『チート』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!チートvs安斎=ナミオカ、勝負を制するのは!?

ドラマ『チート』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』公式ページ

伝説の詐欺師・ナミオカとして逮捕された沙希(本田翼)。

チートメンバーみんなで沙希を救おうと主張する加茂(金子大地)ですが、根岸(上杉柊平)と美月(福原遥)はチートはもう終わりだから辞めると言い出し、チートは解散してしまいます。

ジュエル★トリコも、モモが詐欺で逮捕されたことで解散が決定します。

沙希が蓮見(桐山漣)の厳しい取り調べを受ける中、安斎(風間俊介)の巨額地面師詐欺の計画は着々と進行していました。

バラバラになったチートと安斎の最終対決は、どちらに軍配が上がるのでしょうか?

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『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』前回第9話のあらすじと振り返り

沙希(本田翼)は蓮見(桐山漣)から、チートがこれまでに安斎(風間俊介)に渡した詐欺師たちが一人も逮捕されていないことを知らされ、安斎に対してますます不信感を抱きます。

一方、蓮見から取り調べを受けている星野稔(池内万作)は、ついに自分が犯した事件について語り始め、安斎が事件の首謀者だということを告白します。

その後、チートの調べで安斎は詐欺師たちを使って50億円という巨額の地面師詐欺を企てていることが判明しました。

いよいよ契約現場に踏み込もうと沙希がホテルに到着した時、沙希は蓮見によって逮捕されてしまうのでした。

安斎は消え、沙希が逮捕されてしまったチートの今後はどうなるのでしょうか?

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【ネタバレ】『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』第10話(最終回)あらすじと感想

チート解散

安斎(風間俊介)が企てた地面師詐欺の契約現場に到着した沙希(本田翼)は、詐欺師たちを操っていた『ナミオカ』の正体だと断定され、その場にいた蓮見(桐山漣)によって逮捕されてしまいました。

加茂(金子大地)は沙希を救おうと主張しますが、根岸(上杉柊平)と美月(福原遥)は、沙希が逮捕されてしまっては終わりだから辞めると言い出し、その場でチート解散が決定します。

「僕はどうすれば…」

加茂は途方に暮れてしまいます。

沙希は、蓮見から厳しい取り調べを受けていました。

詐欺師と繋がっている証拠として、偽ナミオカの遠藤(高橋務)から別の口座を経由して沙希名義の口座に報酬が振り込まれていたと言うのです。

「逃げられると思うなよ」

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前回第9話から、根岸と美月が何か隠しているような素振りが見られたので、おそらく何も聞かされていないのは加茂だけだと思われます。

チート解散の時もあっさりしたもので、騙されているのはわかりつつも、少し加茂が不憫に思えてきてしまいます。

チートメンバーのそれぞれ

美月は安斎と接触し、チートの捜査記録が入ったUSBメモリを買い取らせていました。

根岸は、ナミオカの手下の詐欺師の女を尾行していました。

加茂はというと、ネットニュースで沙希に仲間がいると報じられていることで、自分も危ないと怯えていました。

そして、一人では何もできない無力さが情けなくなり、浴びるほど酒を飲むのでした。

加茂が千鳥足で街を歩いていると、かつての行きつけの占い師が現れました。

加茂はその占い師にどうすればいいのか何もわからないと相談すると「答えが自分の胸の中にあります」とアドバイスを受けます。

翌朝、加茂が目を覚ますと、胸ポケットにメモが入っているのを見つけました。

moyoko

やはり根岸と美月はそれぞれ離れたところで隠密行動を取っているようです。

寂しくて酔っぱらってダメダメな加茂ですが、答えは胸の中にあると言われて、すぐに胸ポケットに意識が向いたのは少し成長したと言えます。

土地の所有者

そのメモには、地面師たちが売ろうとしている土地の住所と所有者の所在が書いてありました。

所有者を警察に連れて行けば詐欺を証明できると考えた加茂は、急いで根岸と美月に連絡を取とろうとするもうまくいかず、仕方なく一人で土地所有者を訪ねることにしました。

根岸と美月はそれぞれ安斎の居場所を突き止めようとしますが、ことごとくハズしてしまいます。

その様子を安斎はモニタリングしていました。

「さぁ、どう出る?」

ジュエル★トリコの事務所では、中込マネージャーがモモ(本田翼)の噂についての対応に追われていました。

さらに沙希が逮捕されたことが判明し、ジュエル★トリコはやむなく解散することが決定してしまいます。

moyoko

ユナが戻ってきて、コンサートも成功し、ジュエル★トリコの活動はこれからだという時にモモの詐欺騒動が起きてしまい、彼女たちの活動は暗礁に乗り上げてしまいました。

アイドルにとってイメージは一番大事なもの。解散は仕方がないことかもしれません。

チート再結成

加茂は得意の張り込みによって、なんとか土地所有者と話しをすることができ、蓮見に直接電話をかけて沙希は無実だということを訴えます。

「ナミオカは安斎さんなんです!」

そして、一緒に土地売買の決済現場に踏み込もうと持ち掛けますが、何しろ加茂のことなので決済の日時を知りませんでした。

そこへ根岸と美月が現れて、決済の日時と場所を蓮見に伝えます。驚く加茂。

実は、チートをやめるというのは事務所にカメラを仕掛けていた安斎に対するフェイクで、2人は独自に調べを進めていたと説明された加茂は一安心。

2人は居酒屋の店員や占い師に扮して、ずっと加茂の近くにいたのでした。

「これでチート再結成ですね」

「それは沙希さんを助けてからでしょ」

moyoko

わかっちゃいたけど、ホッとした瞬間です。再び三人が集まりました。

ここでも所有者について直接警察に話を持って行った加茂は少し成長しています。あとは三人力を合わせて沙希を救うのみです。

ここで根岸と加茂がいつものようにイチャイチャする場面がありますが、これも今回で見納めかと思うと寂しいです。

安斎(風間俊介)のデスク

星野稔は、これまで娘に会わせろと主張していました。沙希も同じです。

その2人が蓮見によってついに対面を果たすことになりました。

蓮見の部下である大谷(岩本照)は、沙希の取り調べの様子をその都度安斎に報告していました。

安斎は大谷に蓮見はどうしているか聞きます。

蓮見は、チートと詐欺師の写真を見せたら信じたようだと報告します。

蓮見に写真の出所を聞かれた大谷は、安斎のデスクの中にあったと言っていました。

「お前の嘘は浅い。失格だ」

安斎にそう言われた直後、大谷は蓮見によって公文書偽造罪で逮捕されてしまいます。

「ヤツのデスクは空っぽだ。ヤツは捜査なんてしていなかった」

moyoko

裏切者の大谷刑事が捕まってしまいました。彼はナミオカ信奉者の他の詐欺師とは違う考えで安斎についていたようですが、やはり安斎を信じてのことだったのでしょうか?

逮捕された際、蓮見を睨みつけていたところを見ると、蓮見の鼻を明かしたくてやったのかもしれません。

はい、そこまで!

いよいよ決済の日がやってきました。

鼻息荒くホテルに向かった加茂ですが、誰もいません。

このままだと契約が成立してしまうと焦った加茂が部屋に踏み込むと、中には根岸と美月が待っていました。

安斎は、モニターで決済の様子を見ていました。

しかし、別のモニターでは加茂が部屋に入ろうとしているのに、映像では着々と契約が進んでいます。

安斎は遠藤に確認を取ろうと電話をかけます。

すると、モニターに沙希の姿が映し出されました。

「はい、そこまで!」

安斎は、不敵な笑みを浮かべます。

「騙されるのは新鮮だなぁ」

moyoko

さすがのナミオカも、沙希、根岸、美月の3人にかかっては、彼らの反撃を回避することはできませんでした。

彼が騙されてしまったのは、そこに純粋な加茂が混ざっていたからです。嘘をつくときは真実を少し混ぜるといいと言われているアレです。

沙希(本田翼)の作戦

実は、本当の決済日は1日前で、すでに詐欺師たちは逮捕されていました。

安斎を怪しんでいた沙希は、根岸と美月にチートが罪を着せられようとしていることを説明し、蓮見に逮捕されることも伝えていました。

蓮見は沙希を信じて、宿敵を捕まえるべく全て協力していたのです。

根岸と美月は、以前に沙希が録音しておいた安斎の声をAIに入力し、安斎として詐欺師たちに指示をし、決済の日時の変更や金の振込をさせていました。

そして無事に決済は行われ、その後所有者が被害届を出して詐欺師たちは逮捕されたのです。

沙希の口座に振り込まれた金は、チートが詐欺師の仲間だと思わせるために、遠藤がナミオカに指示をされてやったと白状していました。

moyoko

やはり、沙希と蓮見はグルでした。沙希に協力を頼まれた蓮見は厳しく取り締まっているフリをして、大谷が安斎と繋がっていることを確かめ、安斎に地面師詐欺を続けさせ、居場所を突き止めようとしたのです。

ナミオカの遊び相手

沙希と対峙した安斎は、自分がナミオカだという証拠がないと言います。

しかし沙希は、彼が自分にしたことをそっくりそのままお返ししていました。

詐欺師たちが得た50億円を遠藤に振り込ませたのです。

これで逃げも隠れもできなくなりました。

「何がしたいの?金も詐欺師も本当はどうでもいいんでしょ?」

安斎は、自分に必要だったのは遊び相手だと言います。

星野稔は最高の遊び相手でしたが、途中で飽きてしまいました。

退屈していたところに現れたのが娘の沙希です。

安斎は相手の心を読んで嘘をつき、意のままに操る自分と沙希が同じ人種だと感じ、沙希と遊ぶためにチートを作ったのです。他の3人はハンデです。

「おかげで最高のゲームだった。お前たちの勝ちだ」

moyoko

詐欺(犯罪)はゲーム…いかにもサイコパスが考えそうな発想です。

『お前たちの勝ちだ』なんて上から目線で言っていますが、それは、安斎が負けたということです。しかも、“ハンデ”にしてやられているのです。何をそんなに威張っているのでしょうか。

安斎(風間俊介)逮捕

「バッカじゃないの!」

人を騙すことをゲームだと言い切る安斎を、沙希は罵倒します。

「人を巻き込むな、人の人生を邪魔するな!」

「お前みたいな構ってちゃんに付き合ってるほどこっちは暇じゃねーんだよ!」

「でも、あなたについてきて本当に良かった。嘘がどれだけ汚くてバカバカしいものかよーくわかったから」

その時、蓮見たち捜査二課の捜査員たちがやってきました。

安斎は「さすがは俺の沙希だ!」と言って、自ら腕を差し出しました。

手錠をかけられ、連行される安斎。

彼と捜査員が車に乗り込んだ時、安斎の隣にいたのはフィッシング詐欺の少年詐欺師でした。

沙希と蓮見は慌てて車を追います。

すると、安斎は少し離れた場所で車から降りていました。

「次のゲームはいつにする?」

そう言い残して、安斎は消えてしまいました。

moyoko

沙希が「構ってちゃん」と安斎を評したことで、胸がすく思いがしました。沙希と遊んでほしいがためにあらゆる人々を犠牲にしました。まさに構ってちゃん!あとちょっとのところで逃げられてしまったのが悔しいです。

ファイナルステージ

沙希と対面した時、星野稔は安斎が持っているバングルに発信機をつけていることを沙希に伝えていました。

そのおかげで沙希は安斎のアジトを見つけることができました。

そして、星野は沙希に謝ることができました。

一方、ジュエル★トリコのモモはステージでファンの前で自分が詐欺師の娘であることと、心配をかけたことを謝罪し、責任を取って辞めると言います。

しかし、ライブに駆け付けた加茂が「モモさんは悪くない!」と叫ぶと、ファンは賛同し、モモコールが起きます。

加茂たちファンのおかげで、ジュエル★トリコは解散せずに済みました。

チートはなくなってしまいましたが、一匹狼だった根岸と美月は加茂のようなまっすぐな人と一緒にいる楽しさを覚え、沙希といれば退屈しないことを確信しています。

それは、加茂にとっても同じです。

「ウザ!あんたやっぱり失格。」

沙希の加茂に対する態度は、やっぱり変わらないのでした。

『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』第10話(最終回)まとめ

ついに最終回を迎えたドラマ『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』。

チートと安斎(ナミオカ)との最終決戦は引き分けとなりましたが、ラストシーンでは仲良く歩く沙希ら4人の後ろ姿を陰から見ているようなアングルが映し出され、安斎が沙希を見ている時のBGMが流れていました。

もしかすると、何かしらの形で続編や特別編が発表されるフラグかもしれません。

moyoko

安斎、しつこいヤツですね。完全に沙希のストーカーです。

全体的に楽しく痛快な物語でしたが、沙希がなぜアイドル活動をしていたのか明確な理由がわかりませんでした。

ただただアイドルになりたいというだけだったのでしょうか。

このドラマは怪しい人は最初から怪しく、複雑そうで実は分かりやすい作りだったので、もっと早い時間にやってもウケたのではないかと思いました。

『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』全10話、お疲れさまでした!

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