『天地創造デザイン部』第5話あらすじ・ネタバレ感想!地獄のマスコットと可愛くてふわふわな海の生き物が登場!

『天地創造デザイン部』第5話あらすじ・ネタバレ感想!可愛くてふわふわな海の生き物が登場!

出典:『天地創造デザイン部』公式Twitter

神様からの依頼に応え、今日も仕事に励む天地創造社のデザイン部。

「パンダ騒動」後、神様に地獄行きを命じられた上田の一件を機に、自分たちのせいで地獄に左遷されたのでは…と不安に駆られていました。

そんなデザイン部一同の前に謎の男が現れます。

地獄に闇と炎のテーマパークを建設中だという彼は、デザイン部に「地獄のマスコット」を造ってほしいと依頼してきて…。

気になることが盛りだくさんの回となりました。

さっそく、アニメ『天地創造デザイン部』第5話をレビューしていきたいと思います。

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『天地創造デザイン部』前回第4話のあらすじと振り返り

デザイン部の面々がそれぞれに難しい案件を抱える中、神様直々に金森へと指名が入り、依頼されたのは「馬をなんとか飛ばして」という無茶振りでした。

一人でこの課題に向き合う金森でしたが、「自由にしていいよ」「なんか違う」とデザイナー泣かせのリテイク地獄!

次々に追加される要望から金森が生み出したものは、普段は高いところにぶら下がっていて、落下する勢いで飛び立つ新種の生き物でした。

あえて馬っぽさをなくし、クライアントに評判が良かった地獄っぽい要素を含め、金森らしい美しさの表現も加えたそんな生き物…。

海原からのアドバイスで、以前デザインした“イルカ”に搭載されている「エコーロケーション」の機能を付け、周りにぶつかることを避けられるようにしました。

こうして、下田がついに天啓を受けます。

幾度となく繰り返されたリテイク地獄を脱し、金森が悩み抜いたデザインが採用されたのです。

名を“キクガシラコウモリ”といいます。

今度はどんな生き物が誕生するのでしょうか?

【ネタバレ】『天地創造デザイン部』第5話あらすじ・感想

地獄からの依頼

「パンダ騒動」後、何となく塞ぎ込み気味なデザイン部。

神様から地獄行きを命じられ、目の前で堕天した上田のことが気にかかっていました。

新人天使の下田はデザイナーたちの話を聞いてしまい、先輩の上田が姿を消した今、自分がしっかりしなければと意気込みますが、不安を抱えたままです。

そんな時、人間の顔よりも大きな蛾が突然部屋に飛び込んできて、デザイン部は騒然とします。

虫が苦手な下田は、自分とは反対に虫が得意な上田のことを思い出し、途端に「上田さーん!!」と彼女の名前を叫びました。

すると、「あら、呼んだ?」と声がします。

振り返ると、どこからともなく現れた上田が蛾を片手で鷲掴みにし、見事捕獲していました。

「また虫部から試作品が逃げ出してきちゃったの?」

いつも通りの穏やかな口調で話す上田に、一同は驚きます。

実は神様から命じられた地獄行き=堕天は、デザイン部の面々が思っていたような左遷ではなく、出張のことだったのです。

パンダ騒動を解決するために呪いを使ったこと自体は神様から咎められたそうですが、労働災害を防ぐためと説明し、無事に許されたのだとか。

さらに、上田に落とされた雷は急用時の移動手段だったようで、天界に新たにできたベンチャー企業の地獄へ資料を届けに行っていたようでした。

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これでデザイン部に平和な日常が戻ってきた…かと思いきや?

上田から事情を聞き、地獄の話をしてもらっていた矢先、謎の男が部屋に入ってきます。

おどろおどろしい見た目と中二病チックな語り口調の男は、パンダ騒動を引き起こしたあの無限増殖パンダを非常に気に入っているようで、それを基にゾンビを造りたいと語りました。

金森が「…どちら様?」と尋ねると、男はその外見とは裏腹にとても丁寧な自己紹介を始めます。

男の正体は上田の元後輩天使で、天界から地獄に転職した横田という人物でした。

横田は地獄にて闇と炎のテーマパークを建設中で、デザイン部に「地獄のマスコット」を造ってほしいと依頼してきます。

動物に合わせて環境を変えられる地獄の自由さ、そして横田が持ってきた具体的なデザイン案…。

神様からの依頼とは打って変わって取り組みやすい仕事にデザイナーたちは歓喜し、張り切ってマスコット制作を開始します。

頭が3つあるマスコット対決!

頭が3つある恐ろしくてかっこいい地獄のマスコットをテーマに、デザイン部は2チームに分かれて社内コンペを行うことにしました。

まず、土屋・海原・金森によるAチームは、オオカミをベースにしたデザイン案を提出。

火口が連れてきた試作品を見た横田は、その威厳のある風貌を気に入ります。

しかし、3つある頭のそれぞれに脳があり、それぞれが意思を持っているため、行きたい方向がバラバラで足がこんがらがり、転倒してしまいました。

その後も3頭分の大量なエサを欲しがったり、趣味嗜好がバラバラで解散したがったりと、なかなか上手くいきません。

続いて、木村・水島・冥土によるBチームは、ワニをベースにしたデザイン案を提出。

地獄は重力の影響を受けないということで、翼の生えた飛行型のデザインとなっていました。

ワニは群れで協力する性質があるのでAチームのように解散したがることもなく、変温動物なのでテーマパークの休園日にはエサを与えなくても、眠っていてもらうことが可能です。

Aチームの案のデメリットを持たないBチームの案に、横田は心を揺さぶられます。

土屋はテーマパークが無休ならAチームのオオカミ案、休園日が多いようならBチームのワニ案がおすすめだと横田に提案しました。

横田は甲乙付けがたいと悩みに悩んで、ギャラを倍にしてどちらのデザインも買い取ることに決めます。

こうして、オオカミ案は“ケルベロス”、ワニ案は“三頭ドラゴン”として採用されました。

その他にも無限増殖パンダのアイデア、虫部から逃げ出してきた大きな蛾のデザインを気に入り、以上の契約を結んで地獄へと帰っていきます。

横田の有能さやwin-winな仕事ぶりを見たデザイン部の面々は、地獄が優良企業だと知って感心しました。

ところが、上田によると地獄にもブラックな一面があるそうです。

それは、地獄の社員は入社時に自分でデザインした「最高にクールな衣装」を身に付けるのですが、後から恥ずかしくなっても予算の都合で変更させてもらえないという点でした。

デザイナーたちは「それは地獄だな…」と肩を落としました。

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この話を聞いてから横田の衣装を見返すと、だいぶ見方が変わりますよね…。

泳ぎがヘタな動物

ある日のランチタイム。

デザイン部の面々はそれぞれ個性豊かな昼食を持参していました。

土屋はザ・お弁当!という感じのわっぱ弁当、金森はサラダやスープでお洒落なお弁当、水島はおにぎりとサプリと水で栄養さえ取れればいいというようなラインナップ、冥土はカラフルすぎるパンケーキ。

そして、木村は両手で抱えるほど大きなお弁当を運んでいました。

なんと中身は高級海産物の舟盛り。

造った動物の味見をするのが趣味の木村は、以前虫部と共同で造ったカニが美味しかったことから学び、仲間もきっと美味しいはずだと大きなエビの試作品を持ってきていました。

そこに居合わせた下田は天啓を受けます。

この大きなエビが採用されたのです。

名を“イセエビ”といいます。

もう一人、居合わせた海原は2種類のお弁当を開きました。

一つは海原本人の昼食、もう一つは連れてきた試作品のための昼食です。

「泳ぎがヘタな動物」というオーダーを受けていた海原は、泳ぎが得意な海の生き物とは反対に鼻を小さくし、陸の動物の特徴を残そうと顔を正面に向け、ふわふわな動物を造っていました。

今のところ雑食の設定なので、パンにカエルや虫を挟んだサンドイッチを手渡します。

泳ぐのがヘタだから魚は獲れないと話していた矢先、木村が自分用に持ってきていたウニを与えました。

すると、ふわふわな動物はその美味しさにハマってしまい、海原から手渡されたサンドイッチを置いて海産物を求めるようになってしまいました。

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目を輝かせて海産物を欲しがる姿、可愛すぎる!

この動物は泳ぎがヘタで自分では狩りができないため、海原は頭を抱えます。

「可愛い」が止まらない

ふわふわな身体に柔らかな肉球。

可愛さは抜群ですが、泳ぎがヘタなうえに寒いところにずっといると、肉球から体温が逃げてしまうという欠点も持っていました。

寒さが原因ならたくさん食事をさせて温めればいいと言う木村は、寒い海ならサメなどの危険な生き物もいないし、貝類なら逃げるのが遅いから捕まえられるとアドバイスします。

海原は自分が考えていた案と離れていく様子に少し落ち込みますが、とにかく海に入れてみることにしました。

海の疑似空間である水槽に入れられたふわふわな動物は、手足の肉球が冷えないよう仰向けで水面に浮かび、バンザイの姿勢を取ります。

海原と下田は「可愛い」「賢い」とベタ褒めし、木村もこれなら呼吸もしやすいと感心しました。

毛皮をもっとふかふかにすることでライフジャケットのようにし、より浮きやすく、より温かくなるよう改善していきます。

さらに、ふわふわな動物は肉球が冷えてくると自分の目に手を当てて温める仕草を見せ、海原と下田は「可愛い」「尊い」と再び絶賛。

木村はたくさん食事をしなければならない分、元々海原が考えていた陸に戻って眠る習性は難しいと判断し、海原自身も水面で眠って流されてしまわないかを危惧します。

すると、ふわふわな動物は昆布を身体に巻き付けたり、仲間同士で手を繋いだりして、自分たちで流されない工夫をし始めました。

その可愛さに魅了された海原は、この動物が海産物ばかり食べて塩分過多にならないよう腎臓を強くしたり、小さな手でもたくさんエサを持てるよう脇にポケットをつけたりと、完全に甘やかしたデザイン案を練るようになります。

しかし、いざ試作島のガラパゴスで生活させてみると、貝殻や甲羅などの固いものばかり食べているせいか歯槽膿漏になっていました。

歯がダメになってしまったら食事ができなくなり、寒さで死んでしまうかもしれない…と海原が涙を流した時、ふわふわな動物はポケットから石を取り出します。

なんと歯の代わりに石を使って貝殻を割り始めたのです。

海原と下田がまたしても「可愛い」「賢い」と騒いでいるうちに、天啓が下ります。

「泳ぎがヘタな動物」として採用されたのです。

名を“ラッコ”といいます。

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「可愛い」「尊い」が止まらない神回でした。

『天地創造デザイン部』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

地獄から帰ってきた上田、ふわふわで可愛いラッコの誕生など、見どころが盛りだくさんの第5話でした。

次回はどんな動物が生まれるのでしょうか。

第6話も楽しみですね!

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