音(二階堂ふみ)からお見合いの話を持ちかけられた華(古川琴音)でしたが、相手は自分で見つけると言って突っぱねます。
部屋に戻った華は、タンスから新品のネクタイを取り出し、渉(伊藤あさひ)との過去を思い出します。
病院に行けばアキラ(宮沢氷魚)にイライラする日々の中、同僚からの言葉にショックを受けた華は自分を変えようと決意することに…。
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目次
『エール』前回第23週112話のあらすじと振り返り
看護婦になるという夢を叶えるも、家と病院の往復を繰り返す華(古川琴音)。
そんな娘が恋をしている雰囲気がないと、音(二階堂ふみ)は不安を抱き、吟(松井玲奈)に頼んで、お見合い写真を集めることに。
そのころ、裕一(窪田正孝)は、二郎(北村有起哉)からラジオドラマをやめて、ミュージカルやオペラなどの舞台を作ろうと誘われます。
舞台のための音楽を作る、それは裕一からのかねてからの夢。
ついに自分の作りたい曲を作ることができると分かると、裕一は嬉しさで舞い上がるのでした。
24歳になっても恋愛などする気がない華は、骨折で入院してきたロカビリー歌手・アキラ(宮沢氷魚)の担当に抜擢されます。
いい印象を持っていない相手の看護は嫌だと思いつつ、ツンとした態度で接していると「イラついてるとお肌に悪いよ」と言われ、華はさらに苛立ちます。
しかし、家に帰り、アキラに言われた言葉が気になる華は、密かに手鏡に自分の顔を映すのでした。
【ネタバレ】『エール』第23週113話あらすじ・感想
部屋に隠された新品のネクタイに、華(古川琴音)が恋を遠ざける理由が
音(二階堂ふみ)からお見合いの話を持ちかけられる華(古川琴音)。
相手は証券マンでいい人だと言われますが、相手は自分で見つけると言い、華は自室に戻っていきました。
タンスの奥から取り出したのは新品のネクタイ。
すると華は、渉(伊藤あさひ)との過去を思い出します。
お付き合いをしていた華と渉。
プロ野球選手になる夢を追いかけていた彼はその夢破れて意気消沈していました。
就職先が決まると、華は元気を出してもらおうと渉にネクタイをプレゼントします。
しかしこの時の渉は絶望の淵に立たされている状況。
華は夢を諦めないでと言いますが、渉としてはいっそのこと、サラリーマンでも楽しいことはあると言ってほしかったのです。
華はいい人だが重いと感じた渉は、「別れよう」と言ってネクタイを突き返し、彼女の元を去って行ったのでした。
KAMUI
アキラ(宮沢氷魚)の言動にまた苛立つ華(古川琴音)
いつものようにアキラ(宮沢氷魚)に笑顔は見せつつも塩対応をしていく華。
「もっと気楽に楽しんで仕事をしたら?」と言われますが、命を預かる仕事なのでそんなことはできないと返します。
「患者は辛くて重い気持ちを抱えている」「君たちまで一緒に重くなったら辛い」と言われ、華はその「重い」という言葉が引っかかります。
そしてある日、アキラが患者さんたちを前にギターで弾き語りを始め、それが院内に響き渡ります。
静かにするようにと華は怒りを露わにして彼の元にやってくるのですが、それは同室の患者さんの誕生日を祝うための音楽。
みんなが楽しそうにしていた空間を壊してしまったと察した華は、今後は控えるようにとだけ言って去っていきました。
二郎(北村有起哉)、裕一(窪田正孝)、重森(板垣瑞生)、それぞれの新たな一歩
ラジオドラマを作ることをやめた二郎(北村有起哉)と裕一(窪田正孝)。
そのため、2人はNHKを去ることに…。
一緒に作品を作っていた重森(板垣瑞生)に別れを告げると、2人はスタジオを後にします。
1人取り残された重森でしたが、初田(持田将史)に誘われ、ドラマを作ろうという話になりました。
過去に自分は初田を裏切ったのにどうして…この問いに初田は「過去は過去」とあっさり返します。
この言葉のおかげで重森はまた新しい番組制作に励むのでした。
その後、大きなエンターテイメント会社の重役に抜擢された二郎は、ミュージカルの台本を書き上げると、さっそく裕一を事務所に呼び、第1回公演の「恋すれど恋すれど物語」の台本を見せます。
そこに綴られていたのは、喜劇界の大物役者たちの名前。
今までとスケールが違うと言われ、裕一の心はさらに踊ります。
今回はオーケストラの楽譜を書くことになる裕一。
そこで彼は、32段の楽譜を注文して製作します。
西洋音楽にも使われる段数をついに自分も使うことになるかと思うと、裕一は声を殺して喜ぶのでした。
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不安ばかりの音(二階堂ふみ)は御手洗(古川雄大)の占いを受ける
裕一と華のことを占ってもらおうと、御手洗(古川雄大)の元を訪れる音。
カード占いの結果、裕一の仕事はさらに順調に、華には運命の出会いがあると出ました。
そんな様子が全くないと音は訴えますが、御手洗は優しく「大丈夫」と言ってなだめます。
そして、彼は「もうすでに出会っている」と続けます。
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同僚・榎木(佐藤玲)の言葉で、自分を変えると決意する華(古川琴音)
アキラが作り上げていた和気藹々とした雰囲気を壊してしまったことで、華は看護婦の詰所で肩を落とし、ため息をつきます。
そこに同僚の榎木(佐藤玲)が華を慰めに登場。
華が自分って重いのだろうかと相談すると、榎木は真面目で重いかもしれないけれど優しいから男の人は気にならないのでは?と言ってくれます。
しかし、華が「このままじゃ幸せになれないかも…」とこぼすと、榎木からは「大丈夫、私だって幸せになれたんだから」という意外な言葉が返ってきました。
榎木は先日、恋人からプロポーズを受け、寿退社することになっていたのです。
驚きを隠しつつ、おめでとうとお祝いの言葉を送る華。
しかし問題なのは、榎木の結婚により、華が看護婦の中で独身最年長になったという事実です。
これにショックを受けた華は仕事を早退。
音に突然、「お見合いをする」と言い出します。
抜け殻状態で「相手は誰でもいい」と言う華。
しかし、重たいままではいけないと、自室でまた決意を新たにします。
書斎でお見合いに自分がついて行くと言い張る裕一と止めようとしている音のところへとやって来た華は、ネクタイを捨て、やっぱりお見合いはしないと意見をコロッと変えます。
さらに続けた言葉は…「私!軽い女になる!」でした。
決意を固めた娘の背中を見た音は一言。
「その決意が重いのよ」
KAMUI
『エール』第23週113話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
渉と別れて以降、気持ちを切り替えられずにいた華。
「私、軽い女になる…!」#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#古川琴音#伊藤あさひ pic.twitter.com/poKlGqyBP6
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) November 17, 2020
周囲の結婚は確かに焦るもの。
渉に言われた言葉を引きずっていてもしかたないという華の決意表明です!
なるほどなるほど。華にとって軽い人といえばアキラ。
そこで彼に惹かれていく気がします。
久志(山崎育三郎)がすでに結婚していてくれてよかったと、不思議と安堵の気持ちを抱いてしまっているのですが、ここからまたどうなっていくのでしょうか。
また、裕一の新しい一歩がなかなかに大きい様子。
しかも舞台のタイトルを見ると、華の身に訪れる恋模様となにか関係していくのではという気さえしてきます。
果たして音の心配はなくなるのでしょうか?
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