東京オリンピックに向け、自宅にテレビを設置するなどの準備を進める音(二階堂ふみ)ですが、裕一(窪田正孝)がなかなか曲を書き出さないことで不安が募り始めます。
木枯(野田洋次郎)にこのことを相談すると、彼は裕一ならこう思うのでは?ということを口にします。
その答えは正しく、裕一の中ではオリンピックの曲を作ることの喜びと共にある問題を抱えていたのです。
一体その問題とは?
そして、オリンピックが終わったその先には、裕一の音楽人生をまたも揺るがすものが…。
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目次
『エール』前回最終週117話のあらすじと振り返り
アキラ(宮沢氷魚)と華(古川琴音)、それぞれの想いを聞き、互いに思いやっていることを認め、結婚を前提とした交際を許した裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)。
結婚式ではロカビリーで盛り上がり、裕一の華への想いを告げるスピーチが終われば、音も華も涙を流さずにはいられませんでした。
それから5年の月日が経った頃、裕一の元には日本政府の人間がやってきます。
なんと来る東京オリンピックのオープニングの依頼が裕一の元に…。
一世一代の大仕事に喜ぶ裕一ですが、それから一向に曲を作り出さないことに、大丈夫なのだろうかと、音は不安な気持ちになるのでした。
【ネタバレ】『エール』最終週118話あらすじ・感想
なかなか曲を書き出さない裕一(窪田正孝)に音(二階堂ふみ)は不安を抱き、木枯(野田洋次郎)に相談する
オリンピック開催に向け、自宅にテレビを設置する古山家。
これで準備はできたと裕一(窪田正孝)は喜んでいますが、音(二階堂ふみ)は不安を抱きます。
「曲はどうですか?」
他の仕事があるからまだだというも、オリンピックまであと1年。
本当に大丈夫だろうかと不安になっていたのです。
しかし裕一は自信満々に「大丈夫。ちゃんとここにあるから」と頭を指して音に言います。
不安がぬぐえない音は、東京五輪音頭を発表した木枯(野田洋次郎)を喫茶・バンブーに呼び、お祝いの言葉と共に裕一のことを相談しました。
裕一の様子を聞かれ、大丈夫と言っていることを話すと、木枯は「じゃあ大丈夫だろう」と話します。
大丈夫ならどうして書かないのだろうという疑問をぶつけると、木枯は音楽家は曲を生みだしたらその作品は自分の中から消えてしまうと言い出しました。
今の裕一はきっと、自分の中で楽しんでいる状況。
いい気分を終わらせちゃうのはもったいない。もしくは最後のピースを探しているのではと、木枯は自身が予測する裕一の心中を語るのでした。
KAMUI
最後のピースをついに見つけた裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)と共にオリンピックの舞台へ…
一方裕一は、鉄男(中村蒼)と共にジャイアンツの応援歌を作って熱唱。
なかなか良い曲ができたと思う2人は、これで巨人は無敵になると盛り上がります。
話の流れはオリンピックに。
藤堂(森山直太朗)にも聞かせたかったと話すと、当日は自分がラジオを持って墓参りをすると鉄男は約束をしてくれました。
そうこうしていると音が木枯を連れて帰宅。
その日の夜は鉄男のおでんを4人で囲み、さらには久志(山崎育三郎)と藤丸(井上希美)も呼びさらにどんちゃん騒ぎを続けます。
裕一が作曲した「高原列車は行く」を皆で肩を組んで熱唱。
最後は裕一の書斎でみんなで雑魚寝をして宴会は終わりました。
この光景を眺めて微笑む裕一と音。
裕一は音に、木枯に相談したらなんて言われたと聞きます。
今、裕一がオリンピックの曲を書かないのは産む楽しみを大事にしているのか、それとも最後のピースが足りないからなのか…木枯がそう言っていたと聞いた裕一は、さすが木枯くんと呟きました。
日本で行われるからと、オリンピックの曲を日本古来からの曲にこだわったりただのマーチにしたくないと思っていた裕一。
普遍的で世界中の人に喜んでもらえるものにしたいと、ずっと考えていたのです。
しかし、その答えが今目の前にあると言い出す裕一。
彼が求めていたのは雑魚寝しているみんなの「醜態」だと言います。
いつまでも、出会った頃のように騒げるのは、これ以上ない幸せ。
人と人との繋がりは尊いなと、裕一は音に語るのでした。
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そして1964年10月10日。
心の準備ができずに逃げ回り、トイレにこもる裕一を音が引きずりだしますが、会場前までまだ裕一はごね続けます。
しかし、長崎出身の警備員の熱い想いを聞いて、ついに裕一は表舞台へ。
裕一の家では御手洗(古川雄大)や喫茶・バンブーの2人をはじめ多くの人が、実家では浩二(佐久本宝)とまき子(志田未来)と子供たちが、この様子をテレビを通して目にするのでした。
そして鉄男は、裕一との約束通り、ラジオを持って藤堂の墓へ…。
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裕一の曲は世界中の人を感動させ、希望を膨らませる曲だと言われて裕一はホッと一息。
そんな夫に「最高でした」と言って、音は彼を抱きしめるのでした。
裕一(窪田正孝)が第一線を退き、音(二階堂ふみ)がガンを患い闘病する中、新たな人物が…
オリンピックが終わってからも裕一は二郎(北村有起哉)と共に10年をかけて多くの曲を作曲。
次はオペラを作るから待ってろと言われ、期待に胸を膨らませていた矢先のことです。
執筆を終えて立ち上がり歩くも、間もなくしてピタリと立ち止まった二郎。
手から落ちていく原稿と共に倒れ、二郎はそのまま帰らぬ人となってしまいました。
それからも裕一は他の人に依頼されて仕事に取り組みますが、情熱が戻ってこないことを理由に、第一線を退くことにします。
さらにその5年後、音が乳がんを患い闘病生活を送ることに。
苦しむ彼女と共にアルバムを眺める裕一。
彼女がこの写真が好きと言って指したのは、自分と裕一、そして華の家族を共に映した写真。
裕一はそうだねと一緒に微笑みながら、時折苦しむ音を心配します。
そしてこのタイミングで古山家をお客さんが来訪。
帰ってもらおうかと裕一は言いますが、「せっかく訪ねて来て下さったのに失礼です」と音が言うので通すことに。
やって来たのは広松寛治(松本大輝)と名乗る青年でした。
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『エール』最終週119話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
いよいよオリンピック当日!🏅🏆
開会式をみんなで見守ります!!🎌#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#中村蒼#松井玲奈#古川琴音#仲里依紗#野間口徹#古川雄大#奥野瑛太#宮沢氷魚#塚尾桜雅 pic.twitter.com/hZ6MgVENLh
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) November 25, 2020
オリンピックという大きな山場を乗り越えた裕一でしたが、年には敵いませんね。
二郎は倒れ、音は闘病生活。
一気に老いてしまいました。
そんな中現れたこの広松という青年はいったい何者なのでしょうか。
朝ドラ『エール』もどうやら次回で最終回。
裕一は明日何を思うのか、そしてこの物語はどんなエンディングを迎えるのか、しっかりと見届けていきたいです。
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