『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話あらすじ・ネタバレ感想!失踪していた羽衣の母がついに登場

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』公式ページ

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話は、最強キャラ降臨でますます面白くなりました。

羽衣(大原櫻子)はタイムリープを駆使して「4日連続1等をゲットするイカサマ女事件」の真相を暴いていくのですが、驚きの“真相応酬”ストーリーに舌を巻く展開が待っています。

そして、失踪していた母・水野和江(ふせえり)が満を持して出現!

1つ1つ明らかになるほどミステリアスになっていく和江に魅了されます。待望の母登場回です!

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『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話あらすじ


ある日、福引所係員の遠藤(渡辺佑太朗)と福引の残念賞のつぶしカレーパンを作るパン屋の稲垣(芹澤興人)が、水野探偵社にやってくる。

4日連続で福引で1等を当てるサングラスにマスク姿の怪しい女がいる為、イカサマか調べてほしいという依頼。

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話あらすじ①

一方で、進吾(大堀こういち)は、詐欺師の鷺沼(TOBI)に全財産を騙し取られてしまい、さらにその詐欺師が事故で死亡したというニュースを聞き落ち込んでいた。

羽衣はタイムリープ先で、2つの事件の繋がりを見つけ…。

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話あらすじ②

イカサマ事件の真相とは?

そして、怪しい女の驚きの正体とは…?
出典:『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』公式ページ

【ネタバレ】『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話の感想

商店街の<ガラポン抽選会>で1等を当てた怪しげな女!

「1等当たれ!1等当たれ!」

八角形のガラガラ前で手をすり合わせて熱心に神頼みしているヤンさん(ヤオ・アイニン)。

これから福引こうとしている彼女を応援する様に、水野羽衣(大原櫻子)も横で一緒にニコニコお願いしている微笑ましい光景です。

この商店街の<ガラポン抽選会>の1等商品は5つ、高級和牛セット・電子レンジ・電動自転車・フルーツ盛合せ・5万円分商品券のいずれかです。果たしてヤンさんのお目当ては何でしょうか。

ガラガラ~ポンッ!どこか懐かしい音と共に飛び出してきた玉は…白玉。ヤンさん残念賞。

福引所係員・遠藤(渡辺佑太朗)から渡された景品は、パン職人・稲垣(芹沢興人)が1つ1つ丁寧に潰したという“つぶしカレーパン”なる奇妙なパンです。

「なんで潰れてる!?ゴミだろ、こんなモン!」

カレーがはみ出しちゃっているパンにヤンさんが激怒していると、そこへ潰している張本人のパン職人・稲垣が現れ、ヤンさんが「お前が犯人か!」と言いながら掴みかかります。

このやりとりは『Paravi』版セパレートエンディングの伏線です。

憤るヤンさんを尻目に、大きめのサングラスとマスク、深めに帽子を被った見るからに怪しい女性がやって来て、いとも簡単に1等の金玉を出してしまいました。

大きく鳴らされた当たり鐘に注目が集まります。その女性は“高級和牛セット”の目録をもらうと「ツイてる…今の私はツイてる!」と静かに喜びに打ち震えます。

目の前で目撃した1等に悔しくて、つぶしカレーパンをぶにゃっと潰して地団駄を踏むヤンさんがいました。

実はこの怪しい風貌の女性、正体はアノ人なんです!

依頼人A・パン職人の稲垣(芹沢興人)「4日連続1等のイカサマ女事件」

ラブホ・フェイマス704号室の水野探偵社に依頼に来たのは、パン職人の稲垣と福引所係員の遠藤です。

「昨日までに4日連続1等、確かに不自然ですね?」

「俺は騙されない。イカサマの手口を突きとめてくれ!」

怒気を含んだ声で話す稲垣からは不正は許さないという強い想いを感じます。

「騙されるお前にも責任あんだぞ」と、稲垣はバイトの遠藤にも注意します。

2人がフェイマスを出ようとしたとき、事務所の方から声が聞こえてきました。

「今しかないチャンス、特別にお安くできるコネクションがあると言ったじゃないですか。」

「本当に2,000万円でこんな立派なシティーホテルに?これは詐欺ではありませんよね、鷺沼さん?」

父・進吾(大堀こういち)が、鷺沼雄二(TOBI)から持ちかけられた胡散臭い話に前のめりで聞き入っている姿が見えます。

手付金として進吾が用意した帯付きの200万円をもぎ取る様な形で手から奪った鷺沼。めちゃくちゃ怪しいのです。

一連の会話を聞いた稲垣と遠藤は、一瞬視線を合わせるとフェイマスを後にします。

父・進吾(大堀こういち)詐欺られる!

羽衣がフェイマス前まで帰ってくると、電信柱の陰からしきりにこちらを見ている男がいます。

「見られてる…入れない」

羽衣は自宅であるラブホになかなか入ることができませんでした。

実は隠れて様子を伺っていた男は稲垣。彼にも事情がありそうです。

オーストラリアのワラビーが一斉に真顔になったという珍ニュースが流れる中、水野家は夕食のうどんを食べています。

お金がないと嘆く羽衣が「今すぐ一人暮らしがしたい」と兄・淳之介(矢本悠馬)に相談しますが「すればいい。それなりの依頼報酬を渡してるのに何に使ってるんだ?」と聞かれ、口ごもります。

毎月7日に羽衣は何かしているっぽい、おそらく母に送金しているのでは…と予想しています。

<次のニュースです。今日午後7時頃、国道で起こった事故で乗用車にはねられ死亡した男の身元は鷺沼雄一こと鷺沼雄二容疑者…>

アナウンサーが話し出すと、父・進吾が目を見開いてうどんを吹き出します。

画面には鷺沼の写真が映し出され、【詐欺で指名手配の男、死亡】とテロップが出ます。

「全財産の200万を詐欺師に渡しちまったぁ!俺はもうおしまいだ…。羽衣、3日前の俺に詐欺師に金渡すなって言ってくれぇ~!」

第5話で登場したタイムループの“おきて”通り「大きく過去を変えるのは基本的に許されない」ので、父の頼みは聞けないと断ります。

夢破れた父は完全におかしくなってしまい、人にいちゃもんつけては骨が折れただの言って「慰謝料200万!」と要求するようになってしまいます。

しかし、そんな父の奇行が「4日連続1等のイカサマ女事件」解決のとっかかりとなるのです。

羽衣(大原櫻子)が衝撃的なキス現場を目撃!

稲垣の依頼を調査するため、羽衣は“その女性が初めて1等を当てた5日前”にタイムリープしようとしますが、兄・淳之介のフライング水かけによって羽衣は“7日前”にタイムスリップしてしまいます。

「明日は水族館にサバを見に行く約束ダヨ。忘れてないね?」

ヤンさんに言われて、違う日にちに来てしまったと気づきます。

間違った時間に来てしまった羽衣でしたが、タイミングよく福引所では例のイカサマ疑惑の女が「毎日来てるのに残念賞のティッシュしか出ないじゃない!責任者呼んできなさい!」と、遠藤にクレームをつけている所に遭遇しました。

「おーイライラする!イライラするし、ムラムラする!お詫びにあんたキスさせなさい。」

サングラスの女はそう言うと遠藤にぶちゅーっと2~3度キスしてしまいます。

「災難だったな。ろくでもねぇ女だな。噂ではパチンコ依存症で家庭崩壊寸前までいったらしい…精神科の治療で治りかけてるとは聞いたけど。あんなんだったらおとなしくパチンコしててくれって話だよな!」

一部始終を目撃していた稲垣が遠藤に話しかけます。

茫然自失だった彼は「僕…ファーストキスだったんです」と崩れ落ちます。

羽衣はあのオバサン怒んなきゃ!と思っていると、背後から水を持ったイカサマキス泥棒オバサンがやってきて「はやく戻って!いいから早く行ってぇ!」と水を被るようけしかけてきます。

羽衣は言われるがままに水を被り、現代に戻って来てしまうのでした。

依頼人B・福引所バイト遠藤(渡辺佑太朗)「イカサマ調査を止めて欲しい!」

「やることめちゃくちゃだよ、アノ人!確かにイカサマやりかねない。」

淳之介とそんな会話をしていると、福引所アルバイトの依頼者B・遠藤がやって来て「昨日稲垣が依頼した調査を中止して欲しい」と言うのです。

「あの奥さんはただ運がいいだけだと思います。イカサマしてるなんて稲垣さんがそう思い込んでいるだけで…あの奥さんは無実です。」

羽衣は「キスされて酷い目にあったのにアノ人をかばってる?」と不思議に思います。

依頼したのは稲垣であるため勝手に中止することはできないと淳之介が説明します。

「何か隠してることありませんか?」

羽衣が聞くと、遠藤はちょっと動揺します。

そこへ進吾が現れ、遠藤に財宝を隠し持っているなら分け前をよこせ!と掴みかかったり、自分で壁にぶつかったくせに骨折したから200万よこせ!と暴れます。

遠藤の顔を見た進吾は「あれ?この前フロントの前で揉めてた男だ。あの後どうした?フラれたんだろ?」と言い始めます。

「うるさい!黙れっ!アンタに何が分かんだよっ!」

遠藤が急に豹変し、叫び散らします。

あんな大人しい人が急に…羽衣は原因を探ろうと2度目のタイムリープで、父・進吾が遠藤をフロント前で見た6日前へ。

水族館がお休みだったことでフェイマス屋上で鯖缶をやけ食いするヤンさんを置いて、羽衣はフロントに向かいます。

羽衣はフロントの小窓から覗くと、ちょうど遠藤が可愛らしい彼女・麻理(鳴海唯)とフェイマスに入ってきたところでした。

「初めてなんだ、こういうところ来るの。緊張しちゃう。」

麻理は何度もそう言い、メンバーズカードシステムが無いことをしきりに気にしています。

「今日はやめよう…汚れたんだ僕は。麻理ちゃんまで汚すわけにはいかない。」

遠藤はファーストキスを奪われたことで“汚れた”と感じてしまい躊躇していました。

「その気がないなら最初から誘わないでよ!最低だよ、遠藤くん。メンバーズカードでポイント貯められないこのホテルも最低!」

麻理は遠藤の態度に幻滅して去っていきました。

その後、羽衣が彼を尾行して行くと、夜な夜な「麻理ちゃん…麻理ちゃん、チックショー!」と言いながら、ガラガラに細工する遠藤の姿がありました。

「濡れ手についた粟と粟が繋がった!」

羽衣は真相が掴めたみたいです!

「そうだよ。お前みたいな奴は一生病気でいろ!」

パチンコ屋で次々とお金をつぎ込むキス泥棒オバサンを見て、遠藤が呟きます。

「さては俺が騙されない男だってことに気づいたか…」と言う稲垣と淳之介が福引所の前で女を待っています。

マスクしてない時の女の顔を撮ったと言って稲垣がスマホ画像を渡してくると、それをひと目見た淳之介はフリーズします。

「水を差すようですが、あの奥さんは犯人ではありません!」

事件解決…しかし、ピュアそうな麻理(鳴海唯)のひと言に驚愕!

イカサマ事件の犯人はアルバイトの遠藤でした。

彼は21年間大事に守り続けてきたファーストキスをあの奥さんに奪われた…それで復讐することにします。

「復讐方法のヒントをくれたのは稲垣さんじゃないですか!」

遠藤は“パチンコ依存症・治りかけ”といった稲垣の言葉から、復讐劇が始まったと打ち明けます。

治療で治りかけていたパチンコ依存症を再発させるために1等が当たるように仕向けていたというのです。

この俺を騙すなんて見直したと稲垣は食べかけのつぶれカレーパンを遠藤に手渡します。

ずっと遠藤の話を聞いていた麻理は「遠藤くんは汚れてなんかないよ。コレクションしてるの。」と言いながら10枚は下らないであろうラブホのメンバーズカードを扇状に広げて見せてきます。

曇りなきいかにも純潔そうな可愛い麻理が、最後に衝撃のひと言!

「こんな私でよかったら一緒にポイント貯めていこ!」

清純そうな麻理が…何度もポイント溜まっちゃうくらいそういうことを!?でもなぜか不思議と彼女が増し増しで可愛く見えてくるという…。

遠藤もそうだったのかは定かではありませんが、2人は抱き合い無事に仲直りできました!

地上波はここまで。

『Paravi』版のセパレートエンディングでは「進吾以外に鷺沼に騙された人物」のことについて描かれます。

地上波に散りばめられた伏線が見事に回収されるエンディングは必見です!

『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

淳之介と羽衣がパチンコ依存症の女を遠くから見ています。

お母さん…いつからこの街に?羽衣が母を眺めながらしゃがみこみます。

父さんにも知らせるか…と淳之介が難しい顔をしているところでエンディングを迎えました。

“パチンコ依存症で、若い男のファーストキスを強引に奪って、羽衣に戻る水を渡してきて、1等を4日連続で当てた女”は、なんと羽衣の失踪した母・水野和江(ふせえり)でした!

最終回前の大事な場面でめちゃくちゃ気になる展開を持ってきましたね!

父・進吾よりも独特で謎すぎる母にもう釘づけです!

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