『天地創造デザイン部』第4話あらすじ・ネタバレ感想!白黒が可愛い人気動物の誕生秘話が明かされる

『天地創造デザイン部』第4話

出典:『天地創造デザイン部』公式Twitter

神様からの依頼に応え、今日も仕事に励む天地創造社のデザイン部。

神様に指名され、「ウマをなんとか飛ばして」という課題に一人で向き合う金森でしたが、「自由にしていいよ」「なんか違う」とデザイナー泣かせのリテイク地獄!

改良に改良を重ね、金森が突きつけた最終案とは…?

今回も興味深い依頼が満載です。

さっそくアニメ『天地創造デザイン部』第4話のレビューをしていきたいと思います。

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『天地創造デザイン部』前回第3話のあらすじと振り返り

雷鳴が轟く雲空の下、怪しげなフードを被った男が魔法陣から呼び出したのは…なんと“龍”。

「翼がないのに飛ぶ」というオーダーに応えるため、龍を参考にしようとする下田たち。

しかし、そこに慌てた様子で水島がやって来ます。

実は、龍は若かりし日の水島が描き、ボツになった作品。水島にとっては黒歴史なのでした。

一方、そんなことは気にせず龍をベースに新たな生き物を考える金森と木村。

半ば水島をバカにするような、煽るようなアイデアが止まりません。

下田がだんだん水島のことを気の毒に思い始めた頃、水島も「翼がないのに飛ぶ」というオーダーに取り掛かっていました。

水島は「龍のことを忘れてもらおう……」と目を光らせ、新生物の試作品を連れてきます。

それは「飛ぶヘビ」でした。

滑空時に肋骨を広げて平べったくなることで飛行が可能になったヘビは、空を泳ぐように飛んでいます。

一同が驚く間もなく、下田に天啓が下りました。

水島の作品が「翼がないのに飛ぶ」動物として採用されたのです。名を“トビヘビ”と言います。

今度はどんな生き物が誕生するのでしょうか?

【ネタバレ】『天地創造デザイン部』第4話あらすじ・感想

金森を襲う無理難題

ある日、下田が出勤すると、デザイン部の面々は暗い様子。

土屋と火口は元気そうですが、せっせと作業していて忙しそうです。

一人だけ余裕そうな金森が下田に近寄ってきて、クライアントである神様からの無理な要求に疲弊し、みんな煮詰まっているのだと状況を説明してくれました。

その時、下田に神様から連絡が入ります。

金森指名で「ウマをなんとか飛ばして」というオーダーが飛び込んできました。

金森は急に無理難題を突き付けられ、困惑してしまいます。

下田は「みんなで協力すれば大丈夫だ」と励ましますが、ウマのデザインに詳しい土屋は火口とともに試作室の修理をしており、手が離せないようです。

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前回第3話で土屋の孫・ケンタが壊してしまった試作室、土屋が手伝いをしないわけにはいきませんよね…。

他のメンバーもそれぞれが案件を抱えており、気軽に頼れそうな人がいませんでした。

そんな中、優雅にお茶を飲んでいる冥土に声を掛けた下田ですが、金森いわく一番ストレスを抱えているのは冥土とのこと。

冥土はクライアントから「なる早で」と言われ、急いで仕上げた仕事の返事が3日待っても来ないため、本当は時間に余裕があったのだろうと愚痴をこぼします。

海原は「足がないのに走る動物」という難しい案件を受け持っており、さらに「とりあえず3つ案が見たい」と頼まれているらしく、酷く疲れた様子でした。

いつも飄々としている木村と水島も机に突っ伏しています。

下田は現状を知り、「デザイナーっておしゃれに働いている人たちだと思っていたけど、全然違ったなぁ」と心の中で呟くのでした。

金森はいよいよ作業に取り掛かり、まずは以前みんなで話し合ったペガサスの問題点を克服した“ペガサス改訂版”を提出します。

冥土への返事を3日も待たせている神様ですが、金森への返事は一瞬で届き、「なんか違う」という理由であっさりとボツにされてしまいました。

そして、ここから地獄のリテイクラッシュが始まるのです…。

リテイク地獄!

神様から意外性やオリジナリティーを求められた金森は、真っ黒な身体で筋肉を落としたスタイリッシュなデザインに変更し、“ペガサス改訂版ファイナル”として再提出します。

残念ながらこれは不採用となり、「ウマにこだわらなくていいよ、小さくてもオッケー」と追加コメントが届きました。

金森は全面的に考え直す必要があると文句を言いながらも、次のデザインに取り掛かります。

続いて提出された“ペガサス改訂版ファイナル最終案”は、金森らしい美しいデザイン。

花の妖精をイメージして作られ、エサは花の蜜、サイズは手のひらサイズと大きく変更された自信作です。

しかし、これも不採用。

さらに、「一つ前の地獄っぽいほうが良かった」などの無茶振りまで飛んできます。

他のメンバーにも無茶な依頼が追加されているようで、気晴らしをしたい海原は「息抜きに金ちゃんのやつ見せて~」と金森のもとへ訪れました。

下田と海原に見守られながら、金森は再度作業を始めます。

一つ前の骨っぽいデザインに戻し、顔もウマっぽさを減らして短くし、脚の筋肉をなくし…神様への対抗心を静かに燃やしながら完成させていきました。

出来上がった“ペガサス改訂版ファイナル最終案フォーエバー”は、普段は高いところにぶら下がっていて、落下する勢いで飛び立ちます。

海原からのアドバイスで、以前デザインした“イルカ”に搭載されている「エコーロケーション」の機能を付け、周りにぶつかることを避けられるようにしました。

そして、花の妖精をイメージして作られた“ペガサス改訂版ファイナル最終案”の要素を残すため、エサを花の蜜にしようとしましたが、話を聞いていた冥土が「その見た目なら血を吸うほうがいいな」とすり寄って来ます。

「また今度ね…」とはぐらかす金森をよそに、下田は神様からの天啓を受けます。

ついに「ウマをなんとか飛ばして」というオーダーをクリアしたのです。

名を“キクガシラコウモリ”と言います。

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実際コウモリは花の蜜も吸うし、血も舐める仕様になっていますよ。

その直後に「あと、これも採用~!」という神様の声が響き渡り、海原が依頼されていた「足がないのに走る動物」も採用されたことがわかります。

それが「走るウニ」でした。名を“ヒラタブンブク”と言います。

ロマンが足りない職場

「宝石みたいなトリ」というオーダーに取り掛かるため、いつにも増してきらびやかな衣装に身を包んでいた金森のもとに、「宝石を作るトリが見たい」と追加オーダーが入ります。

トリはキラキラしたものが好き、というのは金森が付けた特徴ですが、トリ自身が宝石を作るとなると話は別です。

金森は自分の宝石を見せつけて「一つあげるから手伝わない?」と近くにいた水島に相談しますが、宝石に興味がない水島は全く聞く耳を持ちません。

「そうだった、この職場はロマンスとロマンチックが足りないんだった」と不服そうな金森。

その時、火口が試作品を持ってやって来ます。

金森の考えた「虹色に光る羽根のトリ」は小さくて軽くて素早いため、捕まえる労力に対して栄養が少なく、エサとして狙われにくい自信作でした。

しかし、小さすぎて体温が維持できず、エネルギー不足で倒れてしまうそうです。

それでもキラキラしたトリを諦められない金森は、体温を維持できるように養分の高いエサを大量に食べさせようと考え、花の蜜を吸わせようとします。

一方で、脚力が弱く、花びらを食いちぎるパワーもないので、ミツバチのようにホバーさせようと考えました。

金森は虫部に赴き、ミツバチの羽根がどのような構造になっているのか尋ね、火口に頼んでキラキラしたトリの羽根をミツバチ仕様に改良してもらいます。

こうしてエネルギー不足を解決しましたが、またしても問題点が浮かび上がります。

それは、食べ続けなければならないため、眠ることができないという点です。

水島からのアドバイスにより、夜だけ心拍数や体温を下げて、眠っている間だけ代謝を10分の1まで減らすことに成功したキラキラのトリは、すぐに採用されました。

名を“ハチドリ”と言います。

実は、このハチドリに時間がかかるだろうと予想していた水島は、もう一つの「宝石を作るトリ」という依頼をこなしていました。

このトリはキラキラしたものが好きという基礎設定を活かし、ダイヤモンドの原石を食べてしまいます。

そして、歯がないことを解決するために搭載されている砂嚢へ送られることで、長い時間をかけて摩擦し合い、磨き上げられて宝石となるのです。

原石を食べて身体が重たくなってしまうと飛行が難しくなるので翼は捨て、代わりに脚力を強くしてダッシュとキックで身を守る…こうして出来上がったトリの姿は何となく地味で、トリ考案者の金森は許せません。

優美さを求める金森と機能美を求める水島がデザインを描き足しながら言い争っているうちに、うっかりデザインが神様に提出されてしまいました。

すると、下田が天啓を受けます。

名を“ダチョウ”と言います。

お互い不本意ながら仕事をやり遂げ、金森は手伝ってくれたお礼として、水島に宝石をあげることにします。

水島はダイヤモンドを選ぶと、火口のもとへ渡しに行きました。

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水島が火口に気があるのかと思い、金森はドキドキして顔を赤らめますが…。

火口が屈折率のいいレンズ部品を探していると知っていた水島は、単に材料としてダイヤモンドを手渡します。

一部始終を見ていた金森は、ここがロマンのない職場だったことを思い出しました。

白黒の動物たち

ある日、上田がデザイン部に顔を出すと、下田とデザイナーたちが縞々の衣装を着て広大な草原を背景にかくれんぼをしていました。

というのも、神様から「縞々の動物をもっと増やして」とオーダーが入り、土屋がウマにしようと言い始めたからだそう。

弱い動物を目立つ柄にするメリットがなく、もしかしたら保護色になるのではないかと試行錯誤しているところでした。

一方、「肉食なのに草食」という無茶なオーダーを受け持ち、2徹目に突入している海原は疲弊している様子。

いっそ自分の案件も白黒の縞々にしようかな…と冗談を言う海原は、突然ハッと何かを思いついたようです。

実は、肉食の動物でも草から栄養を摂取できるようにすることは簡単でした。

海原が悩んでいたのはその先で、草からの栄養だけではゆっくり動くことしかできないため、敵の少ない高山を生息地にしようとしましたが、厳しい冬の時期に冬眠できるほどの養分を蓄えられないうえに、換毛にも耐えられないという問題があったのです。

しかし、白黒の毛皮にすれば雪に溶け込む白と夏に溶け込む黒がちょうど良く、問題が緩和されると考えました。

この考えは見事で、下田はすぐに天啓を受けます。

名を“ジャイアントパンダ”と言います。

こうしてデザインが通り、改めて神様に提出した途端、目の前にいたパンダが腹這いになってしまいました。

どう見ても様子がおかしいパンダは、なんと提出した際に重なり合っていた“ヒトデ”のデザインと融合してしまったのです。

脳みそがない代わりに足の感覚器官で匂いを嗅ぎつけ、エサに近づいていく肉食動物であるヒトデは、ジリジリと海原や金森に襲いかかろうとします。

木村がパンダの動きを押さえようと身体に触れますが、その拍子に毛をむしってしまい、ヒトデの分裂・増殖機能に倣って、どんどん毛からパンダが増殖していきます。

部屋がパンダで覆われていき、パンダに埋もれていく一同を救ったのは、土屋が連れてきた“ツェツェバエ”でした。

ツェツェバエは睡眠病などを媒介し、色の均一な広い面を攻撃するため、デザイナーたちが着ている縞々の衣装よりもパンダの身体を狙いました。

刺されたパンダたちが次々と眠っていく隙に脱出した一同は、無事にパンダの片付けに成功。

ついでに縞々はハエから身を守りやすいと証明されたので、縞々のウマも採用されます。

名を“シマウマ”と言います。

その頃、海原は謎の生物にも睡眠病が効くことについて感心していました。

それに対して、上田は「それ、私が呪ったのよ」と衝撃の発言をします。

天使なのに呪いなんて…と海原が心配した瞬間、神様の声が響き渡りました。

「業務連絡!上田、地獄行き!」

すると、落雷とともに上田は堕天し、姿を消してしまいました。

『天地創造デザイン部』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

人気の動物・パンダが無事に誕生し、一件落着かと思いきや…。

天使の上田が地獄に落とされるという、まさかの展開が待っていました。

次回以降、上田はどうなるのでしょうか?

はたまた登場すらしないのでしょうか?

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