『天地創造デザイン部』第3話あらすじ・ネタバレ感想!神様からの無理難題が次々に襲いかかる!

『天地創造デザイン部』第3話あらすじ・ネタバレ感想!神様からの無理難題が次々に襲いかかる!

出典:『天地創造デザイン部』公式Twitter

神様からの依頼に応え、今日も仕事に励む天地創造社のデザイン部。

雷鳴が轟く雲空の下、怪しげなフードを被った男が魔法陣から呼び出したのは、なんと“龍”。

「翼がないのに飛ぶ」というオーダーに応えるため、下田たちは龍を参考にしようとします。

しかし、そこへ慌てた様子で水島がやって来て…。

また難題を突き付けられたデザイン部の面々。

今回はどのようにオーダーをクリアしていくのでしょうか。

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『天地創造デザイン部』前回第2話のあらすじと振り返り

先輩の上田に連れられ、「虫部」のデザイナーに挨拶に行き、個性的な面々に圧倒される下田。

そんな中、神様から「かわいくて、かわいくない生き物」というふんわりしたオーダーが下りてきました。

自称・かわいい生き物のデザインを得意とする冥戸が手を挙げますが、冥土のかわいいは人とは少しズレていて、どことなく不穏な空気が漂います。

最初に出来上がった“ハリガネムシ”という寄生虫の恐ろしい生態に下田たちは驚愕しますが、下田が神様からの天啓を受け、ハリガネムシが採用されたことにもまた驚きを隠せません。

ノリに乗った冥土は、さらに「かわいくて、かわいくない生き物」を生み出そうとします。

プレゼンで語られた衝撃の生態に恐れおののくデザイン部の面々。

生態が(冥土的には)かわいすぎるので、見た目だけはかわいくないものにしたそうですが、発表されたその外見は非常に愛らしいものでした。

その時、再び下田が天啓を受け、採用が決まります。

名を“コアラ”といいます。

今度はどんな生き物が誕生するのでしょうか?

【ネタバレ】『天地創造デザイン部』第3話あらすじ・感想

水島の黒歴史

ある日、雷鳴が轟く雲空の下、怪しげなフードを被った男が星型の魔法陣の上に立ち、不思議な言葉を唱えます。

すると、黒い空には荘厳たる“龍”が現れました。

フードを被った男…もとい下田は、初めて見るその姿に大興奮。

実は、金森と木村に「とあるデザイナーの初期作品」である龍を見せてもらっていたのです。

そこに慌てた様子で駆けつけた水島こそが、噂のとあるデザイナーでした。

過去のボツ作品を出現させられた水島は憤り、下田にフードを被せて怪しげな詠唱をさせるなどした金森と木村の過剰な演出にも突っ込みを入れます。

urara

星型の魔方陣は木村の思い付いた新生物のデッサンだったそうですが…?

しかし、龍を出したのには理由がありました。

神様からの「翼がないのに飛ぶ」という新たなオーダーに応えるため、龍を参考にしようとしていたのです。

それを知っても尚、黒歴史に触れられた水島は恥と怒りで騒ぎ立てていました。

過去の自分が悲鳴を上げていると言って、つらい表情を見せます。

下田は急いで龍をしまい、金森と木村は龍をベースに翼なしで飛べる生き物を考え始めました。

風船がヘリウムによって浮いている原理を応用し、水素で空中に浮かそうとします。

そうしてできたのが、ニワトリの尾からしっぽのように龍が飛び出して浮いている生き物です。

つまり、龍の部分にはオナラが詰まっており、その成分によって宙に浮いているのです。

龍の部分が脱腸だと気づいた水島は苦い表情でうつむき、下田も水島の気持ちを察して青ざめました。

楽しそうな金森と木村でしたが、いつのまにか水島が姿を消していることに気づき、さすがに美意識が合わなかったかと冷や汗をかきます。

そこで金森は、水島が土屋の影響を受けていることを明かし、龍が少しウマ顔なのも土屋のデザインしたウマに引っ張られているからだといいました。

空飛ぶ○○

下田はニワトリの尾から生えた龍の顔を見て、恐ろしい事実に気がつきます。

「この龍の口ってもしかして、動物の身体でいうと…」

青ざめる下田に、金森は明るく答えました。

「肛門よ」

水島が怒って立ち去るのも当然だと感じた下田は、金森と木村が考えた生き物の設計について詳しく聞くことにします。

龍の口から火が出たらかっこいいと真剣に考えた二人は可燃性の尿でそれを解決できるのではと思い、龍の口を排泄口にするため、肛門と尿道が同じ設計になっている鳥類と龍を合体させたのだとか。

水島のデザインにもあった龍が手に持っている玉も再現されていますが、その玉は尿結石だそう…。

下田がだんだん水島を不憫に思い始めた頃、龍が突然爆発しました。

雲空の下で試作をしていたため、どうやら静電気によって引火してしまったようです。

同時に現れた水島は「龍のことを忘れてもらおう…」と目を光らせ、新生物の試作品を連れてきます。

それが「飛ぶヘビ」です。

空を泳ぐように飛ぶヘビを見て一同は驚きます。

滑空時に肋骨を広げて平べったくなることで飛行を可能にしていました。

水島にそう説明を受けていた時、下田は天啓を受けます。

「翼がないのに飛ぶ」動物として採用されたのです。

名を“トビヘビ”といいます。

urara

真の成長を見せつけた水島と、見せつけられなかった金森&木村でした。

その後、下田は再び天啓を受けます。

木村が書いていた星型のデッサンが完成し、採用されたのです。

名を“ヒトデ”といいます。

ヒトデは口だか肛門だかわからない穴から内臓が飛び出すと聞いた金森は、「失敗は成長の元ね…」と苦笑しました。

オスが母親でメスが父親?

試作を請け負っているエンジニアの火口は頭を抱えていました。

土屋が以前デザインして採用された“タツノオトシゴ”の絵に、不可解なことが書かれていたからです。

オスにおかあさん、メスにおとうさんと書かれたちぐはぐな内容に悩まされています。

土屋はその絵と文字を見て、「この字は…」と眉間に皺を寄せました。

実は、この字は土屋の幼い孫・ケンタが書いたものでした。

デザイン部にやって来たケンタは皆に歓迎され、土屋の孫バカも炸裂。

ケンタが描いたタツノオトシゴの落書きを褒め、このまま採用すると意気込みます。

困った火口はオスが母親でメスが父親だという根本的な矛盾に反論し、デザイン部の面々はこの矛盾を解決するためにアイデアを出し合います。

まず、木村はクマノミのように性転換するのはどうかと言いました。

クマノミは最初こそ皆オスですが、一番大きな個体がメスとなり、二番目に大きな個体とペアになって子孫を残すからです。

しかし、これだとオスが母親というには弱いのではないかと金森が首をかしげたので、一同は別室でしっかりと会議することにします。

ケンタの相手役として木村に指名された水島を残して、皆で別室に移動しました。

子供が苦手な様子の水島はケンタと二人きりの空気に耐えられず言います。

「…コーヒー、飲む?」

urara

水島とケンタは仲良くなれるのでしょうか…?

別室では会議が続いていました。

冥土は以前採用されたチョウチンアンコウに似ているのではと考えます。

チョウチンアンコウのメスはオスの身体よりもとても大きく、オスたちはメスの身体に噛みついて、くっ付いた状態で過ごします。

その後、身体が溶けて、メスと血管を共有して、やがて脳みそまで溶けて、精巣だけになり、メスの内臓として一体化するのです。

これをロマンチックだという冥土を一同は直視できず、やんわりと否定して次の意見交換に進みます。

タツノオトシゴの発案者である土屋は「オスに出産させる」と呟きました。

オスに育児用の袋を付けて、メスには卵を注入する管を付けます。

そして、メスがオスに卵を産み付け、オスが袋で育て、出産するのです。

この案で試作してみようと話が進んだその時、隣室からケンタの泣き声が聞こえてきました。

子供の発想力

ケンタの泣き声が聞こえ、一同は慌てて元の部屋に戻ります。

ケンタはブラックコーヒーを飲んで、その苦味に驚いて泣き喚いていました。

流れとはいえコーヒーを飲ませたことで、水島はケンタから敵対視されてしまいます。

水島は名誉挽回のため、ケンタがかっこいいと思う動物を造りだそうと奮闘します。

ケンタは個体でもかっこよくて、合体してもかっこいい動物を好むようでした。

水島はヘビ、金森はトリ、海原はアリクイ、木村はナマコ、冥土はイカと、それぞれがデザインした動物を持ち寄り、それらを合体させることに。

後半の二つが怪しいチョイスだったからか恐ろしい生き物が誕生しそうになりましたが、上田が急いでしまい、うっかり採用されることを防ぎました。

urara

神様の気まぐれで怪物が採用されたら困りますもんね…。

大慌ての大人たちをよそに、ケンタは合体した動物たちを見ることができて、すっかりご機嫌の様子。

一段落したかのように思えましたが、本当の困難はここからでした。

誰も新しい動物をデザインしていないのに、上田が天啓を受けたのです。

誰がどんな新生物を創造したのか…一同は顔を見合わせます。

すると、ケンタが試作室の中で落書きをして遊んでいたことが発覚。

同時に試作室の中から不穏な空気が漂い始めます。

なんと、ケンタは超巨大で超危険な生き物を爆誕させていたのでした。

神様も採用した後にやばいと気づいたのか、「何とかして」と依頼してきます。

一同は試作室の中に入ることもできず、自分たちの代わりに侵入しケンタの落書きを取ってこられる動物を創り出すことにしました。

頑丈な動物が良いとの考えからゴリラをベースにし、巨大なほうが良いとの考えからゴリラを巨大化させます。

ゴリラは巨大化した際に熱を身体に溜め込み、熱中症で倒れてしまったため、耳を大きくしてそこから熱を放出させられるようにし、さらに四足歩行に改造しました。

落書きを取ってこられるような器用さも必要だといって鼻を長く伸ばし、出来上がった作品は何と採用までされてしまいました。

名を“ゾウ”といいます。

ゾウが無事にケンタの落書きを取って戻って来たことで、事件は解決へと向かっていきます。

ケンタが絵のそばに書き込んだ「30m」という文字が「3cm」にも見えたので、下田は神様に向かって「30mではなく3cmだった」と告げました。

すると、神様も急いでその提案を快諾し、改めてケンタの落書きが採用となったのです。

名を“ハルキゲニア”といいます。

『天地創造デザイン部』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

過去のデザインに振り回されたり、子供の発想に振り回されたりと、大忙しの第3話でしたね。

古代カンブリア紀の代表的な生物である“ハルキゲニア”が登場したりと、ウィットに富んだ回でもありました。

次回はどんな生き物が誕生するのでしょうか。第4話も楽しみですね!

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