ドラマ『珈琲いかがでしょう』第1話あらすじ・ネタバレ感想!中村倫也主演、心と体をほぐしてくれる優しい珈琲ドラマ!

ドラマ『珈琲いかがでしょう』第1話あらすじ・ネタバレ感想!中村倫也主演、心と体をほぐしてくれる優しい珈琲ドラマ!

出典:『珈琲いかがでしょう』公式ページ

原作は、「凪のお暇」などで知られる人気漫画家コナリミサトの描いた同名コミックス。

監督・脚本は、『かもめ食堂』を手がけた萩上直子、主演はカメレオンを超えるミミックオクトパス俳優の中村倫也。

「珈琲いかがでしょう」が、これ以上ないスタッフ&キャストで実写ドラマ化!

第1話は、1杯目「人情珈琲」と2杯目「死にたがり珈琲」の2本だてです!

適当という圧の中で誠実でいたい自分に苦しむ垣根志麻(夏帆)と、無難を選びがちで“没個性な自分”に絶望している早野美咲(貫地谷しおり)…人生に傷ついた2人の女性を、移動珈琲店を営む青山一(中村倫也)が珈琲と優しさで救います。

いつのまにか心がスッと楽になっちゃってる、観ると癒される不思議なドラマです。

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【ネタバレ】ドラマ『珈琲いかがでしょう』第1話あらすじ・感想


移動珈琲店“たこ珈琲”を営む青山一(中村倫也)

珍しいたこのマークの移動珈琲店、8種類のブレンドを用意しているから“たこ珈琲”という店名らしい。

今日も店主の青山一(中村倫也)は、ハンドドリップで時間をかけて丁寧に1杯ずつ珈琲を淹れています。

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以前から原作ファンの間で「主人公・青山のビジュアル&佇まいがそっくりな中村さんで実写化して欲しい!」と待望論が巻き起こっていました。

ふわっと香る珈琲アロマに誘われ、悩めるお客がたこの吸盤に吸われるようにお店の前へ。

「いらっしゃいませ」

おっとりした声と柔和な微笑みで迎えてくれる青山にひとたび出会うとじんわり幸せな気分になっていく…青山の穏やかに微笑みながら放つさりげない言葉たちが、疲れた人生観を変えてくれます。

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「(『凪のお暇』の)ゴンが素晴らしすぎたから青山も素晴らしすぎるはず!」と原作者コナリミサトさんも期待。はじまってみると…期待通り、いや期待以上の青山っぷり!

ピンクのたこが車体に描かれたキッチンカーを運転しながら、口笛を吹くご機嫌な青山。

オフィス街の一角に車を止め、開店の準備をはじめると…小沢健二「エル・フエゴ(ザ・炎)」のオープニングテーマとともに、青山が珈琲を淹れるシーンが流れて1杯目「人情珈琲」がはじまります。

仕事で悩む不器用ぼっち女子・垣根志麻(夏帆)が出会った丁寧・誠実の一杯

「こんなに時間かかってるの、君だけだ!」

部長(井上肇)が怪訝な顔で、お得意様へ商品のサンプル発送の仕事をしている垣根志麻(夏帆)のデスクを覗きます。

手書きのお礼状を時間をかけて書いていた垣根に、部長は「後輩の馬場ちゃんはもう終わらせてる」とチクリ。

すると、馬場(足立梨花)が斜め向かいのデスクから少し大きめの声で部長に話しかけます。

「やめてあげて…先輩、超かわいそう。そんなことより、ランチ行きません?」

馬場の声かけで部長をはじめ同僚たちも一斉に席を立ち、ランチへ。

後輩に「そんなこと」と軽く言われたショックな気持ちを抱えたまま、垣根はぼっちランチ。

「さみしい?いや別に…」と慰めながら、お弁当を頬張ります。

丁寧に、誠実に…がモットーの垣根。

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お手製のおひつ弁当から彼女の実直な性格が見えます。

すると、惨めなランチにしょげていた垣根の鼻先に珈琲のいい香りが!

誘われるがままに辿り着いた“たこ珈琲”。

微笑む青山が「珈琲いかがでしょう?」と問うてきます。

「…じゃあ、一つ」

垣根が食い入るように見つめる中、青山が挽きたての珈琲豆に一投目のお湯を注ぎます。

焙煎したてて活きがよくプクッとくれてきた豆を見て、垣根は感動します。

30秒ほど蒸らして豆をよく開かせ…真ん中にちょっとずつのお湯を一定の量を一定の速度で注ぐ二投目。

雑味がでないよう、ゆっくり、ゆっくり。

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猿田彦珈琲が全面的技術協力!猿田彦珈琲広報とお笑いコンビ「コーヒールンバ」という2つの顔を持つ平岡佐智男さんが、中村さんに直接レクチャーしたという“珈琲の淹れ方”は見ごたえあり!

あまりにいい香りで…思わず笑顔になった垣根はゆっくり香りを吸い込みます。

タコのイラストが描かれたスリーブがはめられたカップ、1口飲んでみると…うまい!

「すっごくおいしい。一杯一杯淹れるなんて…まさに“丁寧・誠実の珈琲”!私もこんなふうに仕事ができたら…」とうつむく垣根。

ずっと“地味な仕事だけど丁寧に誠実に仕事しよう”と心がけてきましたが、最近はその心がけを重んじながら仕事をすることに限界を感じていた彼女。

胸の内を青山に打ち明けます。

青山の「素敵です。僕は好きです、そういう心がけ」という言葉を受け、垣根は嬉しそうにはにかみます。

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心がけみたいな大切にしていることを、好きって言ってもらえる嬉しさったら!青山に惚れてしまいそうだ。

丁寧な垣根(夏帆)VS要領がいい馬場(足立梨花)、先輩後輩のバトルの行方!

「心に沁みる青山さんの珈琲は、私のガソリン!」

すっかり常連の垣根はある日、通りがかりの男が言ったお店の悪口を聞いてしまいます。

「あそこすっげー待たされる…丁寧だかこだわりだかしらねーけど、自販機で十分!」

男の言い草に不満気な垣根に、青山は「見てる人はちゃんと見てくれますから大丈夫」と。

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しかし、青山に勇気づけられた垣根にピンチが!

なんと、部長から入社当時から垣根が担当しているゴマ商事の仕事を、接待で先方が馬場を気に入ったからと担当替えされてしまいます。

落ち込みつつ、試しにドリップ珈琲の自販機を飲んでみた垣根…普通においしい。

そこへ、馬場がやってきて「どれも適当にうまい!頑張って特別になろうとするのって見苦しい…適当に要領よくやりましょ!」と言って、勝ち誇った顔で去ろうとします。

すると「靴汚い!」と垣根が馬場に反撃!

でも、放った言葉に思わず自己嫌悪し、振り払うようにその夜も垣根はたこ珈琲にてガソリン注入。

「私、ずっと心がけてきたけど、相手が必要としないなら無意味かな…」

「僕は丁寧にやるしか売りがない。全員に通じるものって案外つまらないのかも。誰かにとっての特別であれば、それがいい。」

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青山がエールを送るも…心折れた垣根は手書きをやめてしまいます。

手書きをやめた垣根に、社長(大石吾朗)が個人的に宛名書きを依頼してきます。

「社内で一番きれいなあなたの字は有名ですよ」

そして社長から、ゴマ商事の社長が「お礼状がこない」と心配していた旨が伝えられ、楽しみにしているからまた書いてあげて欲しいと頼まれます。

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心がけが報われた瞬間に感動。「見ていてくれる人はどこかにいる」…本当にいた!

その後、大きなミスをして垣根にカバーしてもらった馬場は、たこ珈琲でブレンドを注文して垣根の隣に座って飲みはじめます。

「おいし…適当にうまいのと本当においしいのって違う」と馬場。

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垣根と馬場は、話してみてお互いの“自分にはない部分”を羨ましがっていたことに気づきます。

「人って話してみないとわからないね」と、笑いあう垣根と馬場。

ひと山越え、2人が穏やかに語り合うのを優しく見守る青山。

翌日からいつもの場所にたこ珈琲はなく、もう青山が現れることはありませんでした。

青山(中村倫也)が淹れる、ニュートラルでノーマルな絶品カフェオレ

電話口から聞こえる語気強めのクレームは「誠意見せろ!あんたじゃ話になんないから上司出せ!」と容赦なし。

通信機器の電話オペレーター早野美咲(貫地谷しおり)は「大変申し訳ございません。上司に相談させていただきます」と返します。

早野美咲の特技は、ただただ心を無にして謝ること。

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ストレスフルな職場で働く美咲が主人公の2杯目「死にたがりの珈琲」がスタート。

休日は特に何もやる気が起きず、寝転びながら携帯占いをポチり。

「生きづらさの原因が消える転機…素敵な出会いが待っている。そして幸せ迎える!」

よさげな鑑定結果にも、美咲は「まさか」と鼻で笑います。

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しかし、ベランダで洗濯を干していると、どこからか珈琲のいい香りが!

「こんな昼下がりの日は…死にたくなる」

今にも飛び降りてしまいそうな衝動にかられながら、美咲はベランダから身を乗り出して無表情のまま地面を見つめます。

そこへ、たこ珈琲の車が到着。

美咲がぼーっと開店準備の様子を見つめていると、目が合って青山がニコッ。

不意打ちスマイルにびっくりした美咲は、うっかり洗濯した下着をたこ珈琲の荷台に落下させてしまいます。

「本当に本当に申し訳ございません…」

急いで取りに行った美咲は平謝り。

青山は「お気になさらず」と微笑みます。

お詫びの1杯として、メニューと長時間にらめっこした後に美咲がリクエストしたのは“ニュートラルでノーマルな、カフェオレの中のカフェオレ”でした。

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なんと、ブレンド8種以外にリクエストオーダー可らしい!

「先ほどは目を見開いて乗り出していたので…何をしていらっしゃるのかと。」

見透すような青山の指摘に、目をそらす美咲。

そんな彼女に、青山は深入りブレンドで淹れたカフェオレを出してくれます。

「おいしい…まごうことなくカフェオレの中のカフェオレ!」

特にカフェオレ好きではないという美咲は、なぜかいつもカフェオレ…。

美咲は、自分の服装を客観視してみてハッとします。

「私、カフェオレと同じ色…ふはは。あーあ、もう死にたい…」

聞き流せない言葉に反応した青山は、「何かつらいことでも?」と問いかけます。

「ない…何もない。死にたくなるようなドラマチックなことがないっていうのがつらいっていう…クソなめた理由です。」

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平凡で無難な自分を情けなく思う気持ち…ちょっとわかっちゃうな。

死にたがりで冒険できないカフェオレ女・美咲(貫地谷しおり)の初冒険カレー!

客観視すればするほど、美咲の人生はベージュオンリー。

ベランダの洗濯物も、部屋のインテリアも。

「毎日同じ色の服に腕通して…無難な職場で仕事して。いつでも無難をチョイスしてしまう、まるで彩りのない生活が私の人生。どうせ私はカフェオレ女…きっとこの先も次の一歩が踏み出せずに、“没個性”に生きてくんだろうな。」

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ため息まじりの本音が深い…。

「カフェオレは没個性なんかじゃない。深煎りの豆でドリップした珈琲と温めたミルクを、1対1で合わせることでマイルドで優しい味わいに…同じ豆でも飲み方はいろいろ、個性もいろいろです。」

青山がいたずらっぽく微笑みながら、美咲のために助手席のドアを開けます。

「してみたいなら、冒険してみます?」

美咲は差し出された青山の右手を握ります。

行先不明、無駄にイケメンな男との逃避行…いろんな想像を巡らせながら、気がつくと美咲は口笛を吹きながら運転する青山の隣に。

辿り着いた先は美咲のマンションのすぐ裏手、青山の友人が営むカレー屋さん。

「無難に中辛?」と挑発された美咲は、冒険して激辛をオーダー。

出てきたカレーが辛くて絶品…嬉しそうに冒険チョイスを楽しむ美咲の様子に青山はにっこり。

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仕事では電話口で怒られては謝るの繰り返し。職業病ともいうべきか、美咲は謝るのがいつの間にか得意になってしまいました。

「昔から簡単に謝れる…頭をスポンジにして心を閉ざしてれば。でも、たまにふと…『あれ、私なんで謝ってる?』って思う。」

「心を閉ざして、何も感じないようにしてる方が楽なことってありますよね。疑問を感じ始めると一気にあふれてしまうから。」

「やめちゃえ仕事。これからは僕が愚痴聞いてあげるー」と明るいカレー屋のマスター。

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心を閉じて鈍感を装うのってつらい…悩みは消えないものの、マスターというすてきな相談相手ゲット。明るくてちょっとチャラいマスターがいいキャラ!

ほんの少しの1ふりで世界はガラッと変わる!青山(中村倫也)の謎多き裏の顔!?

食後に青山が淹れてくれたカフェオレには、何かの粉が一つまみ入ってます。

「隠し味、怪しい粉とかじゃないので。騙されたと思ってどうぞ!」

美咲を安心させるために、青山は指に残った粉を口へ。

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青山の指舐めがセクシー!

確かにカフェオレだったのに、カフェオレの味がしない!

「ガラムマサラです。1ふりするだけでチャイみたいな味にガラッと変わる。」

「たった1ふりなのにこんなに味が!」

ガラムマサラマジックに感動する美咲に、マスターの娘が折り紙の花をプレゼント。

家に帰った美咲は、もらった花を見ながら思います。

「ほんの少し裏道にそれるだけで、ほんの少し見方を変えるだけで…ほんの少しの1ふりで。世界はガラッと変わるのかも。こんな夕暮れ時は、生きてるっていいかもって思う。」

心地よく乾いた洗濯物を取り込みながら「靴下から思いっきり原色のやつに変えるか!」という美咲の意気込みが聞こえてきました

所変わって、ほの暗い地下室。

電話しながら不敵な笑みを浮かべ、イチゴ飴を頬張る杉三平(磯村勇斗)。

「安心してください…目撃情報結構来てるから問題ないっす!」

壁には大量のイチゴ飴の包み紙を貼って三平が作った“青山”の文字。

イカツイ顔で飴を噛み砕きながら、その文字を見て「ヒッヒッ」と狂気の表情を浮かべます。

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通称ぺいと呼ばれる怪しいこの男、青山の過去に深く関わる重要人物らしい。

地図には赤いピンが複数刺してあり、どうやら青山の行方を追っているよう。

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一体、ぺいと青山はどんな関係なのか…気になります。

美咲が帰った後、カレー屋のマスターが青山に忠告。

「あの子、また来てくれそう…無難で幸せそうだったけど?」

「死にたがりの目をしてたから放っておけなかった…。怠惰が人を殺すこともある」

「明日死ぬかもしれないヤツ目の前にして死にたがるとは皮肉なもんだ…。1か所に長くいるとヤバいぞ!」

ドラマ『珈琲いかがでしょう』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

青山の過去がとてつもなく気になりだしました!

第2話は、1話と違うストーリー展開…エピソードの主役同士が関わりを持つパターン!

3杯目「キラキラ珈琲」は、東京に夢と希望を抱いて上京する少女・大門雅(山田杏奈)。

4杯目「ダメになった珈琲」は、東京で夢破れた女性・礼(臼田あさみ)。

東京という街の表裏が描かれる内容、青山がさりげない言葉でどう癒すのか楽しみです。

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