映画『スーサイド・スクワッド』で鮮烈なデビューを飾った犯罪王ジョーカーの狂える恋人ハーレイ・クインがスクリーンに復活します。
演じるのは引き続きマーゴット・ロビー、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でオスカーノミネートもされた彼女が今作ではプロデューサーとしても名前を連ねています。
監督のキャシー・ヤンはデビュー作『Dead Pigs』で2018年のサンダンス映画祭審査員特別賞を受賞、そして本作への抜擢でアジア系としては初のアメコミ映画を手掛けることになりました。
共演は極悪ヴィランのブラックマスクにユアン・マクレガー、女暗殺者ハントレスを『ジェミニマン』のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、必殺のキャナリークライを誇るブラック・キャナリーにジャーニー・スモレット=ベル、はぐれ者女性刑事のレニー・モントーヤにロージー・ペレス、カギを握る少女カサンドラ・ケインにエラ・ジェイ・バスコ。
村松 健太郎
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目次
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』作品情報
作品名 | 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』 |
公開日 | 2020年3月20日 |
上映時間 | 109分 |
監督 | キャシー・ヤン |
脚本 | クリスティーナ・ホドソン |
製作 | マーゴット・ロビー デビッド・エアー |
出演者 | マーゴット・ロビー ユアン・マクレガー メアリー・エリザベス・ウィンステッド ジャーニー・スモレット=ベル ロージー・ペレス エラ・ジェイ・バスコ |
音楽 | ダニエル・ペンバートン |
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』あらすじ
犯罪王ジョーカーのカウンセリングを担当していたカウンセラーのハーリーン・クインゼル(マーゴット・ロビー)はジョーカーに魅入られて闇落ち、ハーレイ・クインとなってジョーカーと極悪カップルとなります。
ところがある時、ハーレイ・クインはジョーカーと破局してしまいます。
傷心のハーレイ・クインですが、そのことを公にしようとしません。
彼女のバックにジョーカーがいると思っているからこそゴッサムシティの輩たちもハーレイ・クインの暴挙に誰も文句を言えなかったのです。
ところが、破局が公になると、ハーレイ・クインにいいように振り回され来た人間たちが一気に襲い掛かります。
その中にはジョーカーの不在をチャンスと見てゴッサムシティで勢力を拡大を目論んでいるブラックマスクことローマン・シオニス(ユアン・マクレガー)もいました。
一方でゴッサムシティでは謎の女暗殺者ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)がギャング狩りとして暗躍、ゴッサム市警のはぐれ者レニー・モントーヤ(ロージー・ペレス)は単独で捜査を進めますが、周りからの妨害にあってしまいます。
ブラックマスクの経営するクラブの歌手ダイアナ・ランス(ジャーニー・スモレット=ベル)ことブラック・キャナリーは、顔なじみの少女カサンドラ・ケイン(エラ・ジェイ・バスコ)がブラックマスクが追うダイヤモンドをスリ盗ったことを知ると彼女の保護をレニー・モントーヤに極秘に依頼しますが、時すでに遅くゴッサム市警に刺客が急襲します。
なんと、その刺客こそハーレイ・クインでした。
ハーレイ・クインは自分を助けることの引換えにブラックマスクと取引してカサンドラ・ケインを市警から誘拐しに来たのでした。
ところが、ブラックマスクはハーレイ・クイン以外にも刺客を放っていました。
ハーレイ・クインは自分がカサンドラ・ケインを連れていかないと自分の命が危ないことから、事の流れで他の刺客からカサンドラを守る展開になります。
自分との約束を守らず、妨害にも似た行動をしてくるブラックマスクにハーレイ・クインは怒りを募らせます。
自分の捜査を進められないレニー・モントーヤ。
ブラックマスクの手段を選ばない残虐さに嫌気がさしたブラック・キャナリー。
ギャング狩りを進めるハントレス。
全く立場の違ったヒロインたちが即席のチームを結成、ブラックマスクからの刺客との対決に挑みます。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』主要キャスト
マーゴット・ロビー / 役:ハーレイ・クイン
ゴッサムシティの犯罪王の恋人。
失恋を機にダイヤモンドを巡る騒動に巻き込まれていきます。
ユアン・マクレガー / 役:ブラックマスク
表の顔はクラブ経営などをしている実業家のローマン・シオニス。
裏の顔は黒い仮面を被った残虐な男ブラックマスクです。
メアリー・エリザベス・ウィンステッド / 役:ハントレス
マフィア一家に生まれクロスボウガンを片手にギャング狩りを続ける暗殺者。
人に言えない過去があります。
ジャーニー・スモレット=ベル / 役:ブラック・キャナリー
ブラックマスクが経営するクラブの専属歌手で、長江音波の歌声を出せる特殊能力の持ち主。
ロージー・ペレス / 役:レニー・モントーヤ
正義感が強いものの自分の流儀を貫くがゆえに出世に無縁のゴッサム市警の女刑事。
エラ・ジェイ・バスコ/役:カサンドラ・ケイン
ストリートでスリを繰り返すアジア系の少女。
いわくつきダイヤモンドをスリ盗ったことから追われる身になってしまいます。
「BIRDS OF PREY=バーズ・オブ・プレイ」とは?
原作コミックにおいての「BIRDS OF PREY=バーズ・オブ・プレイ」とはあのゴードン刑事でかつてはバットガールとして活躍していたバーバラ・ゴードンがジョーカーの凶弾を受けて半身不随になったことから結成したヒロインたちによる自警団で、メンバニーはブラック・キャナリーやハントレスがいます。
村松 健太郎
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』はハーレイ・クインを主役にした物語なのでバットガールは登場しませんが、映画のラストではレニー・モントーヤ、ハントレス、ブラック・キャナリーによるBIRDS OF PREY=バーズ・オブ・プレイの結成が語られます。
今後の展開は?
今回はハーレイ・クインの自立とゴッサムシティの自警組織「BIRDS OF PREY=バーズ・オブ・プレイ」が結成されるまでを描いています。
DCコミックの映画はDCEU(=DCエクステンデット・ユニバース)という枠組みの中で展開されていますが、最近は個々の作品の独立性を出す方向に切り替えてマーベルコミック作品との差別化を図っています。
その中であの『ジョーカー』も誕生したわけですが、本作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』もかなり余白を感じさせる構造の映画になっています。
村松 健太郎
ドラマ『ARROW/アロー』の世界との繋がりは?
DCコミックのドラマ化作品としては一大ユニバース“アローバース”を形成した『ARROW/アロー』があります。
この『ARROW/アロー』の準レギュラーとしてブラック・キャナリーが登場しています。
ドラマと映画は全く別物と言う感じのDCコミック原作作品でしたが、『ARROW/アロー』のファイナルシーズンを飾った超大型クロスオーバーイベント『クライシス・オン・インフィニット・アース』では、これまでも同列の世界とされてきた『SUPPERGIRL/スーパーガール』『THE FLASH/フラッシュ』などに加えて、別世界の作品と思われてきたティム・バートン監督版『バットマン』や『スーパーマン・リターンズ』まで取り込むという大技を使ってきました。
さらに!!サプライズで『ジャスティス・リーグ』などに登場した映画のフラッシュがドラマのフラッシュと共演までしてきました。
村松 健太郎
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』まとめ
悪カワ #ハーレイクイン が
極悪 #ブラックマスク の一味から
<<少 女 を 守 る…⁉️>>少女が盗んだ謎のダイヤに
隠された “ヒミツ” とは…??クレイジーなハーレイの
意外な一面にも注目です✨3月20日(金)公開
映画『#ハーレイクイン覚醒』 pic.twitter.com/2gLBgXJzZx— DC公式 (@dc_jp) March 13, 2020
以上、ここまで『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』について紹介してきました。
3月20日の公開までハーレイ・クインのド派手な活躍を楽しみに待ちましょう!
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