『ブラック校則』第4話あらすじ・ネタバレ感想!レジスタンス部のメンバーが少しずつ分かった…かも?

ドラマ『ブラック校則』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ブラック校則』公式ページ

生徒会副会長のミチロウ(田中樹)の手下である七浦(葵揚)は、校則に苦しめられている1人です。

自転車通学もスニーカー通学も禁止されているため、不慣れなローファーを履いて片道40分かけて歩いて登校していました。

そのため、大好きな野球の練習にも支障をきたしていました。

実は、ミチロウの手下でありながらも、手代木先生(星田英利)に大目に見てもらっているのはミチロウだけだと言うのです。

ある日、ソラ(佐藤勝利)は体育の授業でミチロウに勝負を持ちかけられます。

『ブラック校則』第4話あらすじ


中弥(髙橋海人)は野球部の七浦(葵揚)が、徒歩40分かけて登校していることを知る。

さらに七浦は靴ズレがひどく、手代木(星田英利)に自転車での通学許可を懇願するが拒否される。

一方、ミチロウ(田中樹)だけが持つという、手代木の暴力動画が噂されていた。

その動画で手代木の弱みを握れば…。

創楽(佐藤勝利)は校則を変え、希央(モトーラ世理奈)を救うために、その動画を賭けてミチロウと対決する―。
出典:Hulu

【ネタバレ】『ブラック校則』第4話の感想

5匹の猿

ソラ(佐藤勝利)とちゅうや(髙橋海人)は、まだ来ぬメンバーを待ちながら浜辺で棒倒しをしています。

その間、ちゅうやは「5匹の猿」の実験の話をし始めました。

5匹の猿を部屋に入れ、天井にはバナナ。床には梯子がかかっています。

梯子を上ればバナナが取れますが、梯子を上ると他の4匹に冷水が浴びせられるシステムになっているため、そのうち他の4匹は梯子を上ろうとする猿を攻撃しはじめます。

段階的に新しい猿を1匹入れ替えていくと、そのうちオリジナルメンバーがいなくなり、なぜ攻撃をするのか理由がわからなくても古い猿は新しい猿を攻撃するようになるのです。

常識も規則も、少しおかしくても守るのが当たり前と思い込んでいると、誰もその不自然さに気がつかなくなります。

「要するに、マオは新しい猿なんだよ」

そして、マオ(モトーラ世理奈)に恋したことによって立ち上がったソラも新しい猿です。だから周りに攻撃されました。

ソラが設置した校則改善のための署名ボックスに署名を入れたのは5人。

「俺たち5人は全員が新しい猿にならないといけない」

新しい猿になって、梯子を上りバナナを手に入れるのです。

校則の犠牲者

ちゅうやは、生徒会副会長のミチロウ(田中樹)の手下である七浦(葵揚)と一緒に帰ったと話します。

七浦は野球部に所属していますが、練習が忙しく授業中は寝てばかりで、勉強をしなければ部活ができないということでした。

そこでちゅうやは本を貸してあげたのですが、それを返してもらうために一緒に帰ることになったのです。

七浦の家まではなんと歩いて40分。

入学した時にロードバイクを買ってもらったのですが、自転車通学が禁止なので徒歩で通学しています。

しかも、朝練が7時半から、放課後練習した後も親に申し訳ないからとロードバイクを使うために遠くまで出かけて行って素振りを千回しているといいます。

これでは授業中寝ないわけがありません。

七浦は野球が大好きで、いつも野球の話をしています。

でも、素振りを千回しているのに打撃は恐ろしいほど下手なのです。

それでも肩が恐ろしいほど強いことがわかった七浦は、レギュラーを勝ち取ることができました。

ミチロウの手下なのだがら、ミチロウ経由で自転車通学を交渉できそうなものですが、実は優遇されているのはミチロウだけなのだと言います。

ミチロウは手代木先生(星田英利)が生徒に暴力を働いたところを撮影し、それを盾に手代木から朝に回収したスマホを戻してもらうなど優遇されているのです。

七浦も一度はミチロウに話をしてみたことがあるのですが、手代木に直接言えと言われてしまい、仕方なく自分で自転車通学もしくはスニーカー通学を認めてもらえるように頼み込みましたがやはり認めてはもらえませんでした。

3千メートルの勝負

「あれ、どうなった?3千メートル」

ある日、ソラは体育の授業の3千メートル走で突然ミチロウから勝負を挑まれます。

「俺らと勝負しようぜ」

ソラがミチロウたち3人のうちの誰かに勝てば、手代木の動画を渡すと言います。

「セクシー動画みたいに言うじゃん」

「おっさんの暴力動画なのにな」

ただし、ソラが負けたら署名したヤツの名前を教えろと言うのです。

ということは、ミチロウもまだ誰が署名をしたのかわかっていないことになります。

「俺は知らないよ?」

「俺も」

でも、『コーツ高校 レジスタンス部』が立ち上がった以上は、5人のうちの誰かは署名を見たことになるのです。

全員運動部の3人に帰宅部でポンコツのソラが勝てるわけはないのですが、その時はマオを助けられるのではないかと考え、ソラは勝ちたいと思い勝負を受けることにしました。

たった10分全力疾走すれば、勝てるはずなのです。

走り始めてしばらくはミチロウの背中が見えていました。

ソラにしては順調に走っていましたが、途中で漆戸に妨害され、ソラは思い切り転んでしまいました。

肘も膝も血が出るほどすりむいて、足を引きずりながらゴールを目指していると七浦が座り込んでいます。

不慣れなローファー登校で日頃から靴擦れがひどく、うまく走れないのです。

「早よ行けや。チャンスやぞ、ソラ。俺はミチロウくんに殴られるやろうけどな」

ソラは、七浦になんとなく聞いてみます。

「俺がやってること間違ってると思う?」

「間違ってないと思うなら早よ行けや!」

しかし、ソラは七浦に手を差し伸べました。

ミチロウに殴られると聞いては放っておけません。

七浦はその手を取り、立ち上がった瞬間にソラを振りほどきソラを出し抜こうとしました。

しかし、2人は同着で勝負の決着はつきませんでした。

結局、ミチロウからソラが何か言われることもなく勝負の話は流れてしまいました。

自転車で登校しよう

「それにしても、ちゅうやのアレはないよ!」

ソラたちが『レジスタンス部』でたわいもない話をしている時、突然あまおう(=ちゅうや)が入ってきてこう言ったのです。

「自転車通学しないか?」

「みんなで自転車通学をしたら素性を隠している意味がないし、ここに学校側の人間がいるかもしれない。それでも俺は明日自転車で行く。強制はしないけど、もし俺についてきてくれるやつは明日8時半ちょうどに着くように来てくれ。」

とあまおうは演説をぶち上げたのです。

次の日、ソラは3千メートル後で筋肉痛の中、あまおうに言われた通り1時間かけて自転車で学校に向かいました。

自転車で来ていたのはソラだけでした。

なんと、ちゅうやは風邪を引いて学校を休んだのです。他のメンバーもいません。

当然ソラは手代木に連行されていきました。

「大切なのはバナナを取る姿勢を見せることだろ。バナナは取っていいんだと。意義はあったよ!」

と、無責任なことを言うちゅうや。

ソラはいつもそうやってちゅうやにそそのかされては、痛い目に遭っています。

「ちなみに、ななちゃんは大丈夫だったよ、多分」

3千メートルの後、ゲームセンターで3人がプリントシール機で撮影しているところが目撃されていました。

「あの3人は3人なりに関係性があるんだろうな」

ソラが1人で自転車通学をしたその日、ソラは手代木に言われて校舎裏に自転車を停めました。

実は、もう一台ロードバイクが置かれていたことにソラは気がつきませんでした。

車体には『777』というステッカーが貼られています。

ロードバイクの側には、ソラが置いた署名ボックスが捨てられていました。

『ブラック校則』第4話まとめ

先日、映画版『ブラック校則』が公開されましたが、ドラマ版も中盤に差し掛かり色々とわかってきました。

七浦はレジスタンス部のメンバーなのでしょうか?しかし、七浦は関西弁を話しています。

レジスタンス部のメンバーには関西弁で話す人はいません。

わからないように標準語で入力しているのかもしれませんが…まだまだ謎の方が多いですね。

個人的には工場のおじさんたちが出なかったのが残念でした。

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