい!」のひと言。
身を潜めて聞き耳を立てていた正彦は、ショックすぎて崩れ落ち…急いでストールを首から引きはがします。
その夜、ベッドで由美(筧美和子)に誘われた正彦は断ります。
「由美、俺って…もうイケてないのかな?」
「ウソ…まーくん。まだイケてると思ってた!?」
妻にトドメの一撃を食らった正彦は、慰めるように自分で自分を抱きしめます。
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自分を見てはにかんでいた受付女子は、実は若い男子社員にはにかんでいたこと。
デキる男としては見下していたどんくさいはずの森が、社内評価が高く出世コースのマレーシア転勤…敗北者の気分です。
自分らしさとは?青山(中村倫也)の珈琲に学んだブレンド男・正彦(戸次重幸)の気づき
もはやオフィスに居場所なく…失意のまま、たこ珈琲でブレンドを注文。
8種類の豆の味が分からないと言う正彦に「おいしく飲んでいただければ…それで」と、微笑む青山。
「どんくさいと思ってたヤツが、俺より先に出世。かっこ悪くてやってらんねー」
正彦は勘違いしまくっていた自分の情けなさに気づきます。
「自分を知ってる人は、かっこいいです」と青山。
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「森は笑いながらありのままでいいって…ダサくてバカだなってずっと思ってて。でも、外見ばっか気にして他の人と比べてばかりで中身が伴ってなかったのは俺の方だった。」
心の元気を無くしている正彦に、青山が珈琲をもう1杯。
それはインドネシアのジャバロブスタという比較的安い豆を使った珈琲。
その豆だけだと“煮詰めすぎた麦茶”のような味ですが、たこ珈琲ブレンドに混ぜると“独特の苦味が不思議なパンチを出す個性的な味”に変化するという至高の1杯に!
「ストレートにそれだけで気品高い味を醸し出す立派な珈琲もおいしいですが、こうしてブレンドされることで味わい深くなる珈琲も。それぞれがそれぞれに自分らしさを持っているから愛されるんだと思います。」
「俺はブレンドじゃなくストレート狙いだったのに」と正彦。
そして、青山に「君はブレンド?ストレート?」と問いますが、青山は答えを出せず。
去り際、正彦が「気楽な商売でいいよね」と皮肉るも、青山は「おかげさまで」と寂し気な笑みを浮かべます。
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その日から、正彦の日課の筋肉体操のかけ声が「地道に、ひたむきにがんばれ!」に変わりました。
香水をやめた正彦から漂う加齢臭に寄って来た由美が意外な反応!
「たまらん!この“煮詰めた麦茶”みたいな加齢臭大好き!」
正彦は由美をきつーく抱きしめるのでした。
青山(中村倫也)が逃げた先で出会ったアケミママ(滝藤賢一)と魅惑の珈琲焼酎
「この辺じゃん!俺の野生の勘が近いと言っている!」
カラフルなGジャンに身を包んだぺい(磯村勇斗)が、SNSで青山の最新目撃情報をゲットして歩きだします。
歩き出したぺいとは道路を挟んだ場所にいた青山。
青山が先にぺいを見つけ、咄嗟に車の後ろに隠れます。
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車を飛ばし、急いで逃げた青山でしたが、住宅街で突然タイヤがパンク。
その場に居合わせたスナックのママ・アケミ(滝藤賢一)と出会います。
アケミが営むスナック“あけみ”は今日も地元の常連で大盛況、ママの絶妙なトークが売り。
「ヘルプ召喚!青山くーん!」
アケミの呼び声で奥から現れたのは、バーテン姿の青山。
「なんなの、あのアーバンなイケメンは…!場末に舞い降りた天使?」
一瞬で女性客の視線は青山に釘づけ!
アケミは青山のことを「そこの道で拾ったの、どっかで見た気がすんのよー」と何か縁を感じたと話します。
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「青山くんみたいな王子系は興味ない!私のタイプは肌が浅黒くてムチッとむせ返るような…ザ・キング・オブ・オス!」と豪語するアケミ。
そこへ、遠藤(丸山智己)が飛び入りでお店に入ってきます。
なんと彼は中学の同級生で…遠藤は入ってくるなり、すぐアケミに気づきます。
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先月から地元に戻ってきて起業したと話す遠藤は、オススメを注文。
アケミはお店のイチオシ・青山特製珈琲焼酎を遠藤に出します。
「うまい!」
遠藤の反応を見た女子たちが次々と珈琲焼酎をオーダー!
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アケミ(滝藤賢一)憧れのキング・オブ・オス…遠藤(丸山智己)との再会
「本性ひた隠しにして、オドオドして、存在感ゼロ。遠藤くんみたいなかっこいい男子に話しかけるなんて絶対無理だった…」と当時を思い返すアケミ。
「あまり話したことないけど、田村のことよく覚えてるよ。昔から色が白くて女の子みたいでキレイだった」と遠藤。
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1匹だけの金魚鉢を見つけた遠藤に、アケミが「番がいないからオスかメスか不明で私みたいな雑種よ」と説明。
すると、遠藤はまた「キレイだね」と言ってくれます。
カウンター越し、まんざらでもない大人な雰囲気が漂います。
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デイサービスに通う母を迎えに行ったアケミは、営業活動に勤しむ遠藤を見かけます。
「まっとうね…まぶしい」とぽつり。
母はアケミに「知り合いが来たから少し離れて歩いて」とお願いします。
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微笑みながら乗り切るも、心はすり減っている…開店前、金魚鉢をぼーっと眺めるアケミの表情が物語ります。
そんなアケミに、青山が1杯の温かい珈琲を淹れます。
「こんなおいしい珈琲を淹れる男に悪い男はいないわね。何かを極めるって大変なこと。本当に好きじゃないとできないし、好きなだけでもダメだしね…私は途中で諦めちゃった。」
お店が好きだから後悔していないと言うアケミ。
彼女は昔、歌手になる夢を諦めていました。
金魚鉢を眺めるアケミの心の声を予想した遠藤が声に出します。
「ねえ、金魚…こんな狭い所でお前幸せ?私みたいでかわいそう…」
じわじわとアケミの心の奥底に攻め入ってくる遠藤。
アケミは惹かれていきます。
アケミ(滝藤賢一)に危険が迫る!危ない恋の行く末は?
飲むと眠くなっちゃう青山は、仕事中は飲まない派。
青山効果もあって、女性客でいつもより賑わうスナックあけみ。
「いつものやつ歌って!」
常連に促され、アケミがマイクを握ります。
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やっと落ち着いた閉店後のカウンターで、アケミと遠藤が飲みはじめます。
「田村を取り巻く人間たちを見てもったいないって思った。狭くて閉鎖的なこの町に住む彼らは上っ面の記号的な田村のことしか見てないんじゃ…もう一度、もっと広くて自由なところで泳ぎ回って夢に向き合ったほうがいいんじゃないか?」
遠藤がアケミの目を見て真剣に問いかけます。
「ねえ!心の中を勝手に想像するの…見当違いだし、胸クソ悪いからやめて!」
アケミはこの店のお客さん達に、どれほど自分が救われているのかを熱く語って反論します。
「歌は好きだけど歌手になれるレベルじゃないのは自分でもよくわかってる。この金魚はね、広い水槽にしたこともあったけどキョドって病気になっちゃったの!したり顔で擁護して1人で勝手に気持ちよくなるのに私を使うのはいいけど、私の周りの人たちをおかずにするのはやめてくれる!?」
語気を強めたアケミに「現状で満足?収入は?老後は1人で生きていくんだろ?」と遠藤が詰めてきます。
そしてなんと、怪しすぎるビタミン剤を勧めてきたのです!
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「サインすれば幸せになれる!」
お店の客を引き入れろと言い、明らかなマルチ商法の契約書にサインをさせようとしてきます。
そのとき、お酒でダウンしていた青山が起きます。
「閉店ですよ?」
バックを投げ、遠藤に睨みをきかせて追い払います。
「私は、この小さい鉢で十分…」とアケミ。
「あったかいですね…アケミさんの世界」
最高の褒め言葉を言ってくれた青山の肩にアケミがそっと額を置きます。
アケミは青山の残していった珈琲焼酎を飲みながら思い出します。
昔、抗争に巻き込まれたときに金髪だった青山に助けてもらったことを。
「そっか…助けられたの、二度目だった」
ドラマ『珈琲いかがでしょう』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
第3話の感想もたくさんいただき
ありがとうございます🐙💕ぼっちゃんさま(#宮世琉弥)の
登場はもうちょっと先ですが、
嬉しいコメントたくさん届いたので
オフショ初出し🐯🤳✨第4話は来週4月26日(月)夜11:06〜
お楽しみに〜🐙☕️✏️🍬 pic.twitter.com/ss4RUZMEmO— 珈琲いかがでしょう☕️ドラマ公式アカウント🐙4月26日(月)夜11時6分第4話🚚💨 (@tx_coffee) April 20, 2021
第3話ラストに登場した、金髪で暴力的な青山の過去…意外でしたね。
第4話の2本では、珈琲と青山の大事な原点が描かれる模様!
「ガソリン珈琲」では昔の連れゴンザ(一ノ瀬ワタル)や、珈琲嫌いの菊川貞夫(野間口徹)が。
「ファッション珈琲」では、第1話に登場した垣根志麻(夏帆)が再登場!
そして、萩上直子監督っぽいキャスティングと話題のモタエ(光浦靖子)と、なにやらヤバい雰囲気たっぷりの花菱(渡辺大)も。
第2話で生じた人殺し疑惑に、第3話の半グレ金髪姿!
さて、次は青山のどんなピースが埋まるのか!?
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▼次回第4話も続けて読む▼