「船頭可愛や」のレコードが売れず、契約金の返済を要求されている裕一(窪田正孝)。
さすがに音(二階堂ふみ)も頭を抱えます。
しかし、音がこのレコードをある人に聞かせたことで、なんと「船頭可愛や」を私に歌わせてと言うのです。
驚きの事態に、古山家が、そしてコロンブスレコードが動き出すのですが、これをダメだと言う人も…。
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目次
『エール』前回第10週47話のあらすじと振り返り
ヴィオレッタ役に決まった音(二階堂ふみ)は、環(柴咲コウ)指導の元、練習に励みます。
一方裕一(窪田正孝)は、木枯(野田洋次郎)に紹介された高梨一太郎(ノゾエ征爾)からの依頼で、彼の詞「船頭可愛や」に曲をつけることに。
高梨の詞ならと有無を言わさずOKが出たのですが、結果レコードは売れず。
廿日市(古田新太)は裕一との契約解消と契約金の返金を要求。
古山家最大のピンチを迎えるのでした。
【ネタバレ】『エール』第10週48話あらすじ・感想
ついに裕一(窪田正孝)の口からも出た「なんとかする」
契約金を秋には全額返せ、と廿日市(古田新太)に言われてしまった裕一(窪田正孝)。
音(二階堂ふみ)もさすがに今回はどうにもできないことを理解しているので、本格的に頭を悩ませます。
打つ手がない裕一と音。
しかし裕一は、音にヴィオレッタ役を全うしてもらいたく「なんとかするよ」と笑い、彼女を学校に送り出すのでした。
KAMUI
歌の悩みと家の悩みを打ち明ける音(二階堂ふみ)。一人の歌手が驚きの発言
音がまた歌で悩んでいると思った環(柴咲コウ)は、彼女を助けようと声をかけたのですが、そこで古山家の財政難について聞かされます。
良い曲なのにレコードが全然売れず、契約解消の上に返済するよう言われ、家計が大変…。
すると音は、カバンに入れた「船頭可愛や」のレコードを取り出し、環に聞いてもらうことに。
「良い曲ね」と環が評価をしてくれたことに喜ぶ音。
裕一にも環が褒めていたと伝えると音は言いますが、次に環は驚きの言葉を発しました。
「この曲、私に歌わせて」
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喫茶・バンブーで改めて話をすることになった裕一と環。
裕一の曲を聞き、日本の音楽がこれを評価しないということは遅れている証拠。
いい音楽を広めたいからこそ、自分が歌って改めてレコードを出しましょうと環は提案するのでした。
このことをさっそく廿日市(古田新太)に連絡すると、ふたりは上層部に頭を下げ、深浦環の声でレコードを作らせてほしいと言います。
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裕一(窪田正孝)の危機を生み出したのは、小山田(志村けん)の…
深浦環が歌うならば青レーベルから出すことになるわけですが、それでも構わないからと頭を下げる裕一と廿日市。
しかし、彼らの申し出は却下されました。
原因は、小山田(志村けん)です。彼がこれを許さなかったのです。
なんであの人がしゃしゃり出てくるのよと怒った音は会社に乗り込もうとしますが、なんと環が自ら小山田と話をするために出向くのでした。
小山田と面識のある環は、なぜ裕一の曲を作り直さないのか理由を伺います。
すると、裕一が青レーベルで出すことは許さないと豪語。
しかし、小山田自身は赤レーベルでも曲を出す。
赤とか青とか、そこにこだわる必要がどこにあるのかと環は小山田に言います。
そして、環は「今の小山田の目は才能ある芸術家を潰そうという目だ」とも言うのでした。
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環に説き伏せられた小山田。
今度は裕一と音が廿日市を説得します。
ここでレコードを出せば上に歯向かうことになる。ですが、ここで環の歌で曲を出せばヒットするだろうと…。
裕一たちに関わるとろくなことにならないと頭を抱えながらも、廿日市は環の声でレコードを再収録して発売することを決めるのでした。
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青レーベルから発売された「船頭可愛や」。その結果は!?
環の歌声で収録された「船頭可愛や」は青レーベルから発売。
裕一はもちろん、廿日市のクビもかかった大一番。
結果は大売れ!そのおかげもあり、赤レーベルから発売された藤丸こと沼田松子(井上希美)のバージョンも売れだし、あちこちで裕一の音楽が聴かれるようになりました。
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古山家の危機をなんとか乗り越えた裕一と音。
しかし、音も最近では環に歌を褒められるようになり、公演に向けて順調に進み始めたのですが、なにやら時々体調が悪い様子。
気になった恵(仲里依紗)は、「妊娠したのでは?」と言うのでした。
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『エール』第10週48話まとめ
小山田耕三と双浦環。ただならぬオーラを放っています…!
お2人のスマイルショットも📷✨#朝ドラエール#志村けん#柴咲コウ#3月上旬に撮影 pic.twitter.com/BYN6O02ZQ3
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 2, 2020
なんとか窮地を乗り越えた裕一。
原因は裕一ではなく、その才能を潰そうとしていた小山田の圧力だったとは驚きでした。
そして、これだけ度々登場すると、もはや当たり前にそこにいると思えて錯覚してしまうおそろしさ。
小山田先生、あとどれくらい登場されるのでしょうか。
それも心配というか、考えると寂しいものです。
第10週後半は音の妊娠話になりそうな予感ですね。
ヴィオレッタ役を担う彼女の体が子供を授かる状態…大丈夫なのでしょうか?
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