『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話あらすじ・ネタバレ感想!羽衣がタイムリープに目覚めたきっかけとは?

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』公式ページ

『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話は、JC水野羽衣(大原櫻子)がタイムリープに目覚めたきっかけが明らかに!?

プッと笑っちゃうとんだおもしろ事件と思いきや、全然笑えない超凶悪犯が起こしたとんでもない事件だった!

秀逸なストーリー展開に舌を巻き、びしょ濡れタイムリープの細かなルールや水野家の謎だった過去が判明するスッキリ回です。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話あらすじ


今から5年前。

羽衣(大原櫻子)が高校二年の時、銭湯に大量のニラがばらまかれる事件が続いていた。

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話あらすじ

ひょんなことから淳之介(矢本悠馬)が犯人の田所(前原滉)を探し出す。

しかしこの男、宝石店で強盗、しかも指名手配の殺人犯だったのだ。

田所は駆け付けた警官をあっさり射殺。

ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話あらすじ②

淳之介に突き飛ばされ浴槽の中に落ちた羽衣は、タイムリープのチカラが覚醒。

過去に戻るが…。

そして今回は、羽衣の父・進吾(大堀こういち)が、依頼解決で大活躍!?
出典:『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』公式ページ

【ネタバレ】『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話の感想

羽衣(大原櫻子)がびしょ濡れタイムリープに目覚めたきっかけとは?

観ている限り、ずっとびしょ濡れ状態の水野羽衣(大原櫻子)が、とうとう風邪を引いてしまいます。

運良く親友のヤンさん(ヤオ・アイニン)に発見され、フェイマスまで連れ帰ってもらいました。

「この風邪…何者かに移された可能性が高い!」

羽衣の兄で、ポンコツ探偵の水野淳之介(矢本悠馬)が、かっこつけながら推理します。

「おいっ、推理シテル場合か?羽衣しょっちゅうびしょ濡れダヨ!風邪ひいて当たり前ダロ、なんでびしょ濡れナノ?」

語気超強めに、ヤンさんが淳之介に詰め寄ります。

「心配ダヨ…。羽衣、本当の友達ワタシだけダヨ。」

ヤンさんは羽衣のことを本気で心配しているのが伝わってきます。

淳之介もそれを感じ取った様で「君だけには本当のことを話してもいいかもしれないな。」と言うと、ヤンさんは「秘密守るヨ!」と曇りのない目で答えます。

ここで淳之介は「羽衣がびしょ濡れタイムリープに目覚めたきっかけとなった5年前の事件」についてを語り出します。

5年前の羽衣は高校2年生、夏の制服を着ています。

銭湯のアルバイトに呼ばれた彼女は、銭湯内の鼻につく強烈な匂いに思わず渋い顔をします。

匂いの正体は大きな浴槽いっぱいの「ニラ」。

「ちょっと目を離した隙にこれだもん。まいっちゃうよ~。」

銭湯の経営者・小林(ブール―&スカイ)は、誰かが先週からニラを敷き詰める不可解なイタズラが今回でもう4回目だと嘆きます。

淳之介のところに犯人探しを頼んでいるものの見つかる気配はありません。

お兄ちゃんに期待しない方がいいと羽衣も切り捨てます。

「まぁね、彼に優秀な助手でもいればいいんだけど。」

小林もどうやら期待していないっぽいですw

こうして羽衣は小林に頼まれ、開店までに浴槽に浮かぶ大量のニラ撤去のアルバイトをすることになりました。

第5話に登場する銭湯のオーナー小林役は、なんと『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』の脚本を書いているブルー&スカイさんです。

独特の肩の力の抜けたいい雰囲気、飄々とした佇まいと、場に溶け込みまくって自然過ぎる演技が魅力的です。

淳之介(矢本悠馬)が超ヤバい犯人・田所智也(前原滉)を確保!

「疲れたら休みながらでいいからね。」

網ですくいながらニラをかき集めていると、犯人を捕まえたとドヤ顔で淳之介がやってきました。

容疑者・田所智也(前原滉)は、自販機の下の500円玉をゲットしようと必死になっていました。

左肩に“一束のニラ”が付着していたことで犯人と推察され、通りかかった淳之介に声をかけられます。

すると田所は証拠品のニラを咄嗟に食べて隠蔽しようとします。

「貴様、何をしている!火を通してなんぼの野菜だぞ!」

淳之介が言うとおり、あまりの不味さにペッと吐き出しちゃいますw

あえなく淳之介に引きずられながら連れてこられたのでした。

「申し訳ありませんでしたぁー。」

こちらがあっけらかんとするほど素直に謝る田所でしたが、この後彼の口から衝撃過ぎる真相に、憩いの場であるはずの銭湯内の空気が一気に戦慄と化します。

この男、ただのニラ敷き詰め男ではなく、超ヤバい奴でした…。

「どうしてこんなことしたんだい?」

小林が田所に訪ねると、彼は一瞬苦悶の表情を浮かべ、予想だにしなかったことを暴露し出します。

先日、宝石店に強盗に入り盗みに失敗した時に、従業員を4人殺害してしまい、指名手配され、札幌から東京まで逃げてきたと。

思いがけない告白に辛うじて出るのは「えっ!」とか「えっ?」とかばかり。

ようやく淳之介が「冗談ですよね?」と聞くと「冗談じゃないです。」と即答されてしまいます。

銭湯に貼ってあった指名手配ポスターに田所智也が載っていたのを思い出した羽衣は発狂します。

ポスターに駆け寄ると、<田所智也 32歳 痩せ型 特徴は肩にホクロ>と。

やっぱりそこには紛れもなく田所の写真が載っていました。

「それ自分です!」まるで見つかっちゃった?と言わんばかりに軽めの反応を示す田所は、次第に恐ろしく狂気に満ちて見えてきます。

「自分はとんでもない営業妨害を…。」

小林の肩に触れながら本当にすまなそうに彼はニラ事件について謝罪します。

口を開くたびに怖さが増していきます。

耐えかねた小林と淳之介は警察を呼ぼうとします。

浴槽大量ニラ事件の真相が明らかに!

「ニラは水に流してもいいの?どうしてニラを湯船につけたのッ?しかも4回も!」

羽衣はどうしてもニラ事件の真相が気になって仕方ありません。

「風呂に入りたかったんですぅ!」

逃亡生活で臭っているのが嫌だった田所は、お風呂に入りたいと思いました。

それで肩にホクロのある彼は、ニラで見えなくなるように、4度もニラを浴槽に投げ入れたのでした。

問題の肩のホクロを見せてきますが、かなり小さくてどちらかというと肩ってより鎖骨付近w

「そんなことより、顔を隠さないと意味なくないですか?」

「冷静に考えてみればおっしゃるとおりです!」

田所は羽衣の言葉でやっと自分のミスに気づいたようです。

「この近所で指名手配の男を見つけたって通報があったんですけど。」

タイミングよく警察官がやって来ます。

淳之介たちの視線の先にいた田所を見た警察官は「あっ!」と身構えますが、スッと拳銃を出した田所に撃たれてしまいます。

そんな凶器隠し持っていたなんて知らなかった…一同はビックリです。

「失礼しました。大きな音を。お風呂は諦めますからどうか許してくれませんでしょうか?」

淡々とこう言ってきます。

「許してもらえないのか…仕方ない。」

とうとう銃口が羽衣たちに向けられます。

息を飲む展開、この後どうなる?

母の遺伝で高2の2学期に覚醒した羽衣(大原櫻子)、人生初タイムリープ!

「危ない!」淳之介はそう叫びながら、羽衣をニラ浴槽へ押し出します。

すると、びしょ濡れの羽衣は人生初のタイムリープをしてしまうのです。

戻ったのは、「疲れたら休みながらでいいからね。」の時間帯、淳之介が田所を連れてくるちょっと前でした。

少しの間は事態が把握できない羽衣でしたが「銃を持った犯人がいる」と110番通報し、田所は無事捕まって事件は一件落着します。

「気のせいだろ。時間が戻ったって、お前さ~。」

初めて打ち明けられた淳之介も信じがたいようです。

「とうとう目覚めたか」と父・進吾(大堀こういち)は現実離れした話と言って、羽衣の祖母もお母さんも同じ不思議なチカラを持っていたと語ります。

「高2の2学期になると覚醒するそうだ。びしょ濡れになることで過去に戻る、タイムリープする力がな。」

進吾も結婚する前にこの話を聞いたときは、もう羽衣の母の力は消えていて、聞いたときは半信半疑だったそうです。

羽衣は直接お母さんにその話を聞きたいと思います。

夕飯の買い物に出かけた母を追って、兄と一緒に街に出かけていきます。

❶ただのご近所の石塚さんの証言

「今までずーっと黙ってたんだけどねぇ。水野さん家のタイムリープの力って、男の子には遺伝しないんだって!」

❷ショッピングモールでおつりを渡しに来た初対面の店員(四千頭身・後藤拓実)の証言

「おつりついでに言うのもアレなんですけど、今までずっと黙ってたことあって。お客様のチカラ、他人の手によってびしょ濡れにされると過去に戻って、自分の手によってびしょ濡れになると現在に戻ってくる特徴があるらしいっす!」

初対面だからこそ言えたことですと貫き通す感じで、こんな大事なことを言ってきましたw

❸警察に連行されたはずの田所智也の証言
田所は連行中警察を振り切っていたらしく、いきなり現れて追ってきた警察官に発砲、警察官が倒れます。

「あっそういえば、びしょ濡れになって過去に戻っても死んでしまった人間を助けるとかはできないみたいです。」

よく見ると、倒れているのは銭湯に来て撃たれてしまった警察官と同じ人物。

どうやら、生死に関わる運命は変えられないということのようです。

「他にもぉ、大きく過去を変えるとか基本的に許されないそうです。それが“掟”らしくて!」

誰が作った掟なんだ?

矢継ぎ早に質問する淳之介を無視して田所は続けます。

「それと、なんだかふたりのお母さん失踪したみたいです!」

ここにいたらヤバい、そう言って田所は去って行きました。

水野家に全然関わりのない3人から明かされる秘密、面白い演出に見入ってしまいました!

風邪のときの家定番って何ですか?水野家は母カレー

<今までどうもありがとう ごめんなさい 和江>

家に帰ると荷物は全部なく、母がメモを書き残していなくなっていました。

「アイツは自分と同じ特殊能力が、いつか娘にも覚醒するんじゃないかって心配してたよ…。」

父が言うには、母はチカラのせいでずいぶん辛い目に遭ったらしいのです。

羽衣は「私のせいでお母さんは責任を感じて…。」と激しく動揺し、母を引き留めるために過去に戻るべく淳之介に水をかけてくれるように頼みます。

ですが、一瞬手前の過去に戻るだけで、戻りたい過去にタイムリープすることは叶いませんでした。

それでお金がなかった水野家は、3人でラブホに住むことにしたのでした。

この場面、3回以上連続でびしょ濡れにされた羽衣と、何度もかけ続ける淳之介の兄妹のアドリブコントのようなやりとりが最高に可愛いんです。

本当の兄弟みたいにはしゃぐ様子にほっこりします。

シーンは現代に戻り、風邪を引いて寝込んでいた羽衣が「お兄ちゃん、お腹空いたかも。」と起き出してきました。

風邪を引いた時の水野家定番は“母カレー”だったそうで、兄妹で母のカレーを懐かしみます。

今回は兄のカレーでしたが、羽衣に一口ずつ食べさせてあげる仲の良さに温かい気持ちになりました。

本当に水野家の母はどこに行っちゃったのでしょうか。

父・進吾(大堀こういち)が200万の報酬をネコババする!

途中まで、淳之介の話を真面目に聞いていたヤンさんは、あまりにもぶっ飛びすぎている話で信じられないようです。

「ナンだ?ニラでホクロ隠す殺人犯って?そんなデタラメ信じられるか!」

もう時間の無駄とばかりに「一寸光陰 一寸金!」と、日本語で“時は金なり”と同じ意味の中国語を言います。

とうとう飽きてしまった感じで、ヤンさんはながら聞きをしながら“赤べこ”を作る内職をし始めてしまいます。

最終的に気がついたら爆睡していたヤンさんは、どこまで聞いていたのか分かりません。

そして、淳之介の話を信じてくれたのかが気になります。

もう1つ気になると言えば、羽衣が解決できず風邪を引いた原因となった依頼人A(しりあがり寿)の「人間はなぜ憎しみあうのか?」について解明してほしいという依頼内容。

そりゃ風邪引くわ…と思っちゃう難問ですよね。

この依頼は、父・進吾が引き受けました。

「納得できない説明だったら、料金は払わない約束です。」

依頼人から、ちょっとやそっとの手前味噌の答えじゃ許さないよっていうオーラがビシビシと出ています。

しかし、進吾が話しはじめると、疑ってる雰囲気だった彼が次第に前のめりになり「そういうことだったのか!大変よくわかりました。」と200万ポンッと支払っていきます。

ニヤニヤと札束を懐に入れ「また何かありましたらフェイマス探偵社へ。」と言う進吾は、報酬を独り占めするのでした。

『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ずっと気になっていた羽衣の能力についてや、タイムリープのルールがコミカルに分かりやすく理解できるという凄いストーリー内容でした。

第4話までの疑問がちょっと晴れて、また気になって興味をそそられる部分がでてきました。

善or悪?と謎だらけの父・進吾。

羽衣の秘密のチカラを知ったヤンさん。

そして失踪した母…主人公を取り巻く人間が面白くなってきましたね!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回第6話も続けて読む▼