『A3! SEASON SPRING & SUMMER』第4話あらすじ・ネタバレ感想!仲間であり、家族であるメンバーたち

『A3! SEASON SPRING & SUMMER』第4話

出典:『A3! SEASON SPRING & SUMMER』公式ページ

旗揚げ公演に向け、メンバーの結束力が高まった春組。

順調と思われるも、至の突然の退団宣言や演出をめぐるいざこざが勃発します。

田中泉

放送再開後の第4話は至の退団宣言、咲也の過去と盛り沢山な内容でした。

エチュードや話し合いの結果、至の退団については旗揚げ公演後、『ロミオとジュリアス』では殺陣を取り入れることに。

「家族」や「居場所」がキーワードとなった第4話の内容を追っていきましょう。

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『A3! SEASON SPRING & SUMMER』前回第3話のあらすじと振り返り

『ロミオとジュリアス』台本の読み合わせが始まり、ついに本格的な稽古が始まったMANKAIカンパニーの春組。

メンバー内の実力の差から雰囲気がギクシャクし、初代春組メンバーの雄三からは厳しい指導を受けます。

雄三さんのスパルタ指導は正しいからこそ、メンバーにとっても耳が痛いものばかりでした。

咲也の「舞台の上で寝る」という提案から、改めてメンバーの団結力が高まった矢先、至から電話を受けたいづみ。

そこではなんと、至から「退団したい」との申し出があるのでした。

【ネタバレ】『A3! SEASON SPRING & SUMMER』第4話あらすじ・感想

衣装や大道具担当が決まる中、至は春組メンバーに退団することを伝えます。

後日、家族を題材にしたエチュードを通し「演技で本気にさせる」と宣言した咲也の言葉を受け、一旦は至の退団は見送りとなります。

稽古を見た雄三は、クライマックスを盛り上げようと殺陣を入れることを提案。

しかし、咲也の負担が増え、一度は「殺陣を外す」「主役を交代させる」ことも検討されます。

咲也のひたむきな姿と演技を志した話を聞いたいづみは、それでも咲也を信じるのでした。

衣装係と大道具係は個性豊か!

公演の衣装係に応募してきたのは、中学3年生の瑠璃川幸でした。

中学生であるものの、幸はネットで自作の服を販売していたりと、衣装作りの実力はありそうです。

田中泉

オープニングにも登場している幸は、夏組としてMANKAIカンパニーにも関わってくるようですね。

女の子の格好をしていて、顔もかわいいのに「インチキエリート」「村人C」と悪口にも思えるあだ名をつけていく幸は、公演に向け衣装作りをスタートさせていきます。

同時に、支配人は以前よりMANKAIカンパニーの大道具担当だったという鉄郎を紹介します。

大柄で全く言葉を発しない鉄郎でしたが、なぜか支配人とは意思疎通ができている様子。

衣装と大道具担当が決まり、演技以外の面でも舞台作りが進んでいることがわかりました。

至を引き止めるためのエチュード

第3話の最後に退団の意向を示した至は、もともとMANKAIカンパニーの寮に入ることで、浮いた家賃と食費をゲームに注ぎ込むことが目的だったと話します。

演技に対する熱量の差を理由に、「早い段階で辞めれば代わりの人を探せるのではないか」と考えていた至でしたが、咲也やいづみの説得により「もう少し考える時間を欲しい」と伝えるのでした。

そんなある日、会社に行こうと玄関にいた至。

そこに突如として「お父さん!」と呼びかけた咲也を筆頭に、真澄や綴も演技を始めます。

田中泉

突然のエチュードにびっくりしましたが、春組らしいやり方ですね。

「酒癖もギャンブル癖が悪いところも知ってるから!」といった散々な設定、いづみの服を着てメイクをしたシトロンの姿に笑ってしまった至は、咲也の「これからもお父さんと一緒に暮らしたいよ!」というセリフにハッとします。

咲也はゲームには本気になれる至を、演技でも本気にさせると宣言。

至もそれを承諾し、一旦は公演まで退団は流れることとなりました。

「ロミオ」という居場所

一度は厳しい指導を受けるも、雄三からは演技を褒められる春組メンバー。

短い時間の中での努力を評価するも、いまいち盛り上がりに欠けることを指摘されます。

クライマックスの演出として、殺陣の練習が始まった咲也と真澄でしたが、咲也には疲労の色が。

高校生活の傍ら、初公演の座長として朝練もしている状態は、いづみから「オーバーワーク」だと指摘されます。

夜もひとりで殺陣の練習を続け、朝練も続けようとする咲也に対し、いづみは殺陣を外すことを提案。

真澄も「ロミオ役を交代すればいい」と言い出しますが、咲也は拒否するのでした。

その晩、いづみは眠れないという咲也から寮の中庭で過去を打ち明けられます。

親戚に預けられていた彼は、打ち解けようと努力するもうまくいかずに親戚中を転々としていました。

「人間関係は相手があってこそだから原因は咲也にあるわけではない」と話すいづみに対し、咲也は「ようやくもらったロミオ役という居場所を失いたくない」と返します。

咲也は小学生の頃、学校で演劇を見ていたときに火災報知器が鳴るというアクシデントに遭遇していました。

パニックになりかけていた小学生たちに、海賊の役を演じていた役者が誘導を始めた姿を見て、咲也は演技を志したと言います。

田中泉

第1話でも言っていた「show must go on」(何があっても劇は止まらない)がここに繋がってくるんですね。

殺陣も主役も諦められない咲也に、「頑張ってみて」と見守ることを決めたいづみ。

そんなふたりの様子を、真澄とシトロンは近くで見ているのでした。

田中泉

努力家でまっすぐな咲也は見てて応援したくなります。このまま頑張って欲しい!

『A3! SEASON SPRING & SUMMER』第4話まとめ

「家族」というキーワードが印象的だった第4話。

最後に「これから知っていくよ、お互いに」というシトロンの言葉通り、春組メンバーはそれぞれのことを理解していくのかもしれません。

まだまだ前途多難な春組ですが、家族のような関係性であれば、きっとどんな困難も乗り越えられるでしょう。

そして、至の退団騒動も見送りになって良かったです。

「演技にも本気にさせてみせる」という咲也の宣言通り、ゲームのように本気になってくれるかどうかも非常に気になるポイントですね。

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