「威風堂々」を聞いてからというもの、裕一(石田星空)は音楽に夢中。
しかし、運動会という言葉を聞いて気が重くなる裕一。
騎馬戦でうまくいかないといじめられ、教師からも殴られる裕一を助けたのは1人の新米教師・藤堂清晴(森山直太朗)でした。
ガキ大将の鉄男(込江大牙)を見て男らしいと思えば、ちょっとませた転校生の佐藤久志(山口太幹)にそんな時代じゃないと言われ、裕一の世界に少しずつ変化が訪れそうな予感をさせる回です。
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目次
『エール』前回第1週2話のあらすじと振り返り
両親からの愛をめいいっぱいもらって育った裕一(石田星空)は、運動も勉強も武道も苦手、内気な性格がゆえ、自分の気持ちを言葉にすることが苦手な子供に成長しました。
そのせいで学校ではいじめられ「ずぐだれ」と言われる日々。
父・三郎(唐沢寿明)から「夢中になれるものを探せ」と言われるも、山や川などの静かなものだと返す裕一。
そんな彼は、蓄音機から流れる「威風堂々」の音色に衝撃を受けるのでした。
【ネタバレ】『エール』第1週3話あらすじ・感想
朝から音楽に夢中の裕一(石田星空)。しかし「運動会」というフレーズで現実に引き戻される
「威風堂々」を聴いてからというもの、裕一(石田星空)は朝からご飯も食べず、蓄音機の前に座って聞き続けます。
さすがに朝食を食べろと三郎(唐沢寿明)に叱られてしまいます。
続いて三郎は、もうすぐ運動会だということを話題に出すのですが、裕一はしょんぼりするのでした。
KAMUI
大正デモクラシーを語る転校生・佐藤久志(山口太幹)
取っ組み合いの喧嘩をし、「ずぐだれ」だと言われて以来、男はやっぱり強くないとと思う裕一。
鉄男(入江大牙)が複数人の男子生徒を投げ飛ばしていく姿を、木の陰からそっと見るのですが…。
喧嘩が強いことが強さかい?というようなことを言ってくる子供が一人。
転入生の佐藤久志(山口太幹)です。
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喧嘩が強い方が男らしいと思う裕一ですが、そんな彼に対して久志は「今は大正デモクラシーだから、喧嘩が強いことがすべてじゃない」とだけ言い残して去っていきました。
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教師・藤堂清晴(森山直太朗)との出会いで広がる世界
学校では運動会の練習、家でも三郎が鉄男の父から早く走るコツを聞いて猛特訓。
学校でミスをすれば教師に殴られ、裕一はまた嫌な思いをします。
しかし、新任教師の藤堂清晴(森山直太朗)が仲裁に入ると、彼は裕一に寄り添ってくれました。
言葉が出ないことは気合いでどうにかなるものではない。
人はみんな同じではないと言われ、裕一はちょっと安心をするのでした。
そして、運動会当日。
裕一は必死に腕を振って走りますが、やはり速く走ることはできずに転倒。
惨めな思いをしていると、ハーモニカ部による演奏が…。
藤堂清晴の指揮の元で流れる音楽により、裕一は頑張って走り切ることができたのです。
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『エール』第1週3話まとめ
喜多一の前で古山夫婦をパチリ📷
裕一と浩二を見守る、優しいお父さんとお母さんです👨👩#朝ドラエール #エール#唐沢寿明#菊池桃子 pic.twitter.com/HbUPkBDsGG— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) March 31, 2020
ドラマの中では、運動会の定番で流れる「天国と地獄」など、当たり前の音楽が流れていましたが、それは今だからこそなんですよね。
よく考えれば、走っている時に音楽があるのとないのでは、力の出具合も違うのかもしれません。
それを身をもって知っているからこそ、後の裕一は人の心を震わせるような曲を書くことができるのでしょう。
新しい出会いにより、裕一の世界は変わりつつありそうです。
優しい少年がここからどんな成長を遂げていくのかが楽しみです。
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