『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話あらすじ・ネタバレ感想!神帝の正体は予想通りのあの人

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話ネタバレ感想と解説!

出典:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』公式ページ

前回第23話で、たくやは記憶を失い洗脳されたユーノに襲われていましたが、ユーノの記憶は装置によって封じられていただけなので、装置を壊したことですぐに戻りました。

ようやくユーノを取り戻したたくやでしたが、セーレスの仇である神帝に襲い掛かります。ぶん殴るだけじゃなかったんですね(笑)

結局、正体を現した神帝は義母の亜由美さんだったり、地球とデラ=グラントを救うためにユーノの犠牲が必要だったりと、かなりドラマチックな秘密が明かされました。

世界の運命と最愛の娘の命。どっちを選ぶの?

主人公であるたくやに、この究極の二択を突きつけるための壮大で膨大な前振り。

さて、たくやはどういった結論を出すのでしょうか。

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『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話あらすじ

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話「デラ=グラントの真実」あらすじ①

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話「デラ=グラントの真実」あらすじ②

仮面の女を振り切り、地下牢を進むたくや達であったが、地下牢には龍蔵寺が拘束されていた。

龍蔵寺はたくやにある取引を持ちかけてくる。

そしてついに神帝のもとにたどりついたたくやであったが、そこで神帝の意外な正体を知ることになる…

アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話「デラ=グラントの真実」あらすじ③出典:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』公式ページ

【ネタバレ】『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話の感想

アニメオリジナルキャラ

結城似のカーツと豊富似のデオ。

アニメオリジナルのキャラクターである彼らは、制作者の遊び心でちょっと出しただけかと思っていたのですが、なんだかんだずっと出ていますね。

採掘場脱出の際にも活躍していましたし、けっこう意外でした。

デオは元のキャラがキャラなので、どこかで裏切るかと思っていたのですが…。

どうやらこっちの世界では、真面目にレジスタンスをやっているみたいですね(笑)

龍蔵寺りゅうぞうじ=A級次元犯罪者

第13話以来の登場となるA級次元犯罪者こと龍蔵寺。

思念体を封じる装置によって幽閉されていました。

そして、そこに颯爽と登場する絵里子先生。

A級次元犯罪者はすでにチェックメイトの状態でした。

オープニングアニメでラスボス感がありありだったので嫌な予感しかしませんでしたが、予想通りカーツとデオに催眠をかけて窮地を脱出します。

絵里子先生もたくやも、龍蔵寺が催眠能力があることを忘れていたんですね。

相変わらず、肝心なところが抜けています(笑)

サラ再登場

和風メイドの恰好で登場したのは、第20話でたくやを嵌めて採掘場送りにしたサラ。

相変わらず、独特の声をしています。

アマンダと知り合いだったようで協力してくれましたが、どういう立ち位置なのかいまいち分かりませんでした。

調べてみると、どうやらサラに関しては原作とアニメで立ち位置が違う模様。

原作ではたくやたちを嵌めたりもしていなかったみたいですね。

心を失ったユーノ

毛布も何もなく、裸で石の台座の上で寝ていたユーノ。

この台座が洗脳装置だったようで、たくやとユーノの争いの中で偶然停止して、ユーノは心と記憶を取り戻します。

心を失っていても、クンクンのスカーフを見せて正面から説得すれば大丈夫。やっぱダメでした。

てもでも、ユーノの中にはセーレスがいる。彼女に呼びかければ大丈夫!やっぱダメでした。

でもユーノの剣が偶然装置を壊せば、今度こそは大丈夫でした。

伏線と伏線が絡み合う濃密な物語の中にあって、こういう重要な場面で偶然に頼っちゃうのはどうなんでしょうか。

これまでの説得やユーノの中のセーレスが、ユーノの剣を狂わせた、と解釈すべきなんでしょうか。

だったら、たくやに剣を突き立てる瞬間に、クンクンとの思い出やセーレスの画を少し挿入するだけで飲み込みが全く違うんですけどね。

楽に感動を作れるシーンだっただけに、もったいなかったです。

関係ないですが、小澤亜李さんの低い声がかっこよかった!

神帝の正体

声は変えていましたが、髪の色とかで割と分かっていた人も多いのではないでしょうか。

仮面を外した新艇の正体は、たくやの義母である有馬 亜由美ありま あゆみでした。

亜由美さんは、第1話での剣ノ岬での落雷で、龍蔵寺=A級次元犯罪者と共にデラ=グラントへ飛ばされてしまっていたようです。

デラ=グラントを支配しようとする龍蔵寺をグランドマザーを使って幽閉したり、神帝となって帝都を管理したりと、亜由美さんかなり頑張っていたみたいですね。

ただ、セーレスを死なせてしまったことは「部下の暴走だ」と詫びたけど、記憶を奪ったユーノに人殺しをさせていたことは、どう言い訳するのでしょう。

たくやとユーノの関係も知っていたわけですよね。

巫女として機能させるために記憶を奪うのは理解できますが、騎士にして人殺しをさせ続けていたのは納得がいく理由が必要な気がします。

地球とデラ=グラント

デラ=グラントは、かつて隕石衝突の危機にあった地球の一部を別次元に移した世界でした。

  • 人工植物による酸素供給システム
  • 核融合を続ける人工太陽メルギオ
  • ボーダーの怪物は人体改造の失敗作
  • 超念石なしでは生きられない体
  • 幼年期を短く青年期が長くなるよう進化した人類

異世界の作り方とでもいうべき、AIのアイちゃんによる歴史解説。

人工太陽メルギオ。名前がかっこいいですねぇ。

ユーノの成長の秘密

ユーノが1年で4歳分も年を取ったのは、過酷な環境に適応するために力強く活動できる青年期を長くした結果でした。

物語のためのご都合主義じゃなかったのですね。

さすがに名作SF、不思議な設定には裏づけがあります。

過酷な環境に適応するための進化であったのなら、この世界の人間はすべて幼少期が短く青年期が長いということですね。

アマンダや神奈の不老の秘密にもつながる話でした。

世界とユーノ

デラ=グラントを地球から分離し、次元浮遊大陸にした科学者の実行リーダーのグランティア。

データ化されたグランティアの意識が、浮遊大陸指令を制御するための統合コンピューター「グランドマザー」。

このグランティアの意識を投影しシンクロできる媒体、それが巫女。

巫女は、グランドマザーが選び出し、身体機能を一つ停止し、シンクロしやすくした人間の女性。

400年周期で接近するデラ=グラントと地球。

近づきすぎると、事象衝突が起こり、デラ=グラントも地球も滅びる。

これを回避するためには儀式を行い、巫女にグランティアの意識を移し、デラ=グラントを制御する必要がある。

ただし、儀式が成功しても巫女は犠牲になる。

つまり、ユーノが犠牲になることで世界が救われる。

一人の犠牲でたくさんの命が救われる。

他人であればともかく、最愛の娘だったらやり切れませんね。

自分が変わってあげることもできませんし、厳しいですね。

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第24話まとめ

要点まとめ
  • 神帝の正体
  • 地球とデラ=グラントの関係
  • 世界とユーノ

次回のサブタイトルが「約束の儀式」。

儀式やるんでしょうか?ユーノの運命は?

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