『ブラック校則』第7話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!すべての謎が明らかに結末を見逃すな

ドラマ『ブラック校則』第7話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ブラック校則』公式ページ

学校見学会前日、「熱出そうが、親死のうが、這ってでも学校に来い」という手代木先生(星田英利)の言葉にスイッチが入った中弥ちゅうや(髙橋海人)と創楽ソラ(佐藤勝利)は学校に行かないことを選択しました。

『コーツ高校 レジスタンス部』にそのことを宣言し、同意の証としてお台場の海に集合することを呼びかけますが、なかなか仲間は集まりません。

果たして残りの3人は誰がやってくるのでしょうか?

それともやって来ないのでしょうか?

ソラが提唱した校則改革の行方が気になるドラマ版『ブラック校則』最終回です。

『ブラック校則』第7話(最終回)あらすじ


学校に実力行使しかないと決めた創楽(佐藤勝利)と中弥(髙橋海人)は、裏コミュニティサイトの【コーツ高校レジスタンス部】で学校をサボろう!と呼びかける。

そして今、創楽と中弥は海岸に来ている。

海岸にやってくるのは一体、誰なのか?裏サイトはどうやってできたのか?

海岸に集まる5人は必然的な運命で結ばれていた―。

ついに、いくつもの謎が明らかに―。
出典:Hulu

【ネタバレ】『ブラック校則』第7話(最終回)の感想

レジスタンスのメンバー

「俺は、俺の意志で明日は学校に行かない」

学校見学会前日、ソラ(佐藤勝利)は『コーツ高校レジスタンス部』で宣言しました。

ちゅうや(髙橋海人)は無理がない程度にサボれる人は海に集まろうと呼びかけました。

次の日、ソラとちゅうやが海に着いて数時間。

他の3人はなかなかやってきません。

「誰も来ないな…」

今頃、田母神先生(成海璃子)の現国の時間です。

「先生、ごめん!」

「俺たちはレジスタンスだから仕方ないよ」

ソラたちは、手代木先生(星田英利)の「熱出そうが、親死のうが、這ってでも学校に来い」という言葉で完全に火がつき、実力行使に出ることに決めました。

「実力行使って言っても学校サボってるだけだけどね」

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それにしても、『絶対休んじゃいけない日に学校休んじゃおうぜ作戦』の同志は来るのでしょうか。

2人は、他の3人のメンバーが誰なのか予想を始めました。

ソラは、アバターの見た目から推測し『タロー』は森先生(吉田靖直)、『白雪姫』は三池ことね(堀田真由)、『X』は東(達磨)だと予想しました。

ちゅうやは『タロー』=きらり(箭内夢菜)、『白雪姫』=七浦(葵揚)、『X』=森先生だと予想します。

そもそもこのグループは誰かが署名ボックスを手にして、中の用紙を見たことから始まったのです。

署名ボックスを手にしたことがわかっているのは森先生ときらりです。

しかし、なぜ『白雪姫』が七浦なのでしょうか?

ちゅうやは、七浦が『7』にこだわっていることを指摘し、白雪姫=七人の小人と連想したのです。

『タロー』がきらりだとしたのは、チャットでの話し方が七五調だったからです。

すると、2名のメンバーが2人の元にやってきました。

レジスタンス部発起人

「ほら、当たった」

やってきたのは、七浦ときらりでした。

七浦は部活紹介などがあるので海に行くかどうか迷いましたが、後で後悔しそうだったので来たと言います。

きらりは、初めて学校をサボりました。

「署名をね、したとき私感じたの。自分の意思ではみ出す強さ」

と七五調で語ります。

何より、5人でのチャットがとても楽しかったのだときらりは言います。

残るはあと1人。

しかし、七浦は「学校見学会やからな。先生が抜け出すのは無理やろ」と、わかったような口ぶりです。

「だって、みんなのカバンに紙入れたの俺やもん」

と、シレっと自分がレジスタンス部の発起人であることを明かしました。

七浦は自転車やスニーカーで通学できない校則を変えて欲しくて、何も考えずに署名をしました。

しかし、いつも行動を共にしている生徒会副会長のミチロウ(田中樹)にバレるのは時間の問題だと気がついた七浦は工作を始めます。

まずは、署名ボックスを持っていた森先生に「生徒会長のきらりに渡す」と言って、校舎の裏で中身を確認しました。

そして、自分の使っているクローズドコミュニティにメンバーを誘ったのです。

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でも先生はどうやってコッソリとメモを渡すことができたのでしょうか?職員室には先生から呼ばれない限り入ってはいけない決まりになっています。

七浦は、森先生が毎日希央マオ(モトーラ世理奈)の家にプリントを届けに行っているところに着目し、マオの机に入っているプリントに紙をしのばせたのだと自信満々に言います。

「でもそれって…マオが来るよな」

すると、彼方からマオの姿が見えました。

「嘘やん!」

「このメンツなんだ。なんか笑える」

こうして、レジスタンス部のメンバーが全員揃いました。

5人集まったのは運命なんだ

他の4人が浜辺で遊んでいると、ソラは座ったままぼんやりしています。

ちゅうやが一緒に遊ぼうと誘うと、ソラはすごい発見をしたと目を輝かせています。

「この5人がここに集まったのは必然なんだよ!」

数学の世界には異なる二つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が互いに他方と同じ数になる数を『友愛数』と呼びます。

その友愛数で自分自身を除いた約数の和を次の数として計算していき、元の数に戻る場合にはその組を『社交数』と呼びます。

ソラによれば、この5人は社交数で結ばれているのだといいます。

「???」

数学の苦手なちゅうやには、何が何やらわかりません。

学校のSNSにアップされているソラたちの受験番号と、1年生の時のクラスを合わせると、その社交数になるのだそうです。

「な?すごいだろ!?」

「すごいというか、こじつけというか…」

ソラは、これは運命だと言います。

「はい、キモい!」

ソラは、ちゅうやに一生懸命自分たちがいかに運命で結ばれているか数字で証明しようとしますが、うまくいきません。

「これから撮る写真は覚悟があるやつだけ写って欲しい」

ちゅうやは、撮影前に注意を促します。

出席日数が足りてなかったり、部活や仲間にしがらみがあったり、推薦で大学に行くつもりでいる人はリスクではなく自分を優先して欲しいと訴えました。

「誰も根性なしと責めたりはしない。俺たちの小さな抵抗は十分に成功したんだ」

しかし、カメラの前から外れるメンバーはいませんでした。

学校説明会では、手代木先生が壇上に上がって学校をPRしていました。

田母神先生はスクリーンに画像を出すなどサポートについていました。

そこに、田母神先生のスマホにメールが届きます。

次に、学校のSNSの紹介がありました。田母神先生がSNSの画面をスクリーンに映します。

そこには、海で学校をサボっている5人の画像が投稿されていました。

「学校サボって海に来た!学校なんてクソくらえ!」

会場はざわめいています。手代木は慌てて弁明をしようとします。

「恥ずかしい話なんですが、こういったバカは出ます。こういうクソみたいな落ちこぼれは…」

そこまで言った時、田母神先生のビンタが飛んできました。

殴られた手代木先生は、知らない場所で起きたシロフクロウのような顔をしています。

田母神先生はマイクをとり、このように生徒教師ともに自己のあり方を自己の責任において行える校風を目指しているが、それを認めない者もいるので、よく調べてよく考えてくださいとスピーチを行いました。

海では、ソラが思い切ってマオに話しかけます。

「あのさ、今度…」

マオは、突然バイクの免許を取るつもりだとソラに言いました。

離婚をしてアメリカに帰ってしまった父親が置いていったバイクがあるからです。

しかし、ソラは危ないからやめた方がいいと止めます。

それでもマオは、ナメクジを避けて転んで頭を縫ったことはあるけど自転車には乗れるとか、インラインスケートで転んで骨折したことはあるけどバランス感覚はあるなどと言ってバイクへの意欲を見せます。

「だから向いてないんだって…」

ひとしきり喋ったマオは、ソラが何か言いかけたことを思い出しました。

「さっき、何言おうとしたの?」

「あのさ、今度…」

『ブラック校則』第7話(最終回)まとめ

ドラマ版『ブラック校則』は、ソラが勇気を出してマオを誘おうとする場面で幕を閉じました。

ソラが、マオに少しでも近づけることを願います!

ドラマ版では、ブラックな校則についての顛末は映画版に委ねたことになっています。

映画版も合わせて見ると、作品への理解がより深くなることと思います。

主演の綺麗さについつい気を取られがちなドラマでしたが、大人でも楽しめるとてもよくできた作品だったと思います。

佐藤勝利くん、髙橋海人くん、2人の次回作にも期待していきましょう!

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