185㎝のスラリとした長身に、鍛え上げられた肉体、あどけなさを残すルックス。
竹内涼真は、爽やかイケメンとして人気沸騰中の俳優です。
2014年に『仮面ライダードライブ』の主演をオーディションで勝ち取り、2017年には朝ドラ『ひよっこ』に出演し、知名度を上げました。
2018年にはサッカーW杯のスペシャルサポーターにもなり、エランドール賞の新人賞や、日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、さらには日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた期待の若手俳優となりました。
そんな竹内涼真の、おすすめドラマを10作品紹介します。
目次
竹内涼真出演ドラマおすすめ10選
『テセウスの船』
『テセウスの船』は、2020年1月19日から3月22日までTBS系「日曜劇場」で放送されていました。
原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉の同名漫画で、「モーニング」29号でドラマ化を発表し、翌週発売の30号で最終回を迎えています。
ミルトモ 編集部
英雄・テセウスの船を後世に残すために朽ちた部品が全て新品に交換されることで、“この船は、同じ船と言えるのか?”という矛盾を問題提起するエピソードです。
過去を変えても、未来の家族は同じと言えるのかという難しい課題に、主人公は挑んでいきます。
主演を務める竹内涼真が失われた家族の笑顔を取り戻すために、父の事件を食い止めて過去を変えることに挑みます。
竹内涼真は、主人公の田村心を演じています。
心は、家族の運命を変えた警察官の父親が起こした連続毒殺事件の謎を追う青年です。
心と母親は父親が逮捕されてからずっと世間から後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきました。
ある日、心は最愛の妻から「お父さんを信じてみて」と言われ、拘置所にいる父に会おうと決めますが、昔の事件現場に向かうと突然の霧に包まれ過去にタイムスリップしてしまうのでした。
心がタイムスリップしたのは事件が起こる直前の平成元年、事件現場となる雪深い村でそこで目にしたのは自分の家族の温かく笑顔あふれる姿です。
心は父の事件を阻止すれば家族の笑顔を守れると考え、事件によって失われた家族の笑顔を取り戻すため「過去を変える」というタブーに挑む決意をします。
ミルトモ 編集部
背負ってきた悲しい運命と向き合う決心をした主人公が過去へタイムスリップすることで物語が動き出します。
そこでいろんな試練とがむしゃら立ち向かうことになりますが、一方でくすっと笑えるような、そして温かな家族の情景も描かれます。
ミステリー作品として、このドラマのいちばんのカギとなる「父親は、本当に殺人犯なのか」というところです。
過去へタイムスリップした主人公が過去を変えるためにがむしゃらに行動を始めるのですが、そこにはいろんな伏線があり、登場する人物それぞれが怪しく見えるなど毎回目が離せません。
冤罪を訴えて獄中にいる父は「本当に殺人犯なのか?」と父を信じたい部分と、「父親のせいで家族がバラバラになり、暗い人生をおくることになったんだ!」という怒りの部分と両極の想いを心は抱えていますが、タイムスリップして父と会うことで心の気持ちはすごく揺れます。
ミルトモ 編集部
タイムスリップして31年前の過去に戻るというありえない現象なのに、この世界観をリアルに感じ感情移入していってしまうところは、竹内の演技によるところが大きいと言えます。
“家族の絆”という視点でもたくさんの見どころがあり、過去のシーンで描かれる“温かな家族の情景”と、それによって揺れ動く心の心情はタイムスリップならではのもので気持ちを揺さぶられます。
ミルトモ 編集部
竹内と父親を演じる鈴木亮平とは、なんでも相談する仲のようです。
31年間、会ったこともない父親と遭遇するわけですから、鈴木演じる文吾との心の距離感をどう表現するかが重要で、その距離感で2人の関係性の見え方もガラッと変わってしまいます。
そこをとても自然に距離をつめていけているのは、2人の話し合いの賜物なのですね。
現場からチラ見せ👀✨第13弾
今日は1話のクライマックスの撮影❗️
胸が締めつけられるお芝居の連続で…撮影合間も2人ともいつも以上に真剣です…#テセウスの船#男たちの背中#背中で語る#背中シリーズ#竹内涼真#鈴木亮平 pic.twitter.com/IFQ5v2RNSC
— 日曜よる9時『テセウスの船』【公式】 (@theseus_tbs) December 12, 2019
鈴木演じる過去の文吾はユーモアがあって優しくて、そして村の人たちにも信頼されている理想の父親です。
そんな父を見て、心は父に“真実”を告げ、父を疑ったことを号泣しながら土下座謝罪します。
その迫真の演技に視聴者の絶賛の声が溢れました。
ミルトモ 編集部
竹内が持つイノセントな雰囲気と演技に取り組むひたむきな姿は主人公と見事なまでに合致します。
竹内が演じる田村心の家族を思う優しさ、逆境に立ち向かう強い姿を見ていると胸が熱くなってきます。
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『ひよっこ』
『ひよっこ』は、2017年度上半期に放送された有村架純主演のNHK「連続テレビ小説」です。
また、スペシャルドラマ『ひよっこ2』が2019年3月4夜連続で30分枠ドラマとして放送されました。
茨城県北西部の久那郡にある山あいの村・奥茨城村で生まれ育った米農家の長女・谷田部みね子(有村架純)は、地元を愛し、家業を手伝いながら青春を謳歌する高校3年生として登場します。
祖父の茂(古谷一行)と母・美代子(木村佳乃)、妹・ちよ子(宮原和)、そして弟の進(高橋來)と共に決して裕福ではありませんが家族仲良く幸せに暮らしていました。
高校卒業後は家業に専念するつもりだったみね子ですが、東京へ出稼ぎに行っていたはずの父・実(沢村一樹)の失踪が発覚すると父を探しながら家計を支えるため、急遽東京の企業へ集団就職することになります。
多くの仲間と出会い、成長し、力強く生きるみね子を通して日本の高度成長期を支えた名もなき人々にスポットを当てています。
竹内涼真は、佐賀県で代々製薬業を営む大企業「島谷製薬」の御曹司であり、ヒロイン・みね子の恋の相手となる大学生・島谷純一郎を演じました。
純一郎は慶応ボーイですが、これまで御曹司という身分ゆえにさまざまな偏見を持たれてきたことからどこか寂しさを抱える青年です。
自身の裕福な境遇を恥じてさえいます。
そんな純一郎とみね子は同じ「あかね荘」に住む住民という間柄で、決して好印象とは言えない出会い方をした2人でしたが、のちに恋人関係へと発展していきます。
ヒロインと恋仲になるという重要な役どころを演じた竹内は一躍時の人となりました。
ここでも持ち前の爽やかさは健在ですが、品の良さや少し影のある雰囲気もまとったキャラクターを魅力的に演じ、幅広い世代の女性たちを夢中にさせました。
ストーリーの展開上、途中で一度いなくなってしまった時は、多くの視聴者が“島谷ロス”に陥りました。
父親から家のために取引先の娘との結婚を望まれても家を捨てる決意をしてみね子とやって行きたいという意思を伝えますが、みね子に「お金がないということを分かっていない。家族を大切にしない人は嫌いです。」と告げられそのまま別れてしまったのでした。
2人の恋が一瞬で終わってしまい、再出演を望む声が多かったようです。
その意見を反映したのかは不明ですが、のちに再出演したときにはファンは喜びました。
ミルトモ 編集部
竹内自身は、連ドラにより、いろいろな先輩の演技を見て自分の演技の方向性を試したり、集中して真剣にやることが一番勉強になったそうです。
また、本番でどれだけ自分の考えてきたものが出せるか、瞬発力が勝負だということも学んだそうです。
『ひよっこ2』では、赤坂の洋食屋・すずふり亭で働きながら、おなじみのあかね荘でつつましい新婚生活を送るみね子とヒデの姿がありました。
竹内演じる島谷は、あかね荘の大矢・富さん(白石加代子)が見ていたテレビの中で登場します。
「製薬会社社長 島谷純一郎」のテロップとともに映し出され、会社の立て直しに成功したことをうかがわせました。
ミルトモ 編集部
島谷さぁ〜ん💕#ひよっこ2#竹内涼真 pic.twitter.com/DZ5Wi6UHNd
— なべ☆さん (@yu_ka_wa872) March 27, 2019
竹内涼真はこの2017年に、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる「第26回橋田賞」で橋田賞新人賞を受賞しました。
竹内は、『陸王』『ひよっこ』での演技について、「役柄に集中し、新鮮で若々しく真摯な演技は多くの視聴者の共感を呼んだ」と評価されました。
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『過保護のカホコ』
『過保護のカホコ』は、2017年7月期、日本テレビ系水曜ドラマ枠で放送されました。
そして、2018年9月『過保護のカホコ〜2018 ラブ&ドリーム〜』のタイトルで連ドラ終了の1年後を舞台にしたスペシャルドラマが放送されました。
主人公の高畑充希演じる根本加穂子は、お姫様のように育てられ、自分のことが自分で決められない過保護に育てられた女子大生です。
そんな加穂子がある日出会ったのは竹内涼真演じるカホコの過保護ぶりを指摘したり、批判したりする同じ大学の麦野初でした。
視聴者の言いたいことをズバリ言ってくれることと、さりげない優しさを持ち合わせる麦野初のキャラが人気を呼びました。
ミルトモ 編集部
現代の日本が生んだ過保護の象徴のようなカホコは、何から何まで親の庇護のもと、温々と生きてきました。
21歳にしてアルバイトもしたことがない、1人で服を選べない、送迎付きで駅まで歩いた事がない、そんな、ないないづくしのカホコに竹内演じる初は言うのです。
「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」と。
これをきっかけに、カホコの「自分探し」が始まり、毎回「こんなの初めて!」な経験を通して自分の中に眠っていた本当の“力”が、家族の問題を次々と解決していきます。
初はカホコと同じ大学に通い、画家を夢見ながら日々ピザの配達などアルバイトに精を出す独立心旺盛な美学生です。
しかし実は父親を幼い頃に亡くし、7歳の時には「ごめんね」と書かれた手紙とおにぎりを残し母親が失踪した後は高校卒業までを児童養護施設「翔光園」で過ごし、奨学金で大学へ進学した超苦労人でもありました。
第1話では、初から投げられた「何のために働くのか?」という問いに答えが見つけられないでいたカホコは、改めて初に働く目的を問い返すと、自分の絵の才能と将来に不安を感じていた初は、カホコの透き通った瞳に答えられず、苦し紛れに「働いたこともない奴にはわかるわけがない」と、労働経験のないカホコに自分のアルバイトを押し付けます。
この初との出会いが、今まで眠っていたカホコの「本当の力」を目覚めさせるのでした。
第5話終盤では、必死なカホコの姿に胸打たれた初が、カホコをお姫様抱っこします。
さらにカホコを自宅に送り届けた際、カホコの母・泉(黒木瞳)から「もう会わないで」と言われた初が両親に対し「お2人が娘さんをかわいいと思う理由がやっとわかりました」「できれば交際を許してほしいと思ってます」と力強くカホコへの想いを“告白”しました。
ミルトモ 編集部
第8話では大号泣しながらカホコへの思いを語ったシーンも、コチラの想像の上を行く初に心をわしづかみにされました。
ミルトモ 編集部
家庭環境などから少し暗い面を秘めているかと思えば、おせっかいと優しさの絶妙なバランスでカホコに接するところは大きな人気の秘密なのかもしれません。
また、ピュアで世間知らずなカホコのコッテリした口調に対し、初のあっさりとした物言いは絶妙なバランスを生んでいました。
ミルトモ 編集部
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『陸王』
『陸王』は、2017年TBSの日曜劇場枠で放送されました。
原作は池井戸潤の同名小説で、日曜劇場では『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続き、4作品目となります。
主演は役所広司で、足袋作り百年の老舗が会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む、感動の企業再生ストーリーです。
主人公の宮沢紘一は埼玉県行田市にある老舗足袋製造会社「こはぜ屋」の4代目社長です。
年々先細る足袋需要の中、考え始めたのは新規事業への参入でした。
その事業とは、これまで培ってきた足袋製造の技術を生かした「裸足感覚」のランニングシューズを開発することです。
ミルトモ 編集部
竹内涼真は物語のキーパーソンとなる陸上選手・茂木役をオーディションで勝ち取り熱演しました。
茂木は、ダイワ食品陸上部に所属する陸上選手で、箱根駅伝5区を走った期待の新人として注目される中、豊橋国際マラソンレースでは太ももを痛めてしまいます。
このレース以降、故障の原因となったフォーム改良に取り組み、シューズの質の良さから紘一らにサポートを依頼することとなりました。
プロサッカー選手を目指していた竹内は、ランナー経験はないとはいえ、アスリート経験は長いし、サッカー選手時代も相当走っていたはずです。
それでもマラソン選手の走り方の基礎を身に付けるため、3ヶ月ほど前からランニングとフォームを練習しました。
ミルトモ 編集部
役作りへのストイックさには脱帽です。
「スポーツをやっているかどうかはパッとみただけで分かりますから。雰囲気だけでも近づけて、スポーツをやっている人、これからやろうかなと考えている人にスポーツの面白さを感じてもらえるようにしたいです」と目標が高い竹内です。
また、竹内の追い詰められていく演技はピカイチでした。
終始哀し気な表情を浮かべ、グラウンドで地面にはいつくばって感情を露わにするなど、いまだかつてないほど感情の起伏の激しかった茂木を熱演しました。
ミルトモ 編集部
竹内は茂木の役作りに関しては「キャラっぽくはしたくない」「走った後のセリフだったらある程度息を上げたり、そういうことをリアルにやっていきたい。あまり作り込まずに、場面場面の気持ちでやりたい」と、一つ一つのシーンに魂を込めています。
ロケ現場でも、数千人規模のギャラリーに動じることもなく、カメラの前では淡々と“茂木”であり続けました。
ミルトモ 編集部
『ひよっこ』や『過保護のカホコ』とは一転、本気の走りで骨太な魅力を発揮しました。
同世代の若手俳優の筆頭株である山﨑賢人や佐野岳らもいる中で、人々の出会いと奮闘の中核的役割をまっとうしました。
ミルトモ 編集部
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『ブラックペアン』
『ブラックペアン』は、2018年4月期TBSの「日曜劇場」枠にて放送された医療エンターテインメントドラマです。
主演は嵐の二宮和也、原作は海堂尊による『新装版 ブラックペアン1988』です。
主人公の渡海征司郎(二宮和也)は、東城大学医学部付属病院総合外科学教室のヒラ医局員です。
論文を書かないため出世はしていませんが、手術成功率100%を誇る天才的な手技を持つ外科医です。
腕のない医師を嫌い、その傲慢な性格と言動が原因で常に周囲との衝突が絶えない通称「オペ室の悪魔」です。
そんな渡海がメスを握る当病院に、外科医の腕を全く必要としない最新の医療器具が持ち込まれ、新しい手術の形として導入されようとしていました。
しかしこの新技術導入には何か裏があるのでは?と疑い、反対する渡海の戦いが始まります。
竹内涼真は、佐伯外科の初期研修医1年目の世良雅志役を演じました。
あることをキッカケに渡海が指導医となったことで、世良の研修医生活は一変します。
熱い気持ちで医療と向き合っており、患者を“モノ”として扱う渡海のやり方に嫌悪感を抱きますが、“命を救う”という医師の使命を果たせるのは、自分ではなく渡海だという現実に打ちひしがれます。
ミルトモ 編集部
第1話から、世良が渡海に土下座をして「悔しいけどあなたしかいないんです」というシーンがあります。
東城大に入って間もない世良が「渡海先生に任せれば助かる」という気持ちを持っていたということは、その時点ですでに心臓外科医としての尊敬が生まれていたのです。
ミルトモ 編集部
世良は患者さんを救うかっこいい医師に憧れを持っているのですが、東城医大に来てそんな気持ちを周りの大人たちに簡単に壊されてしまいます。
要領もよくないし、いつも周りに翻弄されてしまいますが、人に対する優しい気持ちは持っていて純粋です。
ミルトモ 編集部
竹内は医療ドラマに出演するのが初めてなので、手術シーンも初体験でした。
何より表情が難しく、手術着ではマスクで目しか見えないので、どこまでやったらいいかを探りながら演じたそうです。
ミルトモ 編集部
『仮面ライダードライブ』
『仮面ライダードライブ』は、2014年10月から1年間、テレビ朝日系列で毎週日曜朝に放送された、東映制作の特撮テレビドラマです。
キャッチコピーは、「この男、刑事で仮面ライダー!!」。
竹内涼真演じる主人公・泊進ノ介は、警視庁・特状課の巡査です。
以前は熱血漢のあるエリート刑事でしたが、島流しを意味する特状課に配属となってからはやる気を失っていました。
過去にある事件で同僚刑事を再起不能にしてしまったというトラウマがあります。
しかし、ドライブドライバーと出会い、仮面ライダードライブになることで新たな目標を見出します。
そんな進ノ介の片腕としてアシストするのは美人巡査で、仮面ライダードライブの正体を知る詩島霧子(内田理央)。
そしてチェイス/仮面ライダーチェイサー(上遠野太洸)、霧子の実の弟・詩島剛/仮面ライダーマッハ(稲葉友)らとともに仮面ライダーとして戦いに向かいます。
『仮面ライダードライブ』は、バイクではなく車に乗るというのが話題になりました。
ミルトモ 編集部
歌が得意だという竹内が、上遠野太洸、稲葉友と歌う「Spinning Wheel」が劇中で流れる回もあります。
本作は竹内にとってデビュー以前より掲げていた目標、「仮面ライダー役を演じる」という夢が叶った作品です。
ミルトモ 編集部
この時の竹内は演技の経験があまりなく、監督の石田秀範にダメ出しされてばかりの日々だったと言います。
しかし、監督の言葉を自分なりに考え、主役として奮闘しつづけた結果、竹内の演技はみるみる上達します。
ミルトモ 編集部
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『時をかける少女』
『時をかける少女』は、2016年7月期日本テレビで放送されました。
原作はこれまで何度も映像化されている、筒井康隆のSF作品です。
2016年版は、最大の特徴として未羽と同じ高校3年生でありながら実は2122年から来た研究者で未来人のケン・ソゴルこと深町側からみたオリジナルストーリーを筒井氏も快諾の上で展開していきます。
時を自由に超える能力を身に付ける高校3年生の少女・芳山未羽を黒島結菜、未羽のクラスメイト・深町翔平を名乗り、正体は2122年からやってきた研究者であるケン・ソゴルをSexy Zoneの菊池風磨が演じています。
ひと夏の切ない恋と青春が展開します。
将来に悩みながらも、能力を通してさまざまな経験をすることで、自分を見つめなおしていく未羽と、高校生として初めての「授業」や「学校祭」など思い出が増えていくたび、最初はただ利用するつもりだった未羽や友達、先生や家族たちへ愛着を感じ始め、みんなの語る「夢」や「友情」や「思い出」をうらやましく思い始める深町…。
双方の視点が物語に深みを持たせています。
そんな中で、竹内涼真が演じるのは、芳山未羽と深町翔平のクラスメイトで、幼なじみの浅倉吾朗です。
時かけの思い出…
今夜で最終回です。見所は沢山ありますが、今日の5話はこのドラマに関わった皆さんの愛が詰まってます😊2016年僕らの『時をかける少女』のラスト❗️是非ご覧ください❗️#時をかける少女 撮影 #未羽 pic.twitter.com/Dhf4GUyOTI
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) August 6, 2016
タイムリープ能力を手に入れた未羽と、未来から来た翔平との三角関係に悩む吾朗。
ミルトモ 編集部
吾朗は人懐っこく、スポーツ万能・成績優秀で優しいため学校ではかなりの人気者ですが、実は物心ついてからずっと未羽のことを一途に思っています。
けれども、いまではすっかり兄妹のような関係になっており、それが悩みの種です。
将来は「家業の理髪店を継ぐ」と決めていますが、周りの大人たちからは「大学にいくべき」「医学部を目指せ」と言われています。
未羽が深町に惹かれていることは気づいていますが、自分にとっても「大切な親友」である深町に、複雑な気持ちを持っているのです。
ミルトモ 編集部
時をかける能力をもってしまった少女と、未来からやってきた少年にはさまれた、唯一『フツーの人間』、だからこそ視聴者に一番近い目線をもった大事な役・吾郎。
彼を演じる竹内が、なぜか一番光って見えました。
『下町ロケット』
『下町ロケット』は、2015年TBS系の「日曜劇場」にて阿部寛主演で放送されたテレビドラマです。
原作は『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』などを手掛けた池井戸潤による同名小説シリーズです。
2018年には、第2シリーズも放送されました。
主人公の佃航平(阿部寛)は、元宇宙科学開発機構の研究員です。
しかし自分が開発したエンジンの不具合によりロケットが墜落し、打ち上げに失敗したことから責任を取らされ辞職します。
その後父親が遺した下町の工場、「佃製作所」を継ぎ2代目の社長に就任しました。
佃製作所では、主に小型エンジンの開発や販売を行なっています。
しかしロケットへの夢を捨てきれない航平は佃製作所にてロケットエンジンに必要不可欠なバルブシステムを研究し開発することを決意し、開発したシステムが見事採用され、ロケットの打ち上げも成功しました。
第2シリーズでは、元従業員の真野賢作(山崎育三郎)から重度の弁膜症で苦しむ子供たちを救うべく、新型の人工弁「ガウディ」を開発する「ガウディ計画」に協力してほしいとの要請を受け、取り組むことになります。
竹内涼真は、2015年の第1シリーズから「佃製作所」技術開発部の若手技術者・立花洋介として熱演を見せていました。
その後人気に火が付きましたが、第2シリーズでもあくまで脇役として登場します。
とはいえ、少ない登場シーンでは緊張感あふれる重要なセリフを語ったり、男らしさを感じる胸キュンポイントも随所に見られ、きっちりファンの心をつかんでいる演出は見事です。
ミルトモ 編集部
竹内演じる立花は「ガウディ開発チーム」の若手技術者で真っ正直過ぎるため冗談が通じない所はあるものの、仕事に対しては決して手を抜くことがない男です。
若くして「ガウディ計画」のチームリーダーとなったことで、その重責を感じながらも、ただ実直に開発に没頭していきます。
ミルトモ 編集部
主演の阿部寛は「前作には若手が多数出演していましたが、目の奥に光るものが違った。とにかく集中力があり、絶対伸びてくると思った」と竹内のブレイクを予想していたことを明かしています。
安田顕は「竹内がいる場所ではギャラリーから大歓声が上がるため、彼がどこにいるのかすぐに分かる」と彼の人気を裏付けるエピソードを語りました。
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『THE LAST COP/ラストコップ』
『THE LAST COP/ラストコップ』は、2015年制作の日本のテレビドラマです。
日本テレビと動画配信サイト『Hulu』との共同制作によるもので、2016年に連続ドラマ化されました。
唐沢寿明が主演を務める刑事アクションコメディで、毎回ハチャメチャな展開や重力無視のアクションが話題となりました。
1985年、刑事・京極浩介(唐沢寿明)は凶悪犯・カグラを追い詰める際、仕掛けられていた爆弾の爆発に遭い昏睡状態に陥りました。
30年後の2015年、昏睡から目覚めた浩介は刑事に復職しましたが、価値観や知識は1985年当時のままで、周囲を困らせながらも数々の事件を再び解決していきます。
そんなドラマの中で、なんとも不思議な輝きを放っている人物が、竹内涼真演じる若山省吾です。
ストーリーの序盤では、窪田正孝演じる望月亮太と同期でありながら県警本部勤務のエリート刑事でした。
しかし、第3話くらいからキャラが崩壊し始め、終盤には腹踊りを披露します。
好意を寄せていた桜井日奈子演じる三島菜々子からは「キモ山」と呼ばれるようになってしまいます。
また、いろいろな人にお尻をわしづかみにされています。
ミルトモ 編集部
竹内自身は「僕にとっては若山もある意味変身ですよ。だんだんキャラクターが崩壊してますけど。見ている方に「かわいい!」って思っていただければいいんですけどね。」と語っています。
第3話では、バーベキューのシーンでもっちゃんに協力してもらいながら菜々子を落とそうとしていますが、気持ち悪さ全開でした。
第7話では、違法のファイトクラブが催されているという噂の、とある地下クラブに潜入するのですが、そこで亮太と若山は参加選手と勘違いされリングに上げられてしまい、なぜかリング上で闘うことになってしまうのです。
ミルトモ 編集部
現場では台本を読んで自分でこうだと決めていても現場で実際に演じるとまた違いますが、特に『THE LAST COP/ラストコップ』は唐沢のアドリブであったり、その場で生まれることが多いので、柔軟性を意識するようにしていたそうで対応力が培われた現場だったようです。
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『スミカスミレ 45歳若返った女』
『スミカスミレ 45歳若返った女』は、2016年1月期テレビ朝日系で放送されました。
原作は高梨みつばが「Cocohana」(集英社)で連載する同名漫画です。
子どもの頃から家業の手伝い、祖母の介護と家事のために大学進学もあきらめ、その後も父母の介護を勤め、恋愛経験も男性経験もなく独り身のまま60代になってしまった如月澄(松坂慶子)が、化け猫・黎(及川光博)の不思議な力で20歳に若返り如月すみれ(桐谷美玲)として大学に通い始め、初めての恋をするなど青春を謳歌し人生をやり直す物語です。
若返りは普通に考えたらありえないことですが、すみれのように人生をやり直したいと思うことは、だれにでも経験があることです。
ミルトモ 編集部
竹内涼真は、すみれが通う椿丘大学で、同じゼミに所属する2年生・辻井健人役を演じます。
もうすぐ スミカスミレ 第2話始まるよ✨✨‼️ pic.twitter.com/quTPBdSqrK
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) February 12, 2016
すみれの初恋の相手となる真白勇征(町田啓太)の親友で、同じアルバイトをしています。
2人のピュアな恋のお助け役になるかもしれない役どころです。
竹内は、男らしいヒーローのような役が2作続き、大人っぽく見せようと背伸びしていたところもあったそうですが、このドラマでは初の等身大の大学生役です。
竹内演じる辻井は明るい性格で、盛り上げを買って出るようなキャラクターです。
テンションが高い時の竹内に近いそうで、体当たりで演じています。
辻井は、真白と常に学校で一緒にいる親友で全く格好をつけない素直な子です。
辻井君でスミカスミレの取材✨
辻井みたいに、だいったいスウェットパンツで学校くるやつっているよね😂 pic.twitter.com/mLs1q8Npyr
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) February 10, 2016
ミルトモ 編集部
また、辻井は話を聞いているようで聞いていなかったり、セリフがない時にぶつぶつしゃべってしまいます。
加えて辻井は話を聞いていないのに、途中から話に入っていけちゃう子です。
そういう人間は嫌われるか嫌われないかのギリギリの分かれ道にいるので、竹内の演技はその微妙なところを攻めていってます。
「 #スミカスミレ 45歳若返った女」
今夜11時15分 ※一部地域をのぞく
竹内涼真さん演じる辻井が、壁ドンされちゃいます♫写真では、小池里奈さんと谷川りさこさんに追い詰められています(笑)壁ドンされた後の台詞にもご注目下さい! pic.twitter.com/MpS1uGOTmI— 『スミカスミレ』ドラマ公式アカウント (@sumikasumire_d) February 26, 2016
また竹内はエキストラやの大学生役の人とも一体感が生まれないと大学生活を満喫しているという感じに見えないので、率先してコミュニケーションを取っていたようです。
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竹内涼真出演ドラマおすすめ10選・まとめ
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) July 12, 2019
- 『テセウスの船』
- 『ひよっこ』
- 『過保護のカホコ』
- 『陸王』
- 『ブラックペアン』
- 『仮面ライダードライブ』
- 『時をかける少女』
- 『下町ロケット』
- 『THE LAST COP/ラストコップ』
- 『スミカスミレ 45歳若返った女』
ここまで竹内涼真のおすすめドラマを紹介してきました。
キャリア10年もたっていないのにここまで多彩な役柄と出演歴を持っているのはすごいです。
そしてそんなここまで竹内涼真の今後の出演作品ですが、
吉田修一の同名小説を映画化した藤原竜也とのW主演映画『太陽は動かない』が2020年に公開予定!
また、連動してWOWOWドラマ『太陽は動かない』も放送されます!
今後も大人気実力派俳優竹内涼真に注目です!