錦戸亮が主演している月9ドラマ『トレース～科捜研の男～』第8話が放送されました。
「人は守る存在があるから強くなれる」
今回は“家族”を守るために起きた、胸が締めつけられる切ないストーリーです。
それではさっそく月9ドラマ『トレース～科捜研の男～』第8話のネタバレ感想・見逃し動画情報を載せていきたいと思います。
目次
『トレース～科捜研の男～』第8話あらすじ
こちらは第8話のあらすじとダイジェストになります。
ここにはネタバレはありませんのでご安心くださいね。
真野（錦戸 亮）は、友人を刺殺した男の事件を担当する。「同居している友人を刺殺した」と警視庁に通報が入った。
自首してきた御手洗治（渋谷謙人）によれば、夜9時半に帰宅後、口論をきっかけに同居する友人・根岸秀司（落合モトキ）をナイフで刺したという。死亡推定時刻は夜9時から11時ごろ。死因は出血性ショックで、凶器には御手洗の指紋が残っていた。
事件から2日後、 ノンナ（新木優子）は、妹の カンナ（山谷花純）から、高校時代からの友人だという人気女優・橋本梨央（石井杏奈）を紹介される。
実は梨央は、御手洗や根岸とは同じ児童養護施設で育った幼なじみだという。梨央は、家族同然で暮らしたふたりが殺人事件に至る理由がわからず、事件を調べ直してほしいとノンナに懇願する。
ノンナから話を聞いた真野が捜査資料を見直すと、夜11時ごろに根岸を刺し、すぐに警察に通報したという御手洗の供述に不審を抱く。鑑識が事件現場の写真を撮影したのは、通報から1時間ほど後の深夜0時ごろ。にもかかわらず、現場の血液は完全に乾いていた。
血液の量から推測すると、乾くまでには最低2時間は必要だという真野。つまり、殺害してから通報するまでに1時間以上の空白の時間がある、というのだ。真野は虎丸（船越英一郎）と共に捜査を始める。
殺害現場に臨場した真野は、珍しい種類のネコの毛を発見する。都内のペットショップを当たると、フリーライターの益山英彰（弓削智久）という男が最近そのネコを購入していた。
だが、虎丸が益山のマンションを訪れると、益山は何者かに殺害されていて…。
出典:『トレース～科捜研の男～』公式ページ
『トレース～科捜研の男～』の見逃し動画情報
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【ネタバレ】『トレース～科捜研の男～』第8話の感想
空白の1時間
事件は同居人を刺したという一件の通報から発覚します。
その後、ノンナさん（新木優子）の元へ女優の橋本梨央さん（石井杏奈）が妹の紹介で訪ねてきます。
梨央さんと被害者である秀司さん（落合モトキ）、そして加害者の治さん（渋谷謙人）とは、3人とも同じ児童養護施設で育った“家族”であり、「2人が殺人に至るほどの揉めごとを起こすはずがない」と梨央さんは言うのです。
だからノンナさんに「調べなおして欲しい！」と依頼をしてきたのでした。
科捜研で資料を調べてみると、真野さん（錦戸亮）が「おかしいことがある」ことに気づきます。
被害者の血が部屋の中で完全に乾いていると言うのです。
この量の血が完全に乾くには2時間はかかる。そのため、殺害から通報まで1時間の空白の時間ができているのではないか？という仮説を立てたわけです。
そうだとしたら、「殺してからすぐに通報した」と供述していた治さんの発言と辻褄が合いません。
2人の自宅を臨場すると猫の毛が見つかりました。
その猫の飼い主であるフリーライターである益山（弓削智久）の家を訪ねてみると、益山はすでに殺されており、金品まで盗まれていました。
梨央（石井杏奈）「私は家族を見捨てたんです」
警察が治さんを問い詰めると、治さんは益山を殺したのは秀司さんで、金を取る目的だったと供述します。
その後、秀司さんと揉めたので刺し殺し金は埋めた。通報まで時間が空いたのはそのためだったというのです。
しかし虎丸さん（船越英一郎）は、そんな治さんのことを根っからのワルだとは思えません。
「あいつはまだなにかを抱えてる」と疑います。
梨央さんは、デビューが決まったとき、「ずっと応援している」と言ってくれていた治さんと秀司さんの2人から「この施設を出たらお前は他人だ」と冷たく突き放され、失意のなか施設を出ていくことになりました。
ある日、2人を訪ねていくと振り込め詐欺に加担した罪で捕まっていました。
「2人が苦しいとき、悩んでいたとき、なにも知らずに自分だけ夢を追いかけていた。私は家族を見捨てたんです。」
梨央さんは自分を責めて苦しんでいます。
見ている側としては、「絶対それかばってるでしょ。2人は梨央さんのために突き放したでしょ！」と、すでに切ない気持ちでいっぱいです。
血痕マップ
真野さんたちは“血痕マップ”を作成して、血の跡のつき方を入念に調べていきました。
すると、ある事実が発覚します。
益山を殺した秀司さんは、実は金品を盗んでおらず、盗んだのはその後に入ってきた人物で、その人物は秀司さんが犯行で使った靴を履いて盗みを働いたというのです。盗んだのは治さんだと思われます。
金品を埋めたことは認めても、盗んだことについては認めなかった治さん。
それは、“盗んだこと”をなによりも隠したかったからなのです。
治さんが隠したかったのは、秀司さんが益山を殺した本当の理由ではないか？と、虎丸さんは治さんにとある事件の資料を突きつけます。
「彼女のためにもすべて洗いざらい話してくれ。」
悲しすぎる結末
3年前のある日、フリーライターの益山が、秀司さんと治さん2人の前に現れます。
「叔父が娘に刺されて殺された。叔父は娘に性的虐待を加えていた。身寄りを失った娘はとある児童養護施設に預けられた。その娘は橋本梨央さんですよね？」
と、フリーライターの益山は言い寄りながら、その内容を記事にしようとしていました。
「叔父が殺された」と言っているということは、益山と梨央さんはいとこ同士ということでは？なんという極悪非道ぶりでしょうか。
二人はなんとか秘密を守ろうとして、言われるがまま益山に金を渡していました。
振り込め詐欺に加担していたのもそのためでした。
そして、とうとう耐え切れなくなった秀司さんは、益山を刺してしまいます。
家に戻ると、まだ生きていた益山が弟に連絡をして秀司さんを襲撃させ、秀司さんも刺されてしまいます。
では、治さんは秀司さんを殺していないのか？
実は、悲劇はさらに重なっていたのでした。
もう助からないと悟った秀司さんは梨央さんの秘密を守るため、治さんに計画を話します。
接点がわからないように強盗に見せかけること、弟に行き着かないように治さんが本当に秀司さんを殺すこと。本当に殺さないと警察は騙せない。
「頼む、梨央のためだ」と秀司さんに懇願され、治さんは覚悟を決めました。
その後、治さんは通報するまでの1時間…必死で行動したのでした。
真野さんは「どれだけ離れていても心が繋がっている。それが家族なんだと思います。あなたは全てを失ったわけではない。2人はこれからもあなたを応援しているはずです。」と梨央さんを励まします。
こういうときの真野さんは本当に優しい表情を見せてくれます！
秀司さんが最期に「クソみたいな人生だったけど、梨央は俺たちの希望だった。」と話したときには涙腺が崩壊しました。
最終的に、虎丸さんの配慮で梨央さんの秘密が世間にバレることはなく、梨央さんは女優を続けることができたのでした。
今回は、なんとも切なく悲しすぎるお話で、涙なしで観ることはできませんでした。
物語に夢中で真野さんのファッションチェックどころではありませんでした。
『トレース～科捜研の男～』第8話まとめ
８話ご覧いただきありがとうございました🙏
幼馴染３人の想いが切なくて悲しい…
皆さんのお芝居に脱帽です✨
昔と今の３人の写真は何だか似ていてほっこり🥰
来週もよろしくです🕺🏻#トレース #科捜研の男 #錦戸亮 #石井杏奈 #渋谷謙人 #落合モトキ #あうろら #持田唯颯 #高橋琉晟 #８話の皆ありがとう pic.twitter.com/82m1BhALpK— 【公式】月9『トレース〜科捜研の男〜』 (@Trace_Kasouken) 2019年2月25日
一件落着したところで早川さん（萩原聖人）から真野さんへ「今から会えないか」と着信があります。
なにか進展があったのでしょうか？
第9話から、ドラマは最終章へ突入していきます。
ここから最終回まで怒涛の展開を見せそうな予感がしますね。
次回はファッションチェックも再開します！
『トレース～科捜研の男～』を視聴できるVODは？
出典:TSUTAYA TV
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